IPA RISE委託研究 ソフトウェアのベンチマークとなる品質実態調査における品質評価枠組み 鷲崎 弘宜(早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所 所長) 早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所では、2015-2016年度 IPA RISE委託研究として「測定評価と分析を通じたソフトウェア製品品質の実態定量化および総合的品質評価枠組みの確立」を進めています。これは、市販されているパッケージソフトウェア製品およびSaaSの内部品質・外部品質・利用時の品質を、SQuaREシリーズとGQM法の活用により策定した品質評価の枠組みに基づき調査定量化するものであり、その成果は異なる品質間の関係を総合的に実証した世界初のベンチマークとなります。本講演では、その品質評価の枠組みを解説し、調査の展望をあわせて紹介します。 第2回 早稲田大学・Fraunhofer IESE共催セミナー 「データに裏付けられたIT経営とソフトウェア品質」 ~ゴール指向の測定・改善およびGQM+Strategiesの実践と国際展望~ 2015年9月4日(金) 早稲田大学西早稲田キャンパス