地域の建設会社による
災害情報の発信
平成29年4月
稲野 茂
自己紹介と注意事項
名前:稲野 茂(いなの しげる)
Twitter @rugeshino
昭和末期に建設省に⼊り、以降、国⼟交通省、
出先機関、自治体などで勤務
平成27年9月まで、つくば市内の研究所(国総研)
同年10月から、道路新産業開発機構に出向
このスライドは、個人的な取り組みをベースに、
個人の考えをまとめたものであり、国⼟交通省や
現所属組織との関係はありません。
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災害時、地域の建設会社が
現地の状況を情報発信
迅速な状況把握に有効
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災害時、多くの市町村は、
管内の状況を把握できない
特に小規模な市町村では、
• 十分なパトロール体制を持ってない。国や県が
市町村に代わってパトロールするのも限界あり
• 災害情報は、国やマスコミ等、外部からの情報
に大きく依存しているのが実態
• 庁舎被災で、市町村の機能が停⽌した事例あり
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群馬県の地元建設会社は、
ツイッターに災害情報発信中
• 群馬県建設業協会は、災害時、県内各地
の詳細状況を、ツイッターに情報発信
システム名「ぐんケン⾒張るくん」
災害時のパトロール状況
復旧⼯事の進捗状況
通⾏⽌め状況
降雪時の路⾯状況・除雪の実施状況など
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(「ぐんケン⾒張るくん」のパンフレットより引用) 6
【事例1】
群馬県みなかみ町で土砂災害
(2015年7月20日)
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協会からのツイッター投稿(1)
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協会からのツイッター投稿(2)
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8月16日
上毛新聞
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Webサイト「ちずツイ」による表示
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Webサイト「ちずツイ」は、位置情報付きツイッター投稿を、PC画面の地図
上に展開して表示できる。
これにより、どこが、どんな状況なのか、簡単に把握可能
なお、一般的なツイッター投稿の99%以上は、位置情報の添付なし
「ちずツイ」による表示(拡大)
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アイコンがバラついている原因は、写真撮影時の移動、もしくは測位誤差と想定
【事例2】
北関東豪⾬(2015年9月)
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• 台風18号により、北関東で⻤怒川が決壊
するなどの被害
• 群馬県内でも災害が発生し、対応状況や
パトロール結果を情報発信
北関東豪⾬時の投稿例
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webサイト「ちずツイ」による表示
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他の投稿例
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【事例3】
降雪(2016年11月)
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• 関東地方にて、11月に初雪
• 群馬県内の路⾯状況、除雪作業状況等を
投稿
除雪状況の情報発信
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ちずツイ表示例
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地域の建設会社による
ツイッターへの災害情報発信
• 位置情報と写真付きで、現地状況の詳細が、
誰でも⼊手可能
• APIを通じて、情報の⼆次利⽤も容易
(住⺠向け被災情報の提供サービスなど)
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ツイッターへの災害情報発信
メリット
• システム構築・維持費⽤が不要※
• 膨大な利⽤者が⽇常的に利⽤してい
ることから、
–システムの信頼性・強靭性が高い
–多くの人に情報が届く
※ 群⾺県建設業協会は独⾃のシステムを開発したが、無料の汎用アプリでも対応可能
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災害情報の伝達には、
最新の情報サービスを使うべき
小江戸川越ブログ より
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建設会社からの災害情報発信