2017年12月のJAWS-UG仙台、青森で話したスライドです。 reinvent2017で発表された新サービスを田舎的に振り返ってみました。

1. 株式会社ヘプタゴン
立花拓也

2. 自己紹介
立花 拓也 (33)
青森県生まれ仙台経由青森県在住
株式会社ヘプタゴン 代表取締役
JAWSUG青森/東北
JAWS-UG2016全国代表

3. 会社概要
社名 株式会社ヘプタゴン(heptagon inc.)
代表 立花拓也
拠点 青森県三沢市、宮城県仙台市
創業 2012年７月
事業
クラウドのマネージドサービス
クラウドネイティブな開発、開発支援
資格
APNコンサルティングパートナー
一般第二種電気通信事業者

4. 東北でのお客様

5. 東北でのお客様
100を超える
東北のサービス、プロジェクトを
クラウド上で稼働

7. 新機能、新サービスは
何個発表されたでしょうか？

9. https://aws.amazon.com/jp/new/reinvent/ より

10. 地方には地方なりのクラウドの活用の仕方があるはずなのですが、
活用事例や技術情報などはどうしても都会の華々しい事例が紹介さ
れ、目立ってしまいます。
AWSだったり技術的な内容に限らず、地方でのクラウドの使い方
などもっと基本的な情報を発信していこうというのがこのプロジェ
クトの趣旨です。
ICDPとは？

11. 田舎でも
すぐに使えるサービスを
厳選してお伝えします！
毎年恒例！

12. t2 unlimited

13. 田舎の味方t2インスタンスに待望のCPU無制限機
能が！！！！
〜おさらい〜
t2インスタンスはコスパがいいけど、使いすぎる
と使い物にならなくなるインスタンスタイプ
t2 unlimited

14. CPUクレジットが枯渇しても追加のCPUクレジットを
使って、処理速度が低下せずに使える。
既存インスタンスでも利用OK。
オンラインで変更可能。
CPUクレジットが枯渇したタイミングで一時的に有効
にするのもあり。
クレジットが枯渇した状態で有効にすると、CPUバー
ストが復活するまでに数分時間がかかる。
unlimitedのCPUクレジットは徐々に増える。
東京リージョン対応済み
機能

16. 料金
$0.05 per vCPU-Hour for Linux, RHEL and SLES,
and
$0.096 per vCPU-Hour for Windows and Windows
with SQL Web
(per vCPU-Hourが1時間利用あたりなのか、1時間
分のCPUクレジット換算なのかがわからず…)

17. デモ

18. Amazon
DynamoDB
On-Demand
Backup

19. ついにDynamoDBにバックアップ機能が！
今までは、Data Pipelineを使ったり、直接SDKな
どから読み込む必要があった。
DynamoDB
On-Demand Backup

20. 任意のタイミングでフルバックアップ可能
コピーできない（別リージョンや別アカウント）
既存テーブルでは使えない
AutoScalingとTTL設定、tags、IAM policies、
CloudWatch metrics、CloudWatch Alarmsは含まれな
い。
東京リージョンははまだ
来年の早い時期にPITRが出るらしい
機能

21. 料金
料金(USのリージョン)
バックアップ $0.10 per GB-month
リストア $0.15 per GB
※差分バックアップではないので注意

22. デモ

23. Amazon
GuardDuty

24. AWS CloudTrail、VPC フローログ、Route53のロ
グなどから攻撃の徴候や不正なアクセス、異常な
API操作などを検出する
IDS的なサービス
Amazon GuardDuty

25. 怪しいホストとの通信
ポートスキャン
ブルートフォースアタック
IAMの不正利用の検出
などを検出し、通信先/元の情報を表示する
ホワイトリスト機能もあり
東京リージョン対応済み
１ヶ月の無料期間あり
機能

26. 料金
VPC Flow Log and DNS Log Analysis
First 500 GB / month $1.10 per GB
Next 2000 GB / month $0.55 per GB
Over 2500 GB / month $0.28 per GB
AWS CloudTrail Event Analysis
Per 1,000,000 events / month $4.40 per 1,000,000
events
参考)平均15MbpsくらいのWEBサービスで$0.5/日だっ
た

