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RS4 3D APP Launchers
- 3. 本日のRS4に関するテーマ
HoloLens RS4 Preview からHome空間に
3Dモデルが配置できるようになりました
利用できるのは3Dランチャと3DSecondaryTile
アプリ配置時の
ランチャーに
3Dモデルを設定
アプリ内の
アセットにある
3Dモデルを呼出
- 6. 利用可能な3Dモデルの制約
大きく分けて13個の制約がある
1. ファイル形式は glTF2.0 仕様の .glb ファイル
2. 10,000個未満の三角ポリゴンで構成される3Dデータであること
3. テクスチャの解像度は 4096 x 4096 未満であること。(推奨サイズは 512 x 512)
4. Z軸の正方向が物体の前方であること。
5. 上下軸は Y軸 であること。
6. 原点(0,0,0)のグラウンド上にモデルが構築されていること。
7. 軸単位はメートル単位を前提とすること。
8. リソースが制約されたデバイスでは全てのメッシュの結合を推奨する。(必須ではない)
9. 全てのメッシュは1つのマテリアルを共有し、1つのテクスチャを利用すること。
10. UVは 0~1 の四角の範囲で配置すること。
11. マルチUVはサポートされていない。
12. 両面マテリアルはサポートされていない。
13. アニメーションはサポートされていない。
特にポリゴン数は
複雑なモデルを
使用するとすぐに
制限を上回る
Editor's Notes
- ではLTを始めます。
発表名は「RS4で変わるアプリケーションのとある常識」です。
- 始めに自己紹介をさせていただきます。
ハンドルネームは「ホロモン」です。よろしくお願いします。
HoloLensの活動としては「MRが楽しい」というブログを書いています。
私個人は、デジモン大好き人間です。
主人公に因んでゴーグルかけてきました。わかる人はホロモン→デジモン→ゴーグルでホロモンさんを認識してください。
- では、「本日のRS4に関するテーマ」です。
HoloLensRS4PreviewからHome空間に3Dモデルが配置できるようになりました。
利用できるのは「3Dランチャ」と「3DSecondaryTile」です。
「3Dランチャ」はそのままアプリ配置時のランチャに3Dモデルを設定できます。
「3DSecondaryTile」はアプリ内のアセットにある3Dモデルを呼び出してHome空間に配置できます。
HoloLensに標準インストールされている「Holograms」と同じ機能です。
- では、これにより「RS4からできるようになること」についてです。
現状、制約も多いですが、ランチャや呼び出しが行えるようになったことため。
自身で作成したモデルを用いてHome空間をカスタマイズできるようになりました。
- ではRS4から何が変わるか。
それはアプリケーションを物として部屋に置くという変化がやってくる点です。
「部屋にマッチするか?」
「用途が分かるか?」
「ユーザが空間に置きたくなるか?」
「現実空間でそのアプリがあると便利な場所は?」
アプリも見た目が大事になります。
では現状どんなモデルが配置できるのか。
- ここからは技術的な話になります。
まず、利用可能な3Dモデルの制約についてです。
ざっとまとめたものがこちらになります。
特に大きな制約は、ファイル形式は glTF2.0 仕様の .glb ファイルしか利用できないことです。
時間がないので他は飛ばします。現状では色々制約があるということです。
- どうやってモデルを作るかです。
今回、先ほどのキャプチャのモデルの作成で、私は Blender を利用しました。
デフォルトでは Blender は glTF の入出力に対応していません。
公開されているアドオンを利用することで、glTF ファイルの入出力が可能になります。
3DモデルはBlender上で自作するか、Blenderに読み込み可能ならば外部モデルも利用できます。
- モデル作成時のトピックを幾つかお話します。
制限として引っ掛かったのはポリゴン数です。
Blender の機能にある「ポリゴン数削減モディファイア」を用いれば簡単に調整を行えます。
しかし、ポリゴン数が超過していてもビルドは通ります。表示だけされません。要注意です。
- 次に表示するモデルのサイズ調整です。
これは Blender のシーン設定で「メートル法」を利用すると、実際のメートル基準で調整できました。
ただし、特定軸方向に20cm以上のサイズを設定すると、20cm以下になるようにリサイズされるようです。
Home空間上で配置すれば、拡大縮小は自由に行えるので、デフォルトの表示サイズを変えたい場合のみ利用します。
- その他、色々な制約事項がありました。
アドオン側の制限もあるため、複雑なモデルはまだまだ調整が大変です。
- では、作成した3Dモデルをどうやって設定するか?
後はブログに書きました。是非みてください。
基本的には公式ページの通りに作業すればモデルを表示できます。
お話しした通り、モデルの制約には要注意です。
- 最後に。RS4で変わるアプリケーションの常識、それは「RS4のアプリは目指せインスタ映え」です。
誰もが部屋に置いておきたくなるアプリケーションを考える必要があります。
ありがとうございました。