A.Asano,KansaiUniv.
2015年度秋学期 応用数学(解析)
浅野 晃
関西大学総合情報学部
第3部・微分方程式に関する話題
生存時間分布と半減期
第10回
A.Asano,KansaiUniv.
A.Asano,KansaiUniv.
今日は
「寿命」を扱う微分方程式
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命は「確率変数」
人間の寿命は,各個人によってばらばら
機械の寿命も,同じ型でも個体によって
ばらばら
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命は「確率変数」
人間の寿命は,各個人によってばらばら
機械の寿命も,同じ型でも個体によって
ばらばら
その理由は「偶然」
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命は「確率変数」
人間の寿命は,各個人によってばらばら
機械の寿命も,同じ型でも個体によって
ばらばら
その理由は「偶然」
寿命は[確率変数]であるという
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命は「確率変数」
人間の寿命は,各個人によってばらばら
機械の寿命も,同じ型でも個体によって
ばらばら
その理由は「偶然」
寿命は[確率変数]であるという
寿命がいくらである確率がどのくらい
であるかを表すのが[確率分布]
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
単位時間
あたり
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
単位時間
あたり
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
単位時間
あたり
次の瞬間
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
単位時間
あたり
次の瞬間
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
単位時間
あたり
次の瞬間
l(t) は
時刻tまで生存している人が
次の瞬間に死ぬ危険の度合
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
寿命の確率分布を考える
寿命を表す確率変数 T
(時刻0に誕生した人が死亡する時刻)
これを寿命の確率分布といいます。
誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ
義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t).
き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である
」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が
します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後
の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,
つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
時刻 t までは確かに生存している人が
時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する
確率
単位時間
あたり
次の瞬間
l(t) は
時刻tまで生存している人が
次の瞬間に死ぬ危険の度合
[ハザード関数]
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
累積分布関数と「生存関数」
確率変数 T に対して
 を[累積分布関数]
の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます
F(t) = P(T ≤ t)
命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び
危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関
で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法
(t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/
すこともできます。
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
累積分布関数と「生存関数」
確率変数 T に対して
 を[累積分布関数]
の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます
F(t) = P(T ≤ t)
命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び
危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関
で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法
(t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/
すこともできます。
この場合
寿命が t 以下である確率
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
累積分布関数と「生存関数」
確率変数 T に対して
 を[累積分布関数]
の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます
F(t) = P(T ≤ t)
命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び
危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関
で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法
(t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/
すこともできます。
この場合
寿命が t 以下である確率
て,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
る確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード
のに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あ
き,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現し
個体の集団について考えると,大数の法則によって,累
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
[生存関数]
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
累積分布関数と「生存関数」
時刻 t の時点で
まだ生きている確率
確率変数 T に対して
 を[累積分布関数]
の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます
F(t) = P(T ≤ t)
命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び
危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関
で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法
(t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/
すこともできます。
この場合
寿命が t 以下である確率
て,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
る確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード
のに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あ
き,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現し
個体の集団について考えると,大数の法則によって,累
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
[生存関数]
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
累積分布関数と「生存関数」
時刻 t の時点で
まだ生きている確率
ハザード関数は「瞬間瞬間の死亡の危険」
確率変数 T に対して
 を[累積分布関数]
の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます
F(t) = P(T ≤ t)
命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び
危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関
で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法
(t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/
すこともできます。
この場合
寿命が t 以下である確率
て,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
る確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード
のに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あ
き,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現し
個体の集団について考えると,大数の法則によって,累
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
[生存関数]
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
累積分布関数と「生存関数」
時刻 t の時点で
まだ生きている確率
ハザード関数は「瞬間瞬間の死亡の危険」
確率変数 T に対して
 を[累積分布関数]
の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます
F(t) = P(T ≤ t)
命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び
危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関
で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法
(t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/
すこともできます。
この場合
寿命が t 以下である確率
て,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
る確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード
のに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あ
き,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現し
個体の集団について考えると,大数の法則によって,累
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている
[生存関数]
生存関数は,ある時間がたったとき,まだ生きている
確率
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
次のような関数 l(t) を定義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T
この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「
t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存
に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも
密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して
ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは
死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え
F(t) = P(T ≤ t)
F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
次のような関数 l(t) を定義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T
この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「
t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存
に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも
密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して
ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは
死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え
F(t) = P(T ≤ t)
F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t
(累積分布関数の定義)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
次のような関数 l(t) を定義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T
この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「
t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存
に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも
密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して
ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは
死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え
F(t) = P(T ≤ t)
F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t
(累積分布関数の定義)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
次のような関数 l(t) を定義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T
この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「
t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存
に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも
密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して
ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは
死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え
F(t) = P(T ≤ t)
F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t
(累積分布関数の定義)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
次のような関数 l(t) を定義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T
この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「
t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存
に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも
密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して
ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは
死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え
F(t) = P(T ≤ t)
F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t
(累積分布関数の定義)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
次のような関数 l(t) を定義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T
この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「
t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存
に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも
密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して
ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは
死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え
F(t) = P(T ≤ t)
F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t
(累積分布関数の定義)
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
f(t)
(4)
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t) (4)
(条件付確率の定義)
含まれる
次のような関数 l(t) を定義します。
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T
この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「
t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存
に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも
密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して
ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは
死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え
F(t) = P(T ≤ t)
F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t
(累積分布関数の定義)
出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
1 ′
寿命 T ハザード関数 l(t)
累積分布関数 F(t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時
する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の
あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の
ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して
る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ
亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t)
刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を
立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって
である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆
」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの
の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確
ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次
度合」で,これをハザード関数といいます。
率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が
を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま
する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関
は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
(生存関数の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時
する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の
あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の
ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して
る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ
亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t)
刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を
立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって
である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆
」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの
の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確
ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次
度合」で,これをハザード関数といいます。
率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が
を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま
する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関
