少し古い資料ですが、肝臓の線維化に関する血液検査の役割の説明です。

1. 線維化を伴う肝疾患診療における検査の役割 君津中央病院消化器科 早坂 章

3. 肝線維化の肝硬変への進行と 肝細胞癌の発生 C 型肝炎の例 線維化の進行

4. 肝線維化に伴う肝血行障害

5. 肝線維化進展に伴う障害

9. 肝線維化改善・肝硬変の改善の治療は 現在あるのか、今後期待できそうなのか？

11. IFN 治療前後の C 型慢性肝炎組織学的診断 ウイルス持続消失群 (n = 79) ウイルス非持続消失群 (n = 87)

12. 肝線維化に対する インターフェロン治療の効果の予想 Shiratori ら（１９９９）改変 -0.282/ 年 0.024/ 年 0.095/ 年 (n=106) (n=304) (n=183)

13. 肝硬変に対する インターフェロン治療の効果の予想 -0.283/ 年 -0.163/ 年 Shiratori ら（１９９９）改変

18. 線維化組織構成成分

19. 肝内コラーゲン分布 III 型 IV 型 V 型 VI 型

20. 正常肝での細胞外マトリックスの分布

21. 硬変肝での細胞外マトリックスの分布

23. 肝線維化の進行に伴うコラーゲン含量の増加 肝線維化の程度 肝コラーゲン量 (g/100g 乾燥肝） 0 2 4 6 8 10 12 C F0 F1 F2 F3 F4(LC)

24. 肝硬変における 各型別コラーゲン量の増加 正常肝 硬変肝

25. コラーゲン線維合成と分解

26. I 型コラーゲン線維の形成 ICTP PICP Procollagen Type I Molecule Collagen Type I Molecule PINP 合成時に放出 分解時に放出 crosslinking Cleaved off Cleaved off

27. III 型コラーゲンの合成 Procollagen III PIIICP pN-collagen III PIIINP Collagen fibril 星細胞 Modified from Jensen. Dan Med Bull 1997

28. PIIINP の放出 合成 分解 PIIINP released from surface pN-collagen attached to fibril PIIINP on fibril surface Type III pN-collagen PIIINP on fibril surface PIIINP released from surface Collagen type III fiber Collagen type III fiber Collagen type III fiber Collagen type III fiber Modified from Jensen. Dan Med Bull 1997

29. IV 型コラーゲン分子のネットワーク形成 PIVNP PIVCP (7S domain) (NC1 domain) Procollagen Type IV Network Formation

31. ヒアルロン酸（１） ヒアルロン酸は D- グルクロン酸と N- アセチル・ D- グルコサミンが交互に重合したムコ多糖である。

32. ヒアルロン酸（２） 肝では Disse 腔に存在する星（伊東）細胞が大部分を産生し，血中ヒアルロン酸の 90 ％以上が類洞内皮細胞の受容体を介して取り込まれ分解される。

35. MMPs

36. 肝内での MMP1 と MMP-2 の分布 MMP-1 MMP-1 MMP-2 MMP-2

37. MMP ９と MT1-MMP MMP-9 MMP-9 MT １ -MMP MT １ -MMP

38. TIMP-1 の肝内分布

39. 線維化担当細胞

40. 星細胞活性化と肝線維化

41. 星細胞活性化と肝線維化

42. 星細胞の分布 B 型慢性肝炎 α 平滑筋アクチン染色

44. TGFβ1 の分布

47. 細胞外マトリックス分子の 血中への放出およびクリアランスの機序 放出 クリアランス 軟部組織 骨 リンパ 硬変肝 腎臓 他臓器 血液 Modified from Risteli&Risteli. 1995. 血中濃度 硬変肝

49. 肝生検

51. 小俣ら

52. 上野ら

54. 細胞外マトリックス分子の 血中への放出およびクリアランスの機序 放出 クリアランス 軟部組織 骨 リンパ 硬変肝 腎臓 他臓器 血液 Modified from Risteli&Risteli. 1995. 血清ヒアルロン酸濃度 硬変肝

56. 慢性肝疾患における 血清 PIIINP 濃度

57. 慢性肝疾患における 血清 PIVNP （７ S コラーゲン）濃度

58. 肝生検組織中コラーゲン量と血中 PIIINP 濃度

59. 肝生検組織中コラーゲン量と血中 PIVNP 濃度

61. 血清ヒアルロン酸濃度による 肝硬変診断ＲＯＣ

64. 肝硬変における 各型別コラーゲン量の増加 正常肝 硬変肝

65. 慢性肝疾患における 血清 PICP 濃度

66. 慢性肝疾患における 血清 ICTP 濃度

67. 細胞外マトリックス分子の 血中への放出およびクリアランスの機序 放出 クリアランス 軟部組織 骨 リンパ 硬変肝 腎臓 他臓器 血液 Modified from Risteli&Risteli. 1995. 硬変肝 多量のＩ型コラーゲン ＰＩＣＰ，ＩＣＴＰの主なソース

72. C 型慢性肝炎から肝硬変への進展時の血清 PIIINP と PIVNP の経時的変化

73. C 型慢性肝炎患者に対する IFN 治療後の血小板数、 PIVNP 濃度の変化

74. ステロイド治療を受けた自己免疫性肝炎患者の血清 PIIINP と PIVNP 濃度の変化

75. C 型慢性肝炎患者に対する IFN 治療後の PIVNP 濃度の長期変化

78. I 型コラーゲン線維の形成 ICTP PICP Procollagen Type I Molecule Collagen Type I Molecule PINP 合成時に放出 分解時に放出 crosslinking Cleaved off Cleaved off

79. 慢性肝疾患における 血清 ICTP 濃度 Hayasaka et. al. CCA 238:1995.

80. IFN 前後肝生検組織中の MMP １免疫染色の程度

81. 慢性肝疾患における 血清 MMP-1 濃度

82. IFN 前後肝生検組織中の MMP2 免疫染色の程度

83. 慢性肝疾患における 血清 MMP-2 濃度

85. ng/ml * rIFNα2b p=0.050

86. rIFNα2b * * * ng/ml p=0.0419 p=0.0282 p=0.0195

89. IFN 前後肝生検組織中の TGFβ1 免疫染色の程度

90. 慢性肝疾患患者血漿 TGFβ1 濃度 Hayasaka et.al. CCA 244: 1996

93. rIFNα2b * * * ng/ml p=0.0105 p=0.0078 p=0.0020

94. rIFNα2b * * * ng/ml p=0.0028 p=0.0342 p=0.0020

95. rIFNα2b * * * ng/ml p=0.0104 p=0.0166 p=0.0156 p=0.0137 *

104. 直線性 HA 相関 HA