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目次
ご注意........................................................................................................................................2
バージョン履歴 ........................................................................................................................2
はじめに....................................................................................................................................4
XenServer 関連情報 ..................................................................................................................4
XenServer のモジュールおよび用語について ........................................................................4
このハンズオンのゴール.........................................................................................................5
オプション ............................................................................................................................................................. 5
必要なハードウェアスペックについて..................................................................................5
使用するマシン および ネットワーク環境について.............................................................6
インストール手順 ....................................................................................................................7
XenServer と XenCenter のダウンロード................................................................................................. 7
XenServer のインストール........................................................................................................................ 9
XenCenter のインストール ..................................................................................................................... 14
XenCenter による XenServer への接続................................................................................................... 16
無償版ライセンスの適用 ....................................................................................................................... 17
ISO ストレージリポジトリの登録......................................................................................................... 19
アップデートの適用 ............................................................................................................................... 23
仮想マシンの作成 ................................................................................................................................... 26
仮想マシンのテンプレート化 ............................................................................................................... 39
ホストの追加とリソースプールの作成(オプション)................................................................ 42
4. Page 4
はじめに
この資料は『Citrix 独習シリーズ』の一環として、サーバー仮想化ソフトウェア『Citrix XenServer』をセ
ットアップする手順を解説します。この資料により構築する XenServer 環境は、シトリックスのデスク
トップ仮想化ソリューション『Citrix XenDesktop』およびアプリケーション仮想化ソリューション『Citrix
XenApp』の検証を行うための基盤として、最小限の構成を行います。XenServer そのものについて、よ
