レヴィ×ピンゴルフジャパン共同開催イベント ピンゴルフジャパンパートのスライド資料

1. ゴルフメーカーに転職して気づいた
複雑さと人の関係性
レヴィ×ピンゴルフジャパン共同開催イベント

2. 登壇者紹介

3. ピンゴルフジャパン：出渕 晋也 (IT部)
テック系SaaS企業でエンジニアリング
マネージャーを担当し、プロダクト開
発、及び開発組織を牽引。
2021年3月入社で、アプリ開発を主軸
に公式オンラインショップ立ち上げや、
直営店(PFS)のDX推進プロジェクトを主
に担当。

4. ピンゴルフジャパン：高松 俊秀(セールス)
医療機関の戦略策定、及び社内システ
ムの業務設計・改善などを牽引。
好きが高じてPINGに転職し、ゴルフク
ラブの需要予測に従事。さらなる業務
の安定化・効率化を実現するために
データ分析基盤の構築と運用に挑戦
中。

5. ピンゴルフジャパン：髙橋 智亮(カイゼンチーム)
2012年入社、派遣/契約社員/正社員とゴ
ルフクラブ製造の関心が高まりと共に、更
にチームリーダー、品質管理・カイゼンを主
軸としたカイゼン担当にキャリアアップ。
現在は現場業務から知的業務にシフトしつ
つあるので、IT分野、DX推進など更なるス
キルアップを目指す。

6. ピンゴルフジャパン：磯貝 哲志(IT部)
物流会社で営業職および倉庫業務を
兼務する中、オールドスクールな現場
を改善するため独学でWEB技術を学
び、倉庫マネージメントシステムを構
築。
今年7月に転職し前職の物流業の経
験を活かして製造ラインのWEBアプリ
化を目指す

7. ピンゴルフジャパン
会社概要

8. 会社情報
会社名 ピンゴルフジャパン株式会社 (英文名 PING GOLF Japan K.K.)
設立 2004年1月21日
社員数 260名 (2022年2月現在)
本社 埼玉県戸田市美女木東2-1-14
営業拠点 アンサー・オフィス
埼玉県さいたま市南区白幡5-18-26
事業内容 ゴルフクラブ、その構成部品等のゴルフ用具及びそれらの付属品の輸
出入、購入、販売、製造、組立、加工および修理

9. PINGフィッティングスタジオ (直営店)
新宿店 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル1F
秋葉原店 東京都千代田区外神田1-9-1 住友不動産秋葉原
ファーストビル・テラス2F
武蔵浦和店 埼玉県さいたま市南区白幡5-18-26
みなとみらい店 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー
内ランドマークプラザ2階

10. Mission

11. 3つの哲学

12. ゴルフメーカーに転職して気づいた
複雑さと人の関係性

13. 弊社特有の「複雑さ」

14. 更に「複雑さ」を進化させた出来事

15. これらの「複雑さ」から発展しやすい問題
サイロ化 ：組織が縦割り構造になっており、かつ業務部門同士の連携が取れてない状況
認知負荷が高い ：脳内の記憶領域が圧迫され情報を処理しきれなくなる状態
（慣用的には「キャパオーバー」だとか「パンクする」といった状態）

16. 更に問題に拍車をかけるのが…
IT資産のレガシー化
かつて導入したシステムが今の業務に対応できず、運用で回避しているような状態。
また、陳腐化してしまっているけどシステムの改修がままならないような状態などを指す。

17. 問題の因果を構造化

18. 負のスパイラル

19. 「人材育成機会の減少」で何が起きているか？

20. 問題へのアプローチ

21. 念のため、前提として書いておきます
ここで話す人材育成は引継ぎなど専門業務ではなく、
ビジネススキルなど汎用的なスキルが対象です

22. 現状の人材育成機会
会社の人事制度など育成機会を設けているが、
業務と直結しないことが多い。
例えば…
● 動画教材での自己学習
● 外部講師を招いた研修
● etc…

23. 業務に直結する
人材育成の仕組みを
実践を元に体系化

24. 人材育成の仕組み：離れ小島戦略

25. 離れ小島に新事業立上げなど
経験豊富な人材をアサイン

26. メインストリーム側の戦略

27. 離れ小島側の戦略

28. 描いた地図
PFS DX推進プロジェクト
PINGオンラインショップ
立ち上げプロジェクト

29. 描いた絵
こんな絵でも当事者の間では「ス
トーリー」をほぼ完全に再現でき
る。
→ 絵を描くことでコンセンサス形
成・記憶の定着までの時間を大幅
に短縮できる。

