1© Internet Initiative Japan Inc.
IIJのサーバインフラはここまでやっています
株式会社インターネットイニシアティブ
⾼畑 雅弘
基盤エンジニアリング本部 システム技術部 基盤運営1課⻑
講演2
IIJ Technical DAY 2019 | 2019.11.21 Thu
14:30~15:10
IIJ Technical DAY 2019
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スピーカー紹介
株式会社インターネットイニシアティブ
基盤エンジニアリング本部
システム技術部 基盤運営1課⻑
⾼畑 雅弘
守備範囲:
Linux / Windows
ハードウエア / ファシリティ
業務内容:
サーバインフラの構築
サービス基盤インフラ(NHN)の運⽤
趣味:
⾶⾏機に乗ること
基盤エンジニアリング本部
システム技術部
基盤運営1課長
東京都千代田区富士見2-10-2
飯田橋グラン・ブルーム 〒102-0071
Tel: 03-5205-6477 Fax: 03-5205-6537
E-mail: takahata@iij.ad.jp
http://www.iij.ad.jp/
株式会社インターネットイニシアティブ
高 畑 雅 弘
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本⽇お話しすること
1. IIJってインフラ屋なんです
2. 既存データセンターが抱える課題
3. ⼟地・電気の問題を解決したデータセンターを作ろう
4. 事業者向けに最適化されたデータセンターを作ろう
5. 新しいサーバインフラを作ろう
6. 本⽇のまとめ
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1.IIJってインフラ屋なんです
IIJ Technical DAY 2019 | IIJのサーバインフラはここまでやっています
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IIJに対するイメージとは?
サービスを提供するにはなんらかのインフラが不可⽋
2000年頃
2010年頃
2019年
• 商⽤インターネットの⽼舗
• IIJ4U(ダイヤルアップ接続)
• クラウドをやっている会社
• 格安SIMをやっている会社
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IIJってインフラ屋なんです
ひとことでインフラと⾔っても
• データセンター
• ネットワーク
• サーバインフラ
• オーケストレーター
などありますが、
AWS/GCP/Azureでも構わないのですが
IIJはこれらを全部やっています
本⽇はサービス基盤インフラであるNHNにフォーカスしてお話しし
ます。
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IIJの提供するサービス全体像
ネットワーク事業
インテグ
レーション事業
様々な事業
クラウド事業
セキュリティ事業
モバイル事業
Google
IIJモバイル
仮想デスクトップ
拠点本社 テレワーク
Service Adaptor
無線LAN
Docomo
by KDDI
ID
PW
IIJ ID
SmartKey
ファイルサーバ
ネットワーククラウド
WAN最適化 ADクラウド化
クラウド
振り分け
⾼速&快適
VPN
エンドポイント
セキュリティ
CSOC
メール
セキュリティ
IoT/監視カメラ
WANユニット
Web分離
Office 365
パブリック プライベート
マルチ
クラウドSI
マルチ
クラウド管理
SSO&
認証強化
クラウド移⾏
オンプレ
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IIJの提供するサービス全体像
ネットワーク事業
インテグ
レーション事業
様々な事業
クラウド事業
セキュリティ事業
モバイル事業
Google
IIJモバイル
仮想デスクトップ
拠点本社 テレワーク
Service Adaptor
無線LAN
Docomo
by KDDI
ID
PW
IIJ ID
SmartKey
ファイルサーバ
ネットワーククラウド
WAN最適化 ADクラウド化
クラウド
振り分け
⾼速&快適
VPN
エンドポイント
セキュリティ
CSOC
メール
セキュリティ
IoT/監視カメラ
WANユニット
Web分離
Office 365
パブリック プライベート
マルチ
クラウドSI
マルチ
クラウド管理
SSO&
認証強化
クラウド移⾏
オンプレ
本⽇お話し
する領域
本⽇お話し
する領域
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IIJサービス向けHaaS/IaaS基盤(NHN)とは
各種IIJサービス(SecureMX や SecureWebGateway 等)を稼働させ
るためのサービス基盤インフラ
• 2009年1⽉に200台から提供開始、今では6,000台※を超える
• 2019年10⽉に 6世代⽬(Type-N4)をリリース
0台
2,000台
4,000台
6,000台
2009年 2011年 2013年 2015年 2017年 2019年
NHN物理サーバ台数
Type-N4
Type-N3
Type-N2
Type-N1
Gen2
Gen1
※2019年11⽉現在
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2.既存データセンターが抱える課題
IIJ Technical DAY 2019 | IIJのサーバインフラはここまでやっています