り詳細な情報が必要な場合は、下記の XenServer 関連情報を参照してください。
XenServer 関連情報
・ 製品情報: https://www.citrix.co.jp/products/xenserver/
・ ドキュメント、パッチ情報: http://support.citrix.com/product/xens/
XenServer 6.1 日本語ドキュメント:
http://support.citrix.com/product/xens/v6.1.0/doc/?lang=ja
・ サポートフォーラム: http://forums.citrix.com/category.jspa?categoryID=176
・ Hardware Compatibility List(ハードウェア互換性リスト): http://hcl.xensource.com/
XenServer のモジュールおよび用語について
・ XenServer: サーバー仮想化の基盤となるハイパーバイザーです。
・ XenCenter: XenServer を操作するための Windows 用 GUI クライアントです。
・ リソースプール: 複数台の XenServer をグループ化して統合管理するための単位です。
この資料および XenCenter の UI では“プール”と表記する場合もあります。
※ XenServer はハイパーバイザー内で統合管理情報を保持・処理する構造のた
め、vSphere における vCenter や Hyper-V における SCVMM に相当する管
理用のサーバーを構築する必要がありません。
※ リソースプールに参加させるサーバーは、CPU の世代(機能)や XenServer
の Hotfix 適用状況が同一である、XenServer のエディションが同一である
などの条件があります。詳細は管理者ガイドを参照してください。
・ プールマスター: リソースプール内において、統合管理の処理を担当するホスト。
5. Page 5
このハンズオンのゴール
・ XenServer がインストールされたサーバーを 1 台作成します
・ XenCenter がインストールされた管理端末を 1 台作成します
・ XenServer に無償版ライセンスを適用します
・ XenServer にパッチを適用します
・ Windows Server 2008 R2 をインストール済みのテンプレートを作成します
オプション
このオプションは、XenServer を複数台使用したい場合に行ってください。
・ XenServer がインストールされたサーバーを複数台作成し、プールを構成します。
必要なハードウェアスペックについて
この手順書ではあまり多くのリソースを必要としませんが、今後ほかの Citrix 製品の検証環境として活
用する場合、以下のスペックを推奨します。1 台のサーバーでリソースが不足する場合は、複数台のサ
ーバーで XenServer のプールを構成してください。
・ CPU: 4 コア以上
・ メモリ: 最少 16GB 以上、32GB 以上を推奨
・ ディスク:最少 250GB 以上、500GB 以上を推奨
(SSD など、高性能なディスクを使用すれば検証時間を短縮可能)
Internet
XenServer
6.1
管理端末(XenCenter)
6. Page 6
使用するマシン および ネットワーク環境について
このハンズオンでは以下のマシンおよびネットワーク環境を使用します。
① XenServer (ホスト名: xs01)
・ 用途:各コンポーネントを動作させる基盤となるハイパーバイザー
・ IP アドレス:____________________(例:192.168.10.101)
・ OS:Citrix XenServer 6.1
・ ドメイン名:____________________(例:training.lab)
・ 管理者アカウント: root パスワード: ____________________(例:Citrix123)
② 管理端末 (ホスト名: Win7AdminPC)
・ 用途:Citrix XenCenter を使用する管理端末
・ IP アドレス:____________________(例:192.168.10.100)
・ OS:Windows 7 など
③ その他のネットワーク環境
・ デフォルトゲートウェイ:____________________(例:192.168.10.254)
・ DNS サーバー:____________________(例:192.168.10.254)
・ DHCP サーバー:なし
※ 本書で行う構成上は DHCP サーバーが存在しても問題ありませんが、別冊にて Citrix
XenDesktop の機能を使用するため、新たに DHCP サーバーをセットアップします。競合を防ぐ
ため、既存の DHCP サーバーが存在しない環境をご用意いただくことをお勧めします。
7. Page 7
インストール手順
XenServer と XenCenter のダウンロード
Citrix の Web サイトにログインし、ダウンロードページから XenServer と XenCenter をダウンロードしま
す。
画面 手順
1 Web ブラウザで http://www.citrix.com にアクセス
し、右上の[My Account (Log In)]をクリックしま
す。
2 右側の Log In フォームに My Account のログイン
ID とパスワードを入力し、[Log In]をクリックし
ます。
※My Account をお持ちでない場合は、左下の
[Create Account]をクリックし、画面の案内に従っ
てアカウントを作成してください。
3 ログインしたら、画面上部のメニューで
[Downloads]をクリックします。
4 ダウンロードページが表示されたら、左側の
[Find Downloads]メニューで、[XenServer] [Product
Software]を選択し、[Find]ボタンをクリックしま
す。
8. Page 8
画面 手順
5 [XenServer 6.1]をクリックします。
6 XenServer 6.1 Base Installation ISO の[Download]を
クリックします。
7 Citrix Download Manager の画面が表示されます。
[Download Now]をクリックします。
8 ファイルの保存先を指定すると、ダウンロード
が開始されます。
