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デジタルシチズンシップへの伏線
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Shimpei Toyofuku
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コロナ禍が学校に与えたインパクトとは? 新しい学習観とデジタル・リテラシーの位置付け 日本の教育情報化課題とは? デジタルシチズンシップの展望
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デジタルシチズンシップへの伏線
1.
デジタルシチズンシッ プ への伏線 国際大学GLOCOM 豊福晋平 Shimpei Toyofuku
2020/ CC BY-SA 4.0
2.
本日お話しすること • コロナ禍が学校に与えたインパクトとは? • 新しい学習観とデジタル・リテラシーの位置付け •
日本の教育情報化課題とは? • デジタルシチズンシップの展望 Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 2
3.
コロナ禍が 学校に与えたインパクト Shimpei Toyofuku 2020/
CC BY-SA 4.0 3
4.
コロナ禍でこの3ヶ月に起こったこと • 対面授業・連絡手段の喪失 • 大混乱の現場対応 •
一方的な課題と学校都合の押し付け • 中途半端なオンライン学習 • 余裕のない学校再開後スケジュール Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 4
5.
教室授業の機能 オンライン学習 個人の学び 管理 拘束・監視 規律・統制 進捗制御 オンライン授業時間拘 束 学習内容の時間割指定 制服・体操着への着替 え 管理統制の過剰は 自律と柔軟性を損な う 働き かけ 動機づけ 助言 学習評価 朝の会(短時間) 個別面談 課題への添削・コメン ト 働きかけは不足 学びの伴走者が必要 教授 情報伝達 活動指示 遠隔授業(長時間) 資料配付 活動指示(短時間) 学習材の代替は多数 活動文脈づくりが必 要 Shimpei
Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 5
6.
この3ヶ月で露呈したこと • 過度の対面依存とICT適応力のなさ • 子ども・保護者・教職員の生活の質QoL無視 •
一方的な【管理】【教授】への執着と 双方向な【はたらきかけ】の軽視 • 再開に伴う反動・正常化圧力 Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 6
7.
この後に何が来るか 最悪は「脱学校化シナリオ」 • 学習観の転換と学校教育の相対化 • 従順・忖度から自律と自己調整能力へ Shimpei
Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 7 教育支援 サービス 学校 授業 地域 生涯 学習 個人の学び 家庭 学校 授業 生涯 学習 個人の学び 塾 家庭 地域 学校関係者が考える 家庭の学校化 実際の学びは 学校も相対化される
8.
Shimpei Toyofuku 2020/
CC BY-SA 4.0 8 とは言いつつ 日本もやっとお尻に火が付いたかもしれない…
9.
Shimpei Toyofuku 2020/
CC BY-SA 4.0 9 新しい学習観と デジタル・リテラシーの位置付け
10.
https://youtu.be/D8lk-R9KRTM
11.
デジタルリテラシーは 将来教育にどう位置づけられているのか • OECD 2030
Learning Compassが最新 • VUCA(不安定・不確実・複雑・曖昧)な将来で 個人と社会の幸福に向けて社会変革する能力 • デジタルリテラシーは 識字・計算能力と同じ中核基盤(認知基盤) に含まれる • 増大するカリキュラムや多様性への対応のため ICTは学びに必須 VUCA:Volatility(不安定)Uncertainty(不確実性)Complexity(複雑性)Ambiguity(曖昧さ) Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 11
12.
日本の教育情報化の 課題は何か Shimpei Toyofuku 2020/
CC BY-SA 4.0 12
13.
14.
PISA2018 自宅機器設備の利用率 CC-BY-4.0 Shimpei
Toyofuku / OECD-PISA Database https://www.oecd.org/pisa/data/ 「自宅に以下の機器はありますか?」に対する「はい、使っています」の回答割合 黄色実線(日本)灰色実線(全 体平均) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 自宅・携帯電話(ネットあり) 自宅・インターネット接続 自宅・ゲーム機 自宅・携帯音楽プレーヤー 自宅・プリンタ 自宅・タブレット型PC 自宅・デスクトップ型PC 自宅・ポータブル(ノート)型PC 自宅・USBメモリスティック 自宅・携帯電話(ネットなし) 自宅・電子書籍リーダー 日本 全体
15.
PISA2018 校内でのデジタル機器の学習用途利用 CC-BY-4.0 Shimpei
Toyofuku / OECD-PISA Database https://www.oecd.org/pisa/data/ 【ほぼ毎日・毎日】の回答が占める割合を国別に求めた 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 学校でネット上のチャットをする シミュレーションゲームで遊ぶ 学校の勉強のためにインターネットを見る 学校でEメールを使う 外国語や数学などのドリルや勉強をする 学習ソフトや学習サイトを利用する 他の生徒と共同作業をするために、コンピュータを使う 校内のウェブサイトを見たり、そこからファイルやプログラムをダウ … 学校のコンピュータで宿題をする 学校のウェブサイトに課題を提出する 日本 全体
16.
