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1
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Azure を使ってハイブリッドな運用へ
Infrastructure Solutions Group, Data Center Compute & Solutions
Technical Enablement Engineer
Tomoya Katayama
2021,May
30分でわかる Azure Arc の1つ
だいたい
〜 Azure Arc Enabled Server で統合管理 〜
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2
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本資料の位置付け
〜 Azure Arc ファミリー 〜
検証予定No. 機能名 説明 リリース状況
1 Azure Arc Enabled Server 異なる環境のサーバーを管理 GA
2 Azure Arc Enabled SQL Server 異なる環境のSQL Server にポリシー適用
SQL Server オンデマンド評価の利用
Public
Preview
3 Azure Arc Enabled Kubernetes 異なる環境の Kubernetes クラスタを管理 GA
4 Azure Arc Enabled Data Services 異なる環境のk8s クラスタにManaged SQL,
Managed Instance,
Azure Database for PostgreSQL
展開・管理
Public
Preview
5 Azure Arc Enabled Machine learning 任意の k8s クラスタで機械学習モデルの
トレーニングが可能になる
Public
Preview
4,5 の検証は未定
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3
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クラウドファーストと言っていた時代
クラウドファースト・モバイルファースト
2013年〜2019年初頭
すべてはクラウドにはじまり、クラウドで完結する
Azure は世界のスーパーコンピューターである
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4
of Y
クラウドファーストという単語
実はもう変わってきています。
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5
of Y
コンピューティングの未来はエッジにある
情報はクラウドに出て行く前にローカルに入ってこなければならない
2019/10/03 Microsoft Government Leaders Summit
コンピューティングの将来は「ローカルかクラウドか」というように二分できるものではない。
Azure は世界のコンピューターではあるが、エッジコンピューティングこそ未来だ。
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6
of Y
ハイブリッド(クラウド)な世界は誰よりも早くこの2人が。
マイケル・○○氏
パット・○○シンガー氏
既存ITを活用しつつ、クラウドを使っていくハイブリッドな世界が到来する
ゲル デル
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7
of Y
Microsoft Azure + Dell Technologies 協業は進行中
ハイブリッドな世界を掲げるからにはAzureの知識は必要
Azure VMware Solution Azure Stack HCI
・Azure 上でvSphereが入ったサーバーが稼働
・ハイブリッドクラウド手法の1つ
・2020年9月23日 正式サービス開始
・Window Server 2019 で実装するHCI
・Windows標準機能だけで構成
・事例は他社より群を抜いてDell Technologies が多い
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8
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市場はハイブリッドクラウドの熱が高まり中
共通の特徴はパブリック~オンプレミス間の「一貫性」
パブリック
クラウド
オンプレミスと同じ
仕組みの基盤を
クラウド上で稼働させる
サービスの提供
Azureサービスを
オンプレミスに延長
AWSリージョンを
オンプレミスに延長
フルマネージドサービス
マネージドGKE環境を
オンプレミスに提供
オンプレミス Azure
Stack
Outposts Anthos
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9
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既存の仮想マシンをそのまま
パブリッククラウドに移すだけでいい?
IaaSの利用のみ
IaaS 利用のあとは PaaS へ?
既存仮想マシンをパブリッククラウドに移し、
その後 PaaSやSaaSの利用へとシフトする?
(リフト&シフト)
アプリケーションの対応は?
PaaS を使うにしても
アプリケーション側の対応が必要。
対応可能?
サーバーそのままクラウドへ?
ハイブリッドクラウドといっても…検討材料多すぎる問題
セキュリティの対策は?
IaaS なら既存のセキュリティソフト使う?
PaaS だと対策はどうなる?
コストは?
移行コストはどこにどれだけかかる?
運用をどうしたらいい?
各社、運用・移行ソリューションなどを
リリースしているけど実際の運用はどうしたらいい?
別途スキルが必要?