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既存データセンターが抱える課題(1)
「都市型データセンターはコストが⾼い」
• そもそも⼟地が⾼いうえに場所が狭い
「ラックあたりの電⼒許容量が少ない」
• 15年以上前の設計のため、ラックあたりの電⼒許容量が3kVA前提で
供給電⼒に限界
• 配電設計/空調能⼒も限界
• 他のテナントと電気の取り合い
⇒電⼒供給量を増やすには、多⼤な改修費⽤と⼯事期間(電⼒会社含む)が必要
⇒すでに⾍⾷い状にラックを利⽤しているため、抜本的な対策は困難
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既存データセンターが抱える課題(2)
「ラックの収容台数を最⼤化できない」
• IIJが⼀般的に採⽤するネットワークスイッチは48ポート=48台
• 1Uサーバ:48U + スイッチ:3U + パッチパネル:1U ⇒ 52U以上必要
⇒⼀般的なラックは47Uが最⼤(IIJで使⽤しているものは最⼤49Uまで)
「供給電⼒と空調能⼒のバランスが難しい」
• 供給電⼒に合わせてラックにサーバを詰め過ぎると、空調能⼒が追い付か
ず冷やせないため、搭載台数を増やせない
⇒熱溜まりを起こしてしまうとサーバファンの回転数が上がる(=消費電⼒増)
• 空調能⼒に合わせてラックにサーバを詰めると、供給電⼒を使いきれない
状態となり、搭載台数を増やせない
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サーバインフラとして⽬指す⽅向とは?
コストが最⼩になり、結果が最⼤になるものを考える
• データセンターにかかるコストを下げたい
• ハイスペックなサーバをたくさん設置したい
• 障害を起こしにくいインフラを作りたい
全てを満たすものはない
うまくバランスを取る必要がある
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サーバインフラのコスト低減⽅針と改善策
• コスト内訳毎に低減⽅針を定め、抜本的な改善策を実⾏
ラック費⽤
データセンター
利⽤料
 ラック収容効率向上
コスト内訳 コスト低減⽅針
設備
投資
CAPEX
運⽤
コスト
OPEX
IIJが採⽤した改善策
通信機器費⽤
サーバ・ストレージ費⽤
初期構築費⽤
 ⾼性能かつ安価な
機種を選定・導⼊
 ⼀度に⼤量導⼊
機器保守費⽤
運⽤体制費⽤
場所代
電気代
 安価な⼟地を選ぶ
 安価な供給先を選ぶ
 保守レベルの最適化
 メンテナンス性の
⾼いシステムの導⼊
土地・電気の問題を解決した
データセンターを作ろう
事業者向けに最適化された
データセンターを作ろう
新しいサーバインフラを
作ろう
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詳細はP.15
詳細はP.17
詳細はP.26
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3. ⼟地・電気の問題を解決した
データセンターを作ろう
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新データセンター
事業者最適
新サーバインフラ
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⼟地・電気の問題を解決したデータセンターを作ろう
ファシリティーコストで⼤きな割合を占めるのは
新データセンター
事業者最適
新サーバインフラ
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⼟地/建物
電気
空調
• 郊外の安い⼟地を探す
• 建物を安く作る
• 特別⾼圧受電設備
• 蓄電池を設置してピークカット
• 間接外気空調の採⽤
• IT機器と協調した空調制御
これらを解決するために新たにデータセンターを建築することになりました。
詳細はSlide Shareで公開
中。「⽩井データセンター
キャンパスの挑戦」で検索
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4. 事業者向けに最適化された
データセンターを作ろう
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新データセンター
事業者最適
新サーバインフラ
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事業者向けに最適化されたデータセンターを作ろう
• データセンター開発部⾨とサーバインフラ開発部⾨が
共同で設計・開発
⇒サービス事業者の利⽤に適した、60項⽬以上の改善点を提⽰
今回のDC開発
台
数
12ヵ⽉
短期に
千台規模の導⼊
台
数
12ヵ⽉
不定期に
数⼗台規模の導⼊
・・・
新DC
設計・開発
両開発部⾨で
新DC設計・開発に合意
DC
開発部⾨
 データセンター開発部⾨
が中⼼となって仕様策定
新DC
設計・開発
 ⼀般的な利⽤者を
想定して建築
 データセンター開発部⾨と
サーバインフラ開発部⾨が
共同で設計・開発
 サービス事業者を
想定して建築
DC
開発部⾨
サーバ
開発部⾨
60項⽬
以上の
改善点
新しいデータセンターを作るときに「何を気にして、どういう点が
改善に繋がったのか」その⼀部をご紹介していきます
これまでのDC開発
新データセンター
事業者最適
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サーバインフラ開発部⾨からの要望(1)
ラックの⾼さを増やせないか?
