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- 2. 1 : プロジェクトの背景、目的、目標
(1) 背景
現代社会は多様化し、人々のライフスタイルも様々に変化しています。
その一方で、いまだに個人の能力や適性に合わない仕事に就くことが強いられる場面が多く、自分に合った働き方を見つけることが難しいという問題があります。
企業は人材採用や配置の際に、個人の能力や適性を正確に判断することが求められています。ミスマッチが発生した場合、企業と個人の双方に悪影響が生じます。
そこで、個人のポテンシャルや傾向を明確に可視化し、共有するサービスの開発が求められていると考えました。
(2) 目的
当サービスの目的は、個人の向き不向きを可視化することで、各々が自分に合った働き方を見つけ、企業が人材配置の際に正確な判断を行えるようにすることです。
向いていないことを明確にし、向いていないことを避ける仕組みを作ることで、向いていることに費やす時間が増え、個人の能力を最大限発揮することができます。
必要のないストレスや不安を軽減し、個人の自己肯定感を引き上げ、個人および集団の生産性の向上を目指します。
当サービスは、個人の能力や適性の発見、社内マネジメントの改善に貢献することで、より豊かな社会の実現につながるものと考えています。
(3) 目標
【開発面の目標】
・ユーザーが簡単に自分の能力や傾向を知ることができるような UI/UX を実現すること。
・専門的な知識がない人でも、正確な自己マッピングを行えるようなアルゴリズムの開発。
・ユーザーのプライバシー保護とデータセキュリティの確保。
【事業化面の目標】
・ユーザー数を増やし、市場シェアを拡大する。
・サービスの収益化を実現する。
・ユーザーからのフィードバックを取り入れて、サービスの改善を進める。
(4) 競合との差別化要因
競合のサービスとして「kaonavi」が挙げられます。
「kaonavi」は個人のできることを整理して可視化する人材マッチングサービスです。
このサービスは、既存の一般的な人材採用の価値観の枠を出ていないように感じます。
私は、向いていないことを切り捨て、向いていることに最大の労力を投入するとき、個人および集団の生産性が最大化されると考えています。
しかし、向いていないことを素直に把握して切り捨てるには勇気や覚悟や経験が必要で、万人にできることではないと考えます。
当サービスは、向いていることを公表すると同時に、向いていないことを明らかにし、
「できないことの開き直り」に根拠を与えます。
・AI によるマッチング
・できないことの開き直り
・これはできないけど、あれはできる
キーワード
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- 3. 2 : 開発に関する未踏性の主張、期待される効果など
個人の向き不向きを明確にし、
向いていないことを避けられる環境を作り、
向いていることに時間を費やすことができるようにする。
ポイント
(1) ユーザーの未踏性
当サービスでは、ユーザー自身が把握していない能力や傾向を客観的にマッピングすることで、自分に合った仕事や環境を見つけることができます。
個人が自分の能力や傾向を正しく把握することで、自分に合ったキャリアパスの選択や、スキルアップの方向性が明確になることが期待できます。
自分に合った仕事をすることで、モチベーションが向上し、生産性が向上することが期待できます。
得意な分野での仕事に集中することで、優れたパフォーマンスを発揮し、成果を上げることができます。
人材のミスマッチによるストレスや不安を軽減し、企業全体の生産性の向上や、労働環境の改善につながることと考えられます。
(2) 社会的な未踏性
現状の人材マネジメントの現場においては、一般に既存のスキルセットが評価されます。
私は、向いていないことを切り捨て、向いていることに最大の労力を用いるとき、個人および集団の生産性が最大化されると考えています。
しかし、向いていないことを素直に把握して切り捨てるには勇気や覚悟や経験が必要で、万人にできることではないと考えます。
当サービスは、向いていることを公表すると同時に、向いていないことを明らかにし、
「できないことの開き直り」に根拠を与えます。
このような視点のサービスは新しく、従来の人材一元管理に対するアンチテーゼであり、未踏なアプローチであると言えます。
(3) 技術的な未踏性
従来の開発手法ではエンジニアが開発の中心になることが多く、機能や新しさを重視し、デザインやユーザーの視点が犠牲になることがありました。
今回、デザイナーが主体となって開発を行うことにより、ユーザーが求めるニーズに合った魅力的で使いやすいサービスを提供することができます。
開発の過程でユーザーとのコミュニケーションを積極的に取り入れ、ニーズの把握やフィードバックを反映した開発を進めます。
