【IMJ】パネルディスカッション｜顧客ロイヤルティ施策とデータドリブンマーケティング（I・CON2014）

自己紹介: 神谷勇樹（かみやゆうき）
1
株式会社すかいらーく
マーケティング部インサイト戦略グループ
東京大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究科修了。
ボストン・コンサルティング・グループ、グリーを経て、2013年よりすかい
らーくに参画。業界は異なるものの、一貫してデータ分析を起点に付加価
値を創出。中でもグリーではKPIモニタリングの仕組みの構築やビッグデー
タ分析チームの立上げなどにより同社の業績拡大に貢献。
すかいらーくでも分析チームを立上げ、マーケティングのROI改善や事業機
会の特定／強化を中心に担当。

自己紹介: 神谷勇樹（かみやゆうき）
2
ミッション:
「勘と経験」⇒「勘と経験ｘデータとサイエンス」
主な職務:
分析インフラの構築と分析チームの立ち上げ／育成
既存マーケティング施策の効果検証／改善
新規マーケティング施策の開発（オンライン領域等）

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自己紹介 : 磯部泰之（いそべやすゆき）
株式会社クレディセゾン
ネット事業部マーケティング部
1992年クレディセゾン入社。
営業企画部にてカード事業における営業企画の立案
やDBマーケティング推進業務に従事。
また銀行、百貨店、コンビニ等との合弁会社への出
向を通じ異業種での事業運営にも携わった。その後、
経営企画部、広告宣伝部を担当した後、3年前より
新設部門であるネット事業部マーケティング部にて
ネットビジネスおける新規事業開発を担当している。

自己紹介
4
加藤圭介
2001年 IMJ入社（WI事業）
2006年 Marketing &
Technology Labs設立
2008年執行役員就任
2012年取締役就任
（MTL事業本部管掌）

顧客ロイヤリティ向上のために実現したい世界
5
個客の深い理解
個客への
＋コミュニケーション手段
個客に最適なタイミングで
最適な情報・クーポンをお届け

1人1人のお客さまの深い理解
6
ガスト
017943 GT新中野
03-5341-8730
ご来店ありがとうございます
またのご来店お待ちいたします
2014/07/02 12:58 56-00298 1名
5-3
＊メニュー＊
日替わりランチ 499 1コ￥499
--------------------------------------------
小計 499 円
消費税対象 499 円
消費税 8% 40 円
合計 539 円
平日昼に1名で
来店し、日替わり
ランチを注文され、
38分滞在された
男性
ランチを召し上がり
に来店されたサラ
リーマン
クラスタリング
カスタマー
ジャーニー

1人1人のお客さまへのコミュニケーション手段の確保
7

1人1人のお客さまにベストなご提案を
8
お肉が食べたいけど、
ダイエット中だから
だめかな・・・
今日はランチが早め
だったからそろそろ
お腹がすいたな・・・

永久不滅ポイント
9
ポイント残高７８５億円

「貯める」・「使う」オリジナル企画
10

当社の営業戦略
11
リース・信用保証・フラット・融資等
ノンバンク化の推進による
収益源のマルチコア化
AMEX
SAISON・UC
カードの
魅力拡大
永久不滅
ポイント
ポイント残高
785億円
永久不滅
ドットコム
ネット会員
1000万人
多様な
決済手段
プリカ・銀聯
ポイント決済
[ 当社の戦略武器]
提携
パートナー
ニュートラルな
提携戦略
現金市場を打ち崩す
クレジットカードを軸とした
決済プラットフォームの構築
NET会員を中心とした
顧客データ活用ビジネス
の創造による収益拡大
[ 当社が目指す3つの方針]
豊富な
ノンバンク商品
他社にない
きめ細かな対応

コラボレーション展開事例
12
カード決済連動型クーポン配信サービス「セゾンCLO」を開始
WEB明細画面に
クーポン配信
クーポンを
クリック
登録した
カードで決済
カード請求時に
ポイント付与
国内外の実店舗で使える「Visaプリペイドカード」を発行
ココカラファイン店舗のポイントカード機能
世界中のVViissaa加盟店で使えるプリペイド機能
スマートフォン決済サービス
「Coiney」と資本・業務提携

永久不滅プラス（会員専用ツールバー）
13
永久不滅．ｃｏｍ利用促進Ｗｅｂ行動履歴データ」の収集
ＩＤ・ＰＷを都度入力することなく利用できる利便性
WEB行動ログデータを活用した新たなマーケティ
ング支援サービス
【機能】
①検索機能（ポイントも貯まる）
②永久不滅.comショップ通知機能
③かんたん経由（ショートカット）機能
＜検索結果画面＞