• 国内メーカーが製造しているラックで最⼤47U(2,200㎜)
• 海外メーカー製ラックで60U製品は存在している
• データセンター内のあらゆる⾼さが搬⼊の妨げになる
• 天井まで2,400㎜
• エレベーター、サーバルームの扉、⾮常⼝の看板、防犯カメラの設置位置
【要求仕様】
 ラックの最⼤サイズは56Uラックを搬⼊できるようにする
新データセンター
事業者最適
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サーバインフラ開発部⾨からの要望(2)
ラックにサーバをより多く搭載できないか?
• 1台約25kgのサーバを48台搭載して約1,200kg
• スイッチとLANケーブルを配線していくと約100kg
• ラック⾃体の重量が約200kg
【要求仕様】
 耐荷重はラックあたり1.5tを超えること
 より搭載したい場合は隣接ラックで間引くことにする
 コンクリートスラブなら数tはいける
新データセンター
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サーバインフラ開発部⾨からの要望(3)
⼀度にたくさんのサーバを納品できないか?
• そもそも搬⼊⼝が⼩さい
• ⼗分な広さの開梱場所がない
• もしくは外部でサーバ搭載済みラックを構築して輸送
• かつてはサーバを搭載したコンテナも輸送した(松江)
• データセンターに開梱場所をあらかじめ作ってしまう
【要求仕様】
 搬⼊⼝は10トントラックを2台同時に搬⼊できるようにする
 搬⼊⼝の横に⼗分に広い開梱スペースを確保
新データセンター
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サーバインフラ開発部⾨からの要望(4)
奥⾏の⻑いサーバを搭載できないか?
• 最近のサーバでは800㎜を越えるものがある
• ⾼密度化が進んで以前より奥⾏が⻑くなっている
• 配線やPDUのサイズを含めると1,000㎜では⾜りない
• 光ケーブルの曲げ径限界やラック扉の内側の構造でさらに必要
【要求仕様】
 標準で1,200㎜のラックを採⽤
新データセンター
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サーバインフラ開発部⾨からの要望(5)
ラック前のスペースが狭い
• 構築時にラックが設置されていない所は⽐較的スペースに余裕があるが、
ラックを建ててしまうとその余裕がなくなる
• 列間1,200㎜(ホットアイル/コールドアイル共に)
【要求仕様】
 列間1,800㎜(コールドアイルのみ)
 ルームあたり2列削る / 1列あたり2ラック削る
• 仮に使えるラックが減っても使える電⼒総量はかわらない
• 1ラックあたりに使える電⼒量が増える
元仕様:1800kVA ÷ 300ラック = 6kVA
新仕様:1800kVA ÷ 234ラック ≒ 7.7kVA
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サーバインフラ開発部⾨からの要望(6)
フリーアクセスフロア
• 海外のデータセンターではフリーアクセスフロアでなくコンクリートスラ
ブも多い
• 耐震/制震のことを全く考えていないわけではない
• 2F以上だとわりと揺れるが1Fでは耐震でもいける
• ⽩井DCCの⽴地は、⼤規模地震での被害想定は⾼くない
• フリーアクセスフロアの場合、10年程経過してリプレースが何回か進む
と、ケーブルによる地層が⽣まれる
【要求仕様】
 1期棟はコンクリートスラブで
新データセンター
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新しいデータセンターができた
• 2019年5⽉ ⽩井DCC(千葉県⽩井市)サービス開始
⽩井DCC
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5. 新しいサーバインフラを作ろう
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新データセンター
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新しいサーバインフラを作ろう
さかのぼること、1年前の2018年春頃
OCP準拠サーバを導⼊すると
• 集中電源により電⼒効率20%程度改善
• ⼀般的な1Uサーバよりも価格が安い
という話をご紹介を頂いた
はっきり⾔って信じてなかったんですけどね・・・
• 2017年までは調達価格が⾼すぎて割にあわなかった(2割ぐらい⾼い)
• 今でも相当安く調達できているのに難しいのでは
• でも、折からの円⾼や半導体業界のだぶつきを受けてDIMMやSSDの価格が下落傾
向、机上計算してみるとOCPサーバの⽅が若⼲安い試算が出た
試す価値ありかも
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事業者最適
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Open Compute Project(OCP)とは
ハードウエアのオープンソース化を推進している団体
OCP:https://opencompute.org/
OCPJ:http://opencomputejapan.org/
ハードウエアベンダー:
IBM / Intel / MiTAC / Wiwynn / Quanta
ソフトウエアベンダー:
Microsoft / VMware