スモールスタートすることになる
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既存の仮想マシンをそのまま
パブリッククラウドに移すだけ
IaaSの利用のみ
サーバーそのままクラウドへ
スモールスタートのファーストステップ
パブリッククラウド活用のファーストステップは既存のオンプレミスのサーバーを
クラウド上の IaaS で稼働させることがベストプラクティスとされています。(やりやすい)
Microsoft の書籍でもベストプラクティスとして
リフト&シフトを例に細かく解説しています。
2018年発売の著書ですがわかりやすく解説。
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既存の仮想マシンをそのまま
パブリッククラウドに移すだけでいい?
IaaSの利用のみ
IaaS 利用のあとは PaaS へ?
既存仮想マシンをパブリッククラウドに移し、
その後 PaaSやSaaSの利用へとシフトする?
(リフト&シフト)
アプリケーションの対応は?
PaaS を使うにしても
アプリケーション側の対応が必要。
対応可能?
サーバーそのままクラウドへ?
ファーストステップでの課題
セキュリティの対策は?
IaaS なら既存のセキュリティソフト使う?
PaaS だと対策はどうなる?
コストは?
移行コストはどこにどれだけかかる?
運用をどうしたらいい?
各社、運用・移行ソリューションなどを
リリースしているけど実際の運用はどうしたらいい?
別途スキルが必要?
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やはり運用面の不安が大きいのが事実
セキュリティの対策は?
IaaS なら既存のセキュリティソフト使う?
PaaS だと対策はどうなる?
コストは?
移行コストはどこにどれだけかかる?
運用をどうしたらいい?
各社、運用・移行ソリューションなどを
リリースしているけど実際の運用はどうしたらいい?
使うためのスキルが必要?
IaaS の場合、仮想マシンが前提となるため、
検討時にあまり困らない。
課金・コストについては
課金サポートに無償で
問い合わせることができる。
テクニカルサポートへ
問い合わせる際はお金がかかる。
自力、SIerに頼るなど不安要素が多い。
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とはいえ、1台だけでもクラウドへ移行してみると
オンプレミス&クラウド混在環境の誕生
既存の仮想マシンをそのまま
パブリッククラウドに移すだけ
IaaSの利用のみ
サーバーそのままクラウドへ
ハイブリッド運用がはじまる
不安が現実のものとなる
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〜 ハイブリッド運用を楽チンに 〜
Azure Arc Enabled Server の活用
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Azure Arc アーキテクチャの全体像
Azure
Customers
Management Services
Monitoring | Update | Containers | Backup | Security Center | More…
Azure Services
Access and security
RBAC | Locks | Subscriptions
Organization and inventory
Search | Index | Groups | Tags
Environments and automation
Templates | Extensions
Governance and compliance
Logs | Policy | Blueprints
Azure Arc
Virtual
Machine Kubernetes
Azure
Data Service
Windows, Linux SQL, Postgres, etc
Azure
Resource
Manager
Portal
Shell
Bash
CLI
Marketplace
Operation
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Azure Arc コンポーネント相関図
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Azure Arc の活用により低コストでハイブリッドな運用が可能
Azure Portal での運用
・イベントログの確認
・実行プロセスの可視化
・パフォーマンス情報の可視化
・CPU/メモリ/ディスク使用量
(Preview機能アリ)
・Azure Monitor 連携アラート設定
・Windows Update の一括管理
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サービスを検索して利用を開始 [サーバー – Azure Arc ]
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19
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Azure Arc に登録されたサーバーの一覧
Windows, Ubuntu の2台を登録した
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パフォーマンス情報 -1
Disk IOPSの画面
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パフォーマンス情報 -2
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ログを見る
まだPreview中
指定したイベントログを取得
(本環境はSystemログのみ)
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ハイブリッドクラウドの考え方と必要なモノを比較
〜 VMware と Microsoft 〜
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VMware:クラウドとオンプレミスを一元管理する
VMware Cloud on AWS
Azure VMware Solution
オンプレミス
vSphere Client で一元管理
オンプレ、クラウド間をマイグレーション
クラウド側はVMwareがサポート
今後はコンテナも一元管理していく
