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エコポイントからエコシティへ
- 1. エコポイントからエコシティへ
DO YOU KYOTO?
~京都議定書の地からの挑戦~
2005年に、2010年度・10%削減を定めた地球温暖化対策条例を都道府県で初めて制定
リーマンショック等による影響があったものの2008年度には13.5%削減を記録
今年度に条例を改正し、2011年度以降の新たな削減目標を国に先駆けて設定
1990→2020年・△25% 1990年→2030年・△40%
府のCO2排出量(2008/1990) 全体では△13.5%。 部門別では・・・
• 産業部門・・・約38%減
• 運輸部門・・・約6%減
• 民生・業務部門・・・約4%増 CO2削減は
• 民生・家庭部門・・・約2%増 「民生」対策が鍵
家庭の解決策
日本初:京都エコポイントモデル事業
- 2008年度からスタート -
- 2. 京都エコポイントモデル事業
◆家庭におけるCO2削減の環境価値(クレジット)を経済的価値
に換える制度 (2008年10月からエコポイント交付)
◆環境省と連携して創設
家庭からのクレジット(1P=1円)
電気・ガス使用量の削減 1kg-CO2=5P
太陽光発電設備等の設置 1kW=25,000P
省エネリフォーム製品の導入 製品ごとに3,000~10,000P
エコポイントは、各家庭が、関西一円の電車やバスで利用できるPiTaPa
カード、京都市内の商店街で使えるKICSカードの支払いなどに利用
企業等がポイント原資を負担し、自社の排出量を条例に基づくオフセットな
どとして活用 <簡易型の排出量取引>
環境と経済の好循環を創り出し、温室効果ガスの排出削減を促進
- 3. 京都エコポイントモデル事業 参加家庭の効果を検証
CO2削減効果(2008~現在) 課 題
• 省エネで約△2%(実績)
• 太陽光発電導入で約△9%(推計) • 参加家庭 4,300世帯
の削減 個別家庭での取組みにとどまる。
※同期間の全家庭平均は0.4%増
一定の削減効果はあるものの目標達成には遠い・・・
産学公 先進技術 点から面の取組みへ
エネルギー制御システムの導入 地域全体に行き渡る
効果的な省エネ技術とエコポイントを組み合わせることによって
より大きな削減効果を生む取組をめざす
- 4. 関西学研都市でけいはんなエコシティ推進プランを策定
「次世代エネルギー・社会システム実証地域」 目標:実証対象エリア
(経済産業省)に選定!(全国4地域) におけるCO2削減
△34%
家(スマートハウス) 「スマートグリッド」
「家」、「ビル」、「EV充電」をITで
ネットワーク化 ネットワーク化・コントロールするこ
ビル(スマートビル) とにより、再生可能エネルギーを
地域内で有効活用(融通)
「見える化」
車(EV充電)
発電量や消費量をリアルタイム
で表示、「エコポイント」と連動し、
エネルギーの「地産地消」 ライフスタイルを変革
「京都力結集エコ住宅」
太陽光発電等の再生可能エネルギーの大規模導入
京の匠の技と先進技術を融合し、
京都版「スマートハウス」の開発・
街区まるごと太陽光発電の導入(3地区・900戸) 実証、ショーケース化