2014年度立命館小学校第2回リレー講座

1. EdTech時代の情報教育
講師：木村修平（立命館大学）
Email: kimuras@fc.ritsumei.ac.jp
Twitter : @syuhei
14/Jun/2014
立命館小学校
2014年度第2回リレー講座
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2. 講師について
木村 修平 / Syuhei KIMURA
立命館大学 生命科学部 生命情報学科 准教授
高等英語教育におけるICT利活用
1977年 京都市山科区 出身
米国ミシガン州立大学 社会科学部 卒業
立命館大学大学院 言語教育情報研究科 修了
慶應義塾大学SFC 研究生
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3. プロジェクト発信型
英語プログラム
Project-based English Program: PEP
鈴木佑治先生（慶応義塾大学名誉教授・立命館大学
客員教授）が提唱・実践した英語教育カリキュラム
生命科学部・薬学部・スポーツ健康科学部で実施
学生が、自分自身の興味・関心に基づいて「プロジェ
クト」を立ち上げ、その成果を英語で発表
ICTをフル活用した発信型英語教育で成果
詳しくは、PEP-RG.JP をご覧ください
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4. PEPの授業風景

5. Education × Technology
= EdTech
教育分野へのICT（情報通信技術）の本格的な参入
無線ネットワークの普及と拡充
スマートデバイスの普及（小型、高速、省電力）
公教育機関：各種学校
電子黒板、タブレット端末導入、副教材としての電子教科書
民間教育機関：塾、予備校、組織内研修
授業動画配信、遠隔授業、電子教科書
民間教育サービス：EdTech系サービス
Webを中心に展開
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6. 花盛りのEdTech系サービス
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7. “ウェブで学ぶ”時代
教育分野でのICT利活用が本格スタート
先生の仕事道具だけではなく、
生徒の学ぶ道具としてのICT
より詳しくは、こちら →
飯吉透・梅田望夫
『ウェブで学ぶ』
（ちくま新書）
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8. Bring Your Own Device
= BYOD
「自分のデバイスを持ち込む」こと
BYODで期待される効果
使い慣れた端末で情報処理・情報管理ができる
いつでもどこでも必要な情報にアクセスできる
情報機器への巨額投資を回避できる
BYODで懸念されること
セキュリティの懸念
プライバシー情報や機密情報の漏洩
盗難の危険性
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9. 教育機関へのICT導入先行事例
佐賀県武雄市の全小学校・中学校
東京都荒川区の全小学校・中学校
立教学院 立教小学校
広尾学園 中学校 高等学校
品川女子学院女子高等学校
山梨英和学院 山梨英和中学校
千葉県立袖ヶ浦高等学校
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10. 大学でのBYOD先行事例
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九州大学（2013年度より）
（ITmediaより転載）

11. 大学でのBYOD先行事例
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立命館大学（PEP）

12. 大学でのBYOD先行事例
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慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス（SFC）
（SFC Clipより転載）

13. 大学でのBYOD先行事例
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ミシガン州立大学
（The State Newsより転載）

14. “みんな”が情報通信機器
を持ち歩く時代
“みんな”って誰？
子ども
友達, 友達の友達, 友達の友達の友達の…
おとな
親, 保護者, キョウダイ, 親族
学校で接するおとな＝教職員
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15. リアルタイムアンケート
http://goo.gl/x9YA7k

16. デジタルネイティブとの
向き合い方
16時間軸
ICT習熟度
0∼12歳
保護期 13∼18歳
見守り期
19歳∼
独立期
子どもの習熟度
親の習熟度

17. 保護期に気をつけたいこと
Surfaceが保護期の端末としては良い選択と言える理由
デバイスの両義的認識を促進させる
受信端末として
教材、各種コンテンツ、情報を”受ける”ツール
発信端末として
コミュニケーションツールとして
クリエイティブツールとして
親は何をすべきか？
来るべき”新たな親子関係”構築のための準備期間
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18. 見守り期以降
広大なネットの世界への旅立ち
ICTスキルの有無が“1時間の濃度”に劇的
な違いをもたらす
モノタスクの世界、マルチタスクの世界
ICTで創造的で知的な活動を
アカウントの管理を徹底する
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19. 大人の皆さんへのお願い
親も子どもも、ネットの世界では同じ「ネットユーザー」同士
LINE、Twitter、Facebook、やってみませんか？
まず大人がICTの恩恵を享受し、子どもと情報をシェアする
新聞・テレビからキュレーションメディアの時代へ
ICTへの投資を必要以上に惜しまない
ICTは”速さ”が命
Surface（2012年発売）はいつまで使える？
“互換性”の高いスキルや知識をベースにする
なぜタッチタイプが重要か？
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20. 最後に
“If we teach today's students as we taught
yesterdays’, we rob them of tomorrow.”
John Dewei
!
今日の生徒を昨日のやり方で教えるなら、私たちは生徒の
明日を奪うことになる。
ジョン・デューイ
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21. おまけ
立命館大学合同シンポ
＠キャンパスプラザ京都のご案内
8月24日（日）
mozilla Japan代表理事・瀧田佐登子
氏の講演会にぜひお越しください
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