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VMware:一方で実現するには最初から準備するモノが多い
特にネットワークまわりに付随するモノ
インターネット
NAT
パブリック IP アドレスと NAT による接続
(管理とワークロード)
インター
ネット
IPSec VPN L2 VPN
暗号化されたセキュアな接続
オンプレ、SDDC 間の L2 延伸
AWS Direct Connect(DX)
オンプレミスとSDDC 間の
高速プライベートネットワーク接続
Hybrid Cloud Extension(HCX)
オンプレ、SDDC 間のゼロダウンタイム
およびウォームマイグレーション
L2 延伸、WAN最適化
IPsec
L2VPN
HCX
DX
他にも VMware Cloud ENI、Transit Gateway など
・ネットワーク接続が難解
・覚悟が必要
・独自ツールが多い
(HCX, NSX)
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VMware:価格的な問題
オンデマンド 1年間分
1y Subscription
3ys Subscription
• ホスト占有型のサービス
• 最小ホスト数:3台*
• データ転送料金が別途かかる
*30日間限定SingleHostを除く
約1,000万円 / ホスト
約700万円 / ホスト (30% off)
約1,500万円 / ホスト = 約500万円/ホスト/年 (50% off)
コ
ア
サ
ー
ビ
ス
Stretch Cluster 1y
ア
ド
オ
ン
約100万円 / ホスト
Site Recovery 1y 約3万円 / VM
中規模以下の企業にとって 検討すら出来ない 価格
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Microsoft : Azure Portal で一元管理
Azure
Customers
Management Services
Monitoring | Update | Containers | Backup | Security Center | More…
Azure Services
Access and security
RBAC | Locks | Subscriptions
Organization and inventory
Search | Index | Groups | Tags
Environments and automation
Templates | Extensions
Governance and compliance
Logs | Policy | Blueprints
Azure Arc
Virtual
Machine Kubernetes
Azure
Data Service
Windows, Linux SQL, Postgres, etc
Azure
Resource
Manager
Portal
Shell
Bash
CLI
Marketplace
Operation
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インターネット回線があれば
Azure Arc に接続ができる
インターネットに出れればOK
Microsoft:インターネット接続からの管理もできる手頃さ
Virtual Network
IaaS なら既存のセキュリティソフト使う?
PaaS だと対策はどうなる?
Express Route
Azure 専用プライベートネットワーク
VPN Gateway
オンプレミスから仮想ネットワークを使い
クロスプレミスを作成、接続をする
Virtual WAN
Azure 経由ブランチ接続を提供する
ネットワークサービス
+
選択肢が多い
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Microsoft :Azure Arc Enabled Server の価格
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/azure-arc/
https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/azure-arc/#pricing
基本利用は無料
ただし、ポリシー管理やアドオン管理サービスはAzure Arc 対応サーバーに対する
アドオンの Azure 管理サービスが有効になっている場合は料金が発生する。
(Azure Policy ゲスト構成、Azure Monitor、Azure Defender など)
Azure の外部のサーバー用に、Azure Update Management を追加費用なしで利用可能
ポイント1
いきなり何百万円というイニシャルコストがかからない
ポイント2
Windows, Linux 対応による幅広さ
調査中。でも安いと思う。
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結論:小中規模のハイブリッドクラウド運用はAzure が最適
基本利用は無料
連携サービスでは課金される
Log Analytics 、Azure Monitor
Azure Policy etc
高額なVMC on AWSを契約できない方 既にいろんなクラウドとオンプレで運用中の方
Azure ・オンプレメインとしつつも
他リソースがあるとき
IaaS環境に限る
クラウド駆け出し環境
クラウド使い初めの方
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31
of Y
Use Case : 管理サーバーの代わりに使う
既に何台かいろんなところにマシンが点在 管理サーバーを管理するという矛盾の運用の排除
Global にもマシンが点在 部署・グループ会社の垣根を超えた管理
Azure Arc Enabled Server 使ってみよう
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32
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Appendix
具体的な設定の流れ
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33
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サービスを検索して利用を開始 [サーバー – Azure Arc ]
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34
