http://www.gradeworkinggroup.org/
GRADE Working Group
(Gradingof Recommendations, Assessment, Development and Evaluation)
色々なグレーディングシステムが作成され、エビデンスの質(レベル)と推奨の仕方が
システムによって異なっており、混乱が生じていた。
2000年にGuyattおよびOxmanらが率いるGRADE working groupが発足し、
診療ガイドラインやシステマティックレビューの標準的手法としてGRADEシステム
(GRADEアプローチ)が開発された。
Bossuyt et al.(2006). BMJ, 332, 1089-1092.
Population
Initial test
Existing test
現状
Population
Initial test
New test
Population
New test
Population
Initial test
Existing test
New test
Existing test
置換 選別 追加
Clinical questionの設定
診断検査の目的は大きく3つにカテゴリーされる。
11.
Wells score
D-dimer testfor excluding the diagnosis of
pulmonary embolism (Review)
Clinical pathway (introduction section) a
As explained above, symptomatic patients generally
undergo PTP testing by the PE Wells test before they
are given any D-dimer test. The two-level Wells test
is a CPR that provides patient points for each
criterion met (e.g. previous history of PE or DVT,
clinical signs of PE, recent surgery or immobilisation,
heart rate > 100 beats per minute (bpm)). The
maximum score is 12.5 ….
Cochrane Database of Systematic Reviews 2016: CD010864
CTPA or V/Q
D-dimer
No PEPE
No PE
Clinical questionの設定
診断検査の目的を論文の中で明示する。
データベースとしてはMEDLINE, EMBASE,Cochrane Central,
あとは領域別データベース
調べたい検査(Index test)と病気(target condition)を用いて検索。
検索にはキーワード検索とMeshなどのシソーラス検索を行う。
RCTの検索の時のような“研究デザインのフィルター”は十分に
確立してないので検索に使用しない。
Routine use of methodology search filters to identify diagnostic test accuracy
studies should be avoided as...(以下略)
Handbook for DTA Reviews, chapter 7 (Searching for studie
複数データベースから系統的に検索
22.
Reference Standard (診断)
・診断基準として妥当か
・ Index testの結果を知らずに
診断を行ったか
Index Test (検査)
・ 検査の解釈は診断結果を
知らずに行われたか
・検査のカットオフ値は事前に
決められていたか
Flow and Timing (検査)
・ 検査と診断のタイムラグは?
・ 全例で解析しているか?
・ 全例同じ診断法を行ったか
http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/guideline/pdf/QUADAS-2_JPN.pdf
Patient Selection (患者)
・ 連続/ランダム症例か
・ Two-Gateの研究を除外したか
・ 不適切な患者除外はないか
見つかった論文をQADAS-2を用いて質を吟味
QADAS-2の上記項目はあくまでデフォルトなので、SR/MAのテーマによっては
追加の項目を評価したりもする。
Body of evidenceの質の評価
エビデンスの質定義
High 今後の研究によって効果または精度の推定値に対する
確信が変わる可能性は非常に低い。
Moderate 今後の研究によって効果または精度の推定値に対する
確信に重要な影響がおよぶ可能性があり、その推定値
が変わる可能性がある。
Low 今後の研究によって効果または精度の推定値に対する
確信に重要な影響が非常に高く、推定値が変わる可能
性がある。
Very Low 効果または制度のあらゆる推定値が不確実である。
GRADEではエビデンスの質を4段階で定義する。
診療ガイドラインのためのGRADEシステム第2版p212
28.
Body of evidenceの質の評価
エビデンスの質定義
High 今後の研究によって効果または精度の推定値に対する
確信が変わる可能性は非常に低い。
Moderate 今後の研究によって効果または精度の推定値に対する
確信に重要な影響がおよぶ可能性があり、その推定値
が変わる可能性がある。
Low 今後の研究によって効果または精度の推定値に対する
確信に重要な影響が非常に高く、推定値が変わる可能
性がある。
Very Low 効果または制度のあらゆる推定値が不確実である。
GRADEではエビデンスの質を4段階で定義する。
診療ガイドラインのためのGRADEシステム第2版p212
じゃあ実際にどうやって
4段階に決めていくのか??
29.
• 1つの項目が1点減点ならmoderate
• 2つの項目で1点ずつ減点なら合計2点減点でlow
•3つ減点ならvery low
バイアスのリスク
(risk of bias)
非直接性
(indirectness)
非一貫性
(inconsistency)
不精確さ
(imprecision)
出版バイアス
(publication bias)
Body of evidenceの質の評価
D
減点法で4段階に評価
妥当なコホート研究をあつめた診断研究のメタアナリシスなら
“high”とし、下記の5項目についてそれぞれマイナス1点or2点で減
点していく。