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2017/7/16 1
第10回関西血液浄化研究会
HOSPY腎透析事業部
医療法人新生会 新生会第一病院
臨床工学部 森實篤司
2017年7月26日(日)14:15 ~Room1 エル・おおさか(大阪府立労働センター)
1. 今後の透析医療について
2. 透析患者の死因について
3. 基礎体重の設定
4. 身体組成の測定
5. 多周波数生体電気インピーダンス(BIA法)の原理
6. MLT研究会(モニタリング研究会)の過去5年間の活動およ
びデータ
7. 当院におけるBIA法の運用
• ワークフロー
• 基礎体重変更例
• 在宅透析への応用
透析人口に占める年齢構成の推定
• 60歳未満の割合は急速に減少する。
• 60〜74歳の割合は、現状の46%程度で推移する。
• 75歳以上の割合が急速に増加する。
• 2020年末には透析人口全体の86%が60歳以上となる。
2017/7/16 4
我が国の国民医療費の推移
総務省|平成25年版 情報通信白書|超高齢社会がもたらす課題より
2017/7/16 5
ダイアライザーの償還価格推移
2006年 2660円 ⇒ 2016年 1530円 1130円 減少2017/7/16 6
9,600
8,600
8,100
8,100
7,600
7,100
6,200
5,250
1996年, 4,750
4,650
4,180
3,530
3,190
2,800
2006年, 2,660
2,020
1,940
1,820 1,750
2016年, 1,530
0
2000
4000
6000
8000
10000
12000
ダイアライザー
1981年 9300円(1.5㎡)
229,538
237,710
248,166
257,765
264,473
6.17
6.5
6.6
6.75
6.95
5.6
5.8
6
6.2
6.4
6.6
6.8
7
7.2
200,000
210,000
220,000
230,000
240,000
250,000
260,000
270,000
280,000
290,000
300,000
2002 2003 2004 2005 2006
全透析患者数 透析室スタッフ1名当たり患者数
出典:我が国の慢性透析療法の現状(日本透析医学会)透析患者数と透析室スタッフ数
図4.透析室スタッフ数に対する患者数推移
透析室スタッフ1名当たりの患者数は増加している
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わが国の透析人口の推計
• ピーク:2017年末 319,677人
2017/7/16 8
20252020201520102005200019951990
0
50
100
150
200
250
300
350
透析人口(千人)
人口全体 (実績)
人口全体 (推計)
推計
’80年代,’90年代,’00年代の年間増加率の比較
• 1980年代の回帰線の傾きは1990年以降に比べて急峻である。
これは透析黎明期の人口急増の余韻を示している。
• 1990年代と2000年代の回帰線は,ほぼ完全に一致している。これは1992年から2010年までの透
析人口が同一基調で推移したことを示している。
• この解析では1992年から2010年までの18年間を一括して分析した。
2017/7/16 9
202020152010200520001995199019851980
-5
0
5
10
15
20
増加率 '81~88
増加率 '92~00
増加率 '01~10
透析人口の年間増加率(%)
y = 1521.2 - 0.76060x
y = 657.93 - 0.32633x
y = 700.43 - 0.34739x
臨床工学部の方向性
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透析患者高齢化重症化へ対策(長期に透析施設に元気に通院)
臨床工学技士として臨床業務への貢献
•VA管理 (再循環率 VAアクセス流量 VAエコー)
•透析効率
•貧血管理
•CKD-MBD関連(Ca.iP)
•IT技術(データを集積して効率化)
•基礎体重管理 BIA法 BV計
2017/7/16 11
1. 今後の透析医療について
2. 透析患者の死因について
3. 基礎体重の設定
4. 身体組成の測定
5. 多周波数生体電気インピーダンス(BIA法)の原理
6. MLT研究会(モニタリング研究会)の過去5年間の活動およ
びデータ
7. 当院におけるBIA法の運用
• ワークフロー
• 基礎体重変更例
• 在宅透析への応用
悪性新生物,
28.5
悪性新生物, 9.1
心疾患, 15.6
心疾患, 34.2
肺炎, 10
肺炎, 20.3
脳血管疾患, 9.9
脳血管疾患, 7.6
その他, 30.4
その他, 23.2
国民(357305) 透析患者(28768)
悪性新生物 心疾患 肺炎 脳血管疾患
自殺 腎不全 肝疾患 その他
死亡に占める疾患分布が異なる!
国民衛生の動向(平成23年)、我が国の透析療法の現況(平成23年末)
%
2017/7/16 13
2017/7/16 14
感染症
21%
脳血管障害
7%
悪性腫瘍
9%
消化管出血
2%
その他
27%
心不全
27%
心筋梗塞
4%
カリウム中毒/頓死
3%
心臓死
35%
感染症 脳血管障害 悪性腫瘍 消化管出血 その他 心不全 心筋梗塞 カリウム中毒/頓死
心不全が最も多い!