9 ダウンロードが完了したら”XenServer-6.1-install-cd.iso “の ISO イメージを CD-R に書き込んでくだ
さい。このディスクが XenServer のインストールメディアとなります。
10 手順 6~8 と同じ要領で”XenCenter 6.1 Windows Management Console Japanese and Chinese Version”
をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルは管理端末にコピーします。
9. Page 9
XenServer のインストール
XenServer をサーバーにインストールします。
画面 手順
1 XenServer のインストールメディアを使用してサ
ーバーを起動します。
次のキーボードレイアウトの選択画面が表示さ
れるまで、しばらく待ちます。
2 インストール作業に使用するキーボードタイプ
に合わせて、キーボードを一覧から選択しま
す。日本語キーボードの場合は”[qwerty] jp106”を
選択します。
設定項目間の移動は[Tab]キーで行います。
3 [OK]を選択します。
4 End User License Agreement(EULA)を承諾してく
ださい。[Accept EULA]を選択します。
10. Page 10
画面 手順
5 VM の格納に使用するストレージを選択します。
[*]の付いているストレージが使用されます。
項目の選択を変更する場合は、対象の項目にカ
ーソルを合わせてスペースキーを押下します。
ストレージの容量を節約するため、
“Enable thin provisioning”も選択してください。
6 インストール元のメディアを指定します。[Local
media]を選択してください。
7 本環境では Supplemental Packs を使用しないた
め、[No]を選択してください。
8 今回はインストールメディアのチェックを省略
します。[Skip verification]を選択します。
9 パスワードを設定します。
11. Page 11
画面 手順
10 IP アドレス、サブネットマスク、ゲートウェイ
を指定します。
IP アドレスを固定するため”Static configuration”を
選択し、各項目を入力します。
11 ホスト名と DNS サーバーのアドレスを設定しま
す。
12 タイムゾーンを指定します。
地域を選択します。日本に合わせる場合は[Asia]
を選択します。
13 タイムゾーンを指定します。
都市を選択します。日本に合わせる場合は
[Tokyo]を選択します。
14 NTP サーバーを使用するかどうかを選択します。
検証環境内に NTP サーバーがある、または
XenServer をインターネットに接続可能な場合は
[Using NTP]を、使用できる NTP サーバーが無い場
合には[Manual time entry]を指定します。本書の
手順例ではインターネット上の NTP サーバーに
接続します。
12. Page 12
画面 手順
15 NTP サーバーのアドレスを指定します。
3 つまで指定できます。
16 以上でインストール前の設定は完了です。
[Install XenServer]を選択すると、インストールが
開始されます。
17 インストールが完了するまで待ちます。
18 インストールが完了すると[Installation Complete]
の画面が表示されます。インストールメディア
をドライブから取り出した後、[OK]を選択してく
ださい。
19 XenServer が再起動されるのを待ちます。
14. Page 14
XenCenter のインストール
管理端末に XenCenter をインストールします。
画面 手順
1 管理端末で XenCenter のインストールを開始しま
す。[次へ]をクリックします。
2 インストール先のフォルダーと、XenCenter を使
用できるユーザー(対象ユーザー)を指定しま
す。
3 インストールを実行します。
15. Page 15
画面 手順
4 インストールが完了するまで待ちます。
5 インストールが完了しました。
[完了]をクリックしてセットアップウィザードを
終了します。
16. Page 16
XenCenter による XenServer への接続
管理端末で XenCenter を使用して XenServer に接続します。
画面 手順
1 管理端末で XenCenter を起動します。
初期状態では XenCenter に XenServer が表示され
ていません。
2 XenCenter の管理画面に XenServer
左ペインの[XenCenter]を右クリックし、[追加]を
クリックします。
3 XenServer の IP アドレス、ユーザー名(root)、
パスワード(インストール時に指定したもの)
を入力し、[追加]をクリックします。
17. Page 17
無償版ライセンスの適用
XenServer に無償版ライセンスを適用します。
画面 手順
1 XenServer を XenCenter に追加すると、ライセン
スマネージャのウィンドウが開きます。
※ウィンドウを閉じてしまった場合には、[ツー
ル] > [ライセンスマネージャ] を開きます。
2 ライセンスの設定をするホストにチェックを入
れます。
3 [無償の XenServer のアクティブ化]をクリックし
[アクティブ化キーの取得]を選択します。
4 ブラウザが起動します。XenServer 無償版のアク
ティベーションキーはメールで届きます。
フォームに必要事項を入力し、送信してくださ
い。
5 送信が完了したら、メールが到着するまで数分
お待ちください。
18. Page 18
画面 手順
6 メールが届いたら、添付されたライセンスファ
イル(license.xslic)を任意の場所に保存し、管理
端末にコピーしてください。
7 XenCenter のライセンスマネージャで、[無償の
XenServer のアクティブ化]をクリックし[アクテ
ィブ化キーの適用]を選択し、保存したライセン
スファイルを指定してください。
8 ライセンスが適用され、[エディション]および
[有効期限]が表示されていることを確認します。
確認が完了したらライセンスマネージャを閉じ
ます。
※XenServer 無償版のライセンス有効期間は 1 年
間です。それ以降も無償版の仕様を続ける場合
には、同じ手順で新しいライセンスファイルを
取得・適用してください。
9 XenCenter に追加した XenServer が表示されてい