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追加ボタン押す
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35
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管理対象側で実行するスクリプトを生成
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36
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管理対象側で実行するスクリプトを生成
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リソースグループやサブスクを指定
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タグ付け
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39
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スクリプト生成される
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管理対象の画面
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実行
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スクリプト上でブラウザアクセスを要求される
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43
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44
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登録が完了するとAzure Portal を見るよう指示が出る
PowerShell ISE を使うとなぜか文字化けする
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45
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Azure Arc 上にサーバーが見えてくる
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Log Analytics ワークスペース を作成する
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47
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Azure Arc Enabled Server の分析
Azure Arc Enabled Server に登録されたサーバーを分析にするには
Log Analytics ワークスペースが必要
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Log Analytics ワークスペースの作成
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49
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Log Analytics ワークスペースの作成
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50
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Log Analytics ワークスペースの作成
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51
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Log Analytics ワークスペースの作成
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52
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Log Analytics ワークスペースの作成完了画面
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53
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Log Analytics ワークスペースの作成完了画面
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54
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Azure Monitor の監視を有効化する
(Azure Arc と Log Analytics ワークスペースを連携)
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55
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Azure Arc から登録したサーバーをクリック
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56
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[拡張機能] をクリック
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57
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[追加] をクリック
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58
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[Log Analytics エージェント] をクリック
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59
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[作成] をクリック