JSDT死亡原因分類 (2013)
死亡例:29081名
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Am J Nephrol 1999;19:660–667
透析患者は冬に体重増加が・・・
収縮期血圧 拡張期血圧
体重 体重増加
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
心血管 感染症 悪性疾患
7.48
0.95
0.44
7.16
1.01
0.28
7.05
1.29
0.27
8.74
1.23
0.45
春 夏 秋 冬
2017/7/16 16
冬に死亡率が高い
• 米国
• HD患者 15056例
Clin J Am Soc Nephrol 7: 108–115, 2012
死亡率
心拍出量を既定する因子
前負荷 後負荷
• 収縮力
• 脈拍数
Vascular failure CS1
Cardiac failure CS2
クリニカルシナリオ
体液貯留になるパターンで
す。肺うっ血よりも全身浮
腫が優位であり,慢性心不
全の状態を呈します
2017/7/16 17
交感神経の興奮により急速
な血管収縮(静脈収縮による
前負荷〔静脈還流量;心臓に
戻ってくる血液の量〕の増大
動脈収縮による後負荷〔末
梢血管抵抗;全身への血液の
出やすさ〕の増大)を起こす
と,血液のセントラルシ
フト(心肺に血液が集まる
こと)により肺うっ血をきた
します。
抵抗血管と容量血管
抵抗血管
血圧の調節
容量血管
循環血液量の調節
800mL/min
2.1L
0.9L
交感神経の興奮により急速な血管収縮(静脈収縮に
よる前負荷〔静脈還流量;心臓に戻ってくる血液の
量〕の増大
動脈収縮による後負荷〔末梢血管抵抗;全身への血
液の出やすさ〕の増大)を起こすと,血液のセント
ラルシフト(心肺に血液が集まること)により肺
うっ血をきたします。
Vascular failure CS1 肺水腫
18
2017/7/16 18
19
2017/7/16
20
1
2.4
3.8
5.7
0
1
2
3
4
5
6
<1 kg 1-2.5 kg 2.5-5 kg >5 kg
心不全のリスク
54
18
14 14
0
10
20
30
40
50
60
<1 kg 1-2.5 kg 2.5-5 kg >5 kg
患者比率 (%)
体重の増加 と うっ血性心不全
Circulation. 2007;116:1549-1554より改変
 心不全 134例
 非心不全 134例%
体液量
時間
↑レニン・アンジオテンシン
交感神経
腹膜透析
血液透析
溢水
脱水
腹膜透析に比較して血液透析は溢水と脱水を繰り返す
2017/7/16 21
夜間血圧非下降例
[英]non-dipper
夜間睡眠中の血圧の平均値が,昼間覚醒時の血圧平均
値の10%未満の降圧がみられるものをいう。夜間降圧
の消失または小さな血圧日内変動を示すもの。重症高
血圧,脳・心・腎に高血圧性血管障害があるもの,睡
眠時無呼吸症候群,ステロイド使用例でみられる。
今日の診療プレミアムVol.17 (C)2007 より
2017/7/16 22
8 12 16 20 24 4 8
180
160
140
120
100
80
60
mmHg
収縮期血圧
拡張期血圧
血液透析(n=13) 腹膜透析(n=18)
降圧薬投与下での透析患者ではNon-dipper(夜間に血圧が下降
しない)が多く収縮期血圧が透析後より上昇する
血液透析
2017/7/16 23
2017/7/16 24
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
JC 2013
時間
入院
患者数
急性左心不全は夜中に・・・
• 日本人
• 連続531例の急性左心不全
1. 今後の透析医療について
2. 透析患者の死因について
3. 基礎体重の設定
4. 身体組成の測定
5. 多周波数生体電気インピーダンス(BIA法)の原理
6. MLT研究会(モニタリング研究会)の過去5年間の活動およ
びデータ
7. 当院におけるBIA法の運用
• ワークフロー
• 基礎体重変更例
• 在宅透析への応用
一般的なドライウェイト設定法
①顔・手足の浮腫がない
②透析前/後の心胸比が正常範囲内
男 : 50%以下
女 : 55%以下
③血圧が正常
④毎回の透析で一定の体重以下になると血圧が急激に低下
①,②,③の条件下で、④の一定体重をドライウェイトとする
ただし、常時低血圧症例では血圧値は参考とならない
透析療法マニュアル(改訂第5版)より
編著 : 信楽園病院腎センター1986年第一版
2017/7/16 26
BW
DW
体重計
ドライウェイトの現状と問題点
患者A:体重増加量の多い週始めに引き残す
患者B:一度に除水可能な量に制限ある
患者C:最大除水速度に制限がある
患者D:週末にやっとドライウェイトに達する
2017/7/16 27
除水困難な高齢者・糖尿病患者・心疾患合併症例において
過剰な体重増加が見られた
どこまで除水するのか?
