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20151205 本番用pp
- 11. 期待効用モデルの検討
11
𝑹𝒊 = 𝑷𝒊 𝑩𝒊 − 𝑪𝒊
(1)投票の倫理に適うことから得られる満足度
(2)政治システムに対する忠誠を果たすことによって得られる満足度
(3)党派的な選好を確認することによって得られる満足度
(4)決定したり投票所へ行くことによって得られる満足度
(5)政治システムにおける自分の有効性を確認することで得る満足度
白鳥(1997) より引用
+ 𝑫𝒊
𝑫𝒊
・長期的効用 (Downs)
・市民の義務 (Riker& Ordeshook)
- 19. 19
分析に用いる4パターン
①: ベースの変数
②: ①+追加項目の変数
③: ①+年齢 ・ ④: ②+年齢
・所属団体の有無 ・棄権は望ましくない
・支持政党の有無 ・生活に満足している
・政治関心の有無 ・生活に不満あり
・投票所までの時間 ・住み続けたい
・選挙は重要 ・他の市に移りたい
・政治への無力感
・投票所への不満の有無 ・低投票率改善すべき
・低投票率問題なし
・年代ダミー(20、30、40、50、60、70代)
- 20. ①:ベース ②:ベース+追加 ③:①+年齢 ④:②+年齢
第13回 0.943 0.943 0.938 0.938
第14回 0.951 0.945 0.950 0.943
第15回 1.231 1.224 1.230 1.223
20
AICによるパターンの比較
AIC(Akaike’s Information Criterion)
・モデルを選択するうえで使用する基準のひとつ
・数値が低いほどモデルとしての当てはまりが良い
パターン④を用いて選挙別・年代別で分析
出典:チームF独自に作成
- 21. 市議会議員選挙 市長選挙
第13回 第14回 第15回
odds ratio z odds ratio z odds ratio z
20代
𝑫 棄権は望ましくない 2.040 1.98** 4.898 4.36*** 2.462 2.17**
30-50代
𝑪 投票所まで10-20分以内 0.459 -4.43*** 0.579 -3.21*** 0.673 -2.66***
𝑫
選挙は重要 1.494 2.62*** 1.997 4.68*** 1.456 2.68***
棄権は望ましくない 3.095 7.56*** 3.414 8.27*** 2.598 7.19***
60代以上
𝑩 支持政党の有無 1.604 2.06** 2.882 4.55*** 1.921 4.07***
𝑫
選挙は重要 1.752 2.25** 1.799 2.55*** 1.438 1.96**
棄権は望ましくない 2.604 3.89*** 3.849 6.07*** 2.854 5.95***
選挙別・年代別の分析結果
21
注***は1%、**は5%、*は10%水準で有意
- 40. 参考文献・URL
40
・Barzel,Y. and Silberberg,E.(1973) "Is the act of voting rational? ",Public Choice,
Vol.16,No1,pp.51-58.
・Ferejohn,J. and Fiorina,M.(1974)"The paradox of not voting",A decision theoretic analysis.
American Political Science Review,Vol.68.No,02,pp.525-536.
