社内で新規サービスを起こすときのことを経験からまとめてみました。

1. 社内スタートアップ
李 晟圭

2. 自己紹介
・３４歳、既婚、犬１匹
・外人（日本語わからない（うそ））
・２００２〜２００４年陸軍地雷兵勤務
・２００８年日本に来て社会人・エンジニアデビュー
・SIer３年（官公署系・企業系WEBアプリ）
・WEBサービス開発ベンチャー３年
・スマホゲーム開発会社半年
・人材系会社で新規サービス開発１年←現在

3. どんなものを作ったのか
・ゲームプラットフォーム：会員情報や課金など
・3Dアバターサービス：企画から運用まで
・RTSゲーム：企画から運用まで（Flash...）
・スマホゲーム
→ ローカライズ（業務）
→ もぐらたたきとか（プライベート）
・CareerHack
・エン求人サーチ

4. スタートアップとは
スティーブ・ブランク
繰り返し可能、そして、拡大可能なビジネスモデルを求めて形成された組織
エリック・ライズ
極端に確実性が低い状態で、新たな製品やサービスを提供するために作られた
団体
ポール・グレアム
早く成長することを意図して作られた会社

5. スタートアップ（社内）とは
社内に存在しない新しいサービスで
作りあげ、事業化し
利益を作るように
成長させること

6. スタートアップ（社内）の目的
事業化
サービス立ち上げのノウハウ蓄積
社員（メンバー）のスキルレベルアップ

7. スタートアップ（社内）の特徴
・会社が強みを持っている分野に絞られがち
・発案者（企画者）の上がいる
・ルールに縛られやすい
・社内の他サービスからの援護が得られることもある
・干渉、茶々入れが多い
・飯が食えなくなる心配はない

8. 事業化ってなに？
そのサービスで定めたゴールを
予算に含めることができるまで
成長させること（だと思う）

9. スタートアップ（社内）とは（確定）
社内に存在しない新しいサービスで
作りあげ、事業化し
直・間接的利益を作るように
成長させること

10. スタートアップ（社内）の流れ
・企画フェーズ：企画、ゴール確定など
・開発フェーズ：具現化
・保育フェーズ：赤字垂れ流し
・成長フェーズ：KGIを上げていく
・事業化成功

11. 企画フェーズの流れ
・何をやるのか：アイデア出し・ゴール決め
・どうやるのか：実現方法の調査・研究
・どこまでやるのか：資源・費用やその他制約
・誰がやるのか：メンバー構成
・いつまでやるのか：スケジューリング

12. 企画フェーズの心得
・決済権限がある人と直で話す
・メンバーは少なく
・初期費用は少なく
・機能は少なく
・素早く動ける体制を整える
・自分は神じゃないと自覚すること

13. メンバー構成
ディレクター
エンジニア デザイナー

14. メンバーの役割
ディレクター
エンジニア デザイナー
ビジネス的目線
安定性
パフォーマンス
目線
ユーザ体験
見せる方法
目線

15. メンバーの望ましい役割
ディレクター
エンジニア デザイナー
ビジネス的目線
安定性
パフォーマンス
目線
ユーザ体験
見せる方法
目線

16. メンバーの条件
・目的とゴールを理解していること
・実現方法に同意していること
・コミュニケーション能力が高いこと
・メンバー間の領域に理解があること
・積極的であること

17. 開発フェーズの心得
・ルールは少なくすること
・外部からの話は聞き流すこと
・ドキュメントは少なくすること
・MTGはメモをとって共有すること
・席は近くにすること
・コミュニケーションは常に行うこと
・柔軟性を持つこと