①血圧低下の後、除水をやめる
②経験豊富なNr・CE・Drなら、長年の感で判断できる
急激な血圧低下(意識喪失など)の場合は、多量の補液を必要とする
間歇的な血圧測定では、発見が遅れる場合もある
③患者自身が知っている場合もある
2017/7/16 28
とある透析室….20年前くらいの話
• 透析患者A 56歳 男性
• 最近 マラソンを始めまし
た。
2017/7/16 29
• 月水金 金曜日の透析日 透析開始時…
マラソンはじめたから
だよね~
体力消耗してるから今
日は除水少なめにする
ね!(体重残します)
日曜日 夕方 胸部症状あり、クリニックお休み 近くの大学病院へ緊急
搬送!
なんだか調子わるい…
ゴホ、ゴホ
ベテラン透析室スタッフA
無理しちゃだめよ~
だめだめ
とある透析室….20年前くらいの噺
• 透析患者A 56歳 男性 2日後 退院!
2017/7/16 30
• 月曜日の朝 カンファレンス
やっぱりね! 週末に
無理な透析させなくっ
てよかったわ~”
そうね そうね 無理
はいけないよね~~”
• 診療情報提供書によると・・・
~~溢水傾向顕著のため4kg除水後 症状改善のため退院
~~ 今後は水分管理を徹底してください。
ベテラン透析室スタッフA
それを読んだベテラン透析室スタッフB
やっぱりね! 週末に体重落とすべきだと思ったのよね~
こんなことでいいのか・・・・
• 1986年のマニュアルから基礎体重の項目が変わっていない….
• 結局はベテランの感で行っている現状
• 患者状態をスクリーニングする何かが必要
2017/7/16 31
様々なモニタリング技術を駆使する時代
重症化、高齢化する透析患者…
早期発見早期対応が重要である
1. 今後の透析医療について
2. 透析患者の死因について
3. 基礎体重の設定
4. 身体組成の測定
5. 多周波数生体電気インピーダンス(BIA法)の原理
6. MLT研究会(モニタリング研究会)の過去5年間の活動およ
びデータ
7. 当院におけるBIA法の運用
• ワークフロー
• 基礎体重変更例
• 在宅透析への応用
水分や脂肪などを測定する方法は?
直接測ることができるの?
2017/7/16 33
直接測るのは非常に困難です
間接的な測定から体組成を推定します!
(これを「間接法」と言います。)
そ
こ
で
2017/7/16 34
体内水分量と体内脂肪量の測定法
•水中体重秤量法
•体内40K測定法
•脂肪組織溶解性ガス摂取量測定法
•皮下脂肪厚法
•二光子吸収法
•二重X線吸収法
•中性子賦活法
•画像法(CT,MRI,超音波)
•近赤外線法
2017/7/16 35
〇生体電気抵抗法
体液量は一律に体重の60%ではない。
この脂肪を取り除いた体重を FAT FREE MASS:FFM
FFMの水分比率
胎児 90% 新生児 80%
成人 70~73%
高齢者 60%
年齢、性別により一定ではない
2017/7/16 36
体液の分布について
総体液量 TBW
細胞内液 ICF 2/3
細胞外液 ECF 1/3 間質液 3/4
血漿 ¼ (全体の1/12)
2017/7/16 37
透析患者さんの水はどこへ
細胞外液
細胞内液
細胞と細胞の隙間に
入ってしまえ!!!!
それが間質液! 浮腫の状態
細胞内には限界が.....水を入れす
ぎると破裂しちゃう・・・・
2017/7/16 38
溢水が顕著な場合の一般的な症状
2017/7/16 39
1. 今後の透析医療について
2. 透析患者の死因について
3. 基礎体重の設定
4. 身体組成の測定
5. 多周波数生体電気インピーダンス(BIA法)の原理
6. MLT研究会(モニタリング研究会)の過去5年間の活動およ
びデータ
7. 当院におけるBIA法の運用
• ワークフロー
• 基礎体重変更例
• 在宅透析への応用
生体電気インピーダンス法
・人体に微弱電流 を流し電気インピーダンスを測定
・その測定結果から身体組成を推定する方法
*
* 250μA(人の感知電流の通常約1/10以下)
身体組成を推定
体水分量
筋肉量
体脂肪量など
筋肉組織は水分を
多く含む
K
+
Na
+電流
電流
脂肪組織は水分を
殆ど含まない
電流
脂肪部