・アリエ・L・ヒルマン(2006)『入門財政・公共政策』 頚草書房
・Anthony・Downs 訳:古田精司(1980)『民主主義の経済理論』成文堂
・荒井紀一郎(2014)『参加のメカニズム-民主主義に適応する市民の動態-』木鐸社
・伊藤 誠(2012)「投票率の長期低落傾向と投票義務感」『政策科学』 第19号2巻, 73-82頁
・飯田健(2013)「投票参加」岩崎正洋編『選挙と民主主義』吉田書店
・岡田浩(1998)「政党間差異認知の投票参加に及ぼす影響」『選挙研究』第13号, 60-65,269頁
・岡田陽介(2003)「投票参加の要因としての社会関係資本」『学習院大学大学院政治学研究科
政治学論集』 第16号、1-69頁
・a.岡田陽介(2008)「投票参加のエピソード記憶が後の投票参加に与える影響」『学習院大学
大学院政治学研研究科政治学論集』第3号 21-23頁
・b.岡田陽介(2008)「政治的エピソード記憶と習慣的投票参加-投票行動の記憶にまつわる
JESⅢパネル・データ分析-」『明治学院大学教養教育センター紀要:カルチュール』9巻1号
・小田中直樹(2010) 『ライブ・合理的選択論』 勁草書房
・小野耕二(2013)「「投票率」をめぐる問題状況と対応策への政治学的視角」『名古屋大學法政
論集』 第248号, 49-78頁
- 42. 参考文献・URL
42
・林大介(2014)「シティズンシップ教育としての未成年模擬投票の可能性」『福祉社会開発研
究』 第6号,69-78頁
・平野浩(2002)「社会関係資本と政治参加」『選挙研究』 第17号, 19-30頁
・福岡政行(2001)『日本の選挙』早稲田大学
・堀内勇作・今井耕介・谷口尚子 (2005)「政策情報と投票参加 -フィールド実験による検証」『年
報政治学』 2005(1)、161-180頁 木鐸社
・三船毅(2006)「投票参加の衰退 出生コーホートから見た投票率低下の検証 棄権を選択し
ているのか、選択できないのか?」公共選択学会・地方自治セッション
・宮野勝(1989)「総選挙における投票率の説明」『社会学評論』 第40巻2号, 166-179,248頁
・三宅一郎・西澤由隆 (1997)「日本の投票参加モデル」三宅・綿貫共著『環境変動と態度変
容』183-206頁
・三宅一郎・西澤由隆(1992)「日本の投票行動モデルにおける政党評価要因」『選挙研究』第 7
号, 63-79,頁
・村瀬洋一.(1995)「合理的個人はなぜ投票するのか--「無投票のパラドックス」 とモデルの発
展」『社会学研究』 第62号、83-110頁
・森脇俊雅(2009)『地域民主主義の再構築に向けて』 公共政策研究 7, 6-11, 2007
・山田真裕(1992)「投票率の要因分析」『選挙研究』 第7号, 100-116頁
・ロバート・トリソン、ロジャー・コングレトン(2002)『レントシーキングの経済理論』 勁草書房
- 44. 補足資料:20代分析結果
44
第13回 第14回 第15回
odds ratio z odds ratio z odds ratio z
𝑷 所属団体の有無 1.122 0.26 1.406 0.61 1.435 0.67
𝑩 支持政党の有無 1.786 1.16 2.248 1.76 1.304 0.54
𝑩・𝑪
政治関心あり 0.948 -0.12 1.342 0.57 0.523 -0.93
政治関心なし 0.677 -0.87 1.851 1.22 0.355 -1.50
𝑪
投票所まで10-20分以内 0.892 -0.29 0.595 -1.27 0.775 -0.62
投票所まで30分以内 0.228 -1.22 4.104 1.57 1.160 0.17
投票所まで30分超 - - 0.606 -0.52 0.384 -0.75
投票所への不満の有無 0.919 -0.19 1.066 0.14 0.323 -2.31**
𝑫
選挙は重要 0.930 -0.18 1.490 1.04 1.909 1.40
政治への無力感 0.464 -1.91* 0.777 -0.63 0.648 -0.87
棄権は望ましくない 2.040 1.98** 4.898 4.36*** 2.462 2.17**
生活に満足している 0.510 -1.29 1.248 0.43 1.017 0.03
生活に不満あり 0.625 -0.84 1.001 0.00 2.122 1.18
住み続けたい 0.851 -0.32 1.868 1.29 1.052 0.10
他の市に移りたい 1.516 0.51 4.219 1.67 0.816 -0.24
低投票率問題なし 1.621 0.85 1.948 1.06 0.725 -0.59
低投票率改善すべき 2.534 1.61 3.815 2.17** 0.721 -0.58
注***は1%、**は5%、*は10%水準で有意
- 45. 補足資料:30-50代分析結果
45
第13回 第14回 第15回
