2018年11月2日　地域公共交通シンポジウム in 中部で発表した資料です。

1. 公共交通利用促進活動の視点から
利用者とのつながりを考える
公共交通利用促進ネットワーク
伊藤浩之
２０１８年１１月２日 地域公共交通シンポジウム in 中部

2. 公共交通利用促進ネットワーク
利用者と公共交通のつながりを考える(1)
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駅員・運転手と
乗客のコミュニケーション
パンフレット・ホームページ
駅・バス停
身近な存在
情報の伝達の媒体

3. 公共交通利用促進ネットワーク
利用者と公共交通のつながりを考える(2)
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ワークショップ
応援団・ボランティア
イベント
積極的なかかわり

4. 公共交通利用促進ネットワーク 4
住民が主役
岐阜市
三里・本荘地区
すまいるバス
試行運行出発式

5. 公共交通利用促進ネットワーク
～公共交通利用促進ネットワークの活動を
通じてどう関わってきたか～
私の２１年の課題である
「公共交通の利用は難しいを
どう解決するか」についてお話します。
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6. 公共交通利用促進ネットワーク
公共交通利用促進ネットワークについて
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7. 公共交通利用促進ネットワーク
活動のきっかけ
1997年「 」を開設
当時、配布されている路線図が少なく、自分で
路線を理解するために作成したものを公開。
→「公共交通のメニューづくり」をめざす
2005年活動を本格化するため
「公共交通利用促進ネットワーク」を立上げ。
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8. 公共交通利用促進ネットワーク
活動内容
公共交通のメニューづくり
• 公共交通マップ・ガイドブックの制作
• バスターミナル案内サインの提案
公共交通の情報収集
• 年に何度もダイヤ改正や路線の変更があるため、
常に情報収集に努める
公共交通データの整備
• 「地域公共交通ネットワークの見える化」を推進
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9. 公共交通利用促進ネットワーク
地域公共交通ネットワークの見える化
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停留所・系統・時刻データを
定形書式（Excelファイル）
に入力することでデータの活
用が行いやすい
乗換検索サービスや、
デジタルサイネージなどへ
スムーズなデータ提供
https://www.rosenzu.com/net/mieru/

10. 公共交通利用促進ネットワーク
公共交通利用促進ネットワークの特長
交通事業者・自治体ではない立場
• 利用者側の目線であること
• 交通事業者・コミュニティバス・自治体の枠にと
らわれることなく、あらゆる交通機関を網羅
ノウハウ
• 路線が多数ある、のりばが多数ある場合など、
気の利いた表現を考慮
データ蓄積
• 20年以上にわたりデータを収集
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11. 公共交通利用促進ネットワーク
なぜメニューづくりが必要？
よい交通機関があっても、利用者に知っ
てもらえないと使ってもらえない
わざわざ調べないといけない
調べ方が難しい
↓
公共交通利用のハードル
わからないと利用をあきらめてしまう
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12. 公共交通利用促進ネットワーク
メニューづくり
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まちの公共交通網を網羅
駅をでてバス乗り場がわかる看板
民間バス路線も
自治体コミュニティバス路線も
表現
利用者がわかる表現で

13. 公共交通利用促進ネットワーク
IT活用による可能性
紙のマップや看板では難しい
データから路線図・時刻表を生成
必要な情報がピックアップできる
目的に応じたインタラクティブな情報
アプリ作成による参加
オープンデータを活用したアプリの開発
例）大学生による 〇〇大学アクセスアプリ
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14. 公共交通利用促進ネットワーク
公共交通が利用できるという気づき
地図による経路検索
車と徒歩・公共交通の経路が比較できる
→公共交通が手段として認知される
自分からさがさなくとも情報が得られる
→デジタルサイネージで情報が目に入る
→観光地・ホテルのWEBサイト
交通アクセス情報に公共交通の情報が掲載さ
れる
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15. 公共交通利用促進ネットワーク
使い勝手のPDCAを提唱したい
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公共交通の評価基準というと
利用者数、収支率、認知度 etc.
使い勝手による評価もあると良い
• 通学・通院に使えるダイヤか 乗り継ぎ妥当性
• 駅を降りた後、バス停にたどりつけるか
• 時刻表は、駅や公共施設、車内などで入手できるか
• ホームページは、時刻表のページが探しやすいか
• スマートフォンで、経路検索が行えるか

16. 公共交通利用促進ネットワーク 16
ご清聴ありがとうございました
公共交通利用促進ネットワーク
https://www.rosenzu.com/net/