は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
(生存関数の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時
する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の
あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の
ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して
る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ
亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t)
刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を
立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって
である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆
」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの
の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確
ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次
度合」で,これをハザード関数といいます。
率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が
を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま
する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関
は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
(生存関数の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時
する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の
あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の
ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して
る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ
亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t)
刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を
立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって
である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆
」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの
の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確
ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次
度合」で,これをハザード関数といいます。
率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が
を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま
する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関
は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
(生存関数の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時
する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の
あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の
ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して
る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ
亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t)
刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を
立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって
である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆
」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの
の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確
ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次
度合」で,これをハザード関数といいます。
率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が
を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま
する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関
は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t +
P(
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t +
P(T > t)
((2) 式と累積分布関数の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t +
(微分の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(確率密度関数の定義と (3) 式より)=
f(t)
S(t)
得られます。ここで,(3) 式より
S′
(t) = (1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t)
すから,これを (4) 式に代入すると
l(t) = −
S′(t)
S(t)
いう微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
(生存関数の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時
する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の
あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の
ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して
る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ
亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t)
刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を
立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって
である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆
」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの
の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確
ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次
度合」で,これをハザード関数といいます。
率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が
を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま
する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関
は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t +
P(
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t +
P(T > t)
((2) 式と累積分布関数の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t +
(微分の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(確率密度関数の定義と (3) 式より)=
f(t)
S(t)
得られます。ここで,(3) 式より
S′
(t) = (1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t)
すから,これを (4) 式に代入すると
l(t) = −
S′(t)
S(t)
いう微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
(生存関数の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時
する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の
あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の
ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して
る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ
亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t)
刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を
立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって
である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆
」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの
の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確
ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次
度合」で,これをハザード関数といいます。
率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が
を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま
する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関
は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t +
P(
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t +
P(T > t)
((2) 式と累積分布関数の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t +
(微分の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(確率密度関数の定義と (3) 式より)=
f(t)
S(t)
得られます。ここで,(3) 式より
S′
(t) = (1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t)
すから,これを (4) 式に代入すると
l(t) = −
S′(t)
S(t)
いう微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存
以上から
∆→0 ∆ P(T > t)
累積分布関数の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
(微分の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
関数の定義と (3) 式より)=
f(t)
S(t)
3) 式より
S′
(t) = (1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t)
に代入すると
l(t) = −
S′(t)
S(t)
れます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確
という微分方程式が
得られる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
生存関数とハザード関数
(微分の定義)
(生存関数の定義)
るので)= lim
∆→0 ∆
·
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
に出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
S(t)
(6)
,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか
て (6) 式の微分方程式を解くと,
とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T <
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T <
P(T >
1 F
l(t) = lim
∆→0 ∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
るので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
3) 式より)=
f(t)
S(t)
(4)
(1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t) (5)
l(t) = −
S′(t)
(6)
でに出てきた式を用いると
l(t) = lim
∆→0
1
∆
P(t < T < t + ∆|T > t)
定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t + ∆) and (T > t)}
P(T > t)
れるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t + ∆)
P(T > t)
t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時
する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の
あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の
ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して
る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。
,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
「寿命が t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ
亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t)
刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を
立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって
である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆
」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの
の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確
ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次
度合」で,これをハザード関数といいます。
率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。
F(t) = P(T ≤ t)
t 以下である確率」です。さらに
S(t) = 1 − F(t) = P(T > t)
点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が
を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと
時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま
する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関
は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
(条件付き確率の定義より)= lim
∆→0
1
∆
·
P{(t < T < t +
P(
(T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim
∆→0
1
∆
·
P(t < T < t +
P(T > t)
((2) 式と累積分布関数の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t +
(微分の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
(確率密度関数の定義と (3) 式より)=
f(t)
S(t)
得られます。ここで,(3) 式より
S′
(t) = (1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t)
すから,これを (4) 式に代入すると
l(t) = −
S′(t)
S(t)
いう微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存
以上から
∆→0 ∆ P(T > t)
累積分布関数の定義より)=
1
P(T > t)
lim
∆→0
F(t + ∆) − F(t)
∆
(微分の定義より)=
1
P(T > t)
F′
(t)
関数の定義と (3) 式より)=
f(t)
S(t)
3) 式より
S′
(t) = (1 − F(t))′
= −F′
(t) = −f(t)
に代入すると
l(t) = −
S′(t)
S(t)
れます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確
という微分方程式が
得られる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
0
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
0
0
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
0
0
0
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
0
0
0
1
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
0
0
0
10
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
0
0
0
10
C = 0
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
よって
という解が得られる
l(t) = −
S(t)
微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬
0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解く
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0
に,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
,ここでハザード関数 l(t) を
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
0
0
0
10
C = 0
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C
ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
こでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
λp(λu)p−1
du
(両辺を積分)
う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生
S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1
うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
て,ここでハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
よって
という解が得られる
l(t) = −
S(t)
微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬
0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解く
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
−
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0
に,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。
,ここでハザード関数 l(t) を
時刻0,つまり誕生の瞬間
に生存している確率は1
つまり S(0) = 1
t = 0 のとき S(0) = 1 だから
0
0
0
10
C = 0
ハザード関数と
生存関数の関係
A.Asano,KansaiUniv.
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布と
指数分布
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
に代入
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
に代入
= exp −
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
数と生存関数との関係が得られます。
ド関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
に代入
= exp −
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
数と生存関数との関係が得られます。
ド関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
に代入
= exp −
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
数と生存関数との関係が得られます。
