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![[参考] Azure VM の仮想 CPU は物理コアを占有
⚫ オンプレミスの Hyper-V と異なり、
Azure 上の仮想マシンは、
LP と VP の比が 1:1 です
⚫ つまり、物理的なコアが一つ丸ごと、
仮想マシン上の CPU コアになります
⚫ 「他の仮想マシン」とコアを共有する
ことがないため、物理コアの性能を
すべて享受できます
⚫ A0 (XS)サイズだけは
例外で、複数の仮想マシンでコアを
共有します
(LP:VP が 1:Nになります)
⚫ M / Dv3 / Ev3 シリーズはハイパー
スレッディングを利用しています](https://image.slidesharecdn.com/azureiaasupdatemay2018-180606015328/75/Azure-IaaS-update-2018-5-15-2048.jpg)
![[比較] 非管理ディスクと管理ディスクの “IOPS”
サブスクリプション サブスクリプション
ストレージ アカウント 1 ストレージ アカウント 2
ストレージ アカウント 3
IOPS の
上限値 :
20,000
IOPS
Azure
仮想マシンの
ディスク（VHD）
最大 10,000 個の
ディスクを作成できる
＜非管理ディスク＞
＜管理ディスク＞
ストレージ領域 ストレージ領域
ストレージ領域](https://image.slidesharecdn.com/azureiaasupdatemay2018-180606015328/75/Azure-IaaS-update-2018-5-41-2048.jpg)
![[比較] 非管理ディスクと管理ディスクの “可用性セット”
Azure 仮想マシンの可用性セットで、
同じストレージ アカウントが使用される
Azure 仮想マシンの可用性セットで、
ストレージ領域も分散される
障害ドメイン A
ストレージ領域
障害ドメイン B
ストレージ領域
障害ドメイン A
ストレージ アカウント A
障害ドメイン B
＜非管理ディスク Azure 仮想マシンの
可用性セット＞
＜管理ディスク Azure 仮想マシンの
可用性セット＞](https://image.slidesharecdn.com/azureiaasupdatemay2018-180606015328/75/Azure-IaaS-update-2018-5-42-2048.jpg)
![管理ディスクの特徴 2/2
• [考慮点] LRS (ローカル冗長ストレージ) のみサポート](https://image.slidesharecdn.com/azureiaasupdatemay2018-180606015328/75/Azure-IaaS-update-2018-5-43-2048.jpg)
![[参考] Azure Blob ストレージの価格
2018年5月現在、東日本/西日本リージョンでのアーカイブストレージ提供が始まっていないため、
参考として韓国中部リージョンでの価格を掲載しています](https://image.slidesharecdn.com/azureiaasupdatemay2018-180606015328/75/Azure-IaaS-update-2018-5-47-2048.jpg)
![[参考] VNet Peering における通信可能範囲
通信元VM 通信先VM
VM① VM② VM③ VM④
VM① 〇 × 〇*
VM② 〇 〇 〇
VM③ × 〇 ×
VM④ 〇* 〇 ×
米国東部
リージョン
東日本
リージョン
東日本
リージョン
Peering
Global Peering
* リモートゲートウェイ転送を有効にした場合](https://image.slidesharecdn.com/azureiaasupdatemay2018-180606015328/75/Azure-IaaS-update-2018-5-64-2048.jpg)
![[e-book] Azure Virtual Datacenter リファレンス
Azure クラウド プラットフォーム機能を最大限に活用するためのリファレンスをまとめたガイド集
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/architecture/vdc/](https://image.slidesharecdn.com/azureiaasupdatemay2018-180606015328/75/Azure-IaaS-update-2018-5-78-2048.jpg)
![[簡易提案書]Azure overview 2017_april_v1.00](https://cdn.slidesharecdn.com/ss_thumbnails/azureoverview2017aprilv1-170528100957-thumbnail.jpg?width=640&height=640&fit=bounds)
![[Japan Tech summit 2017] CLD 007](https://cdn.slidesharecdn.com/ss_thumbnails/techsummit2017pdfcld007-171115032107-thumbnail.jpg?width=640&height=640&fit=bounds)
![[ハッカーズチャンプルー2014] 初めてのMicrosoft Azure](https://cdn.slidesharecdn.com/ss_thumbnails/20140712okinawahcmplazure-140712021043-phpapp02-thumbnail.jpg?width=640&height=640&fit=bounds)
Azure IaaS update (2018年5月版)
- 1. 日本マイクロソフト Azure Infrastructure テクノロジースペシャリスト 前島鷹賢 Microsoft Azure IaaS 最新情報 (2018年5月版)
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- 4. 世界最大のインフラストラクチャー (2018年 5月現在) https://azure.microsoft.com/en-us/regions/ ▪ 100 カ所以上のデータ センター ▪ 民間企業として世界最大のネットワーク網 ▪ AWS の 2.5 倍、Google 7 倍の地域サポート
- 5. Azure 利用の拡大 Fortune 500企業の Microsoft Cloud 利用率 7.5億 Azure Active Directory の ユーザー数 1940億 Azure App Service への 外部からのリクエスト数 3400億 Azure SQL Database への リクエスト数 100兆 Azure Storage の オブジェクト数
- 6.
