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データ流通実証実験について-20180207

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2018/1/24に開催したさくらの夕べで発表した、さくらで実施予定のデータ流通実証実験に関する資料です。

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データ流通実証実験について-20180207

  1. 1. データ流通実証実験のご紹介 さくらインターネット研究所の取り組みのご紹介 2018/01/24 (C) Copyright 1996-2017 SAKURA Internet Inc さくらインターネット研究所 上級研究員 菊地 俊介さくらインターネット
  2. 2. 話者について 菊地 俊介 (1974年生まれ、東京都出身、品川区在住) 4 所属 さくらインターネット研究所 経歴 大学卒業後、富士通(株)に就職、 富士通研究所に配属 ネットの研究やったり、SEやったり、 JANOGのスタッフやったり、 NICTに出向したり、トイレIoT作ったり さくらインターネットに転職 専門 今は、エッジ・Fogコンピューティング (分散系システムのあたり) 趣味 家庭内IoT、ゲーム、車、鉄道
  3. 3. データ流通の実証実験をやります(18年3月〜) 17年12月にプレスリリース発行 https://www.sakura.ad.jp/press/2017/1205_fiware-nec/ 3
  4. 4. データ流通? 4 現在のデータの使い方 データ流通が実現している将来(想定) … アプリ・ サービス アプリ・ サービス アプリ・ サービス プラットフォーム ビル・企業個人 データ データ データ分析 結果 アプリやサービスが自分自身で データを貯めて利用 … アプリ・ サービス アプリ・ サービス アプリ・ サービス データ流通市場 ビル・企業個人 データ データ分析 結果 自分以外の生成した データも利用できる
  5. 5. そもそも、なんでさくらでやるの? 「やってみて課題を抽出すること」それ自体 5 データ流通基盤運営上のノウハウの獲得 データ利用のアプリケーション、ニーズの把握 さくらでの実証実験の目的
  6. 6. そもそも、なんでさくらでやるの? 「やってみて課題を抽出すること」それ自体 6 データ流通基盤運営上のノウハウの獲得 データ利用のアプリケーション、ニーズの把握 さくらでの実証実験の目的
  7. 7. データ流通実現に向けた課題 決まっていないこと、難しいことばかり 7 内容・仕様 提供されるデータの内容や 量、それらをどのようにメ タデータとして表現するか 提供方法 メディアの形式や伝播方法、 APIの形式、プロトコル 性能・品質 リアルタイム性、遅延、 データの抜け、データの真 正性、校正 利用範囲 利用許諾 or 譲渡 or 共同利用か、 商用利用可能か 取引条件・期間 複製・分析・加工の可否、利用可能 期間、過去のデータはどうか 対価 データの値段はいくらか、どうやっ て決めるか、どうやって払うか プライバシー・法令 個人情報保護、法令遵守、それをど うやって守らせるか データ自体の表現、扱い方に関すること データの流通・取引に関すること 「データに関する取引の推進を目的とした契約ガイドライン」を参考に、菊地により加筆
  8. 8. 今回の実証実験での対処案 極力ありモノを使い、イージーかつ性善説で対処 8 内容・仕様 提供されるデータの内容や 量、それをどのようにメタ データとして表現するか 提供方法 メディアの形式や伝播方法、 APIの形式、プロトコル 性能・品質 リアルタイム性、遅延、 データの抜け、データの真 正性、校正 利用範囲 利用許諾 or 譲渡 or 共同利用か、 商用利用可能か 取引条件・期間 複製・分析・加工の可否、利用可能 期間、過去のデータはどうか 対価 データの値段はいくらか、どうやっ て決めるか、どうやって払うか プライバシー・法令 個人情報保護、法令遵守、それをど うやって守らせるか データ自体の表現、扱い方に関すること データの流通・取引に関すること FIWAREを利用 ASIS、無保証 無償 守ってね 非商用であれば自由に使って良い まずはやってみて、 課題(問題)を抽出 する
  9. 9. FIWAREとは何か (1/2) • オープンデータ共有のための基盤ソフトウェア • データ収集、認証、データ解析、などの機能要素を実現す るソフトウェアモジュール(Generic Enabler)の集合体 • 必要なものだけ組み合わせて利用できる 9 いずれの図もhttps://www.slideshare.net/JuanjoHierro/fiware-a-standard-platform-for-smart-cities より抜粋 GE(部品)を組み合わせたシステムの例 特にSmart Cityのシステム・アプリケーション を構成するのにフォーカスしている