ド関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
に代入
= exp −
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
数と生存関数との関係が得られます。
ド関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
に代入
= exp −
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
数と生存関数との関係が得られます。
ド関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
微積分の関係
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
に代入
= exp −
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
数と生存関数との関係が得られます。
ド関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
微積分の関係
0
と生存関数との関係が得られます。
関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布
この形の累積分布関数をもつ確率分布を
[ワイブル分布]とよぶ
ハザード関数を
ド関数と生存関数との関係が得られます。
ザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確
累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。
と仮定する
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
に代入
= exp −
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
数と生存関数との関係が得られます。
ド関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
微積分の関係
0
と生存関数との関係が得られます。
関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
[摩耗故障]
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
[摩耗故障]
0 < p < 1 のときは,
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
[摩耗故障]
0 < p < 1 のときは,
程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C =
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
の指数が負
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
[摩耗故障]
0 < p < 1 のときは,
程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C =
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
の指数が負
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が小さくなる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
[摩耗故障]
0 < p < 1 のときは,
程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C =
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
の指数が負
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が小さくなる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
パラメータは λ と p
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
λ が大きいと,
ハザード関数が全体に大きくなる
死亡・故障する危険が
どの時刻でも大きくなる
p > 1 のときは,
= −
d
dt
(log S(t))
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0
ード関数と生存関数との関係が得られます。
ハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ
の指数が正
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
[摩耗故障]
0 < p < 1 のときは,
程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している
です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと,
l(t) = −
S′(t)
S(t)
= −
d
dt
(log S(t))
t
0
l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数)
S(t) = exp −
t
0
l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C =
ザード関数と生存関数との関係が得られます。
でハザード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
p は正の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
の指数が負
時間が経つにつれて死亡・故障する危険が小さくなる
[初期故障]
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブル分布のパラメータ
t
F(t)
F(t) = 1 – e–t4
F(t) = 1 – e–t2
経過時間
累積分布関数
(ある時刻までに死亡・
 故障したものの割合)
p = 2 の場合と p = 4 の場合
どちらも摩耗故障(時間につれて故障しやすくなる)
p = 4 のほうが,急激に故障が増える
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブルプロット
実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い,
ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブルプロット
実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い,
ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する
関数と生存関数との関係が得られます。
ード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ります。一方,p については,
)(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
入すると,
p −
t
0
λp(λu)p−1
du
p − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
− S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ついては,
10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
より
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9)
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブルプロット
実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い,
ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する
関数と生存関数との関係が得られます。
ード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ります。一方,p については,
)(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
入すると,
p −
t
0
λp(λu)p−1
du
p − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
− S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ついては,
10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
より
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9)
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると,
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く
両辺の対数を2回とる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブルプロット
実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い,
ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する
関数と生存関数との関係が得られます。
ード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ります。一方,p については,
)(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
入すると,
p −
t
0
λp(λu)p−1
du
p − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
− S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ついては,
10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
より
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9)
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると,
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く
両辺の対数を2回とる
のです。
なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
から,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(
,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブルプロット
実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い,
ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する
関数と生存関数との関係が得られます。
ード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ります。一方,p については,
)(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
入すると,
p −
t
0
λp(λu)p−1
du
p − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
− S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ついては,
10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
より
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9)
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると,
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く
両辺の対数を2回とる
のです。
なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
から,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(
,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広
Y
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブルプロット
実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い,
ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する
関数と生存関数との関係が得られます。
ード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ります。一方,p については,
)(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
入すると,
p −
t
0
λp(λu)p−1
du
p − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
− S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ついては,
10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
より
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9)
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると,
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く
両辺の対数を2回とる
のです。
なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
から,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(
,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広
Y
X
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブルプロット
実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い,
ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する
関数と生存関数との関係が得られます。
ード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ります。一方,p については,
)(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
入すると,
p −
t
0
λp(λu)p−1
du
p − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
− S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ついては,
10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
より
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9)
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると,
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く
両辺の対数を2回とる
のです。
なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
から,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(
,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広
Y
X
みるとわかります。(9) 式から
t)p
) (10)
g (exp ((λt)p
))}
λt)p
}
+ log λ)
(11)
おくと (11) 式は Y = p(X + log λ) という直線
ブルプロットを簡単に描けるように,縦横の軸
,「ワイブル確率紙」も広く用いられています。
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
ワイブルプロット
実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い,
ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する
関数と生存関数との関係が得られます。
ード関数 l(t) を
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
の実数),(7) 式に代入すると,
S(t) = exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
= exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ります。一方,p については,
)(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
l(t) = λp(λt)p−1
(8)
入すると,
p −
t
0
λp(λu)p−1
du
p − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
− S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
(9)
。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ
p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数
,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として
ついては,
10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ
より
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9)
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も
数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると,
ものです。
うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
すから,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X
り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け
t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く
両辺の対数を2回とる
のです。
なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式
1
S(t)
= exp ((λt)p
)
から,この式の両辺の対数を2回とると
log log
1
S(t)
= log {log (exp ((λt)p
))}
= log {(λt)p
}
= p(log t + log λ)
。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(
,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描
を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広
Y
X
みるとわかります。(9) 式から
t)p
) (10)
g (exp ((λt)p
))}
λt)p
}
+ log λ)
(11)
おくと (11) 式は Y = p(X + log λ) という直線
ブルプロットを簡単に描けるように,縦横の軸
,「ワイブル確率紙」も広く用いられています。
時刻を上の X ,その時刻での生存割合を上の Y に変換
してプロット→並びを近似する直線の傾きが p
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
指数分布
で p = 1 の場合
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
指数分布
で p = 1 の場合
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数
ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関
す。このとき (9) 式から
) = 1 − e−λt
(12)
率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に
その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」
名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
指数分布
で p = 1 の場合
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
死亡・故障する危険が
時刻によらず一定
ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数
ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関
す。このとき (9) 式から
) = 1 − e−λt
(12)
率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に
その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」
名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
指数分布
で p = 1 の場合
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
死亡・故障する危険が
時刻によらず一定
[偶発故障]
ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数
ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関
す。このとき (9) 式から
) = 1 − e−λt
(12)
率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に
その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」
名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
指数分布
で p = 1 の場合
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
死亡・故障する危険が
時刻によらず一定
[偶発故障]
ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数
ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関
す。このとき (9) 式から
) = 1 − e−λt
