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• Microsoft Azure仮想マシンの概要
• 利用可能なOS・ミドルウェア
• 用途に応じたインスタンスの選択
• イメージとディスク
• 仮想マシンの作成、各種設定
• 仮想マシンへの接続
• 仮想マシンの日本語化
• 仮想マシンの開始、停止、削除
• エンドポイント、負荷分散、ACL等各種設定
• 可用性セット
• 仮想ネットワーク
• オートスケール
• コマンドラインからの管理
• 構成例と金額
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4. 開発言語
アプリケーション
サービス
ネットワーク
サービス
コンピューティング
認証 システム連携 キャッシュ
データ
サービス
データ周辺
サービス
仮想ネットワーク
(VNet to VNet)
仮想ネットワーク
(Site to Site)
仮想ネットワーク
(Point to Site)
CDN キャッシュサービスバス キュー
BizTalk
サービス
多要素認証
Azure Active
Directory
アクセス コントロール
サービス
DR
サービス
Webサイト
(PaaS)
クラウドサービス
(PaaS)
仮想マシン
(IaaS)
モバイルサービス
(PaaS)
Blob テーブル SQL
データベース
StorSimple
メディアサービス
Visual Studio
オンライン
API管理 通知ハブ スケジューラ オートメーション サイト リカバリー
Intelligent Systems
Service (IoT)
HPC
ExpressRoute
(専用線)
Azure
サーチ
Traffic
Manager
Remote
App
Azure
バックアップ
HDInsight
(Hadoop)
ドキュメント
DB
マシン
ラーニング
Microsoft Azureの全体像と仮想マシン
5. Microsoft Azure 仮想マシンとは?
• Azureが提供する仮想サーバー
• OS,ミドルウェアを自由に選択できる(IaaS)
• Windows のみではなくLinux も提供
• 様々な性能(CPU,メモリ,SSD) を持つインスタンスを選択可能
• オンプレミスからの移行も柔軟に行える
• 時間単位の課金で利用可能
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12. 利用可能な Linuxディストリビューション
• SUSE Linux Enterprise
• openSUSE
• Ubuntu Server
• Open Logic Cent OS
• Oracle Linux, Oracle DB ,WebLogic Server
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Oracle
Linux
13. イメージギャラリー VM Depot
• MS Open Techが提供する
コミュニティベースのイメージギャラリー
• LAMP/Wordpress/Jenkins/CMSなどが
インストール済み
• 自作イメージを登録可能
• 自己責任もしくはイメージ提供者の
サポートで利用する
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https://vmdepot.msopentech.com/
14. 用途に応じて選べるインスタンス(Aシリーズ)
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サイズ 主な仕様
標準型インスタンス A0 から A4まで。
コア数 1~8
メモリ 14GBまで。
ロードバランサーとオートスケール機能を備えた
Azure標準仕様のインスタンス。
メモリ集中型インスタンス A5 から A7まで
コア数 2,4,8コア
メモリ 14,28,56GB
データベースなどの高スループットのアプリケー
ションを実行できるように、大量のメモリを搭載
したインスタンス。
コンピューティング集中型
インスタンス
A8,A9
コア数 8, 16コア
メモリ 56GB,112GB
標準インスタンスよりも高速なプロセッサ、多数
の仮想コア、大量のメモリを搭載、高速な相互接
続を行うようにInfiniBandを搭載。
基本インスタンス A0 から A4まで。
コア数 1~8
メモリ 14GBまで。
単一構成での起動。ロードバランサーとオートス
ケールの機能を持たない。
テスト、開発環境に適している。
※標準インスタンスより価格が20%安い。
• 用途に応じて4種類のインスタンスが選択可能
• それぞれ選択可能なサイズが異なる
15. 標準インスタンス(Aシリーズ)
• 多様なアプリケーションの実行に適したサイズを提供
• A0は、テスト・検証用
• 実稼働向けについては、A1 ~ A4 を選択する
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サイズ コア数 メモリ 一時ディスク
データディス
ク最大接続数
最大IOPS
A0 (XS) 共用 768 MB 20 GB 1 1 × 500
A1 (S) 1 1.75 GB 70 GB 2 2 × 500
A2 (M) 2 3.5 GB 135 GB 4 4 × 500
A3 (L) 4 7 GB 285 GB 8 8 × 500
A4 (XL) 8 14 GB 605 GB 16 16 × 500
16. 集中型インスタンス(Aシリーズ)
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サイズ コア数 メモリ 一時 ディスク
データ
ディスク数
最大IOPS
A5 2 14 GB 135 GB 4 4 x 500
A6 4 28 GB 285 GB 8 8 x 500
A7 8 56 GB 605 GB 16 16 x 500
A8 8 56 GB 382 GB 16 16 x 500
A9 16 112 GB 382 GB 16 16 x 500
