1. 次世代エネルギーインフラ構想について
平成２２年１２月
岐阜県

2. 岐阜県次世代エネルギーインフラ構想－持続可能な新しいエネルギー供給の姿を実現－
○ 一般家庭や小規模商業施設において、現状、「電気・ガス・灯油・ガソリン」などによって供給
されているエネルギーを、「燃料電池・太陽光発電」などを組み合わせた半独立型エネルギー
供給システム（次世代エネルギー供給システム）によって供給する。
○ 次世代エネルギー供給システムは、バッテリーへの効果的な充放電制御（ＩＴ制御）により、
系統電力への負荷を軽減するとともに、家庭などにおけるエネルギー消費のトータルコストを
劇的に低減させる姿を実現する。 （電力会社による固定価格買い取り制度に依存しないビジネスモデル！）
バッテリー
太陽光発電
給湯装置
◆ 住宅に、燃料電池と太陽光発電を基本とする半独立
電気自動車 型エネルギー供給システム（スマートグリッド）を構築・
運用する。
燃料電池 ◆ 電気エネルギーは、テレビや照明等の一般家庭電力
と電気自動車の充電電力に利用し、熱エネルギーを
住 宅 給湯や暖房に利用する。
◆一般家庭環境におけるエネルギー利用効率の向上を、
実時間稼働状況表示や、利用効率ディスプレイ表示
次世代エネルギーインフラのイメージ 等で提示する。

3. 「岐阜県次世代エネルギーインフラ構想」 ５つのプロジェクト
県営都市公園「花フェスタ記念公園」 民間商業施設＆ホテル「クックラひるがの」 次世代新エネ／省エネモデルハウス「イビケン」
（公共施設モデル） 平成２２年５月公開！ （商業施設モデル） 平成２２年６月公開！ （家庭モデル） 平成２２年１１月公開！！
次世代エネパ
認定済！ 電気自動車 電気自動車
電気自動車 給湯・融雪 給湯装置
給湯装置
燃料電池 燃料電池
バッテリー 太陽光発電 バッテリー バッテリー 燃料電池
太陽光発電 太陽光発電
先進の｢環境・エネルギー｣技術の集積エリアへ
地方都市中心部＜ＪＲ岐阜駅周辺＞（都市モデル） 独立型エネルギーインフラ「郡上市内」（中山間地モデル）
ＪＲ岐阜駅 北口 ＪＲ岐阜駅 アクティブＧ 平成２３年１月公開（予定）
平成２３年１月一部公開(予定) 電気自動車
太陽光発電
太陽光発電、
ミスト設備 太陽光発電
給湯・融雪
蓄電設備
(平成22年度)
＜岐阜市＞ ＬＥＤ照明 ＥＶタクシー・
レンタカー等
電気 バッテリー
燃料電池
岐阜駅東駐車場
冷暖房
じゅうろくプラザ
（岐阜市文化産業 ＥＶ充電設備(有料)
交流センター） 温水利用 (平成22年度)
＜民間企業＞
太陽光発電、ＬＥＤ、
壁面緑化 発電機能付き
燃料電池
(平成23年度予定)
＜岐阜市＞ (ＳＯＦＣ)
ガス式空調機等 ガス
小水力発電 木質ストーブ

4. 岐阜県における「次世代エネルギーインフラ」の展開イメージ
商業施設モデル
クックラひるがの
半独立・高効率のエネルギー
供給・利用拠点の特性を生か
荘川ＩＣ し、災害時における避難場所
ひるがの高原スマートＩＣ
等として活用
パーク～連携施設間で 高鷲ＩＣ ◆県災害時孤立予想集落数
電気自動車の走行実証 ＝５０３（2009年3月末）
◆高速道路における電気自動車の 中山間地モデル
走行実証
○距離80Ｋｍ以上 郡上市内
○標高差800ｍ以上
○川島ＳＡ～ひるがの高原ＩＣ間に
は、 日本一の高橋脚（１１８ｍ）
「鷲見川橋」あり。 可児・御嵩ＩＣ
公共施設モデル
花フェスタ記念公園
都市モデル 家庭モデル
ＪＲ岐阜駅 新ｴﾈ／省ｴﾈﾓﾃﾞﾙﾊｳｽ
岐阜県は、電気自動車（EV）やプラグインハイブリッド車（PHV）
の普及に先進的に取り組む自治体として、本年１２月に
：次世代エネルギーパーク
「EV・PHVタウン」に選定！
：Ｈ２２年度整備箇所