(12)
率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に
その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」
名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
累積分布関数は
= 1 の場合を考えると,(8) 式からハザード関数は l(t) = λ と時刻
誕生からいくら時間がたっても,死亡する危険は一定」「機械の故
故障)」ということになります。このとき (9) 式から
F(t) = 1 − e−λt
ような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分
点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの
の分布を表します。
,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において
ち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残って
F(t) = 1 − e−λt
うな累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分布
で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの割
分布を表します。
原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において
一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残ってい
) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。こ
′ 1
生存関数は
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
指数分布
で p = 1 の場合
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
死亡・故障する危険が
時刻によらず一定
[偶発故障]
ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数
ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関
す。このとき (9) 式から
) = 1 − e−λt
(12)
率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に
その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」
名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
[指数分布]累積分布関数は
= 1 の場合を考えると,(8) 式からハザード関数は l(t) = λ と時刻
誕生からいくら時間がたっても,死亡する危険は一定」「機械の故
故障)」ということになります。このとき (9) 式から
F(t) = 1 − e−λt
ような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分
点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの
の分布を表します。
,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において
ち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残って
F(t) = 1 − e−λt
うな累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分布
で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの割
分布を表します。
原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において
一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残ってい
) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。こ
′ 1
生存関数は
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
指数分布
で p = 1 の場合
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
死亡・故障する危険が
時刻によらず一定
[偶発故障]
ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数
ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関
す。このとき (9) 式から
) = 1 − e−λt
(12)
率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に
その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」
名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
[指数分布]累積分布関数は
= 1 の場合を考えると,(8) 式からハザード関数は l(t) = λ と時刻
誕生からいくら時間がたっても,死亡する危険は一定」「機械の故
故障)」ということになります。このとき (9) 式から
F(t) = 1 − e−λt
ような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分
点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの
の分布を表します。
,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において
ち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残って
F(t) = 1 − e−λt
うな累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分布
で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの割
分布を表します。
原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において
一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残ってい
) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。こ
′ 1
生存関数は
放射性原子核は,どの時刻においても,その時点で
存在する核のうち一定の割合が崩壊する
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
指数分布
で p = 1 の場合
との関係が得られます。
l(t) = λp(λt)p−1
代入すると,
exp −
t
0
λp(λu)p−1
du
exp − [(λu)p
]u=t
u=0 = exp (−(λt)p
)
1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p
)
ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル
と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
死亡・故障する危険が
時刻によらず一定
[偶発故障]
ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数
ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関
す。このとき (9) 式から
) = 1 − e−λt
(12)
率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に
その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」
名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
[指数分布]累積分布関数は
= 1 の場合を考えると,(8) 式からハザード関数は l(t) = λ と時刻
誕生からいくら時間がたっても,死亡する危険は一定」「機械の故
故障)」ということになります。このとき (9) 式から
F(t) = 1 − e−λt
ような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分
点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの
の分布を表します。
,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において
ち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残って
F(t) = 1 − e−λt
うな累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分布
で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの割
分布を表します。
原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において
一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残ってい
) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。こ
′ 1
生存関数は
放射性原子核は,どの時刻においても,その時点で
存在する核のうち一定の割合が崩壊する
ハザード関数が一定で,指数分布にしたがう
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
指数分布の生存関数
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
F(t) = 1 − e−λt
となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま
おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す
という場合の寿命の分布を表します。
この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時
在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻
すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
となります。
ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま
S(t′
) =
1
2
S(t)
がなりたちますから,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
となり,両辺の対数をとると
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
指数分布の生存関数
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
F(t) = 1 − e−λt
となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま
おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す
という場合の寿命の分布を表します。
この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時
在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻
すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
となります。
ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま
S(t′
) =
1
2
S(t)
がなりたちますから,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
となり,両辺の対数をとると
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
指数分布の生存関数
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
F(t) = 1 − e−λt
となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま
おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す
という場合の寿命の分布を表します。
この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時
在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻
すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
となります。
ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま
S(t′
) =
1
2
S(t)
がなりたちますから,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
となり,両辺の対数をとると
S(t) = e−λt
在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この
S(t′
) =
1
2
S(t)
(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
とると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
指数分布の生存関数
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
F(t) = 1 − e−λt
となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま
おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す
という場合の寿命の分布を表します。
この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時
在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻
すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
となります。
ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま
S(t′
) =
1
2
S(t)
がなりたちますから,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
となり,両辺の対数をとると
S(t) = e−λt
在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この
S(t′
) =
1
2
S(t)
(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
とると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
対数をとる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
指数分布の生存関数
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
F(t) = 1 − e−λt
となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま
おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す
という場合の寿命の分布を表します。
この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時
在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻
すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
となります。
ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま
S(t′
) =
1
2
S(t)
がなりたちますから,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
となり,両辺の対数をとると
S(t) = e−λt
在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この
S(t′
) =
1
2
S(t)
(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
とると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
とは,t′ − t すなわち「時刻 t に存在する原子核の数が半分にな
対数をとる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
原子核の数が半分に
なるまでの時間
指数分布の生存関数
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
F(t) = 1 − e−λt
となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま
おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す
という場合の寿命の分布を表します。
この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時
在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻
すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
となります。
ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま
S(t′
) =
1
2
S(t)
がなりたちますから,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
となり,両辺の対数をとると
S(t) = e−λt
在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この
S(t′
) =
1
2
S(t)
(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
とると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
とは,t′ − t すなわち「時刻 t に存在する原子核の数が半分にな
対数をとる
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
原子核の数が半分に
なるまでの時間
指数分布の生存関数
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
F(t) = 1 − e−λt
となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま
おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す
という場合の寿命の分布を表します。
この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時
在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻
すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
となります。
ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま
S(t′
) =
1
2
S(t)
がなりたちますから,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
となり,両辺の対数をとると
S(t) = e−λt
在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この
S(t′
) =
1
2
S(t)
(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
とると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
とは,t′ − t すなわち「時刻 t に存在する原子核の数が半分にな
対数をとる
t によらず一定
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
半減期
ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの
時間は,どの時刻でも一定
原子核の数が半分に
なるまでの時間
指数分布の生存関数
時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻を t´ とする
S(t) = e−λt
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
F(t) = 1 − e−λt
となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま
おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す
という場合の寿命の分布を表します。
この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時
在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻
すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から
S(t) = e−λt
となります。
ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま
S(t′
) =
1
2
S(t)
がなりたちますから,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
となり,両辺の対数をとると
S(t) = e−λt
在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この
S(t′
) =
1
2
S(t)
(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
とると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。
S(t′
) =
1
2
S(t)
,(13) 式から
e−λt′
=
1
2
e−λt
をとると
−λt′
= − log 2 − λt
t′
− t =
log 2
λ
とは,t′ − t すなわち「時刻 t に存在する原子核の数が半分にな
対数をとる
t によらず一定
[半減期]
2015年度秋学期 
A.Asano,KansaiUniv.
今日のまとめ
集団中の個体の数が
死亡・故障によって
減少して行く
この現象を
表す微分方程式
解に仮定を持ち込むことで,
ワイブル分布,指数分布といった
「死亡・故障による現象のモデル」
が導かれる

2015年度秋学期 応用数学(解析) 第10回 生存時間分布と半減期 (2015. 11. 26)

  • 1.
  • 2.
  • 3.
  • 4.
  • 5.
  • 6.
  • 7.
