【プロジェクトマネジメントの勘所】
レガシープロジェクトで
やる気を引き出す5つの⼯工夫
2017年年  2⽉月  9⽇日
東京⼯工業⼤大学  特任准教授  森本千佳⼦子
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
1
@mrmt_c
今⽇日のお話
なんのために
プロジェクト  を  マネジメント  するの?
それは  たどり着きたい場所があるから
⾃自動運転できないので,⾃自分で運転しよう.
(できるだけ寄り道しないで)
じゃあ,どうやればいいのさ?  のヒント
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
2
そもそもプロジェクトって?
何か達成したい⽬目的があり,そのために⽬目標を設定している
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
3
⽬目的
業務改善して
来年年は業界3位になる!
⽬目標
⽬目標
⽬目標
⼿手戻りを減らして,コスト20%削減!
  →棚卸しの在庫チェックが⾃自動で出来る
  →経費計算が簡単に出来る
  そのために
    →⼊入⼒力力ミスの少ないシステム
    →…
そもそもプロジェクトって?
どこに向かってるか?
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
4
「いい感じ」の
レストランって
どれ・・・
そもそもプロジェクトって?
仕事のイメージで⾔言うと
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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仕事の範囲を
決める
分担を決める
(仕事の段取り)
⼈人を動かす
(⼈人の段取り)
顧客/⾃自社/パートナー企業 いろんな背景のメンバー
プロジェクト成功の⼟土壌は
「仕事の段取り」と
「関係性づくり」
いろんな関係者との調整と合意
計画 実⾏行行 モニタリング 改善/対応
リスク・課題
に対応
制約
(品質・納期・コスト)
どんなリーダーだったら働きやすい?
リーダーの2つの働き
仕事の段取り:Performance
⽬目標の設定,役割,業務遂⾏行行ルール,監督
関係性づくり:Maintenance
公平,仲間意識識,信頼
PM理理論論(三隅⼆二不不⼆二)
『リーダーシップの科学』講談社
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
6
プロジェクト成功の⼟土壌は
「仕事の段取り」と
「関係性づくり」
Pm PM
pm pM
Maintenance
Performance
チームビルディング
チームは勝⼿手に出来るものではなく、チーム作りが必要
(Tuckman  チームビルディングモデル)
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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パフォーマンス
チームの形成段階
バラバラの
個⼈人
榎⽥田,  松尾⾕谷:「Happiness  &  Active  チームを構築する実践的アプローチ」,プロジェクトマネジメント学会  ,  2005
形成期
騒乱期
規範期
実⾏行行期
散会期
人が集められて
チームが出来る
方針や役割,方法
などで意見が対立
そのチームなりの
ルールができる
ゴールに向けて
チカラを出し合える
何らかの理由で
チームが解散
チームビルディング
環境づくりが⼤大事.なぜ?
否定されたらどうしよう?
    →⾃自分の意⾒見見・⾃自分・役割
      存在への防衛反応
  安⼼心できる環境をつくる
    →思考と⼼心を「のびのび」とさせ
      仕事に集中させる
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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こんなことを
言って
大丈夫かな?	
何を期待
されてる
の?	
事務作業
したくない	
⼼心理理的安全の話が
あったので、割愛
PMOとしてやってきたこと
仕事の段取り
→プロジェクトのQCD⽬目標達成に着⽬目
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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PM
リーダ リーダ リーダ
リスク・課題の報告と対策案の提案
プロジェクト管理理データの収集・分析
プロジェクト管理理ルールと書式の作成、展開
プロジェクト問題抽出と分析
顧客報告・社内報告資料料の作成
PMが意思決定できる環境をつくる
問題抽出のために、どれぐらい厳しい⽬目で
現場をチェックできるかが、ポイント
PMO
PMOとしてやってきたこと
関係性作り
→安⼼心して仕事に集中できる
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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PM
リーダ リーダ リーダ
意思決定の相談相⼿手
事務管理理(納品事務、⼊入館管理理、PC⼿手配、
  会議室⼿手配、回覧物管理理、など)
新規着任者のフォロー
現場が安⼼心して仕事に集中できるために、
どれぐらい気配りできるかが、ポイント
(プロジェクトのグレーゾーンに気づく)
階層間のコミュニケーション補完
(アラートに早く気づく)
PMO
5つの⼯工夫
l  ⾛走らないけど⾃自動ブレーキ装備?  …  ゴールを⾒見見失わない
l  ちゃんと⾒見見る  …  雑談,対話,顔と雰囲気をみる
l  ノー・ブーメラン  …  課題を出しても⼤大丈夫(Fくんメモ)
l  パット⾒見見て分かる  …  無駄(報告のための報告)の排除,貼り紙,
      看板,カウントダウンカレンダー,標語,アナログでいい
l  合法的カツアゲ  …  桃太郎郎?ねずみ⼩小僧?経営層の巻き込み
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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プロジェクト成功の⼟土壌は
「仕事の段取り」と
「関係性づくり」
→  ゴール達成に集中する
プロジェクトは終わらせないと終わらない
プロジェクトの成果を⼿手に⼊入れるには
早く「実⾏行行期」に持ち込んだ⽅方がいいに決まってる
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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パフォーマンス
チームの形成段階
プロジェクトの成果を⼿手に⼊入れるには
でも現実は,上がったり下がったり
  →  早く気づく(気づける環境をつくる)
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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メンバーは⼀一⼈人ひとり違う
  ・スキルは?⽣生産性は?
  ・プロジェクトへのコミット度度合い
  ・モチベーションの源泉は?
  ・仕事の丁寧さ
  ・連絡のとりやすいタイミング,⽅方法
  ・パーソナリティ(キャラクター)…などなど
  
計画を「作って終わり」にしない
  ・あとどれぐらいでタスクが終わるか?
    (ゴールまであとどれぐらいか?)
おまけ:⼈人間関係のステップ
⼈人と⼈人は出会っただけでは「仲間」になれない
関係性づくりのステップを通過して「信頼できる」仲間になる
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
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知る
協⼒力力
出会う
相⼿手を知らない状態では、関係は始まらない
信頼 仕事で成果を得るには「信頼」関係が重要
いかに「信頼」関係を継続できるか
・対⼈人認知(パーソナリティ)、役割、スキル
  →⾃自⼰己理理解、他者理理解
・チーム認知(⽬目標認知、⽬目標合意)
成果が出る仕事のためには,
「妥協」関係にならないよう注意  →  「約束」を守ること
仲良良し
馴れ合い
おまけ:コミュニケーションミス要因
「あいまい表現」
  分かったような気になる「危険な」⾔言葉葉に気をつける
  どのように「○○する」のか分からない
•  ⾏行行う
•  管理理する
•  運⽤用する
•  推進する
•  対応(適応)させる
•  適⽤用する
•  処理理する
•  迅速化する
  主語・⽬目的・副詞をつけて、具体化する
お役に⽴立立てば幸いです
質問歓迎,
(FBよりTWITTERが好きです)
2017/02/09
Chikako  Morimoto  2017
16
@mrmt_c

DevLove関西_プロジェクトマネジメントの勘所