経営のスピードと変化に応える
      システム基盤をつくる
-今こそ、運用の戦略化とライフサイクル管理の確立を-


  2003年2月7日 お客さま流用用資料



                    札幌スパークル(株)
                             桑原 里恵
                 Twitter@SatoeKuwahara
主旨に代えて-エンタプライズ・マネジメントの現場から

   企業ITの運用と維持管理 “エンタプライズ・マネジメント”
    エンタプライズ・マネジメントのトップ企業として
         システムとビジネスの変化を経験、実感
            「ビジネスとシステムが一体化する今日、
              利用を支える運用の役割は極めて重要
              それに見合う地力をつくる戦略性が求められる」
            「運用の使命はコスト削減だけではない。
              経営の要求に速やかに応え、ビジネスを支える
              システム利用環境の提供にある」
                 「運用基盤」のあり方も変わる
                 その姿と解決策を考える=本日の主旨

2003年2月7日               1         ©2003 SapporoSparkle kk
ビジネスを止めない-Business Continuityへの要求


   ビジネスと一体化するシステム
            -システムの用途と内容が変わる     テクノロジーは、
            -システムの範囲と対象組織が変わる    進化し続ける
            -システムの利用形態が変わる
               ビジネスへの影響度が高まる
                ;システムの停止がビジネスのダメージに直結
               システムの複雑度と多様性は増大する
                ;労働集約型の運用では対応しきれない

    「ビジネスを止めないシステム-Business Continuity」
         その実現に、高度な運用技術とシステム基盤
2003年2月7日               2            ©2003 SapporoSparkle kk
ビジネスを止めない、コスト削減・・・運用の課題を技術基盤で解決


  運用に迫られる課題
   ビジネスを止めない + コスト削減
            運用改革へのアプローチ
            従来;労働集約型、一部のツールと人に依存
            運用改革へのアプローチ
            これからは;運用を支える技術基盤で解決


              運用の進化をテクノロジーで考える
               『もっと戦略的に、根本的に』
2003年2月7日             3      ©2003 SapporoSparkle kk
運用の技術基盤に求められる5つの条件

    1. トラブルの発生を早期に探知し、
         その速やかな修復を支えるテクノロジー
    2. システムにトラブルが発生しても、
         「ビジネスを止めない」テクノロジー
    3. システムの実行状況やサービスレベルを常に
         管理し、トラブルを未然防止するテクノロジー
    4. システム全体の管理と運用機能を統合し、
          シンプルな運用基盤を実現するテクノロジー
    5. システムと利用に関わる状態を可視化し、
          「変化の兆し」に即応できるテクノロジー

2003年2月7日        4         ©2003 SapporoSparkle kk
「しかし、それでもシステムは動いている」


    「ビジネスを止めない」ことの重要性
                しかし、今の運用基盤でも
                  何とか動いているという現実


            本当の切迫感はどこにあるのか?
              -何が運用基盤の強化を求めているのか

               「ビジネスを止めない」だけでは
            今のビジネスとITの可能性に対応しきれない!

2003年2月7日             5           ©2003 SapporoSparkle kk
もうひとつの運用を巡る課題
      「信頼性がシステムの価値を最大化する」

   経営のもうひとつの危機感     運用を巡る課題
    「システム本来の可能性に
      システム基盤と運用技術の両方が合っていない」
    従来よりも、はるかにミッションクリティカルで、しかも
     機密性の高い情報を扱うシステム
    ・グローバルをリアルタイムに統合するERP
    ・サプライヤーの基幹系に連携するSCM
    ・顧客に直接サービスを提供するCRM
    ・設計情報をコラボレーションするPLM etc.
    『今のアプリケーションの狙いや可能
      →これらは今の運用基盤で本当に実用できるのか?』


2003年2月7日         6         ©2003 SapporoSparkle kk
効率化と信頼性の「守り」からシステムの価値を最大化する「攻め」へ


    今日のテクノロジー     システムの可能性は
    ビジネスのニーズ       大きく広がる


               これに見合う運用の基盤をつくる
             『信頼性がシステム価値を最大化する』

      従来 「ITは経営に何ができるか」
      今  「経営はITに何を求めるか」
             信頼性向上による価値最大化は、
             経営貢献になる