- 7.
- 8.
- 9. Platform Services Infrastructure Services WebApps Mobile Apps API Management API Apps Logic Apps Notification Hubs Content Delivery Network (CDN) Media Services BizTalk Services Hybrid Connections Service Bus Storage Queues Hybrid Operations Backup StorSimple Azure Site Recovery Import/Export SQL Database DocumentDB Redis Cache Azure Search Storage Tables Data Warehouse Azure AD Health Monitoring AD Privileged Identity Management Operational Analytics Cloud Services Batch Service Fabric Visual Studio App Insights Azure SDK VS Online Domain Services HDInsight Machine Learning Stream Analytics Data Factory Event Hubs Mobile Engagement Data Lake IoT Hub Data Catalog Security & Management Azure Active Directory Multi-Factor Authentication Automation Portal Key Vault Store/ Marketplace VM Image Gallery & VM Depot Azure AD B2C Scheduler The Azure Platform Functions
- 11. Azure IaaS /VMイメージの利用 Azure が提供する低コストで、数分で展開可能な様々なスペックの IaaS 環境と VM イメージにより、 新規技術の検証、アプリケーション開発や展開の生産性を向上させます。
- 12. 進化・拡大を続ける仮想マシン シリーズの系統樹 12 一般的な目的 (汎用) メモリが必要なワークロード (メモリの最適化) CPU 優先 (コンピュート最適化) NoSQL向け (ストレージの最適化) GPUHPC A1- A7 Standard A Basic D1 – 4 D1 – 5 v2 Dv3 Av2 B Ev3 D 11 – 15 v2 G M Fv2 F A8-11 Standard H L NV NC ND NCv2 NCv3 (preview) D 11 – 14 初代第2世代第3世代最新世代 【参考】2018年5月現在、Azure 東日本リージョンでは 173 種類の Azure インスタンスを利用可能
- 13. CPU バースト機能を持つ、最も安価な Bシリーズ バーストに対応した B シリーズ VM をリリース https://blogs.technet.microsoft.com/jpitpro/2017/09/22/introducing-b-series-our-new-burstable-vm-size/
- 14. 最新 Intel CPU+ ハイパースレッドを有効化した Dv3/Ev3 シリーズ Introducing the new Dv3 and Ev3 VM sizes https://azure.microsoft.com/en-us/blog/introducing-the-new-dv3-and-ev3-vm-sizes/
- 15. [参考] Azure VMの仮想 CPU は物理コアを占有 ⚫ オンプレミスの Hyper-V と異なり、 Azure 上の仮想マシンは、 LP と VP の比が 1:1 です ⚫ つまり、物理的なコアが一つ丸ごと、 仮想マシン上の CPU コアになります ⚫ 「他の仮想マシン」とコアを共有する ことがないため、物理コアの性能を すべて享受できます ⚫ A0 (XS)サイズだけは 例外で、複数の仮想マシンでコアを 共有します (LP:VP が 1:Nになります) ⚫ M / Dv3 / Ev3 シリーズはハイパー スレッディングを利用しています
- 16. Dv3/Ev3 では NestedVirtualization もサポート Azure で Nested Virtualization の使用が可能に https://blogs.technet.microsoft.com/jpitpro/2017/08 /01/nested-virtualization-in-azure/ Nested Hyper-V の VM からの外部への通信について https://blogs.technet.microsoft.com/jpaztech/2018/04 /16/connectivity_from_nested_vm/
- 17. SAP HANA 認定も受けるM シリーズ Azure 東日本・西日本両リージョンで HANA 認定 M シリーズ VM が利用可能に https://blogs.technet.Microsoft.com/jpitpro/2018/05/18/azure-m-series-vms-are-now-sap-hana-certified-2/
- 18.
