The only one big thing every programmer should knowTakuto Wada
The document discusses the benefits of exercise for both physical and mental health. It notes that regular exercise can reduce the risk of diseases like heart disease and diabetes, improve mood, and reduce feelings of stress and anxiety. Exercise is also credited with boosting brain health and improving cognitive function as we age.
2. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
今⽇日の内容
› 前回のフォーロアップ › システム詳細ヒアリング
› IPアドレス、DNSサーバ › ⽬目的と聞くべきこと
› ヒアリングの流流れ › エンジニアは何を知りた
› 初回ヒアリングと詳細ヒア いか
リング › エンジニアの考え⽅方
› 初回ヒアリング
› ⽬目的と聞くべきこと
› 判断
› エンジニアとの連携⽅方法
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3. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
前回のフォローアップ
› IPアドレスのクラス(抜粋) W
クラス アドレス範囲 プライベートアドレス範囲
クラスA 0.0.0.0 -‐‑‒ 127.255.255.255 10.0.0.0 -‐‑‒ 10.255.255.255 (16,777,216)
クラスB 128.0.0.0 -‐‑‒ 191.255.255.255 172.16.0.0 -‐‑‒ 172.31.255.255 (1,048,576)
クラスC 192.0.0.0 -‐‑‒ 223.255.255.255 192.168.0.0 -‐‑‒ 192.168.255.255 (65,536)
› グローバル IPアドレスとプライベートIPアドレス B
› グローバルIPアドレス
› インターネット接続⽤用に利利⽤用され、インターネット上で重
複しないアドレス(世界的に管理理されている)
› プライベートIPアドレス
› 特定の組織等に割当てられていないアドレスで管理理団体に
申請しなくても利利⽤用可能
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4. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
前回のフォローアップ
› グローバル IPアドレスとプライベートIPアドレス B
インターネット
ローカル B社
192.168.0.1
ローカル
グローバル 192.168.0.1
210.22.XX.Y グローバル
ローカル
210.22.XX.Y
192.168.0.2
A社
ローカル
ローカル 192.168.0.150
192.168.0.1
ローカル
192.168.0.2 グローバル
210.12.X.YY
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5. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
前回のフォローアップ
› DNSサーバに登録されている情報 W
› リソースレコード(抜粋)
レコード名 内容
Aレコード 名前に対するIPアドレス
CNAMEレコード その名前に対する別名
NSレコード そのゾーンの権威あるDNSコンテンツサーバの名前
MXレコード そのゾーンのメールサーバの名前
PTRレコード IPアドレスに対する名前 (IPアドレスは 1.1.168.192.in-‐‑‒
addr.arpa. の様に表記される)
$ dig www.tam-‐‑‒tam.co.jp
<<省略>>
;; ANSWER SECTION:
www.tam-‐‑‒tam.co.jp. 3600 IN CNAME mail.tam-‐‑‒tam.co.jp.
mail.tam-‐‑‒tam.co.jp. 916 IN A 210.168.112.4
<<省略>>
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6. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
前回のフォローアップ
$ dig tam-tam.co.jp any W
<<省略>>
;; ANSWER SECTION:
tam-tam.co.jp. 3600 IN A 210.168.112.4
tam-tam.co.jp. 3600 IN MX 300 mx2.firstserver.ne.jp.
tam-tam.co.jp. 3600 IN MX 100 mail.tam-tam.co.jp.
tam-tam.co.jp. 3600 IN MX 200 mx1.firstserver.ne.jp.
tam-tam.co.jp. 3600 IN SOA nsas1.firstserver.ne.jp.
hostmaster.firstserver.ne.jp. 2011090700 172800 3600 604800 3600
tam-tam.co.jp. 3600 IN NS nsas1.firstserver.ne.jp.
tam-tam.co.jp. 3600 IN NS nsas2.firstserver.ne.jp.
<<省略>>
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7. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
ヒアリングの流流れ
(1) 初回ヒアリング
?