ることを確認します。
19. Page 19
ISO ストレージリポジトリの登録
ISO ストレージリポジトリ(SR)を作成、登録します。
XenServer で仮想マシンに ISO イメージを読み込ませるには、CIFS または NFS のストレージに ISO イメー
ジを配置し、XenServer をストレージと接続する必要があります。
本資料の手順では管理端末に共有フォルダーを作成し、XenServer からアクセスしています。
画面 手順
1 管理端末で、任意の場所にフォルダーを作成し、仮想マシンにインストールしたい OS の ISO イ
メージを格納します。
※OS の ISO イメージは、各 OS のベンダーなどから入手してください。
※この手順書では、後ほど Windows Server 2008 R2 のインストールを行います。
2 プロパティの [共有]タブを開きます。
“ネットワークのファイルとフォルダーの共有”の
[共有]をクリックします。
3 [共有]をクリックします。
20. Page 20
画面 手順
4 ファイル共有を有効にするネットワークを選択
します。
5 ファイルの共有が行われたことを確認し[終了]を
クリックします。
6 [閉じる]をクリックします。
21. Page 21
画面 手順
7 XenServer に ISO ストレージリポジトリを追加し
ます。
左ペインに表示された XenServer を右クリックし
[新規 SR]をクリックします。
8 Windows ファイル共有(CIFS) を選択します。
9 SR の名前を指定します。
10 “共有名”には共有フォルダーのアドレスを指定し
ます。
“異なるユーザー名を使用する”にチェックを入
れ、共有フォルダーにアクセス可能なユーザー
名、パスワードを指定します。
22. Page 22
画面 手順
11 XenServer が ISO ストレージリポジトリに接続さ
れたことを確認します。
左ペインのストレージ一覧に ISO ストレージリポ
ジトリが表示されます。
23. Page 23
アップデートの適用
XenServer のアップデートを行います。ここでは以下2つのパッチを適用します。
1. CTX136252 - Hotfix XS61E009 - For XenServer 6.1.0
2. CTX136253 - Hotfix XS61E010 - For XenServer 6.1.0
画面 手順
1 CTX136252 - Hotfix XS61E009 - For XenServer 6.1.0
(http://support.citrix.com/article/CTX136252)にアク
セスし、アップデート(XS61E009.zip)をダウンロ
ードします。
2 ダウンロードしたファイルを展開し、XenServer
アップデートファイルをダブルクリックしま
す。
3 アップデートウィザードが起動します。適用す
るアップデートを選択し、次へ進みます。
24. Page 24
画面 手順
4 アップデートを適用する XenServer ホストのチェ
ックボックスを選択し、次へ進みます。
5 アップデート適用前のチェックが行われます。
チェックが完了したら、次へ進みます。
6 アップデート後の処理を指定します。
[アップデート後タスクを自動的に実行する]を選
択し、[アップデートのインストール]をクリック
します。
7 アップデートの適用が完了するのを待ちます。
25. Page 25
画面 手順
8 アップデートの提要が完了したら、[完了]をクリ
ックします。
9 CTX136253 - Hotfix XS61E010 - For XenServer 6.1.0
(http://support.citrix.com/article/CTX136253)にアク
セスし、アップデートファイル(XS61E010.zip)を
ダウンロードします。
XS61E009 と同様に手順 2~8 を行い、アップデー
トを適用します。
26. Page 26
仮想マシンの作成
Windows Server 2008 R2 の仮想マシンを作成します。ここで作成した仮想マシンは後ほどテンプレート
化して、同一 OS の仮想マシンを簡単に展開できるようします。
画面 手順
1 仮想マシンのインストールを行います。
XenCenter を起動します。
2 ホストを右クリックし、[新規 VM]を開きます。
3 新規 VM 作成ウィザードが起動します。
XenServer では、ゲスト OS を ISO イメージなど
からインストールする場合、そのゲスト OS に応
じたテンプレートを選択する必要があり、これ
により適切な仮想 HW が構成されます。
ここでは[Windows Server 2008 R2 (64-bit)] を選択
します。
27. Page 27
画面 手順
4 仮想マシンの名前を指定します。ここで作成す
る仮想マシンは後ほどテンプレート化するた
め、名前を”Win2K8R2-template”にします。
5 [インストール元 ISO ライブラリまたは DVD ドラ
イブ]を選択し、プルダウンメニューからゲスト
OS のインストールに使用する ISO イメージを選
択します。
6 仮想マシンを稼働させるホストを選択します。
7 仮想マシンに割り当てる VCPU とメモリのリソー
スを指定します。
VCPU は 1 つ、メモリは 2048MB を指定してくだ
さい。
28. Page 28
画面 手順
8 仮想マシンに割り当てるストレージ(仮想
HDD)を指定します。
標準の 24GB では、さまざまなアプリケーション
をインストールした場合に容量が足りなくなる
場合があるため、サイズを変更します。
[プロパティ]をクリックします。
9 ディスクの編集を行います。
サイズを 32GB に変更します。
10 サイズが 32GB に変更されたことを確認し、次へ
進みます。
11 仮想マシンを接続するネットワークを指定しま
す。
29. Page 29
画面 手順
12 仮想マシンの設定を確認します。
問題が無ければ[作成]をクリックします。
変更したい項目がある場合には[前へ]で戻り、設
定を修正します。
13 左ペインに作成した仮想マシンが表示されま
す。
14 左ペインにある、作成した仮想マシンの名前を
クリックし、右ペインのコンソールタブをクリ
ックします。
Windows Server 2008 R2 のインストーラーが起動
されています。
15 Windows Server 2008 R2 をインストールします。