2003年2月7日         7        ©2003 SapporoSparkle kk
本日のメッセージ-まとめ 「運用が主役→もっと戦略化を」


    「ビジネスを止めない」システムを実現する
    信頼性の向上が
      「システム本来の価値」を最大化する


       ビジネスとシステムが一体化する時代
          この実現を支えるのは運用 『運用が主役』
            運用はもっと戦略的であるべき
            運用の改革にはテクノロジーが
               もっと貢献できる
2003年2月7日          8         ©2003 SapporoSparkle kk
運用の改革はテクノロジーから考える
     今の運用基盤で「現実に起きている問題」

    「ひとたびトラブルが起きると、
     原因や影響範囲の特定に手間取り、
     リカバリーに非常に時間がかかる」
    「サーバーを1台追加するだけでも、
     インフラや運用の設定修正に時間がかかる」
    「トラブル発生や非常時運用の状況を、
     エンドユーザー組織に速やかに伝達できず、
     ビジネスの現場を混乱させる」
     運用基盤は持っていても、実践場面で問題が起きる
2003年2月7日        9         ©2003 SapporoSparkle kk
運用強化のアプローチが変わってきている

   従来のアプローチ 完全を追求する固い運用
      ・できる限り正確に利用条件を想定
      ・絶対に落ちない固いシステムを追求
      ・厳密で精緻な利用ルールを想定
        想定がずれたり、不慮のことが起きると反応できない
        変化の時代のビジネスに合わない・・・
   そこで今のアプローチでは・・・ 即応性を追求する柔軟な運用
            ・想定の変化を察知し、即応できる運用テクノロジー
            ・トラブルの未然防止(予防)と
                トラブルでもビジネスを止めない運用テクノロジー
            ・ルールの変更にも柔軟に反応できる運用テクノロジー

2003年2月7日               10         ©2003 SapporoSparkle kk
具体策①システムと利用状態を可視化
     変化の兆しを敏感に察知し、即応する

    可視化;プロファイルとトラッキングのデータ化
            計画実行と統合化                可視化            評価→改善


        サポ                     利用誘導
        ーー
        ビタ         ビジネス・
        スル      プロセス・マネジメント              ビジネス
        統に
         よ                     実行データ     プロセス
        合る                                管理        利用評価
         ア                                         リテラシー管理
         プ
         リ      アプリケーション
        統ケ                     アプリケーション アプリケーション
        合ー                       データ
         シ
         ョ
         ン       データベース

            統
            合
            環      環境                     システム
            境                  実行データ      プロセス
                                           管理      サービスレベル   可視化
                  セキュリティ                            マネジメント
            運                            システム
            用    データマネジメント     リソースデータ    と運用
            統   稼働管理・パフォーマンス
            合
                オペレーション・構成管理   未然防止




2003年2月7日                                   11                ©2003 SapporoSparkle kk
具体策② 利用条件のズレを前提にした運用テクノロジー

   例えばストレージのソリューション
    ;早い読み書き、統合化、自動化、安全性 etc
         それだけでは足りない
    ① リソースの監視
                       利用条件がずれても、
      異常や変化への警告
                        リソースを最適化
      状況分析と予測


    ② 即時切りかえ           トラブル発生時にも
      データリストア           ビジネスを続行



2003年2月7日         12               ©2003 SapporoSparkle kk
具体策③ 管理の穴や監視の穴をつくらない

   例えばモバイル環境の適用
    ;よりミッションクリティカルな入力系業務に
    ;より自由かつ柔軟な利用環境へ
          モバイルにも他と同等の信頼性が必要

    ①モバイルがアクセスするポータルに
     「ホスト並み」の信頼性を確保する運用テクノロジー

    ②モバイル・ローカル状態での利用内容を、随時、
     サーバと同期・整合するしくみとテクノロジー

    ③モバイル利用からのデータ漏洩を防ぐセキュリティと運用

2003年2月7日         13          ©2003 SapporoSparkle kk
経営の価値観が、さらに新たな「運用の視点」を求める

            ひとつの視点    ここまでの話

      今日の技術          システム本来      これを支える
     ビジネスのニーズ         の可能性      運用基盤の条件

                                 実現する技術
                        技術が刺激
       もうひとつの視点

                      システムに      これを支える
            経営の価値観
                     求められる特性    運用基盤の条件

                                 実現する技術
                        技術が刺激

2003年2月7日                14         ©2003 SapporoSparkle kk
経営の価値観①変化と成長に強いシステム
     スピーディに稼働し、変化と成長し続ける運用