- 19. ▪ SAP TDI認定を受けた SAP HANA に専用チューニング されたハードウェア ▪ OLTP 向けには単一ノードで 最大 20 TB メモリをサポート ▪ OLAP 向けにはスケール アウト 構成により最大 60 TB メモリを サポート ▪ SLA : 99.99% (高可用性) ▪ コミットメント モデル料金 SAP HANA に最適な 高性能で拡張性の高い クラウド ▪ オンデマンドの 仮想マシン基盤 ▪ 最大 4TB メモリ ▪ SLA: 99.95% (高可用性) 99.9 %(シングル構成) ▪ 分単位の課金 G / E シリーズ
- 20. NVIDIA 製 GPUを搭載した ND/NCv2 シリーズ Size CPU’s GPU Memory Networki ng ND6s 6 1 P40 112 GB Azure Network ND12s 12 2 P40 224 GB Azure Network ND24s 24 4 P40 448 GB Azure Network ND24rs 24 4 P40 448 GB InfiniBand Size CPU’s GPU Memory Networki ng NC6s_v2 6 1 P100 112 GB Azure Network NC12s_v 2 12 2 P100 224 GB Azure Network NC24s_v 2 24 4 P100 448 GB Azure Network NC24rs_v 2 24 4 P100 448 GB InfiniBan d https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/more-gpus-more-power-more-intelligence/
- 21. 最新 GPU –Tesla V100 を搭載した NCv3 も登場 NCv3 VM シリーズの一般提供と GPU 対応リージョンの拡大を発表 https://blogs.technet.microsoft.com/jpitpro/2018/03/19/ncv3-vms-generally-available-other-gpus-expanding-regions/
- 22.
- 23. VM スケールアップ/ダウンだけではない Azure ネットワークカードN シリーズ GPU メモリ CPU 最大 32 コア 最大 448 GB データ ディスク 最大 1 本 4 TB、 最大 64 本まで接続できる 3D CAD 向け NVIDIA Tesla M60 GPU Computing NVIDIA Tesla K80 Standard Disk Premium Disk ディスク ・ 複数の NIC を設定できる ・ 仮想ネットワーク アプライアンスなどで利用できる ・ 一部の仮想マシンは RDMA NIC をサポート • 仮想マシンのスケール アップ ⇒ Azure 仮想マシンを作り直すことなく、サイズを変更できる • 仮想マシンのスケール アウト ⇒ Azure 仮想マシンを “スケール セット” として作成することで、 サーバーの負荷状況やスケジュールに応じて、 自動的に Azure 仮想マシンのインスタンス数を増やすことができる 仮想マシンを停止すれば、 仮想マシンの課金が ストップする CPU 使用率やスケジュールに基づいて、 自動的に Azure 仮想マシンのインスタンス数を増やす スケールセット 例）CPU 使用率 60% 超え スケール アップも 可能 スケール アウト安価 高速
- 25. エンタープライズグレードの VM 可用性 シングルVM (*) VM SLA 99.9% 可用性セット 可用性ゾーン リージョンペア VM SLA 99.95% VM SLA 99.99% マルチリージョン Data Resiliency
- 26. 東日本リージョン クラスター 1 リージョンの施設内の構成 26 FC ・ ・ ・ ・ クラスター 2 FC ・ ・ ・ ・ クラスター3 FC ・ ・ ・ ・ サーバー サーバー サーバー サーバー サーバー サーバー ・ ・ ・ ・ サーバー サーバー サーバー サーバー サーバー サーバー ・ ・ ・ ・ ・ ・ ルーター ルーター 1 クラスターあたり、1,000 サーバー位 FC : ファブリック コントローラー Microsoft Azure 仮想マシン 仮想マシン 単一インスタンスの SLA 99.9 % （すべてのディスクが Premium ストレージ であること）