PISA2018 校外でのデジタル機器の学習用途利用 CC-BY-4.0 Shimpei
Toyofuku / OECD-PISA Database https://www.oecd.org/pisa/data/ 【ほぼ毎日・毎日】の回答が占める割合を国別に求めた 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 学校の課題について他の生徒と連絡をとるために、SNS … 先生と連絡をとるために、SNS(ソーシャル・ネットワーキン … 学校の勉強のために、インターネット上のサイトを見る(例: … 携帯電話やモバイル機器を使って学習ソフトや学習サイトを … 携帯電話やモバイル機器を使って宿題をする Eメールを使って学校の勉強について、ほかの生徒と連絡をとる 関連資料を見つけるために、授業の後にインターネットを閲覧 … コンピュータを使って学習ソフトや学習サイトを利用する 校内のウェブサイトを見て、学校からのお知らせを確認する … コンピュータを使って宿題をする 学校のウェブサイトから資料をダウンロードしたり、アップロード … Eメールを使って先生と連絡をとり、宿題やその他の課題を提 … 日本 全体
17.
OECDの公表データを尺度化集計して表示 http://www.oecd.org/pisa/data/ 2009版と2018版とでは質問項目がやや異なる 校内外でのICT学習活用度・各国比較 (OECD/PISA調査) Shimpei
Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 17 Australia Denmark Finland Japan Korea Singapore Sweden Thailand 0% 10% 20% 30% 40% 50% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 校内活用スコア 校外活用スコア2009 Australia Chinese Taipei Denmark Finland Japan Korea Singapore Sweden Thailand 0% 10% 20% 30% 40% 50% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 校内活用スコア 校外活用スコア2018
18.
18 日本の教育情報化は 世界でも劣位
19.
日本の情報教育には コミュニケーション要素がない パブリック プライベート 子どもの自然な利用 フォーマル インフォーマ ル Shimpei Toyofuku
2020/ CC BY-SA 4.0 19
20.
小4生が担任から受け取ったメール 水曜日までの宿題 1. (URL)の文法の課題を明日までにやる 2. 算数の割り当て課題を金曜までに終わらせる 3.
今朝始めたブログの作文を完成させる(最低2パラグラフ) 4. 6人の友達のブログに応答する(自分の学習班の人は必須) Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 20
21.
日本の情報教育が扱えていないこと 学校での 公式な利用 学校での 日常的な利用 パブリック プライベート 子どもの自然な利用 フォーマル インフォーマ ル Shimpei Toyofuku
2020/ CC BY-SA 4.0 21
22.
教員主導の限定的なICT活用から 学習者中心の多様な学びを実現する手段へ 教員の特別な 教具から 学習者も常時 使う文具へ 知識技能 教員主導 授業活用 思考力・判断力・表現力 教員主導 学習者中心学習者中心 授業内 知識・技能の習得 授業外授業外 日常利用 ④知的生産活動 情報生産・蓄積 ③学びの個別化 パーソナライズ ①分かる授業 大型提示装置 ⑤日常利用 メール・SNS等 授業外 非活用 授業内非活用 教員主導 知識・技能習得 授業外 非活用 ②学習の基盤となる資質能力 言語能力・情報活用能力
23.
学習者用情報端末 教具/文具との違いと必要な能力 3:1(3人に1台)の 教具 1:1(1人に1台)の 文具 指示がなくても使う 学校でも家庭でもずっと使う 子ども自身が使い方を工夫 子どもに知識/スキルが必要 中学生文字入力 60.0字/分 教員の指導負担が小さい めったに使わせない 授業の1シーンでのみ使う 教員が全て手順を示す 教員の指導負担が大きい 子どもにスキルを期待しない 中学生文字入力 15.6字/分 総利用時間とパフォーマンス
24.
日本の教育情報化の課題は何か • 世界最底辺レベルなのに危機感ゼロ • ICTは非日常、学習者スキル格差の放置 •
学校からの排除から日常へ • 活用を前提としたカリキュラム・運用が必要 Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 24
25.
デジタルシチズンシップの展望 Common Sense Education デジタルシティズンシップ教材について Shimpei
Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 25
26.
COMMON SENSE EDUCATION財団 デジタルシティズンシップ・カリキュラム •
教材セット(動画/スライド/資料等) • 翻訳版教材動画(32本) • 6領域✕幼稚園(K)~高3(Gr.12) • メディアバランスとウェルビーイング • プライバシーとセキュリティ • デジタル足跡とアイデンティティ • 対人関係とコミュニケーション • ネットいじめ、ヘイトスピーチ • ニュースとメディアリテラシー Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 26
27.
28.
COMMON SENSE EDUCATION デジタルシティズンシップ教材の特徴 •
デジタルコミュニケーションの積極的な 道具的社会的意義を認めていること • 学習者の自律と課題解決を促すこと • 子ども達が直面するデジタルジレンマへの共感と 真正の問いがあること • 実態に即した幅広い年齢層の発達視点で 構成されること Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 28
29.
小3 (Gr.3)「責任のリング」 メディアバランスとウェルビーイング
30.
COMMON SENSE EDUCATION デジタルシティズンシップ教材 •
日本語字幕をON • 字幕サイズを150%に • KQED等は再生スピードを0.75倍に • 情報モラル教材との比較を通じて 日本国内に必要な知見を見いだし、教材化する ことが必要 Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 30
31.
まとめ • 世界的には、増大するカリキュラムや多様性対応の ため、ICTは学びに必須とされている。 • 日本の教育情報化は、世界最底辺レベルなのに危機 感がない。ICTの日常活用を前提とした運用が必要。 •
Common Sense Education動画教材で 情報モラルとの比較と、国内向け教材化を目指す。 ご紹介した動画の一覧リンクはこちら→ Shimpei Toyofuku 2020/ CC BY-SA 4.0 31
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