最近、シェアリングエコノミーの悪いニュースが目立つ。特にUber関連。そして、トラブル内容は、シェアリングエコノミーで心配されていた顧客とのトラブルでなく、殆どがUberと運転手間のトラブルあるいはUber社内のトラブルのようだ。
この原因を考えてみると、第1には、プラットフォーマーがドミナントになり出した途端に、それまでのパートナーであった補完者をいじめ出し始めたのか?プラットフォーム主導の世界では有り得るシナリオだ。
でも、どうもそれだけでもなさそうな印象。だから、第2には、特に「労働力をシェア」する分野では、プラットフォーマー間の競争が激しく異常な程度にアグレッシブにならざるを得ない状況があるのか?そんな問題意識から、営利目的シェアリングエコノミーの労働、不平等、社会性をまとめてみた。