- 27. 東日本リージョン クラスター 1 仮想マシンの冗長化構成（可用性セット） 27 FC ・ ・ ・ ・ クラスター 2 FC ・ ・ ・ ・ クラスター3 FC ・ ・ ・ ・ FC : ファブリック コントローラー 障害ドメイン サーバー サーバー サーバー サーバー サーバー ・ ・ ・ ・ ルーターFC サーバー 障害ドメイン サーバー サーバー サーバー サーバー サーバー ・ ・ ・ ・ ルーターFC サーバー可用性セット Web1 Web2 App01 App02 同じ可用性セットに 2 つ以上の Azure 仮想マシンを配置した場合の SLA 99.95 % Microsoft データセンター ※ 可用性セットは、Azure 仮想マシンを作成する時に構成する
- 28. データセンター障害に対応する可用性ゾーン 可用性ゾーンが有効な場合、最低 3 つあるゾーンにシステムが分離配置され、 データセンターレベルでの障害からもアプリケーションとデータを保護可能 •可用性ゾーンが有効な環境では、業界最高の 99.99% VM アップタイム SLA を提供 • 仮想マシン以外でも、可用性ゾーンを活用してサービスレベルを高めるサービスも増加中 (例： SQL Database, ゾーン冗長ストレージ) リージョン 可用性ゾーン 1 可用性ゾーン 2 可用性ゾーン 3 電源 ネットワーク 冷却装置 電源 ネットワーク 冷却装置 電源 ネットワーク 冷却装置
- 30. Just-in-Time VM の提供開始 Just-in-TimeVM Access is generally available https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/just-in-time-vm-access-is-generally-available/ 必要な時だけ仮想マシンへの接続用 NSG を設定し、一定時間経過に設定を削除する 機能 (Azure Security Center の Standard プランの機能として提供)
- 31. OS Disk スワップ機能 OSDisk - 01 OS Disk - 02 OS Disk - 01 OS Disk - 02 VM の割当解除＆ 切り替えコマンド https://azure.microsoft.com/en-us/blog/os-disk-swap-managed-disks/
- 32. VM シリアルコンソール アクセス(Preview) Virtual Machines のシリアル コンソール アクセスのパブリック プレビューを開始 https://blogs.technet.microsoft.com/jpitpro/2018/03/30/virtual-machine-serial-console-access/
- 33. (VM だけの話ではありませんが…) Azure CloudShell の提供と更なる改良 Changes coming to PowerShell (preview) in Azure Cloud Shell https://azure.microsoft.com/ja-jp/blog/pscloudshellrefresh/ ブラウザーでアクセス可能な、常に最新のコマンドラインツールと言語サポートが 提供されるインタラクティブシェル <Bash (Azure CLI) / PowerShell を選択可能>
- 36. 管理ディスク (Managed Disks)の登場 • 管理ディスクによって、Azure 仮想マシンの可用性 が向上！ 特に可用性セットを構成する場合は、 管理ディスクを使用することを強く推奨！
- 37. これまでの VHD 置場所＝AzureStorage Page Blob ディスク種類として、SSD と HDD が選択可 VM 視点では、単なる VHD 置場用ストレージ
- 38.
- 39.
- 40.