ネットビジネス概略図
14
ポイント経済圏の確立永久不滅.comを中心とした「ポイントを貯めて使う」循環の促進
変革する市場の積極活用・スマートフォン・ソーシャルメディア・O2O（Online to Offline）
ネット会員
会員データの
最新・精緻化・収集
↓
ビッグデータ・ビジネス
カード会員
非カード会員
収益拡大
・アフィリエイト広告
・マーケティングリサーチ
・会員送客プロモーション
ネット企業連携
・提携企業会員組織との
新規会員連携
カード
会員化
ネット
会員化
ネット
会員化
ツールバー
永久不滅.com経由不要
マス市場
・TV-CM
・Webプロモーション
カード
会員化
構造改革
・Web明細化
→郵送料、印刷費削減
・永久不滅ポイント交換促進
（ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞ充当・ﾎﾟｲﾝﾄ決済）
→コスト削減、収益化
カード会員
・カウンター申込
・Webカード申込
・非カード会員のカード会員化
・プリペイドカード
ポイントを使う
ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞｲﾁｵｼ商品・CM ポイントを貯める
旅行予約ｵｰｸｼｮﾝ
検索ｱﾝｹｰﾄ・ﾚｼｰﾄ
ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞ充当
ポイント決済

IMJ Marketing & Technology Labs紹介

MTLのVision
16
THE POWER OF
DATA DRIVEN MARKETING
データドリブンマーケティングの実現を
通じて「成果」を価値として提供する

MTLのサービス概要
17
コンサル
ティング
テクノロジー

コンサルティング領域
18
CEO
CMO/
マーケティング責任者
マーケティング実務担当
 投資配分最適化
 デジタルマーケティングBPR
（業務フロー設計/運用マニュアル作成）
 DMP構築・KPI設計
 データ分析、最適化
（広告最適化/CRM）
 A/Bテスト・ターティング
 PDCAサイクル運用支援
 トレーニング

テクノロジー領域
19
統合データ
（DMP）
キャンペーンマネジメント
広告統合管理
A/Bテスト
レコメンデーション
ビジネス
インテリジェンス
統計解析
データマイニング
アクセス解析
メールマーケティング

ロイヤルティ育成プラットフォーム構築・運用
20
企業生活者
PC
スマホ
メール
コールセンター
意店舗
思
決
定
の
起
点
最
適
な
顧
客
体
験
価
値
統合した
データ資産
統合
BIツール
ロイヤリティ
プログラム

ロイヤルティ育成プラットフォーム構築・運用
21
データ
統合
見える化
分析
方針策定
・施策立案
優良顧客
優良候補
一般顧客
見込顧客
統合データ顧客分析
実行計画
Webログ
顧客情報
購買履歴
DM発送履歴
キャンペーン
アンケート
活用データ例
メール
キャンペーン
レコメンド
店舗施策
商品企画
広告
アクション例
BI

ロイヤルティ育成プラットフォーム構築・運用（Case:2）

データ活用における課題と推進方法

支援側から見た
データ活用における課題と推進方法

データ活用の「失敗あるある」
25
 ツールありき（ツールベンダーに騙されてる？）
 社内の協力がない（というか連携したくない？）
 最初から夢見がち（足元が見えていない？）
 ゴールや目的が曖昧（とりあえず「データで…」）

データ活用を推進するためには
26
1. 大型投資の前にまずはトライアル
2. テクノロジー選定よりも運用チーム編成
3. 現場の「納得」・「共感」（現場への働きかけ）
4. 短期間でSmall Success

1. 大型投資の前にまずはトライアル
27
【トライアル方法】
・検証テーマを決める
・一定期間のデータを抽出し連携（安価なBIツールで良い）
・簡単な集計＆分析をする
データ活用の目的が明確になり活用イメージも湧く
それにより、社内メンバーの理解とトップのコミットを
得られやすくなる

2. テクノロジー選定よりも運用チーム編成（必要な4要素）
28
1. IT・システムの理解
保有データやデータの定義、処理の仕方などを把握
2. マーケティング（現場の理解）
現場を理解し、課題解決の仮説を提示できる
3. 分析力
4. ファシリテーション力・プレゼン力
警戒心を持たれない/相手に敬意を払い並走できる

3. 現場の「納得」・「共感」（現場への働きかけ）
29
【大原則】
・データは活用されなければ価値ゼロ
・データ活用を実際に行うのは「現場（人）」、ツールではない
・データサイエンティストが現場メンバー
にデータ活用の勉強会を実施
・システム部門が現場メンバーにツール
の使い方やトレーニングを実施
よくあるケース
＋現場感

4. 短期間でSmall Success
30
「テストマーケティング」で短期的な成果を上げる
 シンプルな課題解決をテーマとする
 対象範囲を限定（ブランド/エリア/顧客層etc.）
 短期間・低予算で実施できる施策
 成功の定義をする（可能な限り定量化）

＜ＩＭＪのサービスに関するお問い合わせ＞
株式会社アイ・エム・ジェイ
マーケティング&セールス本部

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