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60
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Log Analytics のキーを Arc 側に入力 をクリック(連携)
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61
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事前検証完了
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62
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デプロイ進行中
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63
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デプロイ完了
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64
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サマリの画面
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65
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Azure Portal が日本語設定だとローディングのまま固まる
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66
of Y
日本語から英語に一時的に設定変更する
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67
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無事表示される& ↓のEnable ボタンをクリック
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68
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デプロイプロセスが走る
© Copyright 2021 Dell Technologies
69
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デプロイ完了
© Copyright 2021 Dell Technologies
70
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71
of Y
デプロイ完了
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72
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実行プロセスの可視化
Azure Arc Enabled Serverの活用

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  • 4. © Copyright 2021 Dell Technologies 4 of Y クラウドファーストという単語 実はもう変わってきています。
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  • 6. © Copyright 2021 Dell Technologies 6 of Y ハイブリッド(クラウド)な世界は誰よりも早くこの2人が。 マイケル・○○氏 パット・○○シンガー氏 既存ITを活用しつつ、クラウドを使っていくハイブリッドな世界が到来する ゲル デル
  • 7. © Copyright 2021 Dell Technologies 7 of Y Microsoft Azure + Dell Technologies 協業は進行中 ハイブリッドな世界を掲げるからにはAzureの知識は必要 Azure VMware Solution Azure Stack HCI ・Azure 上でvSphereが入ったサーバーが稼働 ・ハイブリッドクラウド手法の1つ ・2020年9月23日 正式サービス開始 ・Window Server 2019 で実装するHCI ・Windows標準機能だけで構成 ・事例は他社より群を抜いてDell Technologies が多い
  • 8. © Copyright 2021 Dell Technologies 8 of Y 市場はハイブリッドクラウドの熱が高まり中 共通の特徴はパブリック~オンプレミス間の「一貫性」 パブリック クラウド オンプレミスと同じ 仕組みの基盤を クラウド上で稼働させる サービスの提供 Azureサービスを オンプレミスに延長 AWSリージョンを オンプレミスに延長 フルマネージドサービス マネージドGKE環境を オンプレミスに提供 オンプレミス Azure Stack Outposts Anthos
  • 9. © Copyright 2021 Dell Technologies 9 of Y 既存の仮想マシンをそのまま パブリッククラウドに移すだけでいい? IaaSの利用のみ IaaS 利用のあとは PaaS へ? 既存仮想マシンをパブリッククラウドに移し、 その後 PaaSやSaaSの利用へとシフトする? (リフト&シフト) アプリケーションの対応は? PaaS を使うにしても アプリケーション側の対応が必要。 対応可能? サーバーそのままクラウドへ? ハイブリッドクラウドといっても…検討材料多すぎる問題 セキュリティの対策は? IaaS なら既存のセキュリティソフト使う? PaaS だと対策はどうなる? コストは? 移行コストはどこにどれだけかかる? 運用をどうしたらいい? 各社、運用・移行ソリューションなどを リリースしているけど実際の運用はどうしたらいい? 別途スキルが必要? スモールスタートすることになる
  • 10. © Copyright 2021 Dell Technologies 10 of Y 既存の仮想マシンをそのまま パブリッククラウドに移すだけ IaaSの利用のみ サーバーそのままクラウドへ スモールスタートのファーストステップ パブリッククラウド活用のファーストステップは既存のオンプレミスのサーバーを クラウド上の IaaS で稼働させることがベストプラクティスとされています。(やりやすい) Microsoft の書籍でもベストプラクティスとして リフト&シフトを例に細かく解説しています。 2018年発売の著書ですがわかりやすく解説。