(2) 判断
(3) システム詳細ヒアリング
提案/設計フェーズ
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8. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
初回ヒアリング B
› ⽬目的
› システム化の対象、背景、規模などの概要を把握する
ü 技術的な詳細は後回しで良良い
› 聞くべきこと
› システムについての顧客からのニーズの有無
› システム化の⽬目的と背景
› システムを利利⽤用したい理理由(⽬目的と背景)
ü 周辺の事情も含めて把握するのが望ましい
› 顧客が感じている問題点(改善したい点)
ü 既存システムが無くても、サイトが解決すべきものを確
認する
ü 問題点とシステム化の⽬目的との間にギャップがある場合
があるので両⽅方を確認するのが望ましい
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9. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
初回ヒアリング B
› 聞くべきこと
› システム化の⽬目的と背景(続き)
› システムの運⽤用体制のイメージ
› システムを使い続けるための体制があるか
› 新規の場合は、顧客が持っているイメージを確認
ü 顧客が運⽤用体制を決定していない場合もある
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10. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
初回ヒアリング B
› 聞くべきこと
› 既存のシステムが存在するか
› 公開されている場合は、サイトのURL
› サーバの変更更を検討しているか
› 既存のサーバ環境
› ⾃自社サーバかレンタルか
› レンタルの場合、業者名とプラン名
› ⾃自社の場合、OSとWebサーバの名前(Apacheなど)
› プログラミング⾔言語の種類(PHP, Javaなど)
› サーバ環境の構成図があれば⼊入⼿手
› 予算規模
› 予算感の把握
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11. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
判断 B
› エンジニアとの連携⽅方法の判断
› エンジニアにヒアリング内容を伝え、以後の対応を相談
› 動作の把握できる単純なものの場合
› 実績のあるパッケージ(ブログ等)を使⽤用する場合や、
フォーム類の場合など
› 仕様の確認等はディレクタ主導で進める
› 複雑なものの場合
› データベースが必要なもの、管理理画⾯面が必要なもの…
› システムの詳細を確認するためのヒアリングを⾏行行う
› エンジニアの同⾏行行を依頼
› 開発を担当するエンジニアの参加が望ましい
› なるべく早期からの同⾏行行が望ましい
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12. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
システム詳細ヒアリング B
› ⽬目的
› エンジニアが参加し、システム設計のための情報を得る
ü エンジニア主導
› 聞くべきこと
› 初回ヒアリング内容の確認
› ヒアリング結果を、こちらの理理解した内容として確認
› システムの⽬目的、システム化の対象、問題点、運⽤用体制、
既存システム
› システム要件の詳細確認
› 必要機能
› 開発対象機能の概要を確認
ü 主な機能を確認(何ができれば良良いか)
ü システムに関わる⼈人・モノは何かを確認
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13. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
システム詳細ヒアリング B
› 聞くべきこと
› システム要件の詳細確認(続き)
› 連携が必要な関連システム
ü 社内データベース等、開発するシステムと連携が必要な
ものについての情報収集
› 既存システム
› 再利利⽤用の可能性の確認
› 開発対象の機能の確認
ü 動作中のサイトを確認しても、管理理機能等の⾮非公開機能が把握
できないので確認しておく
› 運⽤用⽅方法の確認
› 関連する⼈人・システムとの関連、業務の流流れを把握
ü 運⽤用⽅方法の改善案を提案するためにも確認しておく
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14. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
システム詳細ヒアリング B
› 聞くべきこと
› システム要件の詳細確認(続き)
› セキュリティポリシーの確認
› 個⼈人情報の取り扱い、サーバ類に対する規則などを確認
ü 個⼈人情報はレンタルサーバに保存できない、サーバの基本ソフ
トは常に更更新しないといけない など
› サイトに必要な性能
› ページビュー数などの性能⽬目標値の確認
› サーバ環境の確認
› 既存サーバを使⽤用する場合
› 「システム環境確認シート」の内容を確認
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15. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
システム詳細ヒアリング B
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16. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
システム詳細ヒアリング B
› 聞くべきこと
› システム要件の詳細確認(続き)
› サーバ環境の確認(続き)
› 新規サーバの場合
› アクセス頻度度(PV)とバランス(回線を流流れる情報量量を推測)
› コンテンツ容量量と内容(必要なディスク容量量と動画等の特別な
配慮が必要なコンテンツを含むかの確認)
› コスト条件(初期、ランニング)
› サイトの継続期間(サーバ業者との最短契約期間)
› ブログなど特定のパッケージが前提になっているか
› SSL利利⽤用の要否
› OS、基本ソフトウェアの指定があるか
› アクセス解析等の付随サービスの必要性
› 稼働状態監視の必要性
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17. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
システム詳細ヒアリング B
› 聞くべきこと
› システム要件の詳細確認(続き)
› システム保守に関する指針の確認
› システムのバックアップ、バックアップデータの保存期
間、障害発⽣生時の対応などについての規則などの確認
› 提出ドキュメントの確認
› ドキュメント提出の必要性を確認
› 画⾯面遷移、各画⾯面の機能、テスト結果、データベース設計まで
は費⽤用内
› より詳細なプログラム内部の情報は追加費⽤用(作成⼯工数が⼤大き
くなることも多い)
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18. 第⼆二回:システム案件のヒアリング 12/05/23
エンジニアは何を知りたいか B
› 開発者の気質(考え⽅方)
› 予めできるだけの情報を把握しておきたい
ü なるべく早い時期に情報共有しておくのが良良い
› 最適な答えを出したい
ü 「○○機能が欲しい」という話より、どういう背景がある
か、重要な問題点は何か、最も喜ばれる改善点は何か、な
どの周辺の情報を共有しておくとよい
› 開発は⾃自分の頭の中のストーリーに従って⾏行行う
ü 修正に対して神経質になる傾向にある
ü 修正が発⽣生すると必ず影響範囲を検討するので、修正案⾃自
体も相談してみるとよい(より良良い修正案)
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