水分:電気を通し易い→インピーダンス値が低い
脂肪:電気を通し難い→インピーダンス値が高い
生体インピーダンスを
測定する
2017/7/16 41
MLT-50について 2006年9月開始
原理
• 測定周波数・・・2.5kHz~350kHz(140ポイント)
• 低周波信号・・・細胞外を通過
• 高周波信号・・・細胞内まで通過
• 測定時間・・・・・15秒
2017/7/16 42
用語説明
TBW:体水分量 ECW:細胞外液量 ICW:細胞内液量
FFM:除脂肪重量(体重-脂肪重量) %FAT:体脂肪率
%TBW (TBW/FFM) %ECF (ECW/FFM) %ICF (ICW/FFM)
各周波数の情報より、体水分量、細胞内液量、細
胞外液量の理論値を求めることが可能
細胞レベルの模式図
電流の流れ
低周波電流高周波電流
細胞膜
細胞外液
低い周波数の電流は細胞
外液(ECW)のインピーダン
スを反映する。
周波数が高くなると細胞内
液・外液を含む全体のインピー
ダンス情報を反映する。
高精度な身体組成の推定を実現
個人差のある水分分布を捉え
る事ができる。
細胞内液
多周波数生体電気インピーダンス法の原理
2017/7/16 43
用語説明
2017/7/16 44
%FAT:体脂肪率
TBW:総体液量 ICW:細胞内液量 ECW:細胞外液量
FFM:除脂肪重量(脂肪を取り除いた体重)
TBW/FFM(%):除脂肪重量における総体液比率
ICW/FFM(%):除脂肪重量における細胞内液比率
ECW/FFM(%):除脂肪重量における細胞外液比率
2017/7/16 45
-60
-50
-40
-30
-20
-10
0
0 100 200 300 400 500 600 700 800
reactavce(ohms)
resistance(ohms)Cole-Cole グラフ 個人用
透析中連続測定を行うと
リアクタンスが上昇する。
体内の水分量が減少し電気抵抗が上昇する
リアクタンス(reactance)とは、交流回路において、コイル
やコンデンサなどに発生する擬似的な電気抵抗のことである
電気抵抗(でんきていこう、レジス
タンス(resistance))は、電流の
流れにくさのことである
• 透析患者は高齢化
• 透析期間の長期化
• MIA症候群に代表される炎症性の反応
• 透析導入後の変化・・・
2017/7/16 46
日々の業務で体重設定は非常に重要な仕事である!
さまざまな要因で
身体組成は長期・短
期的に変化
今後さらに透析患者の高齢化、重症化が予想される為、
安全な治療の確保をするうえで適正な体重設定の迅速な
対応は急務であると考えられる。
透析患者の体重設定について
身体組成分析装置MLT-50を用いて透析患者の体重を管理
体脂肪量が変動した場合同じ体重に設定していると水分量に過不足が生じる。
基礎体重
脂肪
水
透析中の除水はあ
くまでも血液(細胞
外液)から行うため
透析で調整できるの
は細胞外液となる。
透析間で体水分量が増加するので体内水
分量(細胞外液)が過剰にあると容量依
存性高血圧になる可能性が高い。
体水分量(細胞外液)が少ないと
容量依存性低血圧になりやすい。
身体組成評価を用い患者ごとの適正な体水分量を評価
することで適正な体重設定が可能となる
脂肪
水
痩せた
A
脂肪
水
太った
B
2017/7/16 47
~MLT研究会~(現在モニタリング技術研究会)
透析患者の身体組成解析を目的とし、愛知県下で身体組成分析装置MLT-50
(以下、MLT-50)を使用している施設間の協力のもと臨床工学技士を中心に、
2006年12月よりMLT研究会を定期的に開催し、MLT-50から得られる体成分組
成を、施設横断的にデータ収集し、解析及び検討を行っている。
活動内容
(現在参加施設32施設、過去3年間で計18回開催)
・季節変動における体液量変化 ・加齢に伴う体液分布の変化
・男性、女性群における体液分布の差 ・心胸比やHANPとの体液量の相関性
・透析歴における体液組成値の変化 ・体液量に影響を及ぼす因子の検討
・測定部位の違いによる体液組成値 ・CAPD患者の検討
・心エコーとMLTについて ・腹水患者のデータ検討etc . . .