  • 11. © Copyright 2021 Dell Technologies 11 of Y 既存の仮想マシンをそのまま パブリッククラウドに移すだけでいい? IaaSの利用のみ IaaS 利用のあとは PaaS へ? 既存仮想マシンをパブリッククラウドに移し、 その後 PaaSやSaaSの利用へとシフトする? (リフト&シフト) アプリケーションの対応は? PaaS を使うにしても アプリケーション側の対応が必要。 対応可能? サーバーそのままクラウドへ? ファーストステップでの課題 セキュリティの対策は? IaaS なら既存のセキュリティソフト使う? PaaS だと対策はどうなる? コストは? 移行コストはどこにどれだけかかる? 運用をどうしたらいい? 各社、運用・移行ソリューションなどを リリースしているけど実際の運用はどうしたらいい? 別途スキルが必要?
  • 12. © Copyright 2021 Dell Technologies 12 of Y やはり運用面の不安が大きいのが事実 セキュリティの対策は? IaaS なら既存のセキュリティソフト使う? PaaS だと対策はどうなる? コストは? 移行コストはどこにどれだけかかる? 運用をどうしたらいい? 各社、運用・移行ソリューションなどを リリースしているけど実際の運用はどうしたらいい? 使うためのスキルが必要? IaaS の場合、仮想マシンが前提となるため、 検討時にあまり困らない。 課金・コストについては 課金サポートに無償で 問い合わせることができる。 テクニカルサポートへ 問い合わせる際はお金がかかる。 自力、SIerに頼るなど不安要素が多い。
  • 13. © Copyright 2021 Dell Technologies 13 of Y とはいえ、1台だけでもクラウドへ移行してみると オンプレミス&クラウド混在環境の誕生 既存の仮想マシンをそのまま パブリッククラウドに移すだけ IaaSの利用のみ サーバーそのままクラウドへ ハイブリッド運用がはじまる 不安が現実のものとなる
  • 14. © Copyright 2021 Dell Technologies 14 of Y 〜 ハイブリッド運用を楽チンに 〜 Azure Arc Enabled Server の活用
  • 15. © Copyright 2021 Dell Technologies 15 of Y Azure Arc アーキテクチャの全体像 Azure Customers Management Services Monitoring | Update | Containers | Backup | Security Center | More… Azure Services Access and security RBAC | Locks | Subscriptions Organization and inventory Search | Index | Groups | Tags Environments and automation Templates | Extensions Governance and compliance Logs | Policy | Blueprints Azure Arc Virtual Machine Kubernetes Azure Data Service Windows, Linux SQL, Postgres, etc Azure Resource Manager Portal Shell Bash CLI Marketplace Operation
  • 16. © Copyright 2021 Dell Technologies 16 of Y Azure Arc コンポーネント相関図
  • 17. © Copyright 2021 Dell Technologies 17 of Y Azure Arc の活用により低コストでハイブリッドな運用が可能 Azure Portal での運用 ・イベントログの確認 ・実行プロセスの可視化 ・パフォーマンス情報の可視化 ・CPU/メモリ/ディスク使用量 (Preview機能アリ) ・Azure Monitor 連携アラート設定 ・Windows Update の一括管理
  • 18. © Copyright 2021 Dell Technologies 18 of Y サービスを検索して利用を開始 [サーバー – Azure Arc ]
  • 19. © Copyright 2021 Dell Technologies 19 of Y Azure Arc に登録されたサーバーの一覧 Windows, Ubuntu の2台を登録した
  • 20. © Copyright 2021 Dell Technologies 20 of Y パフォーマンス情報 -1 Disk IOPSの画面
  • 21. © Copyright 2021 Dell Technologies 21 of Y パフォーマンス情報 -2
  • 22. © Copyright 2021 Dell Technologies 22 of Y ログを見る まだPreview中 指定したイベントログを取得 (本環境はSystemログのみ)
  • 23. © Copyright 2021 Dell Technologies 23 of Y ハイブリッドクラウドの考え方と必要なモノを比較 〜 VMware と Microsoft 〜
  • 24. © Copyright 2021 Dell Technologies 24 of Y VMware:クラウドとオンプレミスを一元管理する VMware Cloud on AWS Azure VMware Solution オンプレミス vSphere Client で一元管理 オンプレ、クラウド間をマイグレーション クラウド側はVMwareがサポート 今後はコンテナも一元管理していく
  • 25. © Copyright 2021 Dell Technologies 25 of Y VMware:一方で実現するには最初から準備するモノが多い 特にネットワークまわりに付随するモノ インターネット NAT パブリック IP アドレスと NAT による接続 (管理とワークロード) インター ネット IPSec VPN L2 VPN 暗号化されたセキュアな接続 オンプレ、SDDC 間の L2 延伸 AWS Direct Connect(DX) オンプレミスとSDDC 間の 高速プライベートネットワーク接続 Hybrid Cloud Extension(HCX) オンプレ、SDDC 間のゼロダウンタイム およびウォームマイグレーション L2 延伸、WAN最適化 IPsec L2VPN HCX DX 他にも VMware Cloud ENI、Transit Gateway など ・ネットワーク接続が難解 ・覚悟が必要 ・独自ツールが多い (HCX, NSX)