  • 8.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し
  • 9.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率
  • 10.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率
  • 11.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率
  • 12.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率
  • 13.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率 単位時間 あたり
  • 14.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率 単位時間 あたり
  • 15.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率 単位時間 あたり 次の瞬間
  • 16.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率 単位時間 あたり 次の瞬間
  • 17.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率 単位時間 あたり 次の瞬間 l(t) は 時刻tまで生存している人が 次の瞬間に死ぬ危険の度合
  • 18.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 寿命の確率分布を考える 寿命を表す確率変数 T (時刻0に誕生した人が死亡する時刻) これを寿命の確率分布といいます。 誕生した人が死亡する時刻は,確率変数であり,これ 義します。 l(t) =lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t). き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「T > t である 」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の, つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存し 時刻 t までは確かに生存している人が 時刻 t 以後,時間Δの間に死亡する 確率 単位時間 あたり 次の瞬間 l(t) は 時刻tまで生存している人が 次の瞬間に死ぬ危険の度合 [ハザード関数]
  • 19.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 累積分布関数と「生存関数」 確率変数 T に対して  を[累積分布関数] の確率変数T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます F(t) = P(T ≤ t) 命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び 危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関 で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている 死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法 (t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/ すこともできます。
  • 20.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 累積分布関数と「生存関数」 確率変数 T に対して  を[累積分布関数] の確率変数T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます F(t) = P(T ≤ t) 命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び 危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関 で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている 死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法 (t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/ すこともできます。 この場合 寿命が t 以下である確率
  • 21.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 累積分布関数と「生存関数」 確率変数 T に対して  を[累積分布関数] の確率変数T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます F(t) = P(T ≤ t) 命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び 危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関 で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている 死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法 (t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/ すこともできます。 この場合 寿命が t 以下である確率 て,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) る確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード のに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あ き,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現し 個体の集団について考えると,大数の法則によって,累 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている [生存関数]
  • 22.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 累積分布関数と「生存関数」 時刻 t の時点で まだ生きている確率 確率変数T に対して  を[累積分布関数] の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます F(t) = P(T ≤ t) 命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び 危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関 で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている 死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法 (t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/ すこともできます。 この場合 寿命が t 以下である確率 て,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) る確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード のに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あ き,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現し 個体の集団について考えると,大数の法則によって,累 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている [生存関数]
  • 23.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 累積分布関数と「生存関数」 時刻 t の時点で まだ生きている確率 ハザード関数は「瞬間瞬間の死亡の危険」 確率変数T に対して  を[累積分布関数] の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます F(t) = P(T ≤ t) 命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び 危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関 で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている 死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法 (t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/ すこともできます。 この場合 寿命が t 以下である確率 て,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) る確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード のに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あ き,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現し 個体の集団について考えると,大数の法則によって,累 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている [生存関数]
  • 24.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 累積分布関数と「生存関数」 時刻 t の時点で まだ生きている確率 ハザード関数は「瞬間瞬間の死亡の危険」 確率変数T に対して  を[累積分布関数] の確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます F(t) = P(T ≤ t) 命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼び 危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関 で時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている 死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法 (t) は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/ すこともできます。 この場合 寿命が t 以下である確率 て,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) る確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード のに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あ き,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現し 個体の集団について考えると,大数の法則によって,累 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている [生存関数] 生存関数は,ある時間がたったとき,まだ生きている 確率
  • 25.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 26.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 27.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 28.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 29.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 30.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 31.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 32.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 次のような関数 l(t) を定義します。 l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「 t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存 に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも 密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは 死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え F(t) = P(T ≤ t) F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 33.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 次のような関数 l(t) を定義します。 l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「 t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存 に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも 密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは 死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え F(t) = P(T ≤ t) F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t (累積分布関数の定義) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 34.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 次のような関数 l(t) を定義します。 l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「 t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存 に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも 密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは 死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え F(t) = P(T ≤ t) F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t (累積分布関数の定義) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 35.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 次のような関数 l(t) を定義します。 l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「 t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存 に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも 密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは 死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え F(t) = P(T ≤ t) F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t (累積分布関数の定義) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 36.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 次のような関数 l(t) を定義します。 l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「 t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存 に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも 密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは 死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え F(t) = P(T ≤ t) F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t (累積分布関数の定義) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 37.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 次のような関数 l(t) を定義します。 l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「 t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存 に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも 密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは 死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え F(t) = P(T ≤ t) F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t (累積分布関数の定義) 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 38.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t< T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) f(t) (4) に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (4) (条件付確率の定義) 含まれる 次のような関数 l(t) を定義します。 l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T この関数のうち,条件付き確率 P(t < T < t + ∆|T > t) は,「 t < T < t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存 に死亡する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったも 密度であり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存して ということになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは 死亡する危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 さて,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考え F(t) = P(T ≤ t) F(t) は「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t (累積分布関数の定義) 出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 1 ′ 寿命 T ハザード関数 l(t) 累積分布関数 F(t)
  • 39.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4)
  • 40.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4)
  • 41.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4)
  • 42.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと,
  • 43.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F
  • 44.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t)
  • 45.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t)
  • 46.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時 する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 ,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ 亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) 刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を 立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆ 」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確 ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次 度合」で,これをハザード関数といいます。 率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関 は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
  • 47.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) (生存関数の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時 する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 ,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ 亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) 刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を 立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆ 」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確 ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次 度合」で,これをハザード関数といいます。 率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関 は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
  • 48.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) (生存関数の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時 する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 ,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ 亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) 刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を 立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆ 」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確 ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次 度合」で,これをハザード関数といいます。 率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関 は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
  • 49.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) (生存関数の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時 する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 ,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ 亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) 刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を 立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆ 」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確 ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次 度合」で,これをハザード関数といいます。 率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関 は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の