以下の情報を入力します。
インストールする言語
時刻と通貨の形式
キーボードまたは入力方式
キーボードの種類
30. Page 30
画面 手順
16 [今すぐインストール]をクリックします。
17 インストールする OS のエディションを選択しま
す。Windows Server 2008 R2 Standard(フル インス
トール)を選択します。
18 ライセンス条項に同意します。
31. Page 31
画面 手順
19 [新規インストール (カスタム)]を選択します。
20 インストール先のディスクを指定します。
[ディスク 0 ]を選択して、次へ進みます。
21 インストールが完了するまで待ちます。
32. Page 32
画面 手順
22 インストールが完了すると、パスワードの設定
を求められます。
23 Administrator のパスワードを設定します。
設定したパスワードは忘れないように注意して
ください。
24 [OK]をクリックします。
33. Page 33
画面 手順
25 Windows Server 2008 R2 にログオンしました。
初期構成タスクのウィンドウが自動的に開かれ
ます。
26 初期構成タスクの3番で[機能の追加]を行いま
す。
27 [.NET Framework 3.5.1 の機能]を追加します。
これは、この後インストールする XenServer Tools
(ゲスト OS を XenServer 環境へ最適化させるツ
ール)をインストールするための前提となりま
す。
34. Page 34
画面 手順
28 [インストール]をクリックします。
29 .NET Framework 3.5.1 の機能がインストールされ
るまで待ちます。
30 [閉じる]をクリックします。
35. Page 35
画面 手順
31 XenServer Tools をインストールします。
XenServer Tools は ISO イメージで提供されていま
す。
XenCenter の仮想 DVD ドライブのプルダウンメニ
ューから[xs-tools.iso]を選択します。
32 ISO イメージが自動再生されます。
Installwizard.msi を実行します。
33 XenServer Tools Installer のセットアップウィザー
ドが起動します。
[Next]で次へ進みます。
36. Page 36
画面 手順
34 End-User License Agreement(ソフトウェア使用許
諾)に同意し、次へ進みます。
35 XenServer Tools Installer をインストールするフォ
ルダーのパスを指定します。
設定は変更せず、そのままで次へ進みます。
36 [Install]をクリックします。
37. Page 37
画面 手順
37 XenServer Tools Installer のセットアップが完了し
ました。
[Install Tools]をクリックすると XenServer Tools の
インストールが行われます。
38 XenServer Tools のインストールを完了させるた
め、[Restart Now]をクリックします。
ゲスト OS が再起動されますので、再起動が完了
するまで待ちます。
また、仮想 DVD ドライブの xs-tools.iso はプルダ
ウンメニュー右側の[イジェクト]をクリックして
取り外します。
39 ゲスト OS の再起動が完了し、しばらく待つと
XenServer Tools が有効になっていることを
XenCenter で確認できます。
XenCenter の左ペインで対象の VM を選択し、[全
般]タブの”仮想化の状態”が”最適化済み”になっ
ていることを確認します。
38. Page 38
画面 手順
40 ゲスト OS に再度ログオンすると、XenServer
Tools のインストールウィザードに、インストー
ル完了の旨が表示されます。
[Done]をクリックしてウィンドウを閉じます。
39. Page 39
仮想マシンのテンプレート化
XenServer では仮想マシンをテンプレート化することができます。テンプレートは、仮想マシンを作成す
るためのひな形です。OS やアプリケーションをセットアップした仮想マシンをテンプレート化すること
で、同一構成の仮想マシンをいくつも作成する際に、初めからインストールするよりもはるかに短時間
で、少ない手間で作成できます。
ここでは、Windows Server 2008 R2 に XenServer Tools をインストールした状態の VM をテンプレート化し、
同一 OS の VM を、簡単に展開できるようにします。
画面 手順
1 作成済みの Win2K8R2-template VM にログオン
し、エクスプローラーで
C:WindowsSystem32sysprep フォルダーを開
き、sysprep.exe を実行します。
2 システムのクリーンアップオプションは
[システムの OOBE(Out-of-Box Experience)に入る]
を選択し、[一般化する]にチェックを入れます。
シャットダウンオプションは[シャットダウン]を
選択します。
上記の設定にしたら、[OK]をクリックします。
40. Page 40
画面 手順
3 Sysprep が完了するまで待ちます。
4 OS が自動的にシャットダウンされます。
5 左ペインで、シャットダウンされた Win2K8R2-
template VM を右クリックし、[テンプレートへの
変換]をクリックします。
6 [変換]をクリックします。
42. Page 42
ホストの追加とリソースプールの作成(オプション)
1 台のホストではリソースが不足する場合はホストを複数台用意し、リソースプールを作成します。
画面 手順
1 新規のプールを作成します。
ホストを右クリックし[プールに追加]→[新規プ
ール]を選択します。
プールの名前を指定します。
また、プールに追加するホストが複数台ある場
合には、[そのほかの追加メンバ]でチェックを入
れます。
追加したいホストが表示されない場合には、[新
規サーバーの追加]をクリックして接続します。
(※Hotfix の適用状況が異なるホストはプールに
参加できません。今回の手順書を使用する場合
はあらかじめ XenCenter で 2 台目以降のホストに
接続して、Hotfix を適用する必要があります)
※[新規サーバーの追加]をクリックした場合のみ
2 台目のサーバーの IP アドレス、ユーザー名、
パスワードを指定します。