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Takami Kazuya
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12/19 13:00- WordBench宮崎勉強会資料
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プラグイン公開までの道のり
1.
© WordBench Miyazaki
プラグイン公開までの道のり WordBench宮崎 ver.1.0.0 【WordBench宮崎勉強会】
2.
© WordBench Miyazaki
⾃自⼰己紹介 2 ⾼高⾒見見 和也(Takami Kazuya) h6ps://twi6er.com/miiitaka h6ps://www.facebook.com/miiitaka 株式会社アラタナ フロントエンドエンジニア WordPress と JavaScript が友達です。 h6ps://github.com/miiitaka
3.
© WordBench Miyazaki
ハッシュタグ 3 #wbmiyazaki
4.
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アジェンダ 4 p どんなプラグインを作ろう? p プラグイン制作時のポイント(気をつけること) p プラグインの翻訳に挑戦 p 公開準備 p 公開! p 公開後のお楽しみ
5.
© WordBench Miyazaki
さてさて 5 どんなプラグインを作ろう?
6.
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まずはどういうプラグインを作ろうか考える 6 ◆プラグインのアイデア などなど。まずは作るものを設計するところから始めます。 - 普段仕事でよく使う機能をプラグイン化。 - 公開されているプラグインではできない、かゆいところに⼿手が届くもの。 - サードパーティ製品と連携できるようなプラグイン。 - Web API と連携するプラグイン。
7.
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⾼高⾒見見が作ってみた例例 7 ◆⾼高⾒見見が公開したプラグインの例例 l きっかけ → HTML5 Experts.jp で記事を書かせてもらった。 https://html5experts.jp/miiitaka/17128/ - JSON-LDの出⼒力力を⾃自動化できないかな? - @type 毎に定義(ルール)は決まっているし作りやすいんじゃないか? - 投稿ページや固定ページ、場合によってはカスタム投稿で定義できそう。 - なにより作ることでGoogleの知識識が深まりそう。 これをプラグインにできないかな? (・_・ )
8.
© WordBench Miyazaki
Let’s Programming !! 8 作ってみた
9.
© WordBench Miyazaki
Markup (JSON-‐‑‒LD) structured in schema.org 9 h6ps://wordpress.org/support/plugin/wp-‐structuring-‐markup
10.
© WordBench Miyazaki
プラグイン制作時のポイント(注意点) 10 プラグイン制作時のポイント (注意点)
11.
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プラグイン制作時のポイント(注意点) 11 /wp-content/plugin/xxxx-xxxxx ※xxxx-xxxx はプラグイン名。 /includes/ 読み込むPHPファイル群を保存。 /languages/ 翻訳ファイルを保存。 /css/ プラグインで使⽤用するCSSファイルを保存。 /js/ プラグインで使⽤用するJavaScriptファイルを保存。 ⾼高⾒見見的提案 (^-^) (例例です) ◆プラグインのディレクトリを整理理しましょう。 xxxx-xxxx.php(プラグインの基準ファイル) readme.txt (プラグインの説明)
12.
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プラグイン制作時のポイント(注意点) 12 ◆コーディング規約を守りましょう。 l WordPressにはコーディング規約がちゃんと定めてあります。 http://codex.wordpress.org/WordPress_Coding_Standards - PHP / HTML / CSS / JavaScript それぞれ規約に⽬目を通しておきましょう。 - 質の悪いコードは、メンテナンス性が落落ちます。 - 変数や関数の命名規則も定めてあります。 - https://wpdocs.osdn.jp/WordPress_%E3%82%B3%E3%83%BC %E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%9F%BA %E6%BA%96
13.
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プラグイン制作時のポイント(注意点) 13 ◆エラーの出ないコーディングをしましょう。 l ローカル環境で制作を⾏行行う際にデバッグモードをONで作業をしましょう。 - ⾮非推奨関数を使⽤用した場合、警告してくれます。 - Notice や Warning など出ないようにコーディングしましょう。 ◆ wp-‐config.php に以下の値を設定 define( 'WP_DEBUG', true );
14.
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プラグイン制作時のポイント(注意点) 14 ◆脆弱性対策を⾏行行いましょう。 l 出⼒力力内容に対して、各種エスケープ処理理などを実装します。 - セキュリティ⽩白書(⽇日本語版)があります。熟読しましょう。 ※翻訳対応された⽅方々お疲れ様です。 - https://ja.wordpress.org/security/
15.