- 41. [比較] 非管理ディスクと管理ディスクの “IOPS” サブスクリプションサブスクリプション ストレージ アカウント 1 ストレージ アカウント 2 ストレージ アカウント 3 IOPS の 上限値 : 20,000 IOPS Azure 仮想マシンの ディスク（VHD） 最大 10,000 個の ディスクを作成できる ＜非管理ディスク＞ ＜管理ディスク＞ ストレージ領域 ストレージ領域 ストレージ領域
- 42. [比較] 非管理ディスクと管理ディスクの “可用性セット” Azure仮想マシンの可用性セットで、 同じストレージ アカウントが使用される Azure 仮想マシンの可用性セットで、 ストレージ領域も分散される 障害ドメイン A ストレージ領域 障害ドメイン B ストレージ領域 障害ドメイン A ストレージ アカウント A 障害ドメイン B ＜非管理ディスク Azure 仮想マシンの 可用性セット＞ ＜管理ディスク Azure 仮想マシンの 可用性セット＞
- 43. 管理ディスクの特徴 2/2 • [考慮点]LRS (ローカル冗長ストレージ) のみサポート
- 45. Azure Blob –Soft Delete 機能 31日 Soft delete for Azure Storage Blobs generally available https://blogs.technet.microsoft.com/jpitpro/2018/03/30/virtual-machine-serial-console-access/ Blob におけるごみ箱機能 誤って削除したファイルだけでなく、 上書きしてしまったファイルの復元にも対応
- 46. Azure Blob -アーカイブストレージ Blob REST API
- 47. [参考] Azure Blobストレージの価格 2018年5月現在、東日本/西日本リージョンでのアーカイブストレージ提供が始まっていないため、 参考として韓国中部リージョンでの価格を掲載しています
- 48. 階層化オブジェクトストレージ Blobレベル階層化を提供 ✓ 単一blobは階層間で移動・切替が可能 （例えばホットからクールなど） ✓単一ストレージアカウント内で複数階層のファイルが共存可能 ✓ データライフサイクルと価格/性能の問題を解決
- 49.
- 50. Azure File Sync(Public Preview) 閉域網 (ExpressRoute) or 公衆網 (Internet) 拠点A ファイルサーバー 拠点B ファイルサーバー Azure Files Microsoft Azure SMB / NFS SMB / NFS Backup 共有スナップ ショット Azure File Sync Agent Azure File Sync Agent オンプレミスのファイル サーバーの柔軟性、パフォーマンス、互換性を損なわずに Azure Files のデータを同期し、ファイル共有を一元化するサービス
- 51. オンプレミス ファイルサーバーの利点 と課題 ファイルサーバーの課題 オンプレミスの利点 日々増加するファイルデータ・・・ BCP対策・・・ バックアップデータの増加・・・ 利用頻度の低いファイルも多数・・・ 複雑なアクセス権の設定 オンプレミスのレイテンシー 既存アプリケーションとの連携 特殊文字の利用 オンプレミスの Windows Server クラウド上の File Storage
- 52. Azure File Sync利用シナリオ クラウドへの 直接アクセス マルチサイト アクセス クラウド階層化 ファイルが格納されているボリュームの空き容量を AFS 用に確保 超過した分はAzure 上に階層化 共有スナップショット によるバックアップ クラウド内の高速なリカバリを実現 迅速なDRの実施 ファイルサーバー破損時にも同期グループ内のデータを再同期可能 Sync Group 2018年5月現在で利用可能なリージョン： Australia East, Canada Central, East US, Southeast Asia, UK South, West Europe, West US SMB や REST によるファイルアクセスが可能 複数拠点でデータを同期
- 53.