MLT研究会でディスカッションした内容
2017/7/16 48
HOSPY臨床工学部にて開発
透析業務支援システム
データベース管理された患者基礎情報
蓄積データ
単独で動作するようにEXCEL
とACCESSを連携し作成
研究会
参加施設 研究会
参加施設
研究会
参加施設
2017/7/16 49
MLT-50管理システムによるデータ分析
表1.毎時間測定における体水分相関グラフ 表2.各指標の経時変化、過去データ比較表示
2017/7/16 50
MFBIAによる安定透析患者1500例の
身体組成分析
(多施設共同研究)
第5回MFBIA患者調査 2012年8月~9月
n=1,670名(検討症例数1513名)
参加施設19施設 (順不同)
①MS岩倉②MS知多
③東海CL④金山CL⑤鳴海CL⑥新生会第一病院
⑦十全CL⑧東海知多CL
⑨春日井セントラルCL⑩小牧スマイルCL
⑪多和田医院⑫光寿会リハビリテーション病院
⑬葵セントラル病院
⑭美浜CL⑮宮川医院
⑯聖隷浜松病院⑰泰玄会病院⑱知立CL⑲半田CL
0
10
20
30
40
50
60
70
80
TBW/FFM[%] ICW/FFM[%] ECW/FFM[%] ECW/TBW[%] 体脂肪率 FAT%[%]
年齢別身体組成分析値の平均(全体)
0-49y 50-59y 60-69y 70-79y 80y以上
TBW/FFM
[%]
ICW/FFM
[%]
ECW/FFM
[%]
ECW/TBW
[%]
体脂肪率 FAT%[%] n数
0-49y 66.7±3.8 46.9±5.6 19.8±5.3 30.3±8.0 28.9±9.9 137
50-59y 66.4±3.5 45.0±4.6 21.4±4.9 32.5±7.0 30.6±10.3 219
60-69y 66.6±3.5 43.5±4.5 23.2±5.0 34.7±6.9 27.2±9.4 453
70-79y 66.2±3.5 41.6±4.5 24.6±5.1 37.1±7.0 27.3±9.0 493
80y以上 66.2±3.6 39.9±4.5 26.3±4.8 39.7±6.7 25.7±8.9 211
総計 66.7±3.5 43.0±5.0 23.7±5.3 35.5±7.5 27.7±9.5 1513
(%)
透析患者の身体組成調査 ( 2012 . 8-9 )
方法・対象
データ測定期間:2010年(透析歴平均107.1±95ヶ月)~2013年の4年間
平均年齢:2010:64.2±11~2013:67.1±11:データ測定回数:年1回、4年間
施設数:13施設
対象:4年間継続測定を行えた安定透析患者 515名 (男:304名 女:211名)
0.0
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
30.0
35.0
TBW[kg] ICW [kg] ECW [kg] FAT[kg]
2010年 2011年 2012年 2013年
(kg)
TBW[kg] ICW [kg] ECW [kg] FAT[kg]
2010年 26.5±5.6 17.5±3.7 8.9±2.9 16.4±7.8
2011年 26.1±5.4 17.2±3.4 8.9±3.1 16.6±7.9
2012年 26.2±5.4 17.1±3.7 9.1±2.9 16.3±8.1
2013年 26.2±5.3 16.8±3.4 9.3±3 15.9±8.2
4年間の推移(全体)
2017/7/16 53
85
87
89
91
93
95
97
99
101
103
105
2010年 2011年 2012年 2013年
変化率(%)
体脂肪量FAT[Kg]
50歳未満 50歳以上60歳未満
60歳以上70歳未満 70歳以上80歳未満
80歳以上
85
87
89
91
93
95
97
99
101
103
105
2010年 2011年 2012年 2013年
変化率(%)
細胞内液量ICW[Kg]
50歳未満 50歳以上60歳未満
60歳以上70歳未満 70歳以上80歳未満
80歳以上
n=515
・50歳未満 52名(平均43.4±4.8歳 ) ・50歳~60歳未満110名(平均55±2.9歳)
・60歳~70歳未満167名(平均64.1±2.9歳) ・70歳~80歳未満149名(平均73.7±2.7歳)
・80歳以上 37名(平均年齢82.2±2.4歳)
この4年間で筋肉量は高齢患者で6%、体脂肪では10%の低下が見られた。
安定透析患者の4年間の筋肉量、体脂肪の推移
今後の透析処方を考える上で、重要な指標になりうると考える。2017/7/16 54
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
TBWFFM平均 ECFFFM平均 ICFFFM平均
nonDM男性
DM男性
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
TBWFFM平均 ECFFFM平均 ICFFFM平均
nonDM…
DM女性
34.9%
38.2%
29.9%
34.9%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
男性 DM男性 女性 DM女性
浮腫率比較
列1 個数 TBW/FFM平均 ECF/FFM平均 ICF/FFM平均 浮腫率平均
nonDM 512 65.9% 21.7% 44.3% 32.7%
男性 291 65.9% 23.0% 42.9% 34.9%
女性 221 66.0% 19.9% 46.1% 29.9%
DM 334 66.7% 24.7% 42.0% 37.0%
男性 218 66.4% 25.3% 41.0% 38.2%
女性 116 67.4% 23.6% 43.8% 34.9%
性別とDMの各水分量比率の関係
DM群が細胞外液、浮腫率は高い傾向を示した2017/7/16 55
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
TBWFFM平均 ECFFFM平均 ICFFFM平均
-3 3-3.3 3.3-3.6 3.6-4.0 4.0-
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
-3 3-3.3 3.3-3.6 3.6-4.0 4.0-
浮腫率平均
Albと各水分量比率の関係
Albと細胞外液、浮腫率には一定の関係を示した2017/7/16 56
コンピュータ断層撮影法(CT)で測定し,人体測定法(ANT)
および生体電気インピーダンス(BI)法で推定
身体組成研究の基礎と応用より
Brown,Karatzas,NakielnyとClark(1988)は,20人の
健康なボランティアの上腕の縦の抵抗を測定するために帯
電極の四極性電極配置と50 kHz で1mAの電流を用いた.
並列レジスタンス・デルは,筋,脂肪,および骨の抵抗率
がそれぞれ1.18,16,および>100 ohm /mであったと仮
定して等価回路として用いられた.基準と考えられる組成
上のデータは人体測定評価(Heymsfieldら,1982 )およ
び筋と脂肪の組織面積のCT測定値から得られた.