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プラグイン制作時のポイント(注意点) 15 ◆主なエスケープ関数 - esc_html() http://codex.wordpress.org/Function_Reference/esc_html < > & ” ‘をエンティティ化します。(「<」→「<;」「>」→「>;」等表⽰示に⽀支障がないよ うに置き換えてくれる。)表⽰示するだけなら関数を使⽤用します。 - esc_attr() http://codex.wordpress.org/Function_Reference/esc_attr < > & ” ‘をエンティティ化する。HTMLタグ属性を取り除きます。タグの属性値として出⼒力力する 際に使⽤用します。inputなどの値として出⼒力力して使う場合はこちらの esc_attr を使⽤用します。 - esc_url() http://codex.wordpress.org/Function_Reference/esc_url URL⽂文字列列になっているかを調べて、適切切でない場合は取り除き、URL⽂文字列列として最適化し ます。アドレスを出⼒力力する際に使⽤用します。 頑張って使いこなしましょう。φ( . _ . )
16.
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プラグイン制作時のポイント(注意点) 16 ◆readme.txt は必須です。 l プラグインを公開したときにできるページの説明になります。 l ヘッダーにはプラグインの情報を記載します。 最初は他のプラグインのreadme.txtを真似して書いてみましょう。φ( . _ . )
17.
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プラグインの翻訳 17 プラグインの翻訳
18.
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プラグインの翻訳 18 ◆翻訳ファイルの基本 xxxx-xxxx.pot(POT(Portable Object Templete)) 翻訳ファイルのテンプレート /languages/ 翻訳ファイルを保存。 xxxx-xxxx-ja.po(PO(Portable Object)) テンプレートを元に翻訳したファイル(⾔言語ごと) xxxx-xxxx-ja.mo(MO(Machine Object)) 翻訳ファイル ja は⽇日本語翻訳ファイ ルを表しています。 /wp-content/plugin/xxxx-xxxxx ※xxxx-xxxx はプラグイン名。
19.
© WordBench Miyazaki
プラグインの翻訳 19 ◆ヘッダー情報に翻訳設定 l プラグインの基準ファイルのヘッダーに以下の記述をしておきます。 Text Domain: xxxx-‐xxxx Domain Path: /languages
20.
© WordBench Miyazaki
プラグインの翻訳 20 ◆コンストラクタに記述 l プラグインのロード時に翻訳設定を動作させる設定をしておきます。 add_acRon( 'plugins_loaded', array( $this, 'plugins_loaded' ) ); public funcRon plugins_loaded () { load_plugin_textdomain( 'xxxx-‐xxxx', false, dirname( plugin_basename( __FILE__ ) ) . '/languages' ); }
21.
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プラグインの翻訳 21 ◆プラグイン作成時に翻訳する箇所に設定しておきます。 l 翻訳⽤用の関数を使⽤用してプログラミングしましょう。 esc_html__( 'Add New', ' xxxx-‐xxxx' ); __() _e() esc_html__() esc_html_e() eは、echo() 付き。 この関数を使⽤用してい る箇所が翻訳対象 脆弱性対策のために基本的にはesc_html付関数を使⽤用しましょう。φ( . _ . )
22.
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プラグインの翻訳 22 ◆POTファイルを作成 l Gettextを使ってファイルを作ります。(Gettextについてはこちら) languagesディレクトリで以下のコマンドを実⾏行行します。 makepot.php wp-‐plugin .. 開発環境にVCCWを使っていると全部揃っているのでとても簡単。φ( . _ . ) VCCW を開発環境に している例例(SSHで)
23.
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プラグインの翻訳 23 ◆翻訳してコンパイル POT l POTファイルをコピーして、POファイルを作成。そのファイルをコンパ イルします。コンパイルコマンドは以下のように。 msgfmt -‐o xxxx-‐xxxx-‐ja.mo xxxx-‐xxxx-‐ja.po これで準備完了了!(・∀・) PO MO makepot copy & rename 翻訳 & msgfmt
24.
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公開準備 24 プラグインの公開準備
25.
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公開準備 25 1. 公式サイトでアカウントを作る。 2. プラグインをダウンロードできる状態にしておく。 3. 登録するプラグイン情報を送る。 4. 公式サイトの有志が審査。 5. 公式サイトからメールが届く。 6. 送られてきたリポジトリを確認。 この流流れで準備をしていきます。φ( . _ . )
26.
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公開準備 26 ◆まずは公式サイトでアカウントを作りましょう。 l プラグインのリポジトリをもらうにはアカウントが必要です。 - https://wordpress.org/support/register.php
27.
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公開準備 27 ◆プラグインをダウンロードできる状態にしておく。 l 出来上がったプラグインを zip 形式で圧縮します。 l zip ファイルをどこでもよいので、アップロードしておき、ダウンロード できる状態にしておきましょう。
28.