- 54. Azure AD 認証によるStorage アクセス制御 (public preview) Azure AD Authentication for Azure Storage now in public preview https://azure.microsoft.com/en-us/blog/announcing-the-preview-of-aad-authentication-for-storage/
- 56. Azure Virtual Network(VNet) 間接続の選択肢が拡大 複数の仮想ネットワーク (VNet) を接続する3つの手段 1. VNet 対 VNet 接続 • 従来から提供されている、最も汎用性の高い方式 (VNet ⇔ オンプレミス間を接続する サイト間 VPN と同等の構成) 2. VNet Peering • 同一リージョン内の複数 VNET を、 ゲートウェイなしで直接つなげる方式 3. グローバル VNet Peering • 異なるリージョン間の VNET を、 ゲートウェイなしでMS バックボーン経由で直接つなげる方式
- 57. 通信元VM 通信先VM VM① VM②VM③ VM④ VM① 〇 × × VM② 〇 × × VM③ × × × VM④ × × × このままでは、同じVNet内のVM同士しか、通信できない
- 58. 仮想ネットワーク間の接続 • リージョン内の VNet間も、リージョン間の VNet 間も、接続できる – 例）2 つのリージョンにまたいで SQL Server の AlwaysOn クラスターを構成し、リージョン間で冗長化できる Microsoft Azure 仮想ネットワーク 1 西日本リージョン 仮想ネットワーク 2 東日本リージョン 仮想 ネットワーク ゲートウェイ ルート ベース 仮想 ネットワーク ゲートウェイ ルート ベース Microsoft Azure 東日本リージョン 仮想ネットワーク 1 仮想ネットワーク ゲートウェイ ルート べース 仮想ネットワーク 2仮想 ネットワーク ゲートウェイ ルート ベース ※ 異なるサブスクリプションの VNet とも接続可能
- 59. 仮想ネットワーク間の接続 • 同じリージョンに存在する 2つの仮想ネットワークを、 Azure のバックボーン ネットワークを介して接続する機能 – 広帯域幅の接続が可能 • ピアリングされた 2 つの仮想ネットワークは、見かけ上 1 つのネットワークとなる – ピアリングされた 2 つの仮想ネットワーク内の Azure 仮想マシンは、 互いに、プライベート IP アドレスを使用して直接通信を行える Microsoft Azure 仮想ネットワーク 1 仮想ネットワーク 2 東日本リージョン ※ 異なるサブスクリプションの仮想ネットワークとの接続も可能 2016 年 9 月 28 日 GA
- 60. VNet ピアリングの特徴 費用項目 料金 VPNGateway (VpnGw1) ¥21.28/時間 VNET 間送信データ転送 ¥10.08/GB 費用項目 料金 受信データ転送 ¥1.12/GB 送信データ転送 ¥1.12/GB 構成が容易 (VPN Gateway 不要) 高速・低遅延な接続 より安価 例) 東日本リージョンにおける VNet 対 VNet 接続費用 例) 東日本リージョンにおける VNet ピアリング 費用 • 仮想ネットワークゲートウェイを介さずに通信するため、 同一ネットワーク上にいるかのような応答速度を実現 • 安価なデータ転送費用（送受信）のみ発生 方式 応答速度 (平均) VNet to VNet 接続 4ms VNet Peering 1ms 未満 例) 検証環境での参考値
- 61. VNet ピアリングの主な要件 同じ Azureリージョン ※ グローバルにピアリングされた仮想ネットワーク （Global Peering) については後述 同じ Azure Active Directory テナント https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-network/virtual-network-manage-peering#requirements-and-constraints
- 62. 仮想ネットワーク間の接続 • 異なるリージョンに存在する 2つの仮想ネットワークを、 Azure のバックボーン ネットワークを介して接続する機能 – 広帯域幅の接続が可能 • ピアリングされた 2 つの仮想ネットワークは、見かけ上 1 つのネットワークとなる – ピアリングされた 2 つの仮想ネットワーク内の Azure 仮想マシンは、 互いに、プライベート IP アドレスを使用して直接通信を行える Microsoft Azure 仮想ネットワーク 1 仮想ネットワーク 2 東日本リージョン ※ 異なるサブスクリプションの仮想ネットワークとの接続も可能 2018 年 3 月 30 日 GA 米国東部リージョン
