講演者:株式会社日立製作所 池川航史氏
概要:世界経済フォーラム2019にて新しい経済活動には「信頼性のある自由なデータ流通(DFFT: Data Free Flow with Trust)」が最重要課題であると提言されました。特に、医療機関や政府など、プライバシー保護が不可欠な領域では、医療データや個人情報などのセンシティブなデータを扱わなければならない課題があります。Hyperledger Fabricを始めとした分散型台帳技術は複数の組織間で信頼してデータを共有することを可能にしますが、トランザクションおよびデータを全ての参加組織に開示するため、センシティブデータの扱いには適していません。Hyperledger Fabric Private ChaincodeはTrusted Execution Environmentを用いてトランザクションおよびデータの内容を秘匿した状態でチェーンコードを実行することを可能にします。本講演では、Hyperledger Fabric Private Chaincodeについて使い方やユースケースを紹介します。
2021年10月7日オンライン開催 Hyperledger Tokyo Meetupで講演