27. デモ

28. Managed Rules
for AWS WAF

29. AWS WAFにセキィリティベンダー監修のマネー
ジドルールが追加！
これまでは、手動設定が多く、大変だった。
Managed Rules for
AWS WAF

30. CloudFrontとALBにアタッチ可能
ルールは自動で更新が行われる
手動で設定するルールと組み合わせて、ホワイト
リスト設定可能
東京リージョン対応済み
機能

31. • Alert Logic WordPress Virtual Patch RuleGroup for AWS WAF
• Fortinet AWS WAF Malicious Bots Ruleset
• Fortinet AWS WAF SQLi/XSS Ruleset
• Fortinet AWS WAF General and Known Exploits Ruleset
• Fortinet AWS WAF Complete OWASP Top 10 Ruleset
• Imperva Security Rules for AWS WAF
• Imperva's Managed Rules for WordPress Protection
• Trend Micro Managed Rules for AWS WAF - Content Management
System (CMS)
• Trend Micro Managed Rules for AWS WAF - WebServer (Apache,
Nginx)
• Trustwave Managed Rules for AWS WAF - CMS Virtual Patches
• Trustwave Managed Rules for AWS WAF - ModSecurity Virtual
Patching
ルール一覧

32. 料金
１ルールあたり（ルールごとに料金が違う）
月額 $5〜$40
+100万リクエスト毎に$0.2~$1.8

33. デモ

34. Amazon
RekognitionAmazon
Rekognition

35. Rekognition Videoが発表され、動画の分析が可能
に！
これまでの画像分析はRekognition Imageとなり、
画像内のテキストの認識機能が追加！
Amazon Rekognition

36. Rekognition Image
テキストの識別が可能に
Rekognition Video
動画内の人物の追跡、動作の検出、物体、有名人、不
適切なコンテンツの認識
Kinesis Video Streamsと組み合わせることでライブ動
画の認識も可能
日本リージョン未対応
マネジメントコンソールだと英語にしないと表示され
ない
機能

37. 料金
Video Analysis:
$0.10 per 1 min of archived video analyzed
(prorated for partial minutes).
$0.12 per 1 min of live stream video analyzed
(prorated for partial minutes).
Face Metadata Storage:
Price per 1000 face metadata stored pe

38. 観光データベース
国ごとの写真情報、興味、トレンド…
Amazon
Redshift
Facebook/Twitter
Instagram/ブログ
Amazon
S3
AWS
Lambda
Amazon
DynamoDB
EC2
Spot instance
分析/可視化
観光客がSNSへ投稿している写真を機械学
習による画像認識APIで解析
年間600億件のアクセスデータ
から言語別月間アクセスTOP10
万を抽出
オープンデータから
観光関連の情報を
取得
オープン
データ

41. 認識できた文字列
AWS
Play
inte
LCOME TO THE PARK
011
ravent
SPORTS COURT
Invent
OWER PLAY LOUNG
TAILGATE HUE
CloudVisionAPI(GCP)

42. 真ん中下の黒いボードの文字は読み
取れず
たくさんのサンプルやっていないの
でなんとも言えないが

43. デモ

44. AWS DeepLens

45. エッジ側でビデオの解析を行えるディープラーニ
ング搭載ビデオカメラ
ワークショップに参加したらもらえた！
AWS DeepLens

46. CPU：Intel Atom® Processor
メモリ：8 GB RAM
OS：Ubuntu OS-16.04 LTS
内蔵ストレージ：16 GB メモリ (拡張可能)
グラフィックス：Intel Gen9 Graphics Engine
GreenGrass Core内蔵
クラウド側でモデルを選択し、デバイスにデプロイ
SageMaker を使ってカスタムモデルを構築可能
生データと結果の二つの結果をアウトプット
機能

47. 料金
2018年春にアメリカで発売開始($249)

48. ワークショップの時の動画

49. Amazon Aurora
Serverless

50. サーバレスなデータベース？
情報が少ない。プレビューもまだ。
Amazon Aurora
Serverless

51. クライアント接続を中断することなく、必要に応
じてコンピューティングとメモリ容量をシームレ
スに拡張可能
新規リソースは5秒以内に利用可能
コスト効率が良い
消費するデータベースリソースに対してのみ、1
秒ごとに料金を支払うことになります。
Auroraアーキテクチャ
機能

52. 料金 Lambdaのようにコンテナを一定期間維持？

53. AWS Cloud9：クラウドIDE。Lambda連携あり
AWS Fargate：インフラ管理不要のコンテナ実行
サービス
=>明後日のJAWS-UG青森で！
https://jaws-tohoku.doorkeeper.jp/events/67125
その他田舎で使えそうな
サービス

54. ご静聴
ありがとうございました！