- 63. グローバル VNet ピアリングの主な特徴と要件 異なるAzure リージョン https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-network/virtual-network-manage-peering#requirements-and-constraints グローバル VNET ピアリング料金 ゾーン1 ゾーン2 ゾーン3 受信データ転送 ¥3.92/GB ¥10.08/GB ¥17.92/GB 送信データ転送 ¥3.92/GB ¥10.08/GB ¥17.92/GB ゾーン 1 - 米国東部, 米国東部 2, 米国中部, 米国中北部, 米国中南部, 米国中西部, 米国西部, 米国西部 2, カナダ東部, カナダ中部, 北ヨーロッパ, 西ヨーロッパ, 英国西部, 英国南部, フランス中部, フランス南部 ゾーン 2 - 東南アジア, 東アジア, オーストラリア東部, オーストラリア南東部, インド中部, インド西部, インド南部, 東日本, 西日本, 韓国中部, 韓国南部, オー ストラリア中部, オーストラリア中部 2, 南アフリカ北部, 南アフリカ西部 ゾーン 3 - ブラジル南部 • ある仮想ネットワーク内のリソースは、ピアリングされた仮想ネットワークの Azure 内部ロード バランサーの IP アドレスと通信する ことはできません。 ロード バランサーおよびそれと通信するリソースは、同じ仮想ネットワーク内に存在する必要があります。 • リモート ゲートウェイを使うこと、またはゲートウェイの通過を許可することはできません。 リモート ゲートウェイを使う場合、ま たはゲートウェイの通過を許可する場合は、ピアリングの両方の仮想ネットワークが同じリージョンに存在する必要があります。 送受信ともに料金がかかるため、特に東日本リージョン⇔西日本リージョンなどの場合は、VNet 対 VNet 接続より高くなる可能性があります
- 64. [参考] VNet Peeringにおける通信可能範囲 通信元VM 通信先VM VM① VM② VM③ VM④ VM① 〇 × 〇* VM② 〇 〇 〇 VM③ × 〇 × VM④ 〇* 〇 × 米国東部 リージョン 東日本 リージョン 東日本 リージョン Peering Global Peering * リモートゲートウェイ転送を有効にした場合
- 65. 仮想ネットワーク サービスエンドポイント VNet のサービスエンドポイントと Azure Storage 用ファイアウォールの一般提供を開始 https://blogs.technet.microsoft.com/jpitpro/2018/02/08/virtual-network-service-endpoints-and-firewalls-for-azure-storage-now-generally-available/ Azure サービスリソースへのアクセスを、特定の VNet および許可した IP アドレスに 制限することで、セキュリティを向上させる機能
- 66. サイト間 VPN でもBGP を利用した冗長化が可能に https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/vpn-gateway/vpn-gateway-highlyavailable ExpressRouteの場合は、標準で必ず経路冗長されている
- 67. 利用例) ExpressRoute とサイト間VPN の併用 Internet
- 68. Network Watcher ネットワークトポロジーの自動生成 トラフィックの分析 サードパーティ製品との統合 (例:McAfee Cloud Workload Security)
- 70. オンプレミスからの移行を支援する Azure Migrate オンプレミスのワークロードを評価し、サーバーごとのAzure への移行可否や推奨仮想マシンサイズ、 想定コスト、システム間の依存関係などを分析・レポート化する無償サービス
- 71.
- 72. DR / Migration/ Backup 機能を一元提供する Recovery Services Container
- 73. ご利用中の Azure 環境のベストプラクティスや 推奨事項を提示するAzure Advisor Azure のリソースの構成と利用統計情報を分析し、Azure リソースの費用対効果、パフォーマンス、 高可用性、およびセキュリティを向上させるために役立つソリューションを提示する無償サービス
- 74. Azure Advisor レポートサンプル (高可用性)
- 75. Azure Advisor レポートサンプル (セキュリティ)
- 76. Azure Advisor レポートサンプル (パフォーマンス)
- 77. Azure Advisor レポートサンプル (コスト)
- 78. [e-book] Azure VirtualDatacenter リファレンス Azure クラウド プラットフォーム機能を最大限に活用するためのリファレンスをまとめたガイド集 https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/architecture/vdc/
- 79.
- 80. © 2015 MicrosoftCorporation. All rights reserved.