利⽤者:
Facebook / Rackspace / Microsoft
国内でも Yahoo! JAPAN / NTTコミュニケーションズ が採⽤
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OCP準拠サーバとは
利点
• 本当に必要なパーツのみで構成することができる
• 調達コストが下がる
• 電⼒コストが下がる
• 中間マージンが抑えられ、調達コストが下がる
• ⼤規模調達顧客向けパーツ価格の適⽤
• 利⽤者環境向けに特別に機能を実装してもらえる可能性がある
• 交換可能なパーツの交換に⼯具が不要
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OCP準拠サーバとは
⽋点
• 為替の影響をもろに受ける
• OCP専⽤のラックや集中電源が必要となる
• BIOS/BMCのテストは利⽤者側が実施する必要がある
• 枯れたバージョンのBIOS/BMCを探す旅・・・
• 保守はパーツ交換(⾃営保守)のみ
• メーカーと英語でやり取りが必要
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OCPサーバを導⼊するまでの課題 -調達-
課題 対応策 懸念事項
調達台数規模 既にまとまった台数で調達している
ので問題なし
調達単価 ⼤量に調達する前提で複数社に対し
て相⾒積もりを取得
⼀般的なサーバより価格が⾼くな
るようであれば撤退
納期が⻑い 計画的に設備展開を実施
輸送・通関⼿続 Solution Providerに依頼
納期遅延 スケジュールを密に確認しながら進
める
特に東アジアの政治動向は常に注
視しておく必要あり
OCP専⽤ラック ⽇本製(⽇東⼯業製)のラック(耐
震基準適合済み)を導⼊
OCP集中電源 ⽇本製(村⽥製作所製)の集中電源
を導⼊
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OCPサーバを導⼊するまでの課題 -仕様-
課題 対応策 懸念事項
BIOS/BMCテスト
機能検証
ターゲットの設備と同じ環境(boot環
境など)を準備してテストを実施
導⼊検証 通常のサーバよりも体制を厚めに、期
間を⻑めにして検証作業を実施
OCPサーバ仕様 購⼊可能なものからIIJのインフラの仕
様に合ったものを選択
世代が変わるとIIJが求める仕様
が無くなる可能性があるので、
動向を注視しておく
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OCPサーバを導⼊するまでの課題 -技術サポート-
課題 対応策 懸念事項
メーカーとのやり取りに
時間がかかる可能性があ
る
メーカーとSolution ProviderとIIJが
参加するチャットを準備して直接や
りとりを実施
メーカーと英語(中国
語)でやりとりする必要
がある
英語ができるメンバーを参加させる
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OCPサーバを導⼊するまでの課題 -保守-
課題 対応策 懸念事項
オンサイトサポートがな
い
故障個所の切り分けおよびパーツ交
換については既に他のサーバで⾃営
保守を実施済
ハードウエアに強いエンジニ
アがいる体制を維持する必要
がある
故障パーツの返送 Solution Providerがメーカー(台
湾)へパーツ返送を代⾏
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OCPサーバ導⼊決定
課題や懸念事項はあるものの、
導⼊メリットが⼤きい
と判断し、IIJも
「OCPサーバを導⼊」
することにしました。
新データセンター
事業者最適
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(参考)OCPサーバの調達例
• 利⽤者は⾃由にパーツ(メーカー/仕様)を組
み合わせて使うことができる
• 利⽤者がODMメーカーに直接やりとりを
⾏ってもよいが、Solution Providerをメー
カーと利⽤者の間に⼊ってもらい、⾜りな
い輸送・通関業務・サポート代⾏などを補
う
利⽤者
キッティング システム組込
Solution Provider
輸送・通関業務
ODMメーカー
仕様に基づいて部品調達・製造
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OCPサーバを海外⼯場から⽩井DCCへ搬⼊する様⼦を
ショートムービーにまとめましたのでご覧ください
2min
https://www.youtube.com/watch?v=-Wl2GSYioUE
新データセンター
事業者最適
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OCPサーバの導⼊成果
実際にOCPサーバを導⼊した結果、調達費⽤は最⼤ー35%、
電⼒消費量は最⼤ー30%の削減効果※全て当社⽐
⇒特に調達費⽤は当初⾒込みの10%減を⼤幅に下回る結果に
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事業者最適
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⼀般サーバ OCPサーバ
調達費⽤⽐較
約35%減
Idle時 ⼀般的なWorkload 最⼤負荷時
消費電⼒⽐較
⼀般サーバ OCPサーバ
約30%減