2017/7/16 57
1. 今後の透析医療について
2. 透析患者の死因について
3. 基礎体重の設定
4. 身体組成の測定
5. 多周波数生体電気インピーダンス(BIA法)の原理
6. MLT研究会(モニタリング研究会)の過去5年間の活動およ
びデータ
7. 当院におけるBIA法の運用
• ワークフロー
• 基礎体重変更例
• 在宅透析への応用
MLT-50について(当院における運用について)
•月に一度、週末透析後に定期測定を行い、臨床症状に
変化が認められる場合も測定を施行
•MLT-50管理システム、透析支援システムを連動させ
データ蓄積、解析
•基礎体重の検討が必要な患者には毎時間MLT-50測
定、同時にBV計を併用し循環血漿量を確認し基礎体重
変更を提案
2017/7/16 59
MLT-50測定のワークフロー
③臨床工学
にて評価
スカッショ
④医師・看
師とカン
レンス
精査
毎時間MLT-
50測定
循環血漿量
確認(%BV)
2017/7/16 60
月に一度、週末
透析後に測定
透析室より臨時測定依頼
②データ
出力
臨床
工学部
①定期
測定
(20名程
度)
臨時
測定
①毎月平均血圧推移確認
2017/7/16 61
血圧上昇、
水分貯留傾向?
透析前後の平均血圧を確認
基礎体重変更の可能性
体重減少率平均
血圧変化平均
一日空き2日空き
透析前後平均血圧透析前後血圧・体重(2週間分)
図1 平均血圧月別推移
月ごとの平均血圧をグラフ化
過去2年分を表示
サーバー
MLT-50測定結果を
データベースへ転
送・蓄積
ABC
1
SPACE DEF
GHI JKL MNO
MARK
・
*
CLEAR
ESCMENU
2 3
4 5 6
PQRS TUV WXYZ
7 8 9
0
ENTER
MLT-50
月に1度、週末透析後に測定
1人あたりの測定時間約3分
①定期測定
当院にて開発したMLT-50管理システムと透
析支援システムを連携し効率化
データベース化によりグラフなど経時的に
データを参照可能
EXCEL2007
2017/7/16 62
データ処理・蓄積
患者状態の評価
データベースに蓄積された情報から
基礎体重設定報告に必要な様々なデータ抽出が可能
↓
データ処理時間短縮
↓
透析支援システム
ABC
1
SPACE DEF
GHI JKL MNO
MARK
・
*
CLEAR
ESCMENU
2 3
4 5 6
PQRS TUV WXYZ
7 8 9
0
ENTER
MLT-50
心エコー結果
検査データ
投薬情報
インピーダンス結果
患者データ
データ集約
BVデータ取り込み
透析支援システムは臨床工学部にて開発
現在、オーダリング レセコンとも連動
SQL Server
サーバー側
2017/7/16 63
②データ出力
2017/7/16 64
体水分結果グラフ
心胸比
透析効率
透析前後血圧・体重透析中諸症状採血結果グラフ
Access2010にて出力
基礎情報
体脂肪結果グラフ R0/R∞
内服薬
透析中使用薬剤
③臨床工学部にて評価(ディスカッション)
2017/7/16 65
検査データ、画像情報、透析支援システムサーバーに蓄積
されたさまざまな情報を元に評価、検討
臨床症
状
浮腫 心胸比 血圧 HANP
投薬情
報
心エ
コー
検査
データ
(栄養
状態)
MLT-50測定結果(体水分量、体脂肪率等)
評価
フロア担
当臨床工
学技士
施設
担当臨床
工学技士
④医師・看護師とカンファレンス
2017/7/16 66
臨床工学部の評価報告
フロア担当
臨床工学技士
医師・看護師とカンファレンス
を行い情報交換、共有を行う
再測定者・基礎体重変更者
のリストアップ
情報共有
MLT-50測定
体内水分量に変化
(上昇、下降)
(TBW%・
ECW%)
クリットライ
ン測定
毎時BIA測定
循環血液量
(BV)上昇
基礎体重 減少
(CTR・血圧も
考慮に入れて)
循環血液量
(BV)下降
基礎体重上昇
(CTR・血圧も考
慮に入れて)
体内水分量に変化
なし(TBW%・
ECW%)
DWは適正
(CTR・血圧も
考慮に入れて)
MLTデータ評価の流れ
2017/7/16 67
基礎体重設定報告書
BVグラフ比較
昇圧剤、降圧剤
透析時使用薬剤
インピーダンス結果
CTR
透析条件 採血結果
2017/7/16 68
必要な情報を集約し効果的な評価
詳細分析にて患者状態を把握し体重管理
BV報告書
基礎体重変更例
2017/7/16 69
6 9 .6
7 0 .8
7 1 .1 7 1 .2
6 8 .5 %
6 8 .7 %
6 9 .4 % 6 9 .2 %
6 6 .0 %
6 7 .0 %
6 8 .0 %
6 9 .0 %
7 0 .0 %
7 1 .0 %
7 2 .0 %
7 3 .0 %
7 4 .0 %
6 9 .0
