チーム遠藤

1. 中小企業の
脱抽象企業化
東京税理士会・東京税理士協同組合/「中小企業の脱抽象企業化」/チーム遠藤
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2. 目次
現状分析
課題設定
課題の要因
中小企業の再定義
ソリューション提案
企画シミュレーション
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3. 黒字
６１．４％
赤字
３８．６％
０％ １００％
※株式会社東京商工リサーチ『2019年「休廃業・解散企業」動向調査』の「休廃業・解散 損益別」のグラフをもとに作成
2019年度休廃業・解散企業の損益別構成比
計43,348社
が休廃業・解散
２
1
※MFC運営事務局にて、内容を一部修正しました

4. 黒字企業が休廃業する意味…
◎貴重な経営資源の喪失
➢ 企業A
有力なサービスAを開発
しかし後継者不在を理由に廃業宣言。
※技術は大手メーカー企業Bに移管
・高度な技術の損失・衰退
・技術醸成の土壌の損失
３
仮に上記の例のように技術の保存ができても、
もし、このような企業が存続していたら…
さらなる新技術が生まれていた可能性がある。
２
※MFC運営事務局にて、内容を一部修正しました

5. 2015年度 廃業予定企業の理由
解決すべき課題は
４
３ 課題設定
廃業予定理由 (n=1,929)
人材不足
後継者難
従業員不足
※日本政策金融公庫「中小企業の事業承継に関するインターネット調査」の概要をもとにグラフを作成
中長期的課題
中長期的課題
短期的課題
※MFC運営事務局にて、内容を一部修正しました

6. そもそも、人材不足の解消は
経営難解決に効果的なのか？
5

7. 2015年度 従業者規模別、廃業予定企業
会社規模の拡大につれ、
廃業予定の会社数は
低下傾向にある。
人材不足の解消は
休廃業の解決に有効
５
課題設定
４
出典：日本政策金融公庫「中小企業の事業承継に関するインターネット調査」の概要を元に作成
※MFC運営事務局にて、内容を一部修正しました

8. 中小企業が人材不足に陥る要因は何か？
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9. 2016年度 中小企業への学生イメージ
６
5 課題の要因
出典：キャリタス就活「就職したい企業の規模別に見る学生の就職活動状況」
〈https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2016/12/20161226tyosa.pdf〉
効果的な情報発信が課題解決の鍵になる
✓ 学生は中小企業への偏見を持っている
→学生は「中小企業」という大枠で企業を捉えていることが多い。

10. 2014年度 採用における情報発信について
人材不足の最大の要因
出典：中小企業庁 中小企業・小規模事業者における人材の確保・育成
会社規模が小さくなるにつれ
明確な情報が得にくく
企業情報が伝わっていない
７
６
＝
「情報発信力の低さ」

11. 中小企業を再定義する
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12. 11
中小企業といえば・・・
７ 再定義前のイメージ
抽象的なイメージに縛られている！！
・不安定
・給料が低い
・福利厚生が悪い

13. 12
８ 中小企業の再定義
・給料が低い
・知名度が低い
・福利厚生が悪い
→抽象的
・日本の中小企業の数は
約３００万社
・それぞれに特徴がある
→自分にあった企業
を探せる場
従来のイメージ 再定義後
各企業の魅力に
触れる機会
・
具体的な情報
脱｢抽象｣企業

14. 13
中小企業の魅力をアピールしていく
ためのソリューションとは

15. 中小企業庁
派遣
中小企業の脱「抽象企業」政策
中小企業 (夢を追う)
タレント・動画制作者
給与
労働力
発信
・黒字
・人材不足
・発信力不足
条件
９ ソリューション(全体)
芸能事務所・動画制作者所属事務所
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※MFC運営事務局で一部画像を変更しました。

16. 中小企業の脱「抽象企業」政策：全体の流れ
ソリューション(流れ)
中小企業庁
派遣
中小企業
給与
労働力
・黒字
・人材不足
・発信力不足
条件
芸能事務所・動画制
作者所属事務所
①中小企業庁と大手芸能事務所・動画制作者
事務所でアライアンスを結ぶ
②中小企業庁は条件に合致する中小企業を選
出する
③事務所側は、本業では無くアルバイト等で
生計を立てている所属タレントをリストアッ
プする
④該当中小企業と該当タレントのマッチング
⑤タレントは夢を追いつつ中小企業で働く
⑥タレントは普段の活動の中で、SNS等を通
して中小企業の魅力を発信していく
⑦現場で働く人のリアルな情報(経営者の熱
意・企業や商品の裏側等)を効果的に発信
⑧若者が中小企業に対して具体的な良い
イメージを持つ
①アライアンス
②選出
③リストアップ
④マッチング
⑤働く
⑥⑦発信
(夢を追う)
タレント・動画制作者
ԟイメージの構築
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※MFC運営事務局で一部画像を変更しました。

17. 中小企業庁
タレント
若者
中小企業
芸能事務所
・「中小企業を育成し、及び発展させ、且つ、その経営を
向上させるに足る諸条件を確立する」という任務との合致
・タレントを雇うことによる足元の労働力確保
・情報発信力の強化による企業の認知度向上、偏見の払拭
・社会貢献活動を通じた、自社の認知度やイメージの向上
・所属タレントが掛け持っている仕事の把握、管理が可能
・企業広報の“SNS活動”というタレントとしての仕事の増加
・タレント活動に理解がある職場での安定的な収入の確保
・中小企業のよりリアルな実態の把握
・働き先としての選択肢の増加
・就職後のミスマッチ軽減
各主体が持つメリット
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18. 企画シミュレーション
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19. 18
短期的シミュレーション
タレントによる中小企業の情報発信
中小企業のイメージアップ
タレント
中小企業
安定して理解の
ある職場で働く
事ができる
目の前の従業員
不足を補う
事ができる
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20. 19
長期的シミュレーション
有名になった場合
タレントに注目が集まる
タレントによる中小企業の情報発信
有名になった場合 有名にならなかった場合
タレントの過去のSNSの投稿が目に留まる
「中小企業の脱“抽象企業”政策」の
取組み自体の知名度が上がる
中小企業でタレントは働き続ける
SNSを使い情報発信を続ける
中小企業の労働力となり、
宣伝力の向上にも貢献
デジタルネイティブ
世代による発信
中小企業のイメージアップ
後継者に任命
される場合も！
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