約20%減
約17%減
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(参考)運⽤Tipsのご紹介
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新データセンター
事業者最適
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(参考)運⽤Tipsのご紹介
OPEX低減の観点から、現地オペレーションミスを
なくすための⼯夫の⼀部をご紹介
• 特に過去の苦い経験から、ケーブリングにこだわりを持っています
• ケーブリングのやり⽅によっては、メンテナンス性とサービス品質に影響
ケーブリング作業:
部材:eco-patch6 ケーブル
住友電⼯製 Direct Attach Cable
ZERO unitケーブルマネジメントトレイ
視認性のよいケーブルの⾊分け
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事業者最適
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現地オペレーションミスをなくすための⼯夫(1)
ケーブリング作業:
• IIJグループ会社(ネットチャート株式会社)へ⼯事を依頼
 ノウハウが蓄積されている
 芸術的なケーブリング
• かつては社員が直接実施
• 時間がかかるし、出来上がりも悪い
• 意外と⼒仕事
新データセンター
事業者最適
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※写真は7本のメタルケーブルを配線したもの
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現地オペレーションミスをなくすための⼯夫(2)
部材:eco-patch6 ケーブル(10GBASE-T)
• ⼀般的なケーブルと⽐較して断⾯積は6割減、重量は6割減
• ラック内エアフローを確保
⇒エアフロー改善することで電⼒消費量を削減
• Cat.6 対応
 計測の結果ラック内配線であれば
エイリアンクロストークの影響はほとんどない
新データセンター
事業者最適
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本日、ネットチャート株式会社からサンプルとしてご提供いただきましたので、
是非とも展示コーナーにお立ち寄りください。
eco-patch6
ケーブル
Cat.6
ケーブル
お知らせ
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現地オペレーションミスをなくすための⼯夫(3)
部材:ケーブル⾊を使い分けることでミスを防ぐ
• 主系:群⻘
• 副系:ピンク
• マネージメント系:若草
新データセンター
事業者最適
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現地オペレーションミスをなくすための⼯夫(4)
部材:住友電⼯製 Direct Attach Cable(Twinax)
• 極細同軸電線を使⽤
• ⼀般的な Twinax ケーブルよりも柔らかく扱い易い
• 最⼩曲げ半径はケーブル外径とほぼ同じ
• SFP+ と QSFP の2タイプがある
• 細径のケーブルでラック内エアフローを確保
⇒エアフロー改善することで電⼒消費量を削減
新データセンター
事業者最適
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住友電⼯製
DAC
C社製
DAC
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現地オペレーションミスをなくすための⼯夫(5)
部材:ZERO-unitケーブルマネジメントトレイ
• ケーブルマネジメントのために1Uを消費しなくてよい
 より多くのサーバ/スイッチを搭載可能
新データセンター
事業者最適
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6.本⽇のまとめ
IIJ Technical DAY 2019 | IIJのサーバインフラはここまでやっています
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本⽇のまとめ
• 我々にとって既存のデータセンターには課題があったため、
設計段階からデータセンター開発部⾨と協⼒し、新しいデータ
センター(⽩井DCC)を作った
⇒松江DCPに次ぐ、2つ⽬の⾃社データセンター
• 設備投資コストと運⽤コストにこだわった、新しいデータセン
ターを活⽤する新しいサーバインフラを作った
⇒OCPサーバを採⽤することで、サーバインフラコストを30%減
• 運⽤し易さやメンテナンス性を追求することで、サービス品質を
⾼める⼯夫をしている
⇒運⽤ミスを低減するためのケーブリングや部材の選定を実施
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最後に
⾼品質なインフラをつくるために
様々な⼯夫をおこなっています
IIJのサービスはこのようなインフラに
⽀えられています
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IIJ-BKLT999-0001

IIJ Technical DAY 2019 ~ IIJのサーバインフラはここまでやっています