  • 50.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) (生存関数の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時 する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 ,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ 亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) 刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を 立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆ 」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確 ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次 度合」で,これをハザード関数といいます。 率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関 は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + P( (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + P(T > t) ((2) 式と累積分布関数の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + (微分の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (確率密度関数の定義と (3) 式より)= f(t) S(t) 得られます。ここで,(3) 式より S′ (t) = (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) すから,これを (4) 式に代入すると l(t) = − S′(t) S(t) いう微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存
  • 51.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) (生存関数の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時 する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 ,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ 亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) 刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を 立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆ 」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確 ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次 度合」で,これをハザード関数といいます。 率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関 は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + P( (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + P(T > t) ((2) 式と累積分布関数の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + (微分の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (確率密度関数の定義と (3) 式より)= f(t) S(t) 得られます。ここで,(3) 式より S′ (t) = (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) すから,これを (4) 式に代入すると l(t) = − S′(t) S(t) いう微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存
  • 52.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) (生存関数の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時 する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 ,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ 亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) 刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を 立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆ 」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確 ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次 度合」で,これをハザード関数といいます。 率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関 は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + P( (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + P(T > t) ((2) 式と累積分布関数の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + (微分の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (確率密度関数の定義と (3) 式より)= f(t) S(t) 得られます。ここで,(3) 式より S′ (t) = (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) すから,これを (4) 式に代入すると l(t) = − S′(t) S(t) いう微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存 以上から ∆→0 ∆ P(T > t) 累積分布関数の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ (微分の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 関数の定義と (3) 式より)= f(t) S(t) 3) 式より S′ (t) = (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) に代入すると l(t) = − S′(t) S(t) れます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確 という微分方程式が 得られる
  • 53.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 生存関数とハザード関数 (微分の定義) (生存関数の定義) るので)= lim ∆→0 ∆ · P(T> t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, に出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (3) 式より)= f(t) S(t) (4) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) 定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ 定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) 1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) S(t) (6) ,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確率は 1 ですか て (6) 式の微分方程式を解くと, とする[確率密度関数]関数を f(t) = F′(t) として,これまでに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < P(T > 1 F l(t) = lim ∆→0 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) るので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 3) 式より)= f(t) S(t) (4) (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) (5) l(t) = − S′(t) (6) でに出てきた式を用いると l(t) = lim ∆→0 1 ∆ P(t < T < t + ∆|T > t) 定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + ∆) and (T > t)} P(T > t) れるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + ∆) P(T > t) t + ∆ である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時 する確率」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の あり,その ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の ことになります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存して る危険の度合」で,これをハザード関数といいます。 ,この確率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) 「寿命が t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 刻 t の時点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハ 亡の危険を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) 刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を 立に死亡する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって である確率」,すなわち「時刻 t までは確かに生存している人が,時刻 t 以後 ∆ 」を意味します 1。ですから,それを ∆ で割ったものは,t 以後の時間あたりの の ∆ → 0 の極限は「時刻 t までは確かに生存していた人の,次の瞬間の死亡確 ります。つまり,この関数 l(t) は「時刻 t までは確かに生存している人が,次 度合」で,これをハザード関数といいます。 率変数 T に対して,次の累積分布関数 F(t) を考えます。 F(t) = P(T ≤ t) t 以下である確率」です。さらに S(t) = 1 − F(t) = P(T > t) 点でまだ生きている確率」であり,これを生存関数と呼びます。ハザード関数が を表現しているのに対して,累積分布関数 F(t) や生存関数 S(t) は「あるひと 時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている確率」を表現していま する十分多くの個体の集団について考えると,大数の法則によって,累積分布関 は「時刻 t まで時間が過ぎたとき,すでに死んでいる/まだ生きている個体の (条件付き確率の定義より)= lim ∆→0 1 ∆ · P{(t < T < t + P( (T > t は t < T < t + ∆に含まれるので)= lim ∆→0 1 ∆ · P(t < T < t + P(T > t) ((2) 式と累積分布関数の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + (微分の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) (確率密度関数の定義と (3) 式より)= f(t) S(t) 得られます。ここで,(3) 式より S′ (t) = (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) すから,これを (4) 式に代入すると l(t) = − S′(t) S(t) いう微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存 以上から ∆→0 ∆ P(T > t) 累積分布関数の定義より)= 1 P(T > t) lim ∆→0 F(t + ∆) − F(t) ∆ (微分の定義より)= 1 P(T > t) F′ (t) 関数の定義と (3) 式より)= f(t) S(t) 3) 式より S′ (t) = (1 − F(t))′ = −F′ (t) = −f(t) に代入すると l(t) = − S′(t) S(t) れます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している確 という微分方程式が 得られる
  • 54.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du
  • 55.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分)
  • 56.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると,
  • 57.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1
  • 58.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから
  • 59.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから 0
  • 60.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから 0 0
  • 61.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから 0 0 0
  • 62.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから 0 0 0 1
  • 63.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから 0 0 0 10
  • 64.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから 0 0 0 10 C = 0
  • 65.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, よって という解が得られる l(t) = − S(t) 微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬 0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解く l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0 に,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 ,ここでハザード関数 l(t) を 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから 0 0 0 10 C = 0
  • 66.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 微分方程式を解く方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6)式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 こでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t λp(λu)p−1 du (両辺を積分) う微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生 S(0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 うに,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 て,ここでハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 いて(λ, p は正の実数),(7) 式に代入すると, よって という解が得られる l(t) = − S(t) 微分方程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬 0) = 1 です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解く l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) − t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0 に,ハザード関数と生存関数との関係が得られます。 ,ここでハザード関数 l(t) を 時刻0,つまり誕生の瞬間 に生存している確率は1 つまり S(0) = 1 t = 0 のとき S(0) = 1 だから 0 0 0 10 C = 0 ハザード関数と 生存関数の関係
  • 67.
  • 68.
  • 69.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する
  • 70.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) に代入
  • 71.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) に代入 = exp − 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 数と生存関数との関係が得られます。 ド関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ 布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
  • 72.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) に代入 = exp − 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 数と生存関数との関係が得られます。 ド関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ 布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
  • 73.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) に代入 = exp − 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 数と生存関数との関係が得られます。 ド関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ 布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
  • 74.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) に代入 = exp − 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 数と生存関数との関係が得られます。 ド関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ 布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ
  • 75.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) に代入 = exp − 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 数と生存関数との関係が得られます。 ド関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ 布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ 微積分の関係
  • 76.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) に代入 = exp − 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 数と生存関数との関係が得られます。 ド関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ 布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ 微積分の関係 0 と生存関数との関係が得られます。 関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分
  • 77.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布 この形の累積分布関数をもつ確率分布を [ワイブル分布]とよぶ ハザード関数を ド関数と生存関数との関係が得られます。 ザード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確 累積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 と仮定する = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 な ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) に代入 = exp − 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 数と生存関数との関係が得られます。 ド関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ 布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハ 微積分の関係 0 と生存関数との関係が得られます。 関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分
  • 78.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
  • 79.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる
  • 80.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる
  • 81.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは,
  • 82.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正
  • 83.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正
  • 84.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
  • 85.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる
  • 86.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる [摩耗故障]
  • 87.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる [摩耗故障] 0 < p < 1 のときは,
  • 88.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる [摩耗故障] 0 < p < 1 のときは, 程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du の指数が負
  • 89.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる [摩耗故障] 0 < p < 1 のときは, 程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du の指数が負 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が小さくなる
  • 90.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる [摩耗故障] 0 < p < 1 のときは, 程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du の指数が負 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が小さくなる
  • 91.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ パラメータは λ とp との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ λ が大きいと, ハザード関数が全体に大きくなる 死亡・故障する危険が どの時刻でも大きくなる p > 1 のときは, = − d dt (log S(t)) l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = 0 ード関数と生存関数との関係が得られます。 ハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) 布関数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイ の指数が正 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が大きくなる [摩耗故障] 0 < p < 1 のときは, 程式が得られます。ここで,時刻 0,すなわち誕生の瞬間に生存している です。これを初期条件として (6) 式の微分方程式を解くと, l(t) = − S′(t) S(t) = − d dt (log S(t)) t 0 l(u)du = log S(t) + C (C は積分定数) S(t) = exp − t 0 l(u)du (t = 0 のとき S(0) = 1 なので,C = ザード関数と生存関数との関係が得られます。 でハザード関数 l(t) を l(t) = λp(λt)p−1 p は正の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du の指数が負 時間が経つにつれて死亡・故障する危険が小さくなる [初期故障]
  • 92.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブル分布のパラメータ t F(t) F(t) = 1– e–t4 F(t) = 1 – e–t2 経過時間 累積分布関数 (ある時刻までに死亡・  故障したものの割合) p = 2 の場合と p = 4 の場合 どちらも摩耗故障(時間につれて故障しやすくなる) p = 4 のほうが,急激に故障が増える
  • 93.
