Global eJournal library

1. 図書館の提供可能なeJournal/eBooks
もっと！?
ｰGlobal eJournal Libraryのご紹介
2015年1月吉日
iGroup Japan
笠間 和喜

2. 1.iGroup 会社概要
 アジア太平洋地域の中で、研究情報をプリント（本、学術雑誌）及びデジタル
（データベース、E-Book、E-Journal）にて配信するディストリビューターです。
いくつかの会社の集合体で、従業員は全体で約600名にのぼります。
 主要業務
 総代理店及び代理店業務
 Science, Nature, ASME, ASCE, ICE, IEEE, CUP, AGU, ACS,
Scifinder
 SPIE, OSA, SIAM
 オンライン出版（e-Books） e-Booksアグリゲーター業務
 iG Publishing(シンガポール)
 出版業
 Business Expert Press（New York)
 Momentum Press （New York)
 iG Press(バンコク）
 ACCESS(図書館員向けのニュース）の出版
 図書館関連
 RFID／ゲート／スキャニング／剽窃チェックサービス／文献管理サービス等
 Wine & Restaurant Business
本社：
登記上の本社: 香港
財務：シンガポール
オーナー：タイ、バンコク。
オーナーは、Lee Pit Teongというもので、SPARC Japanの講演で来日したことがあります。
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3. 1.IGROUP 会社概要
 アジア地域の拠点
 オーストラリア（２拠点）
 中国（４拠点、Shanghai, Beijing, Guangzhou, Xi’on）
 香港（2拠点）
 インドネシア（1拠点、ジャカルタ）
 インド（1拠点）
 日本（1拠点 東京）
 韓国（1拠点 ソウル）
 マレーシア（１拠点）
 フィリピン（２拠点）
 シンガポール（2拠点）
 台湾（2拠点）
 タイ（1拠点 バンコク）
 べトナム（1拠点、ハノイ）
 その他、中東、南米は別途ビジネスパートナーがおります。
 ポイント：
 現地の国の者を採用
 それぞれの国で図書館コンソーシアム等で実績をあげております。
 毎年１回すべての出版社を集めて、ミーティング、出版社はだれが自分の製品をどのような戦略
で販売しているか確認し、問題点を含めて議論します。
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4. 4
図書館のeJ化（ほぼ終了） 図書館予算のひっ迫とOA誌化拡大
図書館のeBooks化
多量のPrint Books＋購読EJ･･･OA誌
コンシューマーマーケットでのeコンテンツの発展
情報デバイスの発展：
Kindle/iPad/iPhone
Google Glass?/Contact Lens?
5年後は？ 大量の購読EJに陰り。
１０年後は？ PrintBooksは過去の遺産？
ジャーナル-速報性＝＞ 出版社プラットホームへ
探すのが難しいOAコンテンツ?
本＝＞Fed Searchは有効だが、結局コンテンツは
各社プラットホームへ
プラットホームは誰が教育？
ブラウズは？
現時点
2.電子コンテンツの現状

5. 3.Open Access 誌の台頭と信頼できるOAプラットホームの必要性
0.OAの全体の論文に占める割合の予測
1.図書館のジャーナル予算のひっ迫とOA 誌の増大化（＝出版社の新しい財源の確保？）
毎年の値上げと大幅に増やすことのできない、ジャーナル予算
増え続けるOpen Access ジャーナル
図書館の戦略?
2.OA 誌は見つけることが難しい？
色々なアグリゲーターのいろいろなサービス
重複タイトル／Enbargo後のOA誌化
3.検索とブラウズ
Google VS Yahoo?
4.ユーザの動向変化
PC VS タブレット端末
5.OA 誌と利用統計
施設の利用統計がはかることができないOAジャーナル
6.OA誌と各政府政策
7.著者のOA誌への投稿意欲を刺激
8.コンテンツクオリティ