6 9 .5
7 0 .0
7 0 .5
7 1 .0
7 1 .5
7 2 .0
7 2 .5
7 3 .0
0 8 /0 8 /2 0 0 8 /0 9 /2 0 0 8 /1 0 /2 0 0 8 /1 1 /2 0 0 8 /1 2 /2 0
% TBWK g
図1 % TBW と 体重の推移
WEIGHT
%TBW
血圧上昇と共に水分貯留傾向となり毎時間MLT-50、クリットライン測定を行った
年齢:75歳 2008/12/20
透析歴:2年7ヶ月
導入疾患:糖尿病性腎症
基礎体重:71.2Kg
血圧: 透析前血圧 181/91mmhg
透析後血圧 146/70mmhg
自宅の収縮期血圧190~200mmhg台
%TBW 69.2%
心胸比:52.2%(測定日08/12/09)
※08/04/12
体重 66.8kg %TBW 65.8%
透析前血圧 164/66mmhg
透析後血圧 127/60mmhg
心胸比:53.8%(測定日08/04/08)
基礎体重変更例
2017/7/16 70
透析中、毎時間MLT-50測定し、体重減少とともに%TBWの減少が確認
できる
y = 0 .0 1 4 5 x - 0 .3 3 9 2
R² = 0 .9 9 3 1
6 5 .0 %
6 6 .0 %
6 7 .0 %
6 8 .0 %
6 9 .0 %
7 0 .0 %
7 1 .0 %
7 2 .0 %
7 3 .0 %
7 4 .0 %
7 5 .0 %
6
8
6
8
.
5
6
9
6
9
.
5
7
0
7
0
.
5
7
1
7
1
.
5
7
2
7
2
.
5
7
3
7
3
.
5
7
4
7
4
.
5
7
5
7
5
.
5
7
6
% T B W
K g
図2 % T B W と 体重における相関
08/12/23 毎時間MLT-50測定
毎時間MLT-50測定結果(%TBW)から予想体重を計算
年齢:75歳 2008/12/20
透析歴:2年7ヶ月
導入疾患:糖尿病性腎症
基礎体重:71.2Kg
血圧: 透析前血圧 181/91mmhg
透析後血圧 146/70mmhg
自宅の収縮期血圧190~200mmhg台
%TBW 69.2%
心胸比:52.2%(測定日08/12/09)
※08/04/12
体重 66.8kg %TBW 65.8%
透析前血圧 164/66
透析後血圧 127/60
心胸比:53.8%(測定日08/04/08)
基礎体重
変更例 y = 0.0145x - 0.3392
R² = 0.9931
65.0%
66.0%
67.0%
68.0%
69.0%
70.0%
71.0%
72.0%
73.0%
74.0%
75.0%
6
8
6
8
.
5
6
9
6
9
.
5
7
0
7
0
.
5
7
1
7
1
.
5
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2
7
2
.
5
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5
7
4
7
4
.
5
7
5
7
5
.
5
7
6
%TBW
Kg
図2 %TBWと体重における相関
08/12/23 毎時間MLT-50測定
毎時間MLT-50測定結果(%TBW)から予想体重を計算
※08/04/12
体重
66.8kg %TB
W 65.8%
透析前血圧
164/66
透析後血圧
127/60
心胸比
53.8%
(測定日
08/04/08)
6 9 .6 6 9 .6
7 0 .8
7 1 .1 7 1 .2
7 0 .6
7 0 .0
6 9 .0
6 8 .0 %
6 8 .5 %
6 8 .7 %
6 9 .4 %
6 9 .2 %
6 8 .5 %
6 7 .5 %
6 6 .1 % 6 6 .0 %
6 7 .0 %
6 8 .0 %
6 9 .0 %
7 0 .0 %
7 1 .0 %
7 2 .0 %
7 3 .0 %
7 4 .0 %
6 9 .0
6 9 .5
7 0 .0
7 0 .5
7 1 .0
7 1 .5
7 2 .0
7 2 .5
7 3 .0
0 8 /0 8 /1 0 0 8 /0 9 /1 0 0 8 /1 0 /1 0 0 8 /1 1 /1 0 0 8 /1 2 /1 0 0 9 /0 1 /1 0
% T B WK g
図5 体重変更後の% T BW 推移
W E IG H T
% T BW
y = 0 .0 1 4 5 x - 0 .3 3 9 2
R² = 0 .9 9 3 1
6 5 .0 %
6 6 .0 %
6 7 .0 %
6 8 .0 %
6 9 .0 %
7 0 .0 %
7 1 .0 %
7 2 .0 %
7 3 .0 %
7 4 .0 %
7 5 .0 %
6
8
6
8
.
5
6
9
6
9
.
5
7
0
7
0
.