• A5 ~ A7:メモリ集中型データベースなど大量メモリを必要とするアプリケー
ション向けインスタンス
• A8 ~ A9:コンピューティング集中型
多数のコア、大量メモリを必要とする高パフォーマンス向けインスタンス
40 ギガ ビット/秒の InfiniBand ネットワーク
17. 基本インスタンス(Aシリーズ)
• ロードバランサー、オートスケール機能が利用できない
• ロード バランサーが不要な運用環境や、開発/テスト環境向け
• 最大27% 安価
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サイズ コア数 メモリ 一時ディスク
データディス
ク最大接続数
最大IOPS
A0 (XS) 共用 768 MB 20 GB 1 1 × 300
A1 (S) 1 1.75 GB 40 GB 2 2 × 300
A2 (M) 2 3.5 GB 60 GB 4 4 × 300
A3 (L) 4 7 GB 120 GB 8 8 × 300
A4 (XL) 8 14 GB 240 GB 16 16 × 300
18. SSD対応インスタンス(Dシリーズ)
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サイズ 主な仕様
標準型インスタンス D1 から D4まで。
コア数 1~8
メモリ 3.5~28GBまで。
ディスク50~500GB
ロードバランサーとオートスケール機能を備えた
Azure標準仕様のインスタンス。
メモリ集中型インスタンス D11 から D14まで
コア数 2~16コア
メモリ 14~112GB
ディスク 100~800GB
データベースなどの高スループットのアプリケー
ションを実行できるように、大量のメモリを搭載
したインスタンス。
基本インスタンス 間もなく提供開始
(2015/1現在)
• 仮想マシンの一時領域をSSDに割当
• Windowsの場合、Dドライブ
• Linuxの場合、 /mnt/resource
• CPUがAシリーズより約60%高速化
• SQL Server 2014 のBuffer Pool Extensions 利用時等に有効
19. SSD対応インスタンス(Gシリーズ)
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• CPUに最新の Intel® Xeon® プロセッサ E5 v3 ファミリーを搭載
Dシリーズの2倍のメモリと4倍のSSDが搭載
• G シリーズの Virtual Machines は米国東部2の地域でのみ利用可能
サイズ コア数 メモリ 一時ディスク
データディス
ク最大接続数
最大IOPS
G1 2 28 GB 384 GB 4 4 x 500
G2 4 56 GB 768 GB 8 8 x 500
G3 8 112 GB 1,536 GB 16 16 x 500
G4 16 224 GB 3,072 GB 32 32 x 500
G5 32 448 GB 6,144 GB 64 64 x 500
22. 物理コアと仮想コアの関係は1:1
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オンプレミスの Hyper-V と異なり、
Windows Azure 上の仮想マシンは、
LP と VP の比が 1:1 。
つまり、物理的なコアが一つ丸ごと、
仮想マシン上の CPU コアになる。
「他の仮想マシン」とコアを共有する
ことがないため、物理コアの性能を
すべて享受できる。
※ ただし、A0 サイズ、基本インスタ
ンスだけは例外で、複数の仮想マシン
でコアを共有する。
(LP:VP が 1:Nになる)
40. OS(Windows)の日本語化(スクリプト)
• Windows Server 2012の場合
#セキュリティポリシーの変更
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
#言語パックの適用
$lpurl = "http://fg.v4.download.windowsupdate.com/msdownload/update/software/updt/2012/10"
$lpfile = "windowsserver2012-kb2607607-x64-
jpn_d079f61ac6b2bab923f14cd47c68c4af0835537f.cab"
$wintemp = "C:¥Windows¥Temp"
Set-WinUserLanguageList ja-jp,en-US -Force
Start-BitsTransfer -Source $lpurl/$lpfile -Destination $wintemp
Add-WindowsPackage -Online -PackagePath $wintemp¥$lpfile
restart-computer
#各ロケールへの日本語設定
Set-WinUILanguageOverride ja-JP
Set-WinSystemLocale 1041
Set-WinHomeLocation 0x7A
restart-computer
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51. SLA (Service Level Agreement)
• SLAとはAzureのサービス稼働保証。可用性に対する保証
各サービスごとに、適用される構成条件が異なる
• 仮想マシンの場合、可用性セットに複数インスタンス構成した場合に99.95%保証
• 仮想マシンの場合、1台構成時には適用されないので注意が必要
• 停止時間がSLAを下回れば、未達時間分の費用が返金される
• 停止時間には、HW、DC、ネットワーク障害、
ホストOSアップデート時間が含まれる
• ゲストOSのアップデート時間は含まれない
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サーバー1 サーバー2
http://azure.microsoft.com/ja-jp/support/legal/sla/