  • 94.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブルプロット 実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い, ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する 関数と生存関数との関係が得られます。 ード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 (8) の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ 積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ります。一方,p については, )(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ l(t) = λp(λt)p−1 (8) 入すると, p − t 0 λp(λu)p−1 du p − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 ,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ついては, 10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ より 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も
  • 95.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブルプロット 実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い, ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する 関数と生存関数との関係が得られます。 ード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 (8) の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ 積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ります。一方,p については, )(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ l(t) = λp(λt)p−1 (8) 入すると, p − t 0 λp(λu)p−1 du p − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 ,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ついては, 10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ より 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると, ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く 両辺の対数を2回とる
  • 96.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブルプロット 実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い, ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する 関数と生存関数との関係が得られます。 ード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 (8) の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ 積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ります。一方,p については, )(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ l(t) = λp(λt)p−1 (8) 入すると, p − t 0 λp(λu)p−1 du p − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 ,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ついては, 10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ より 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると, ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く 両辺の対数を2回とる のです。 なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式 1 S(t) = exp ((λt)p ) から,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) 。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p( ,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広
  • 97.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブルプロット 実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い, ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する 関数と生存関数との関係が得られます。 ード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 (8) の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ 積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ります。一方,p については, )(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ l(t) = λp(λt)p−1 (8) 入すると, p − t 0 λp(λu)p−1 du p − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 ,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ついては, 10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ より 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると, ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く 両辺の対数を2回とる のです。 なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式 1 S(t) = exp ((λt)p ) から,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) 。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p( ,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広 Y
  • 98.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブルプロット 実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い, ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する 関数と生存関数との関係が得られます。 ード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 (8) の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ 積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ります。一方,p については, )(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ l(t) = λp(λt)p−1 (8) 入すると, p − t 0 λp(λu)p−1 du p − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 ,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ついては, 10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ より 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると, ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く 両辺の対数を2回とる のです。 なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式 1 S(t) = exp ((λt)p ) から,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) 。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p( ,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広 Y X
  • 99.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブルプロット 実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い, ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する 関数と生存関数との関係が得られます。 ード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 (8) の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ 積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ります。一方,p については, )(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ l(t) = λp(λt)p−1 (8) 入すると, p − t 0 λp(λu)p−1 du p − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 ,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ついては, 10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ より 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると, ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く 両辺の対数を2回とる のです。 なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式 1 S(t) = exp ((λt)p ) から,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) 。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p( ,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広 Y X みるとわかります。(9) 式から t)p ) (10) g (exp ((λt)p ))} λt)p } + log λ) (11) おくと (11) 式は Y = p(X + log λ) という直線 ブルプロットを簡単に描けるように,縦横の軸 ,「ワイブル確率紙」も広く用いられています。
  • 100.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. ワイブルプロット 実務では,たくさんの個体で耐久試験を行い, ワイブル分布を仮定して,パラメータを推測する 関数と生存関数との関係が得られます。 ード関数 l(t) を l(t)= λp(λt)p−1 (8) の実数),(7) 式に代入すると, S(t) = exp − t 0 λp(λu)p−1 du = exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) F(t) = 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 数 F(t) が得られます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ 積分布関数には λ と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 くなるわけですから,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ります。一方,p については, )(2014 年度秋学期) 第10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ l(t) = λp(λt)p−1 (8) 入すると, p − t 0 λp(λu)p−1 du p − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) (9) 。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル分布とよ p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザード関数 ,全ての時刻を通じて死亡する危険が大きくなり,全体として ついては, 10回 (2014. 12. 4) http://racco.mikeneko.jp/  2/4 ページ より 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も 数」をプロットし,それらの点の並びを近似する直線の傾きを求めると, ものです。 うなことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式か 1 S(t) = exp ((λt)p ) すから,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) す。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p(X り,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描け t を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広く 両辺の対数を2回とる のです。 なことがなぜできるのかは,次の計算をしてみるとわかります。(9) 式 1 S(t) = exp ((λt)p ) から,この式の両辺の対数を2回とると log log 1 S(t) = log {log (exp ((λt)p ))} = log {(λt)p } = p(log t + log λ) 。そこで,Y = log(log(1/S(t))), X = log t とおくと (11) 式は Y = p( ,その傾きがパラメータ p となります。ワイブルプロットを簡単に描 を上の Y, X のように変換した目盛りを刻んだ,「ワイブル確率紙」も広 Y X みるとわかります。(9) 式から t)p ) (10) g (exp ((λt)p ))} λt)p } + log λ) (11) おくと (11) 式は Y = p(X + log λ) という直線 ブルプロットを簡単に描けるように,縦横の軸 ,「ワイブル確率紙」も広く用いられています。 時刻を上の X ,その時刻での生存割合を上の Y に変換 してプロット→並びを近似する直線の傾きが p
  • 101.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 指数分布 で p =1 の場合 との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ
  • 102.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 指数分布 で p =1 の場合 との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数 ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関 す。このとき (9) 式から ) = 1 − e−λt (12) 率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」 名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
  • 103.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 指数分布 で p =1 の場合 との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ 死亡・故障する危険が 時刻によらず一定 ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数 ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関 す。このとき (9) 式から ) = 1 − e−λt (12) 率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」 名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
  • 104.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 指数分布 で p =1 の場合 との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ 死亡・故障する危険が 時刻によらず一定 [偶発故障] ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数 ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関 す。このとき (9) 式から ) = 1 − e−λt (12) 率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」 名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存
  • 105.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 指数分布 で p =1 の場合 との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ 死亡・故障する危険が 時刻によらず一定 [偶発故障] ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数 ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関 す。このとき (9) 式から ) = 1 − e−λt (12) 率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」 名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存 累積分布関数は = 1 の場合を考えると,(8) 式からハザード関数は l(t) = λ と時刻 誕生からいくら時間がたっても,死亡する危険は一定」「機械の故 故障)」ということになります。このとき (9) 式から F(t) = 1 − e−λt ような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分 点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの の分布を表します。 ,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において ち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残って F(t) = 1 − e−λt うな累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分布 で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの割 分布を表します。 原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において 一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残ってい ) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。こ ′ 1 生存関数は