  • 26. © Copyright 2021 Dell Technologies 26 of Y VMware:価格的な問題 オンデマンド 1年間分 1y Subscription 3ys Subscription • ホスト占有型のサービス • 最小ホスト数:3台* • データ転送料金が別途かかる *30日間限定SingleHostを除く 約1,000万円 / ホスト 約700万円 / ホスト (30% off) 約1,500万円 / ホスト = 約500万円/ホスト/年 (50% off) コ ア サ ー ビ ス Stretch Cluster 1y ア ド オ ン 約100万円 / ホスト Site Recovery 1y 約3万円 / VM 中規模以下の企業にとって 検討すら出来ない 価格
  • 27. © Copyright 2021 Dell Technologies 27 of Y Microsoft : Azure Portal で一元管理 Azure Customers Management Services Monitoring | Update | Containers | Backup | Security Center | More… Azure Services Access and security RBAC | Locks | Subscriptions Organization and inventory Search | Index | Groups | Tags Environments and automation Templates | Extensions Governance and compliance Logs | Policy | Blueprints Azure Arc Virtual Machine Kubernetes Azure Data Service Windows, Linux SQL, Postgres, etc Azure Resource Manager Portal Shell Bash CLI Marketplace Operation
  • 28. © Copyright 2021 Dell Technologies 28 of Y インターネット回線があれば Azure Arc に接続ができる インターネットに出れればOK Microsoft:インターネット接続からの管理もできる手頃さ Virtual Network IaaS なら既存のセキュリティソフト使う? PaaS だと対策はどうなる? Express Route Azure 専用プライベートネットワーク VPN Gateway オンプレミスから仮想ネットワークを使い クロスプレミスを作成、接続をする Virtual WAN Azure 経由ブランチ接続を提供する ネットワークサービス + 選択肢が多い
  • 29. © Copyright 2021 Dell Technologies 29 of Y Microsoft :Azure Arc Enabled Server の価格 https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/azure-arc/ https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/azure-arc/#pricing 基本利用は無料 ただし、ポリシー管理やアドオン管理サービスはAzure Arc 対応サーバーに対する アドオンの Azure 管理サービスが有効になっている場合は料金が発生する。 (Azure Policy ゲスト構成、Azure Monitor、Azure Defender など) Azure の外部のサーバー用に、Azure Update Management を追加費用なしで利用可能 ポイント1 いきなり何百万円というイニシャルコストがかからない ポイント2 Windows, Linux 対応による幅広さ 調査中。でも安いと思う。
  • 30. © Copyright 2021 Dell Technologies 30 of Y 結論:小中規模のハイブリッドクラウド運用はAzure が最適 基本利用は無料 連携サービスでは課金される Log Analytics 、Azure Monitor Azure Policy etc 高額なVMC on AWSを契約できない方 既にいろんなクラウドとオンプレで運用中の方 Azure ・オンプレメインとしつつも 他リソースがあるとき IaaS環境に限る クラウド駆け出し環境 クラウド使い初めの方
  • 31. © Copyright 2021 Dell Technologies 31 of Y Use Case : 管理サーバーの代わりに使う 既に何台かいろんなところにマシンが点在 管理サーバーを管理するという矛盾の運用の排除 Global にもマシンが点在 部署・グループ会社の垣根を超えた管理 Azure Arc Enabled Server 使ってみよう
  • 32. © Copyright 2021 Dell Technologies 32 of Y Appendix 具体的な設定の流れ
  • 33. © Copyright 2021 Dell Technologies 33 of Y サービスを検索して利用を開始 [サーバー – Azure Arc ]
  • 34. © Copyright 2021 Dell Technologies 34 of Y 追加ボタン押す
  • 35. © Copyright 2021 Dell Technologies 35 of Y 管理対象側で実行するスクリプトを生成
  • 36. © Copyright 2021 Dell Technologies 36 of Y 管理対象側で実行するスクリプトを生成
  • 37. © Copyright 2021 Dell Technologies 37 of Y リソースグループやサブスクを指定
  • 38. © Copyright 2021 Dell Technologies 38 of Y タグ付け
  • 39. © Copyright 2021 Dell Technologies 39 of Y スクリプト生成される
  • 40. © Copyright 2021 Dell Technologies 40 of Y 管理対象の画面
  • 41. © Copyright 2021 Dell Technologies 41 of Y 実行
  • 42. © Copyright 2021 Dell Technologies 42 of Y スクリプト上でブラウザアクセスを要求される