6. 0.OA誌の全体の論文に占める割合の予測
OA誌についての２つのシュミレーション、出版される論文に占める割合は増え続ける傾向に
あるようです。
Two different projections for the growth of gold open-access articles published in scientific journals are shown
below. The yellow line represents a projected growth of 30 percent per year for both ISI and non-ISI journals, as
calculated by M. Lassko et al. (PLoS ONE, 6:e20961, 2011), and reaches 100 percent gold OA in 2022. The
orange curve, based on a projection of 20 percent growth in gold-OA articles calculated by scientific publisher
Springer, predicts 100 percent gold OA articles in ISI journals by 2029. (Graph reprinted from R. Poynder, “Open
Access by Numbers,” Open and Shut, June 19, 2011.)
10年後、15年後には、今の出版物の
8割方のレベルまで、GoldOAが浸透
するようです。
今後増え続けるコンテンツについて
図書館は黙ってみているのでしょうか？
素早く増え続けるOAをキャッチアップして
ユーザに届けるにはどうしたらよいでしょう
か？

7. 3-1.図書館のジャーナル予算のひっ迫とOA誌の増大
• 図書館予算のひっ迫
• 出版社の著者支払モデルへの変更
• OA誌のビジネスモデルの成功
– Plos One／Peer J／eLife etc
– 各出版社及び学協会でのOA誌
• 図書館の戦略
– 図書サービス
• OA誌のサービスへの取り込み
– Fed search（統合検索（ex Samon））
– 見つけるのが難しいOA誌
– 著者側へのサービス
• レポジトリも含む、OA誌の振興
– 投稿機会の提供
– 利用者側へのサービス
• タブレットユーザの取り込み

8. 3ｰ2.OA誌は見つけることが難しい?
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主要なOA誌のプラットホーム：
OAJs = 5,700 Journals at article level (they list 10,000 but at article level 5,700)
Highwire from Stanford university provides access to 1,700 Journals;
Pub Med Central to 2,200;
ProQuest Central and EBSCOHost to lesser than 2,300.
－重複ジャーナル
－重複ジャーナルとプラットホーム毎に異なる収録年
－エンバーゴ後のOpen Accessジャーナル
－英国及びUSの政府の政策とともに、今後増え続けるOA誌

9. 3ｰ3.検索VSブラウズ
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1.統合検索でのDOAJ等の検索
図書館では、現状統合検索にDoaJ
等をターゲットとして、提供
でも、検索 VS ブラウズ
ブラウズはブラウズでニーズがある。
2.OA.Journalプラットホームでのブラウズ検索
3.OA Journal VS Google scholar
Google Scholarは検索中心
エンドユーザ向け
書誌情報等の考慮が少ない
Metaデータの提供
Global eJournal Libraryは施設向け

10. 3ｰ4.ユーザの動向変化
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0.電子コンテンツについては、消費者マーケットではSmart phone及びTabletが主流
学術界にも波が来ている。
1.タブレット・デバイスの台頭とモバイル対応コンテンツの提供
これらのユーザの特徴はなにか？
今すぐ、最小限の面倒な操作で、ダウンロードできるコンテンツがほしい
Apps等でOne clickで即座にアクセス
2.図書館としては、伸びている市場に対して、アプローチする必要がある？
若年層のSmart Phoneの伸び率
Mobileデバイスでの電子コンテンツ利用率

11. 3-4.ユーザの動向変化
電子書籍閲覧端末の出荷台数規模（出典：ICT総研

12. 3-4.ユーザの動向変化
パソコン利用を100とした場合の各端末からの利用度
フィーチャーフォン スマートフォン タブレット端末
検索 75.8 97.8 94.9
ＳＮＳ 65.1 112.3 86.2
電子書籍 52.7 130 238.7
電子新聞 33.1 139.2 154.1
動画配信 25.6 81.5 88.2
音楽配信 55 87.8 95.7
オンラインゲーム 75.6 109.3 70.3
ネットショッピング 25.9 46.8 52
（出典）総務省「情報通信産業・サービスの動向・国際比較に関する調査研究」(平成24年)
電子書籍と相性の良い
Smart Phoneやタブレット端末
PCはビジネス端末？
Smart Phone
13-19歳 18%＝＞53%
20-29歳 45%＝＞71%
伸びている市場についての
新しいサービスの検討

13. 3-4.ユーザの動向変化
ｰ若者の心をGetする図書館？
15-19歳
PCでのNet利用時間：
2013年9月調査 143.9分
2014年10月調査 88.2分