  • 106.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 指数分布 で p =1 の場合 との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ 死亡・故障する危険が 時刻によらず一定 [偶発故障] ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数 ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関 す。このとき (9) 式から ) = 1 − e−λt (12) 率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」 名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存 [指数分布]累積分布関数は = 1 の場合を考えると,(8) 式からハザード関数は l(t) = λ と時刻 誕生からいくら時間がたっても,死亡する危険は一定」「機械の故 故障)」ということになります。このとき (9) 式から F(t) = 1 − e−λt ような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分 点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの の分布を表します。 ,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において ち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残って F(t) = 1 − e−λt うな累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分布 で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの割 分布を表します。 原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において 一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残ってい ) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。こ ′ 1 生存関数は
  • 107.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 指数分布 で p =1 の場合 との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ 死亡・故障する危険が 時刻によらず一定 [偶発故障] ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数 ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関 す。このとき (9) 式から ) = 1 − e−λt (12) 率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」 名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存 [指数分布]累積分布関数は = 1 の場合を考えると,(8) 式からハザード関数は l(t) = λ と時刻 誕生からいくら時間がたっても,死亡する危険は一定」「機械の故 故障)」ということになります。このとき (9) 式から F(t) = 1 − e−λt ような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分 点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの の分布を表します。 ,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において ち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残って F(t) = 1 − e−λt うな累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分布 で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの割 分布を表します。 原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において 一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残ってい ) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。こ ′ 1 生存関数は 放射性原子核は,どの時刻においても,その時点で 存在する核のうち一定の割合が崩壊する
  • 108.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 指数分布 で p =1 の場合 との関係が得られます。 l(t) = λp(λt)p−1 代入すると, exp − t 0 λp(λu)p−1 du exp − [(λu)p ]u=t u=0 = exp (−(λt)p ) 1 − S(t) = 1 − exp (−(λt)p ) ます。このような累積分布関数をもつ確率分布をワイブル と p の2つのパラメータがあります。 λ が大きいとハザ 死亡・故障する危険が 時刻によらず一定 [偶発故障] ハザード関数は式からハザード関数は l(t) = λ と時刻に依存しない定数 ても,死亡する危険は一定」「機械の故障率は,時間に関 す。このとき (9) 式から ) = 1 − e−λt (12) 率分布を指数分布とよびます。指数分布は,「どの時刻に その後一定時間内に死亡するものの割合は,常に同じ」 名です。原子核は,どの時刻においても,その時点で存 [指数分布]累積分布関数は = 1 の場合を考えると,(8) 式からハザード関数は l(t) = λ と時刻 誕生からいくら時間がたっても,死亡する危険は一定」「機械の故 故障)」ということになります。このとき (9) 式から F(t) = 1 − e−λt ような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分 点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの の分布を表します。 ,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において ち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残って F(t) = 1 − e−λt うな累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびます。指数分布 で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡するものの割 分布を表します。 原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時刻において 一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻に残ってい ) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。こ ′ 1 生存関数は 放射性原子核は,どの時刻においても,その時点で 存在する核のうち一定の割合が崩壊する ハザード関数が一定で,指数分布にしたがう
  • 109.
  • 110.
  • 111.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ
  • 112.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 指数分布の生存関数 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ F(t) = 1 − e−λt となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す という場合の寿命の分布を表します。 この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時 在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻 すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt となります。 ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま S(t′ ) = 1 2 S(t) がなりたちますから,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt となり,両辺の対数をとると
  • 113.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 指数分布の生存関数 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ F(t) = 1 − e−λt となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す という場合の寿命の分布を表します。 この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時 在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻 すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt となります。 ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま S(t′ ) = 1 2 S(t) がなりたちますから,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt となり,両辺の対数をとると
  • 114.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 指数分布の生存関数 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ F(t) = 1 − e−λt となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す という場合の寿命の分布を表します。 この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時 在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻 すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt となります。 ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま S(t′ ) = 1 2 S(t) がなりたちますから,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt となり,両辺の対数をとると S(t) = e−λt 在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この S(t′ ) = 1 2 S(t) (13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt とると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ
  • 115.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 指数分布の生存関数 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ F(t) = 1 − e−λt となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す という場合の寿命の分布を表します。 この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時 在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻 すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt となります。 ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま S(t′ ) = 1 2 S(t) がなりたちますから,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt となり,両辺の対数をとると S(t) = e−λt 在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この S(t′ ) = 1 2 S(t) (13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt とると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ 対数をとる
  • 116.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 指数分布の生存関数 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ F(t) = 1 − e−λt となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す という場合の寿命の分布を表します。 この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時 在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻 すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt となります。 ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま S(t′ ) = 1 2 S(t) がなりたちますから,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt となり,両辺の対数をとると S(t) = e−λt 在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この S(t′ ) = 1 2 S(t) (13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt とると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。 S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ とは,t′ − t すなわち「時刻 t に存在する原子核の数が半分にな 対数をとる
  • 117.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 原子核の数が半分に なるまでの時間 指数分布の生存関数 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ F(t) = 1 − e−λt となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す という場合の寿命の分布を表します。 この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時 在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻 すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt となります。 ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま S(t′ ) = 1 2 S(t) がなりたちますから,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt となり,両辺の対数をとると S(t) = e−λt 在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この S(t′ ) = 1 2 S(t) (13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt とると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。 S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ とは,t′ − t すなわち「時刻 t に存在する原子核の数が半分にな 対数をとる
  • 118.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 原子核の数が半分に なるまでの時間 指数分布の生存関数 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ F(t) = 1 − e−λt となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す という場合の寿命の分布を表します。 この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時 在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻 すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt となります。 ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま S(t′ ) = 1 2 S(t) がなりたちますから,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt となり,両辺の対数をとると S(t) = e−λt 在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この S(t′ ) = 1 2 S(t) (13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt とると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。 S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ とは,t′ − t すなわち「時刻 t に存在する原子核の数が半分にな 対数をとる t によらず一定
  • 119.
    2015年度秋学期  A.Asano,KansaiUniv. 半減期 ある時刻に存在する原子核の数が,その半分になるまでの 時間は,どの時刻でも一定 原子核の数が半分に なるまでの時間 指数分布の生存関数 時刻 t に存在する原子核の数が半分になる時刻をt´ とする S(t) = e−λt 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。このと S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ F(t) = 1 − e−λt となります。このような累積分布関数をもつ確率分布を指数分布とよびま おいても,その時点で生存している個体のうちその後一定時間内に死亡す という場合の寿命の分布を表します。 この例としては,原子核の崩壊のモデルが有名です。原子核は,どの時 在する原子核のうち一定の割合が崩壊すると考えられているので,ある時刻 すなわち生存関数 S(t) は指数分布で表現でき,(12) 式から S(t) = e−λt となります。 ここで,時刻 t に存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみま S(t′ ) = 1 2 S(t) がなりたちますから,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt となり,両辺の対数をとると S(t) = e−λt 在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。この S(t′ ) = 1 2 S(t) (13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt とると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ 存在した原子核の数が半分になる時刻 t′ を考えてみましょう。 S(t′ ) = 1 2 S(t) ,(13) 式から e−λt′ = 1 2 e−λt をとると −λt′ = − log 2 − λt t′ − t = log 2 λ とは,t′ − t すなわち「時刻 t に存在する原子核の数が半分にな 対数をとる t によらず一定 [半減期]
  • 120.