ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー schoo WEB-campusは「WEBに誕生した、学校の新しいカタチ」。 ＷＥＢ生放送の授業を無料で配信しています。 ▼こちらから授業に参加すると、先生への質問や、ユーザーとのチャット、資料の拡大表示等が可能です。 https://schoo.jp/class/284/room ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1. スタートアップに足りない
たった一つの大事なもの
株式会社ネコメシ
ディレクター / インフォメーションアーキテクト
株式会社ネットプライスドットコム
Beenos本部 デザインフェロー
山本 郁也
1

2. 0
2

3. 山本 郁也（ヤマモト フミヤ）
3

4. 楽天 → T&D情報システムズ →
bA（現BA） → フリー → 現在
4

5. プログラマ → ITアーキテクト → デザイ
ナー・ディレクター → UXデザイナー →
インフォメーションアーキテクト
5

6. 1
6

7. ぼくらの仕事は何でしょうか。
7

8. インフォメーションテクノロジーによっ
て、世界をより良くしていくことです。
8

9. 人々の生活を支える必要があります。
9

10. ぼくらは世界を良くしているのでしょう
か。
10

11. ぼくらは世界を傷つけてはいないでしょ
うか。
11

12. 今、情報革命の真っただ中、
12

13. 周りを見渡せばテクノロジーばかりです。
13

14. ぼくらはその真ん中にいます。
14

15. その自覚を持ちませんか。
15

16. 2
16

17. 約10年、100以上のWebサービス、Web広
告の制作・運用に関わって来ました。
17

18. ナショナルクライアントから、スタート
アップまで、
18

19. 開発・デザイン・ディレクションの現場
から、研究者の集う学会まで。
19

20. つくる人は増えたと思います。
考える人も増えたと思います。
20

21. 今、それを、繋ぐ必要があります。
21

22. 考えてつくられたものを増やす為に。
22

23. 3
23

24. テクノロジーと一緒に過ごす毎日が当た
り前になりました。
24

25. 子ども、大人、おじいさん、おばあさん、
どんな人たちも。
25

26. それをつくっているのは、ぼくたちです。
26

27. 責任を持つ必要はないでしょうか。
27

28. スタートアップの熱意やビジョンは強烈
です。
28

29. 尊敬するし、羨ましくもあります。
29

30. コミュニティも強く、可能性に満ちてい
ます。
30

31. 本当に世界を変える可能性があると思っ
ています。
31

32. 良くも、悪くも。
32

33. 4
33

34. Webの歴史はたかだか数十年。
34

35. それでも蓄積された知識があります。
知恵があります。
35

36. 未来をよくするために、歴史を紡ぐ必要
があります。
36

37. ISO, JIS, HTML 4.01仕様書,HIG,
コーディング規約…Etc.
37

38. 知っていますか？
38

39. UXは、1990年代から研究が続けられてい
ること、
39

40. ユーザビリティはISOやJISの規格にも
なっていること、
40

41. 世界中の人に影響を与えたデザイナーが
日本にいること、
41

42. コーダーの立場を上げるために、「マー
クアップエンジニア」という言葉をつ
くった日本人がいること。
42

43. 知っていますか？
43

44. 5
44

45. ぼくは、インフォメーションアーキテク
トです。
45

46. Webに関わる人間そのものを情報と捉え
て、そのバランスを建築したい。
46

47. 社会におけるWebという存在そのものの
価値を上げたい。
47

48. テクノロジーの進化は止まりません。
48

49. Webに関わる人が、社会的に重要な立場
になっていく必要があります。
49

50. 6
50

51. スタートアップに足りない
たった一つの大事なもの、
51

52. それは、未来に対する自分の持つ責任に
ついて、深く考えることです。
52

53. もちろん、全員がそうと言っているわけ
ではありません。
53

54. それに、本当は、スタートアップだけに
言えることではありません。
54

55. でも、スタートにいる人たちだからこそ、
意識してもらいたかったのです。
55

56. そして、100人が100人、そうなる必要は
ありません。
56

57. 100人に1人くらいでいいから、考えてく
れる人が居たらいいなって思います。
57

58. 一緒に考えませんか。
58

59. もし私たちが情報保存作業に全く取り組まないのであれば、
デジタル時代においてはすべてを失うであろう。
- ディートリッヒ・シューラー
59