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公開準備 28 ◆登録するプラグイン情報を送信する。 ・公式サイトに送信⽤用のフォームがありますので情報を⼊入⼒力力します。 Plugins Add Your Plugin
29.
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公開準備 29 ほしいリポジトリ名 (⼀一意) 圧縮したプラグインの ダウンロード先URL プラグインの説明 (英語でがんばれ!) ⼊入⼒力力が完了了したら 送信!
30.
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公開準備 30 ◆プラグインの審査(レビュー)を待ちます。 l 最短で次の⽇日に来ました。レビューするプラグインのたまり具合とかに左 右されそうです。NGの例例はまだないので、逆に知りたい。(・_・)
31.
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公開準備 31 ◆審査通過するとテンションやや⾼高めのメールが届きます。 リポジトリのURLが 届きます(^o^) 登録⽅方法まとめ 読んでおきましょう。
32.
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いよいよ! 32 プラグインを公開する
33.
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公開 33 ◆Subversion をインストールしておく l WordPress のソースコードは、Subversion で管理理されています。事前に インストールしておきましょう。( Gitになってほしいな… (・ω・) )
34.
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公開 34 /xxxx-xxxxx/ ※xxxx-xxxx はリポジトリ名。 /assets/ プラグインのアイキャッチ画像やアイコン画像を保存。 /branches/ ブランチ。 /tags/ バージョンタグ付けされたデータが保存されている。 /trunk/ プラグインの最新ファイルを保存。 ◆リポジトリの構成 このディレクトリがリポジトリにできています。(・∀・)
35.
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公開 35 ◆リポジトリからファイルやディレクトリを取得します。 SVN svn co リポジトリ名(メールでもらったURL) l ターミナル(Macの場合)でダウンロードするディレクトリに移動して以 下のコマンドを実⾏行行します。 svn co xxxxx (co は check out のこと)
36.
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公開 36 ◆ダウンロードしてきたディレクトリにデータを保存。 SVN l trunk – プラグイン l assets – アイキャッチ画像を保存(なくてもOK) trunk / assets trunk assets
37.
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公開 37 ◆保存したファイルを追加(更更新)します。 SVN l svn add は新規ファイル追加 l svn update は既にアップロード済のファイル上書き svn add assets/* svn add trunk/* svn add trunk assets
38.
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公開 38 ◆追加(更更新)したファイルをコミットします。 SVN l メッセージを書いてコミットします。私は定形でバージョンを書いてます。φ( . _ . ) svn commit -‐m “version 1.0.0 release.” svn commit 完了了するとアカウント宛に メールが届きます。 trunk assets
39.
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公開 39 ◆バージョン管理理をします。 SVN l tagsディレクトリにtrunkの内容をバージョンをつけてコピーします。 svn cp trunk tags/1.0.0 svn cp trunk assets tags
40.
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公開 40 ◆tagsディレクトリのコミット SVN l tagsディレクトリをコミットしてリポジトリに送信します。 svn ci -‐m “tagging version 1.0.0” trunk assets tags svn ci xxxxx (ci は check in のこと) 完了了するとアカウント宛に メールが届きます。
41.
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公開 41 公開された! \(^o^)/
42.
© WordBench Miyazaki
公開後のお楽しみ 42 公開後のお楽しみ
43.
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公開後のお楽しみ 43 ◆ユーザーの反応が楽しい!(^^♪ l 公開した⾃自分のプラグインのページでダウンロード状況が確認できます。 Active Version バージョンは x.x.x とつけたほう が良良さそうです。φ( . _ . ) Download
44.
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公開後のお楽しみ 44 ◆レビューがもらえる!(^^♪ l 世界の⼈人からレビューもらえる嬉しさ。そう思うの私だけ? 外⼈人がレビュー くれた!誰?
45.
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公開後のお楽しみ 45 ◆サポート掲⽰示板でご指摘いただける。φ( . _ . ) l いや、確認漏漏れだろ……けど親切切に教えてもらえた! エラー出てま すよ (^o^)
46.
© WordBench Miyazaki
公開後のお楽しみ 46 プラグインを通して 交流流が広がることが⼀一番楽しい!
47.
© WordBench Miyazaki
ご清聴ありがとうございました。 47 ありがとうございました。 次回は2ヶ月後の2016年2月開催です。
48.
© WordBench Miyazaki
WordPress関数リファレンス/Widgets_API https://codex.wordpress.org/Widgets_API WordPress関数リファレンス/register_widget https://codex.wordpress.org/Function_Reference/register_widget 参考URL 48
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