Cognos Report Authoring レポート内のレイアウトを整える

1. Title A1_レポート内のレイアウトを整える
キーワード 表、リスト、クロス集計
レポート内のレイアウトを整える
完成イメージ
使用データ・パッケージ
GO販売(分析)
作業ステップ
1. 表の作成
2. 表のセルのサイズ設定と実行時の動作
詳細手順
1. 表の作成
リストやグラフを複数使用する際に、予め表を配置し、サイズを設定する事でレイアウトを整えます。
下記のように、配置する表の行・列を指定しクリックします。
今回は、2×2の表とします。
左上を選択します。
表のプロパティーを確認します。
ポイントは、デフォルトでサイズおよびオーバーフロー処理で横幅が、100%になっている点です。ここを覚えておいてください。
次に表のセルを選択し、プロパティーで背景色を選択します。
青を選択し、OKを選択します。

2. 下記のようになります。
同様にして、表の4つのセルに色をつけます。
2. 表のセルのサイズ設定と実行時の動作
セルを選択し、サイズおよびオーバーフロー処理を選択します。
下記のようにサイズを設定し、OKを選択します。
下記のように変わります。
レポートを実行します。
下記のようになります。
青色のセルは、サイズが明示的に指定されているため、そのサイズで表示されます。
黄色のセルは、青色のセルの横にあるので高さが同じ値になります。また、幅は、表全体に対して横幅が100%となっているため画面全体の幅-青色のセルの幅となります。
また、注目点としては、黄緑色のセルと灰色のセルは表示されないという事です。
これは、高さが、デフォルトで0に表示される事が理由だと想定できます。

3. 次に、サイズおよびオーバーフロー処理を設定していない3つのセルに対して、青色のセルと同じ値を設定します。
レポートを実行します。
ここでの注目ポイントは、ブラウザのウィンドウ自体を大きくするとそのサイズに合わせて横幅が変更される事です。
これも表全体に対して横幅が100%となっている事が原因です。
表全体を選んで、サイズおよびオーバーフロー処理を変更します。
デフォルトは、幅が100%になっています。
幅をブランクにして、OKを選択します。単位は変更してもしなくてもよいです。

4. レポートを実行し、ウィンドウのサイズに合わせて表のサイズが変わらない事を確認します。
このように、表全体のサイズがデフォルトで値が入っている事での動作を覚えておき、必要に応じてはじめにデフォルトの値を削除する事などを考慮してください。
今回は、色を設定しただけですが、本来はこの表の中にリストやグラフを配置する事でレイアウトをきれいに整えられます。