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ファイナル2部スピーチ
- 1. Final2 部 基調スピーチ
7 月 18 日(日) 19::30—24::00
NHK ホール
内政分野において私たちつばめ組が実現したい将来像は、
「国民が自由な競争をおこない、成長できる」その環境をつくることです。
そのために、つばめ組は改憲を通して「成長の下地づくりに徹する政府」を実現します。
昨今の日本の経済成長の不振。それは、日本が戦後復興から現在まで続けてきた中央集権的
な国の在り方の限界を示していると、私たちは考えております。
かつてまでの日本経済では、日本政府は企業や民間の活動に積極的に介入を強め、国の支援
と保護のもとでこれらを成長させようとしてきました。しかしながら、現在、民間の経済活
動は国境を超えたグローバル規模で展開されており、競争は熾烈かつ規模が拡大しています。
日本が次の成長を目指すためには、かつての国の保護された環境から一転し、政府は国民に
余計な手を出さない、国民自身にゆだねる姿勢が必要になってきております。
だからこそ、いま、私たち国民は、国の考え方を改めるために改憲をおこなう必要があるの
です。
国の保護から自由な競争へ、そのためにつばめ組は内政において三つを重要分野として挙げ
ています。
まずは、財政規律。
国の支出を制限するよう規定することで、健全な財政運営の促進と地方や民間への国の関与
の減少を同時にすすめることを目指します。また、健全な財政運営は世界からの日本経済の
信用にもつながります。
次に、地方自治。
従来よりも広域な道州区分へと改め、競争のためにフェアなスタートラインを整えることと
独自な戦略を打ち出していく競争ための資本の集中を図ることで、国の介入を最少限にした
「自由な競争」を地方間で実現したいと考えております。それぞれの地方は、地域の強みを
生かした独自の戦略をうつことができ、特色ある地方行政を展開することができます。
もっと地方の可能性を引き出す環境へ。健全な競争こそが、地方の可能性を引き出す鍵なの
です。
最後に、緊急事態。
国民の生命や財産が危険にさらされたとき、私たち国民を守るのは国の義務です。私たちが
成長の主役として努力し続けるためには、政府は私たちの生命と財産とをあらゆる危機から
守れるよう、その役割を果たさなければなりません。
国民が国に安心して背中を預け、存分に成長できるよう、国に私たちを守るよう訴えるので
す。