  10. 10. FIWAREとは何か (2/2) 10 • FP7, FI-PPPでファンドされ開発された、基盤ソフトウェア • FP7 - 欧州委員会の第7次研究枠組み計画 • FI-PPP - Future Internet Public-Private Partnership、FP7の ICT研究開発プログラムのうちの1つ FI-PPPの枠組み https://www.fi-ppp.eu/ より抜粋、強調部分は菊地
  11. 11. FIWAREでできること • GE(=Generic Enabler、汎用部品モジュール)をユースケースに合 わせて組み合わせ、データ登録・利用システムを簡単に構築可能 • NGSI(=Next Generation Service Interface)という標準化された インターフェースと、コンテキスト情報(生データ+属性情報)を規 定するデータモデルにより、システム間/アプリケーション間での データ流通が可能に • データ流通のためのプラットフォームサービス(PaaS)自体も構築 可能。その部品もGEに含まれる。 11 Context Broker (データ中継) フォーマット 変換 データカタログ (登録・公開) データ可視化 デバイス認証 データ保存 デバイス アプリケーション データ マーケット PaaS基盤 NGSI FIWARE GE群 FIWARE GE(一部)と組み合わせの例 これら(←)を実行 させるPaaSを作れる
  12. 12. FIWARE GEの種類 • カタログサイト • https://catalogue.fiware.org/ • GEを7領域(下記)で分類して紹介 • GEの他に、特定領域向け専用イネーブラ(DSE:Domain Specific Enabler)もある。(特定領域:製造、メディア、ヘルス、エネルギー、 農業・食品) • GEは現在52種類(2017年09月時点) • ソース(git)、VM、Dockerコンテナの各形式で提供される。 • 分類、概略(右図、左側の7つの丸) • デバイス-ネットワーク間接続用ミドルウェア:3 • RTPS、OpenFlowなど。 • Web-UI:13 • 3D/VR/ARツール、GISなど。 • アプリ・サービス:8 • データ可視化、データストア、など。 • ホスティング:9 • Docker、ポリシーマネージャ、PaaSマネージャ、ポータル画面、 IaaS基盤など。 • データ管理:7 • コンテキストブローカ、CEP、メッセージング、ビッグデータ解析、 CKANなど。 • IoT:5 • デバイス管理、プロトコル変換、など。 • セキュリティ:7 • PEP/PDP、ID管理、モニタリングなど。 12
  13. 13. 市場の成否の最大ポイント – 集客 実のところ、人(データ)が来てくれるかどうか 自体が最大の懸念点...。 • 「課題の抽出・解決」と「集客」は、にわたまの関 係にある。 参加者の本音(推定) 13 しょぼいデータしかないんじゃ、 やる気になんないよね。 お試しするにも、お高いんじゃ...?
  14. 14. データ取得と利用の基本形 • データを取得(生成)し、使う、という行動のインテンション(意欲)は 「やりたいことを実現する」ことから生まれる。 • 行動1:「やりたいことの実現」のためにデータを取る • 例:快適な温度にしたいから室温データを取る、行列したくないから混雑状況を知る、など • 行動2:「やりたいことの実現」のために使えるデータを使う • 行動3:「データを売って儲けたい」という意欲も、「(このデータを使ったらこう いうことができて便利だから、きっと色んな人が欲しがるだろう(だから売ろ う))」という想定に基づく 14 サービスのアイデア (やりたいこと) データ取得 サービス提供 (データ利用) デバイススマートビル機器 データ データ データデータ データ データ 誰かが取得した データを利用 デバイススマートビル機器 データデータ サービス提供し たい・データを 使いたい人 1:データ取得と利用の基本形 2:使えるデータを使う 3:誰かのためにデータを取る
  15. 15. (宣伝) 15
  16. 16. しょぼいデータ...? 16
  17. 17. 楽しそうなデータを揃える(利用促進) 17 インターネット (通信回線) データセンター サーバ群 (大規模) 大規模ビル 周辺ビル P P P 見て楽しい・使って楽しいデータとして、 某ビルのデータを提供予定 内外計測データ・ 設定情報 高速・大容量 必要なアプリ ビル内の人流の可視化、 イベント効果測定など ができるように。 (行政とも連携予定)
  18. 18. 高いんだよね...? 18
  19. 19. 19 無償!
  20. 20. (ふたたび宣伝) 20
  21. 21. まとめ • データ流通、やってみて試すことがまず目的 • システムにはFIWAREを利用 • 性善説で規約を制定 • 集客のための施策もばっちり? • 実証実験はまず福岡で開始、その後全国に展開していきたい意向 21 乞うご期待

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