30. 振り返りを実施 - KPT (Keep/Problem/Try)

31. 振り返り - プロジェクト振り返りスライド

32. 振り返り - 導入ツール事例化協力
プロジェクト責任者、及び関係者の考えを引き出し言語化する

33. 離れ小島戦略の本質

34. 離れ小島戦略で大事なこと
● 成功体験が伴うこと
→ 周囲に目を向けてもらう
● その過程の記録を残すこと
→ 周囲にわかりやすく伝えるため
● 何かしらのタイミングでアピールする
→ 周囲に認知してもらうため
● 同じ視野・視座を持つ協力者を見つける
→ 壁打ちしながらフィードバックしてもらう

35. 離れ小島の対岸側①
カイゼン担当

36. 製造ラインで品質管理を
するカイゼンチーム同じ
ような問題で
悩んでいた…

37. 離れ小島戦略発動！！

38. 情報整理して問題点と解決方法を考える

39. 導き出した課題とその解決策

40. 導入した2つのツール

41. この2つのツールは離れ小島案件でも活用

42. ソフトスキルの重要性を知り
日々鍛錬をくり返す
試行錯誤しながらの実践で
少しずつ成果が出始めてきた
いろんな苦難の乗り越えながら

43. カイゼンが漸進する

44. カイゼン担当の今後

45. 離れ小島の対岸側②
IT部新入社員

46. 磯貝の転職前後の感情の変化

47. 転職して気づいたこと
● 勘と経験で感覚的な判断が多い印象
● ソフトスキルという言葉が認知されていない
● ソフトスキルを地頭・人間力などと特別なモノ
という認識が強い
● ソフトスキルを細分化し、必要性を話すと
関心ある人が多い
● 具体⇔抽象を行き来するスキルがすごく大事になる

48. 複雑さと人の関係性

49. 「複雑さ」と「人の能力」の関係性

50. 「複雑さ」と「人の能力」の関係性（別の表現）
絵は口ほどにモノを言う！気がしませんか？
グラフの意味するところ
*「安定稼動」ゾーン：質・量ともに十分に解決できる
対応力 ＝ ヒト ÷ シゴト ＞ 1.2
100程度までやれることを期待して採用しているヒトだから、80くらいの仕事までは対応力が1.0の状態（45度線上）でも普
通にできるんじゃないかという意味で「安定稼動」ゾーンに分類した。能力いっぱいの100に近づいてくるとあわあわしだす
から黄色の「何とかなる」ゾーンがじわじわ浸食している感じ。
*「なんとかなる」ゾーン：量的解決でも対応可能（残業する→人を増やす）
0.8 ≦ 対応力 ≦ 1.2
100程度までやれることを期待して採用しているヒトだから、100までの仕事であればいま20の仕事までしかできない人でも
指導によってなんとか100まで短期的に到達できるんじゃないかという意味で「なんとかなるゾーン」の形をこんな感じにし
た。
*「ヤバイ」ゾーン：質的解決がとくに求められる
対応力 ＜ 0.8 かつ シゴト ＞ 100
*****
「ヒト」は対応する業務に応じて個人またはチームに読み替える。
*****
黒矢印：ヒトの能力の向上を図る（プレイヤー・チームリーダー）
赤矢印：シゴトをヒトがコントロールできる範囲に咀嚼してあげる（管理者・経営者）
→ Re-Stractuaring ＝ 構造改革 人員削減の意味が独り歩きしているが、人員削減
は構造改革を図る手段のひとつにすぎない。
vs
「絵」で表現 「文字」で表現

51. 今後やりたいこと (スキルアップのサポート)

52. 今後やりたいこと (複雑さのコントロール)

53. さいごに：IT人材募集中
ピンゴルフジャパンでは、”ITの力で複雑さコントロール” するために、
一緒に働く仲間を探しています。
少しでも気になった方はお気軽にご連絡ください！
◆複雑さに立ち向かうソフトウェアエンジニア募集 (仮)
https://paiza.jp/career/job_offers/14834 (仮)
◆インフラ基盤の企画開発〜運用／社内インフラエンジニア募集
https://paiza.jp/career/job_offers/14834