『できないこと』から見つける、見つかる。
キャッチコピー
3
- 4. 3 : 具体的な進め方 現状のプロトタイプ
・
「強み」を意識して作ったため、競合、類似のサービスとの大きな差別化に至らない。
→
「弱み」を可視化する、という独自の視点を強調して打ち出す。
・
「マッチング率」が見えることによって、数値が低かった場合「この人とは合わない」という先入観を与える。
→
「マッチング率」のコンテンツは取り除く。
・既存のスキルセットのアピールが目立ちすぎている。
→ポテンシャルやマッピングをより強調する UI にする。
【現状のプロトタイプの改善点】
4
- 6. 事業期間中の開発内容
開発体制
1. ユーザー調査とアイデアの詳細なブラッシュアップ
2. サービス設計と UI/UX の改善
3. データ分析とアルゴリズムの開発
4. プロトタイプの開発とテスト
5. セキュリティ対策やプライバシー保護の強化
6. サービスの拡大戦略の検討、販促資料や LP 制作
開発は提案者 1 人で行う。
状況に応じて専門家の力を借りる場合もある。
開発線表
克服すべき課題とその解決策
【開発における課題】
1. ユーザーのスキルや能力を正確にマッピングするための方法や基準の確立
2. ユーザーのプライバシー保護
3. 自己評価のバイアスや偏りの問題
4. ユーザーが理解しやすい UI/UX の実現
5. サービスの普及と収益化のための市場調査と戦略の確立
【解決策】
1. 科学的な測定ツールを活用して、より正確なマッピングを実現する。
2. 個人情報の取り扱いについて明確な方針を設定する。
3. 機械学習アルゴリズムを用いて、個人の能力や傾向を客観的に評価し、正確なマッピングを行う。
4. ユーザーによるフィードバックを活用して、サービスの改善を進める。
5. ユーザーのニーズや競合状況を把握して、サービスの差別化やマーケティング戦略を立てる。
個別
面談
・
契約
検査
・
評価
7 8 9 10 11 12 1 2 3
6
2022 2023
UI/UX デザイン
ユーザー調査
アイデアブラッシュアッ
プ
データ分析
アルゴリズムの開発
プロトタイプの開発
資料制作
ユーザーテスト 拡大戦略の検討
事業開発
デザイン開発
アプリケーション開発
6
開発者スキル
開発者はデザイン、プログラミング、企画、広報に
おいて技能がある。
過去の制作物は以下を参照のこと。
https://drive.google.com/file/d/1k3PF6PmPp
ZkyHiQL48nZVlzh39nzBVcU/view?usp=sharing
- 8. 5 : 事業化・社会実装の具体的な進め方
1. サブスクリプションモデル
月額または年額のサブスクリプション料金を支払うようにします。
一定の収益が確保され、ユーザーと長期的な関係を築くことができます。
2. プレミアムモデル
基本機能の使用は無料にして、より高度な機能を使う場合に料金を請求します。
習慣改善のためのアドバイスや個人コンサルティングなど、有料でより詳細なコンテンツを提供します。
3. ライセンスモデル
企業や教育機関などの組織にライセンスを提供してサービスを利用できるようにします。
大量のユーザーを獲得できて、実績としても強く、効率的にビジネスの規模を拡大することができます。
4. 広告モデル
ユーザーに合わせた広告を表示し、クリックされた回数に応じて収益を得ます。
5. データ分析結果の提供
ユーザーが入力したデータを分析し、分析データを企業等に提供することで収益を得ます。
社会実装のサービスモデル
8
- 10. 6 : 事業期間終了後の事業化・社会実装に関する計画
1. ユーザーテストの実施
早い段階で、実際のユーザーからサービスの使用感や機能性についてフィードバックを得るためのユーザーテストを実施します。
2. マーケット調査
ターゲット市場の需要や競合状況を調査し、実装方針を修正することで市場への適応性を高めます。
3. プロモーション戦略の策定
SNS の活用、LP の制作など、ターゲット市場に向けた効果的なプロモーション戦略を策定し、認知度の向上とサービスの利用促進を図ります。
4. 企業・団体との提携
企業・団体と提携して、人材マネージメントや採用活動における選考プロセスの改善などの実績を積み、社会的なインパクトを高めます。
5. 改善とアップデートの継続
ユーザーフィードバックや市場の動向を反映させ、サービスの改善やアップデートを継続的に行うことで、サービスの利便性を向上させます。
お読みいただきありがとうございました。
【実装後の人員計画】
・開発チーム:3 人(デザイナー 1 名、エンジニア 2 名)
・マーケティング担当:1 人
・カスタマーサポート担当:1 人
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