5
7
1
7
1
.
5
7
2
7
2
.
5
7
3
7
3
.
5
7
4
7
4
.
5
7
5
7
5
.
5
7
6
% T BW
K g図3 体重減少後の% TBW と 実体重の相関
過去のデータ(08/04/12)より目標
%TBWを66%と設定し、クリットライン、MLT-
50測定結果、臨床症状等を含めて検討し2
週間程度で基礎体重を減少
体重の減少、%TBWの低下とともに%BV
(循環血漿量)の変化、基礎体重2.2kg
減少
基礎体重変更例
基礎体重71.2Kg→70kg→69.0Kg
-1 0
-8
-6
-4
-2
0
2
4
0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4
BV[%]
T im e(h o u r)
図4 B V 比較
0 8 /1 2 /2 3
0 8 /1 2 /2 7
0 9 /1 /1 0
変更前 変更後
基礎体重減少後
08/12/27
終了後血圧
138/68
開始前血圧
08/12/23
141/91
183/91
173/88
09/1/10 117/57
169/70
73
入院日 退院日 病院名
2006/11/18 2007/01/13 A大学病院
入
院
心不全 狭心症精査にて入院 退院後体重 4.2kg低下するも%ECF変化なし
症例2
74
透析導入後 体重が増加して
くる症例がよく見られる。
この多周波BIA法により体水
分量だけでなく体脂肪率(%
fat)を用いて検討できる
症例3
透析導入後 体重が上昇し
たが水分量はあまり変化が
見られなかった。
心胸比と体重の変化
食欲不振のためやせの傾
向が急激に進む
%ECF、心胸比も上昇
MLT-50導入後、血圧関係の内服薬状況比較(2007年、09年6月分)
2007年度、透析暦2年以上を対象 105名
2017/7/16 77
2009年度の
降圧剤使用者52人中→14人
2007年度と比べて内服薬の減量が確認できた!
2007年、2009年薬剤内服者を比較すると
昇圧剤使用者32人→24人
降圧剤使用者62人→52人
適正に体重がコントロールされると血圧関係の
内服薬の投与中止、減量の可能性が示唆された.
N=105
N=105
2007年度 2009年度
2009年度2007年度
1. 心胸比(CTR)
2. hANP、BNP
3. 下大静脈径の計測
4. 透析中の循環動態の観察
5. 循環血漿量変化率(%BV)の観察
6. 生体電気インピーダンス法による体水分組成の計測 など
在宅透析患者の場合では
・CTRを透析後に測定できない
・hANPやBNPなどの採血は郵送検体の問題
・定期診察時での検査は在宅透析の多種多様なスケジュールによっ
て測定毎に条件が異なる
生体電気インピーダンス法による体水分組成の計測
生体電気インピーダンス法による体水分組成の計測に注目し、
在宅透析患者宅へ身体組成分析装置MLT-50を郵送しDWの評価に使用
ABC
1
SPACE DEF
GHI JKL MNO
MARK
・
*
CLEAR
ESCMENU
2 3
4 5 6
PQRS TUV WXYZ
7 8 9
0
ENTER
MLT-50
在宅血液透析における
多周波インピーダンス法を用いたDWの管理
2017/7/16 78
2017/7/16 79
在宅血液透析における
多周波インピーダンス法を用いたDWの管理
測定マニュアルを同封し、郵送する。患者へ操作
方法説明
在宅血液透析は
医療従事者がいない
環境で透析を行う治
療である。
在宅透析では除水
過多などによる
ショック状態や溢水
による心不全を起こ
させないためには
DWの判断が非常に
重要となる。
MLT-50測定は、
身体組成を的確にと
らえ、医師、看護師
などチームに迅速な
情報提供が可能。
安全な透析医療を提供できるよう、チーム医療で
在宅血液透析をサポートしています。
積水メディカル社
製MLT-50 MLTを患者宅
に郵送する
データ解析
DW評価
(Dr・Ns・
CE・患者)
患者自身で自宅
でHD後に測定
定期診察時にMLT
を病院へ持参
データ自動転送
身体組成分析装置MLT-50を郵送しDWの評価を行っていた
が体重計より直接データを転送ができると…
IT技術の応用でデータ収集を
より簡便化⇒臨床評価
在宅血液透析における
多周波インピーダンス法を用いたDWの管理
2017/7/16 80
モニタリング機能の活用方法を考える
DB
※容易にデータを蓄積
※複数のデータを同時に解析
基礎体重設定
情報共有
透析治療は同時に多数の患者を治療するためモニタリング機能の有効活用は今後必要であり、
IT技術との連携は重要であり効率的な運用が不可欠である。
ABC
1
SPACE DEF
GHI JKL MNO
MARK
・
*
CLEAR
ESCMENU
2 3
4 5 6
PQRS TUV WXYZ
7 8 9
0
ENTER
MLT-50
2017/7/16 81
臨床工学部の取り組み ホームページの作製・運用
2017/7/16 84
2017/7/16 85

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