  • 43. © Copyright 2021 Dell Technologies 43 of Y
  • 44. © Copyright 2021 Dell Technologies 44 of Y 登録が完了するとAzure Portal を見るよう指示が出る PowerShell ISE を使うとなぜか文字化けする
  • 45. © Copyright 2021 Dell Technologies 45 of Y Azure Arc 上にサーバーが見えてくる
  • 46. © Copyright 2021 Dell Technologies 46 of Y Log Analytics ワークスペース を作成する
  • 47. © Copyright 2021 Dell Technologies 47 of Y Azure Arc Enabled Server の分析 Azure Arc Enabled Server に登録されたサーバーを分析にするには Log Analytics ワークスペースが必要
  • 48. © Copyright 2021 Dell Technologies 48 of Y Log Analytics ワークスペースの作成
  • 49. © Copyright 2021 Dell Technologies 49 of Y Log Analytics ワークスペースの作成
  • 50. © Copyright 2021 Dell Technologies 50 of Y Log Analytics ワークスペースの作成
  • 51. © Copyright 2021 Dell Technologies 51 of Y Log Analytics ワークスペースの作成
  • 52. © Copyright 2021 Dell Technologies 52 of Y Log Analytics ワークスペースの作成完了画面
  • 53. © Copyright 2021 Dell Technologies 53 of Y Log Analytics ワークスペースの作成完了画面
  • 54. © Copyright 2021 Dell Technologies 54 of Y Azure Monitor の監視を有効化する (Azure Arc と Log Analytics ワークスペースを連携)
  • 55. © Copyright 2021 Dell Technologies 55 of Y Azure Arc から登録したサーバーをクリック
  • 56. © Copyright 2021 Dell Technologies 56 of Y [拡張機能] をクリック
  • 57. © Copyright 2021 Dell Technologies 57 of Y [追加] をクリック
  • 58. © Copyright 2021 Dell Technologies 58 of Y [Log Analytics エージェント] をクリック
  • 59. © Copyright 2021 Dell Technologies 59 of Y [作成] をクリック
  • 60. © Copyright 2021 Dell Technologies 60 of Y Log Analytics のキーを Arc 側に入力 をクリック(連携)
  • 61. © Copyright 2021 Dell Technologies 61 of Y 事前検証完了
  • 62. © Copyright 2021 Dell Technologies 62 of Y デプロイ進行中
  • 63. © Copyright 2021 Dell Technologies 63 of Y デプロイ完了
  • 64. © Copyright 2021 Dell Technologies 64 of Y サマリの画面
  • 65. © Copyright 2021 Dell Technologies 65 of Y Azure Portal が日本語設定だとローディングのまま固まる
  • 66. © Copyright 2021 Dell Technologies 66 of Y 日本語から英語に一時的に設定変更する
  • 67. © Copyright 2021 Dell Technologies 67 of Y 無事表示される& ↓のEnable ボタンをクリック
  • 68. © Copyright 2021 Dell Technologies 68 of Y デプロイプロセスが走る
  • 69. © Copyright 2021 Dell Technologies 69 of Y デプロイ完了
  • 70. © Copyright 2021 Dell Technologies 70 of Y
  • 71. © Copyright 2021 Dell Technologies 71 of Y デプロイ完了
  • 72. © Copyright 2021 Dell Technologies 72 of Y 実行プロセスの可視化

Editor's Notes

  1. 2019/10/03 ワシントンで開催されたカンファレンス「Microsoft Government Laders Summit」で講演し、 Azureクラウドを「世界のコンピューター」だとしたものの、「エッジコンピューティングこそ未来だ」と述べた。 コンピューティングの将来は「ローカルかクラウドか」というように二分できるものではない。 ■ソース https://jp.techcrunch.com/2019/10/09/2019-10-08-satya-nadella-looks-to-the-future-with-edge-computing/
  2. 投票機能使いたいけど…
  3. このような動向に対して、クラウドベンダー各社もパブリッククラウドとオンプレミスIT間の連携を実現するハイブリッドクラウドソリューションの展開に取り組んでいます。 オンプレミスからパブリックに、パブリックからオンプレミスに領域を拡げるかはベンダー各社の戦略に拠りますが、いずれにも共通しているのは「一貫性」です。 自分達が持っているクラウド技術を相手側の領域に延長することでシームレスな運用性とアプリケーションの相互運用性を実現しようとしています。
  4. 含まれている内容 ハードウェア(ベアメタルサーバー i3. metal)、 および関連するデータセンター関連機器(NWスイッチ、ラック、ケーブル等)、また、その保守・メンテナンス VMware製品のライセンス(vSphere, NSX, vSAN)およびそのサポート データセンター利用に付随して発生する料金(スペース、電気代等、作業費用等)