14. 50%超えている情報源： https://www.fast-ask.com/report/report-monthly-20141010.html

15. PCはもはや少数派

16. 3ｰ5. OA誌と利用統計
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0.OA誌は主なものについては、altmetricsを搭載：
-Peer J
-Plos One
統計は、論文を対象にした
統計情報
1.施設の統計は取れない！
施設の統計を取るために。。。。
Global eJournal Libraryでは、Counter準拠の利用統計を提供
2.施設の統計とオルトメトリクスを組み合わせた、図書館での新しいサービスの提供？

17. 3ｰ6. OA誌と政府政策
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0.日本でのOA誌の刊行支援
（学会向け）
1.英国でのOA化
公的資金援助の研究は
基本OA

18. 3ｰ6. OA誌と政府政策
3.米国でのOpen Access
出版後12か月後にOA化？
現状、Biomedical scienceのみに適用

19. 3-7.著者のOA誌への投稿意欲を刺激
OA誌 VS 購読雑誌
利用率の250%増加
国境のない利用
CitationやImpactの増加
doi:10.1096/fj.11-183988

20. 3-8.OA誌のコンテンツクオリティはどうか？
• ある研究の図表の比較 –PNAS VS Plos One
研究者の中での棲み分け？
• 勝負研究＝＞Core Journals
• 普及させたい論文＝＞OA誌
Number of retractions since 1977 and cause of retraction
F.C. Fang, R.G. Steen, and A. Casadevall, “Misconduct
accounts for the majority of retracted scientific
publications.” PNAS, October 1, 2012.
同じデータを題材にした同じ著者のOA論文
Plos one Published: July 08, 2013
Why Has the Number of Scientific Retractions Increased?
R. Grant Steen, Arturo Casadevall Ferric C. Fang

21. 3-8.OA誌のコンテンツクオリティはどうか？
Core J
Hybrid Journals
Mega Journals
査読付きOA Journals
評価を固めるための研究はCore Journal？
Impact又はダウンロード数等を稼ぐためには、OA？
査読なしOA Journals
新しい分野の論文
学問が確立していない分野

22. 4.Global eJournal Libraryのご紹介
特徴：
・世界120か国からのOpen Accessジャーナルを収録
・1888年からの収録範囲
・世界中のOpen Access誌(英語のみ)を１つのプラットホームからブラウジング、著者検索、か
ら最終的にはOriginalサイトのダウンロードまで案内するサービスを提供
・エンバーゴ後のOpenアクセスにも対応
・19000誌以上／760万論文を提供
・0.5%以下のDead link
・収録されていないOA誌は、ご連絡いただくことにより登録可能。
・施設でCOUNTER準拠の利用統計が入手可能（このプラットホームを介したOA誌への
利用統計のみ）
世界の主要OAプラットホームの収録状況：
DOAJs =5,700(論文レベル) 学術誌 （リストとしては、10000タイトル）
Highwire ＝1,700 学術誌;
Pub Med Central ＝2,200 学術誌;
ProQuest Central ＝2,300学術誌以下
EBSCOHost ＝2,300学術誌以下

23. 4.Global eJournal Libraryの価格
<Academic>
FTE Yen
Tier 1 <10,000 ¥400,000
Tier 2 10,000~20,000 ¥550,000
Tier 3 >20,000 ¥770,000
<Medical>
Yen
Hospital ¥330,000
Medical ¥440,000
R&D,
Corporate:
Request
是非、Global eJournal libraryを利用して今後増え続けるOAコンテンツを図書館の利用者へ
的確に届けるサービスを御検討ください。

24. 同社のその他のサービス：World eBook library
• World eBook Online－次世代図書館への投資効果の高いステップアップ
• 全分野のオンラインの400万のプライマリードキュメント（一次資料）をオンラインでダウン
ロード可能な形で、提供します。
• Mark Record=4M以上を提供し、100カ国以上のオリジナル言語を利用（日本語、中国語、フラ
ンス語、スペイン語 イタリア語、ロシア語、ドイツ語など）
• 古典（プラトーやアリストテレスなどのギリシャの哲学者）からIEEE等のレポートまで、多種多
様の電子ブックが収録されております。
• 他にも、12万件を超える、オーディオブック等が収録されております
• 統合検索機能提供
Limited Access×
主にPublic domain等の電子ブックも、Amazon等で提供している本もPDFでダウンロード可能な形に
て提供します。
また、Kindle、IPAD等からの利用も可能です。