  『構築時の完成度よりも
    実現のスピードと変化や成長力がほしい』
    ;「スピード=開発生産性」「変化=保守性」とは限らない
    ;運用基盤によって変化と成長への対応力は変わる

       ① 既存のシステム資産をいかして、
        新たなシステムを統合する運用テクノロジー
       ② 組織やルールの変化にも、
        運用条件を速やかに反映できる運用テクノロジー
       ③ システムの稼働や移行による
        ダメージをビジネスに与えない運用テクノロジー

2003年2月7日         15         ©2003 SapporoSparkle kk
経営の価値②ROIを最大化
     利用期間を通して利用価値を最大化する運用

     ROIの最大化        利用と効果の最大化
                    コストの最小化
        構築だけでなく利用期間を通して
         システム状態と利用価値を最大化 = 運用が主役を担う
           『システム・ライフサイクル・マネジメント』
                    ライフサイクルを想定                最大化
                               利益(効果)
            コスト(構築)           コスト(運用・利用・保守)
                   最小化                       最小化

       検討     構築         稼働     保守      成長    再構築
                               (変化)
                運用・利用に強い
                                               運用
                                        利用
2003年2月7日                        16                ©2003 SapporoSparkle kk
システム・ライフサイクルの視点から
     運用基盤に求められる新たな条件


    1.「ビジネスを止めない」
    2.信頼性によって
      システム本来の価値を発揮       運用基盤
                           への要求
    3.経営の価値観への対応力
       「スピード、変化と成長」
    4.コストの削減からROIへ
                         今、求められる
    5.システムのライフサイクルを      運用の戦略化
       通して常に最適化          運用の技術確立

2003年2月7日           17      ©2003 SapporoSparkle kk
まとめとして;-これからの運用基盤は「どこが違うのか」

                                     かつては
    - 一度つくったらほとんど変化しないシステム
    - 「運用の限界」がシステム・ニーズの限界に
    - 完璧を追求した固い運用基盤とルール

 今          想定しきれない      ・システムと利用状態を
 で          完璧は求めきれない      可視化するしくみを確立
 は          常に変化しつづける    ・異常や不慮に即応する運用
            スピードと成長      ・想定のズレを前提にした運用
                         ・全体をシンプルに統合して
                           柔軟性を高めた運用基盤
             テクノロジーで
                         ・既存システム資産を生かして
              運用を改革
                           統合する運用基盤