odds ratio z odds ratio z odds ratio z
𝑷 所属団体の有無 1.325 1.93** 0.912 -0.60 0.969 -0.23
𝑩 支持政党の有無 2.595 5.31*** 2.289 4.62*** 1.108 0.69
𝑩・𝑪
政治関心あり 1.780 2.85*** 1.035 0.17 1.473 2.10**
政治関心なし 0.850 -0.70 0.663 -1.80* 0.669 -1.79*
𝑪
投票所まで10-20分以内 0.459 -4.43*** 0.579 -3.21*** 0.673 -2.66***
投票所まで30分以内 0.529 -1.63 0.522 -1.62 0.654 -1.31
投票所まで30分超 0.544 -1.07 0.390 -1.50 1.384 0.68
投票所への不満の有無 1.003 0.02 0.985 -0.08 0.323 -0.09
𝑫
選挙は重要 1.494 2.62*** 1.997 4.68*** 1.456 2.68***
政治への無力感 0.728 -2.00** 0.837 -1.14 0.930 -0.51
棄権は望ましくない 3.095 7.56*** 3.414 8.27*** 2.598 7.19***
生活に満足している 1.432 1.80* 1.172 0.76 0.981 -0.10
生活に不満あり 1.886 2.87*** 0.962 -0.17 1.079 0.36
住み続けたい 1.027 0.14 1.234 1.10 1.004 0.02
他の市に移りたい 0.743 -0.97 1.129 0.36 1.955 2.13**
低投票率問題なし 0.771 -0.98 0.657 -1.45 0.677 -1.81*
低投票率改善すべき 1.080 0.29 1.112 0.36 0.771 -1.28
注***は1%、**は5%、*は10%水準で有意
- 46. 補足資料: 60代以上分析結果
46
第13回 第14回 第15回
odds ratio z odds ratio z odds ratio z
𝑷 所属団体の有無 1.585 1.98** 1.257 1.03 1.420 2.17**
𝑩 支持政党の有無 1.604 2.06** 2.882 4.55*** 1.921 4.07***
𝑩・𝑪
政治関心あり 1.915 1.80* 1.148 0.39 1.550 1.83*
政治関心なし 0.934 -0.15 0.442 -1.98** 0.924 -0.25
𝑪
投票所まで10-20分以内 0.701 -1.30 0.458 -3.15*** 0.652 -2.28**
投票所まで30分以内 0.902 -0.14 0.996 -0.01 1.009 0.02
投票所まで30分超 1.538 0.37 0.146 -2.89*** 0.882 -0.24
投票所への不満の有無 0.989 -0.03 0.522 -2.25** 0.719 -1.51
𝑫
選挙は重要 1.752 2.25** 1.799 2.55*** 1.438 1.96**
政治への無力感 0.956 -0.18 0.778 -1.08 1.006 0.04
棄権は望ましくない 2.604 3.89*** 3.849 6.07*** 2.854 5.95***
生活に満足している 0.687 -1.11 1.588 1.66 1.049 0.22
生活に不満あり 0.963 -0.10 1.341 0.86 0.777 -0.99
住み続けたい 1.541 1.29 0.875 -0.37 1.220 0.70
他の市に移りたい 2.600 1.10 0.950 -0.09 1.745 1.15
低投票率問題なし 0.873 -0.25 0.643 -0.90 0.449 -2.67***
低投票率改善すべき 1.003 0.01 1.003 0.01 1.079 0.27
注***は1%、**は5%、*は10%水準で有意
Editor's Notes
- 青枠は4.5!!!!、模擬投票の言葉、棄権は望ましくない、ここ薄くする
- 複製版直す
- きれいにしたい!!!!
- 色!!!
- きれいにしたい!!!!
- グラフに数字出す。変える!!!
- カラーの位置
- 目的の見せ方変える
- 「選挙別・年代別」は赤字??? AICのインデントどうしよう・・・
- 3回だけの結果にする。年代に色をつける。色は小賀野さんに聞く。 早くする
- グラフの順番(作ってコピー)⇒棄権と重要性、表のサイズ変更
- バランス、アニメーション 下の線!!
- バランス、アニメーション 下の線!!
- 枠合わせる
- きれいにしたい!!!!
- 「手法」に出す言葉に迷っています。年代ベースか要因ベースか
- 白でC以外を消す
- 第3段階の青をアニメーションで!!!!
- 最後の言い回しを考える
- アニメーション!!!
- 選挙権を有してから
- 「政策」の色は要検討