2003年2月7日               18        ©2003 SapporoSparkle kk

経営のスピードと変化に応えるシステム基盤をつくる 桑原里恵

  • 1.
    経営のスピードと変化に応える システム基盤をつくる -今こそ、運用の戦略化とライフサイクル管理の確立を- 2003年2月7日 お客さま流用用資料 札幌スパークル(株) 桑原 里恵 Twitter@SatoeKuwahara
  • 2.
    主旨に代えて-エンタプライズ・マネジメントの現場から 企業ITの運用と維持管理 “エンタプライズ・マネジメント” エンタプライズ・マネジメントのトップ企業として システムとビジネスの変化を経験、実感 「ビジネスとシステムが一体化する今日、 利用を支える運用の役割は極めて重要 それに見合う地力をつくる戦略性が求められる」 「運用の使命はコスト削減だけではない。 経営の要求に速やかに応え、ビジネスを支える システム利用環境の提供にある」 「運用基盤」のあり方も変わる その姿と解決策を考える=本日の主旨 2003年2月7日 1 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 3.
    ビジネスを止めない-Business Continuityへの要求 ビジネスと一体化するシステム -システムの用途と内容が変わる テクノロジーは、 -システムの範囲と対象組織が変わる 進化し続ける -システムの利用形態が変わる ビジネスへの影響度が高まる ;システムの停止がビジネスのダメージに直結 システムの複雑度と多様性は増大する ;労働集約型の運用では対応しきれない 「ビジネスを止めないシステム-Business Continuity」 その実現に、高度な運用技術とシステム基盤 2003年2月7日 2 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 4.
    ビジネスを止めない、コスト削減・・・運用の課題を技術基盤で解決 運用に迫られる課題 ビジネスを止めない + コスト削減 運用改革へのアプローチ 従来;労働集約型、一部のツールと人に依存 運用改革へのアプローチ これからは;運用を支える技術基盤で解決 運用の進化をテクノロジーで考える 『もっと戦略的に、根本的に』 2003年2月7日 3 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 5.
    運用の技術基盤に求められる5つの条件 1. トラブルの発生を早期に探知し、 その速やかな修復を支えるテクノロジー 2. システムにトラブルが発生しても、 「ビジネスを止めない」テクノロジー 3. システムの実行状況やサービスレベルを常に 管理し、トラブルを未然防止するテクノロジー 4. システム全体の管理と運用機能を統合し、 シンプルな運用基盤を実現するテクノロジー 5. システムと利用に関わる状態を可視化し、 「変化の兆し」に即応できるテクノロジー 2003年2月7日 4 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 6.
    「しかし、それでもシステムは動いている」 「ビジネスを止めない」ことの重要性 しかし、今の運用基盤でも 何とか動いているという現実 本当の切迫感はどこにあるのか? -何が運用基盤の強化を求めているのか 「ビジネスを止めない」だけでは 今のビジネスとITの可能性に対応しきれない! 2003年2月7日 5 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 7.
    もうひとつの運用を巡る課題 「信頼性がシステムの価値を最大化する」 経営のもうひとつの危機感 運用を巡る課題 「システム本来の可能性に システム基盤と運用技術の両方が合っていない」 従来よりも、はるかにミッションクリティカルで、しかも 機密性の高い情報を扱うシステム ・グローバルをリアルタイムに統合するERP ・サプライヤーの基幹系に連携するSCM ・顧客に直接サービスを提供するCRM ・設計情報をコラボレーションするPLM etc. 『今のアプリケーションの狙いや可能 →これらは今の運用基盤で本当に実用できるのか?』 2003年2月7日 6 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 8.
    効率化と信頼性の「守り」からシステムの価値を最大化する「攻め」へ 今日のテクノロジー システムの可能性は ビジネスのニーズ 大きく広がる これに見合う運用の基盤をつくる 『信頼性がシステム価値を最大化する』 従来 「ITは経営に何ができるか」 今 「経営はITに何を求めるか」 信頼性向上による価値最大化は、 経営貢献になる 2003年2月7日 7 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 9.
    本日のメッセージ-まとめ 「運用が主役→もっと戦略化を」 「ビジネスを止めない」システムを実現する 信頼性の向上が 「システム本来の価値」を最大化する ビジネスとシステムが一体化する時代 この実現を支えるのは運用 『運用が主役』 運用はもっと戦略的であるべき 運用の改革にはテクノロジーが もっと貢献できる 2003年2月7日 8 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 10.
    運用の改革はテクノロジーから考える 今の運用基盤で「現実に起きている問題」 「ひとたびトラブルが起きると、 原因や影響範囲の特定に手間取り、 リカバリーに非常に時間がかかる」 「サーバーを1台追加するだけでも、 インフラや運用の設定修正に時間がかかる」 「トラブル発生や非常時運用の状況を、 エンドユーザー組織に速やかに伝達できず、 ビジネスの現場を混乱させる」 運用基盤は持っていても、実践場面で問題が起きる 2003年2月7日 9 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 11.
    運用強化のアプローチが変わってきている 従来のアプローチ 完全を追求する固い運用 ・できる限り正確に利用条件を想定 ・絶対に落ちない固いシステムを追求 ・厳密で精緻な利用ルールを想定 想定がずれたり、不慮のことが起きると反応できない 変化の時代のビジネスに合わない・・・ そこで今のアプローチでは・・・ 即応性を追求する柔軟な運用 ・想定の変化を察知し、即応できる運用テクノロジー ・トラブルの未然防止(予防)と トラブルでもビジネスを止めない運用テクノロジー ・ルールの変更にも柔軟に反応できる運用テクノロジー 2003年2月7日 10 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 12.
    具体策①システムと利用状態を可視化 変化の兆しを敏感に察知し、即応する 可視化;プロファイルとトラッキングのデータ化 計画実行と統合化 可視化 評価→改善 サポ 利用誘導 ーー ビタ ビジネス・ スル プロセス・マネジメント ビジネス 統に よ 実行データ プロセス 合る 管理 利用評価 ア リテラシー管理 プ リ アプリケーション 統ケ アプリケーション アプリケーション 合ー データ シ ョ ン データベース 統 合 環 環境 システム 境 実行データ プロセス 管理 サービスレベル 可視化 セキュリティ マネジメント 運 システム 用 データマネジメント リソースデータ と運用 統 稼働管理・パフォーマンス 合 オペレーション・構成管理 未然防止 2003年2月7日 11 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 13.
    具体策② 利用条件のズレを前提にした運用テクノロジー 例えばストレージのソリューション ;早い読み書き、統合化、自動化、安全性 etc それだけでは足りない ① リソースの監視 利用条件がずれても、 異常や変化への警告 リソースを最適化 状況分析と予測 ② 即時切りかえ トラブル発生時にも データリストア ビジネスを続行 2003年2月7日 12 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 14.
    具体策③ 管理の穴や監視の穴をつくらない 例えばモバイル環境の適用 ;よりミッションクリティカルな入力系業務に ;より自由かつ柔軟な利用環境へ モバイルにも他と同等の信頼性が必要 ①モバイルがアクセスするポータルに 「ホスト並み」の信頼性を確保する運用テクノロジー ②モバイル・ローカル状態での利用内容を、随時、 サーバと同期・整合するしくみとテクノロジー ③モバイル利用からのデータ漏洩を防ぐセキュリティと運用 2003年2月7日 13 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 15.
    経営の価値観が、さらに新たな「運用の視点」を求める ひとつの視点 ここまでの話 今日の技術 システム本来 これを支える ビジネスのニーズ の可能性 運用基盤の条件 実現する技術 技術が刺激 もうひとつの視点 システムに これを支える 経営の価値観 求められる特性 運用基盤の条件 実現する技術 技術が刺激 2003年2月7日 14 ©2003 SapporoSparkle kk
  • 16.
    経営の価値観①変化と成長に強いシステム スピーディに稼働し、変化と成長し続ける運用 『構築時の完成度よりも 実現のスピードと変化や成長力がほしい』 ;「スピード=開発生産性」「変化=保守性」とは限らない ;運用基盤によって変化と成長への対応力は変わる ① 既存のシステム資産をいかして、 新たなシステムを統合する運用テクノロジー ② 組織やルールの変化にも、 運用条件を速やかに反映できる運用テクノロジー ③ システムの稼働や移行による ダメージをビジネスに与えない運用テクノロジー 2003年2月7日 15 ©2003 SapporoSparkle kk
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    経営の価値②ROIを最大化 利用期間を通して利用価値を最大化する運用 ROIの最大化 利用と効果の最大化 コストの最小化 構築だけでなく利用期間を通して システム状態と利用価値を最大化 = 運用が主役を担う 『システム・ライフサイクル・マネジメント』 ライフサイクルを想定 最大化 利益(効果) コスト(構築) コスト(運用・利用・保守) 最小化 最小化 検討 構築 稼働 保守 成長 再構築 (変化) 運用・利用に強い 運用 利用 2003年2月7日 16 ©2003 SapporoSparkle kk
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    システム・ライフサイクルの視点から 運用基盤に求められる新たな条件 1.「ビジネスを止めない」 2.信頼性によって システム本来の価値を発揮 運用基盤 への要求 3.経営の価値観への対応力 「スピード、変化と成長」 4.コストの削減からROIへ 今、求められる 5.システムのライフサイクルを 運用の戦略化 通して常に最適化 運用の技術確立 2003年2月7日 17 ©2003 SapporoSparkle kk
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    まとめとして;-これからの運用基盤は「どこが違うのか」 かつては - 一度つくったらほとんど変化しないシステム - 「運用の限界」がシステム・ニーズの限界に - 完璧を追求した固い運用基盤とルール 今 想定しきれない ・システムと利用状態を で 完璧は求めきれない 可視化するしくみを確立 は 常に変化しつづける ・異常や不慮に即応する運用 スピードと成長 ・想定のズレを前提にした運用 ・全体をシンプルに統合して 柔軟性を高めた運用基盤 テクノロジーで ・既存システム資産を生かして 運用を改革 統合する運用基盤 2003年2月7日 18 ©2003 SapporoSparkle kk