タクシーを利用した
「おでかけ」支援の取り組み
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2019/11/16 第2回地域における「福祉」と「交通」の連携を考えるセミナーin名古屋
於 大同大学滝春校舎
fukumoto@odekake.co.jp
(名古屋大学客員准教授)
福本雅之
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タクシーを活用した交通施策
オンデマンド交通一択ではない!
オンデマンド交通の不都合な真実 5
バス運行経費削減のためオンデマンド交通を導入
逆に運行経費が増大する例
①運行経費は走る分だけ?
②予約配車システムの費用
③「乗合」であることのデメリット
①運行経費は走る分だけ? 6
走らなくても費用は発生!
出典:2018年度版日本のバス事業
人件費は削減不可
燃料油脂費はわずか
予約受付体制
の費用増
②予約配車システムの費用 7
配車システム
導入・保守費
通信費
予約受付人件費
システム関係費が大きな負担になることも
③「乗合」であることのデメリット 8
地域公共交通会議の開催 乗合の輸送実績報告
少ない利用者、増える事務量・・
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「利用が少ないから経費の安い方法で」
という観点から見ると・・・
乗用タクシーの活用
オンデマンド交通
乗用タクシーを活用するメリット
行政
担い手確保容易
法的手続き容易(事業者との契約のみ)
タクシー事業維持への寄与
事業者
経営資源の有効活用
運転手確保への寄与
運転手
売上・給料の向上
労働環境の改善
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豊田市鞍ヶ池地域タクシーの例 11
鞍ケ池バス 鞍ケ池地域タクシー
運行日時 水、土曜(8~18時) 火、金曜(8~18時)
車両 ハイエース(乗客9人まで) タクシー(乗客4人まで)
運行地域 山中町、矢並町、池田町の
バス停(7か所)
(エリア内)山中町、矢並町全域
(エリア外)近隣スーパー・医者
運行方法 利用登録不要
定時定路線(1日1往復)と
予約によるバス停間運行
事前の利用登録制
予約制ドアツードア運行
利用料金 1回一人100円 1回1台あたり4人まで
(エリア内)300円
(エリア外乗降場)600円
豊田市鞍ヶ池地域タクシーの概要 12
■乗降エリアマップ ■活用例
2018年3月より実証運行、2019年4月より本格運行
タクシー化前後の比較 13
出典:豊田市公共交通会議資料
■月間利用者数
■実証期間における比較(2018/4~12月の間)
以前より利用は増加、負担は削減
もっと乗用タクシーを活用しては? 14
 乗合だけが公共交通ではない。乗用の活用で可
能性は広がる
 利用が少なければ乗用タクシーが有利になる場
合も。手続き・事務量などでもメリットあり
 地域にタクシーを残す一つの手段
 オンデマンド交通や自家用有償運送、互助輸送、
ライドシェアの前にタクシーの活用はもっと検
討されるべき

第2回地域における「福祉」と「交通」の連携を考えるセミナーin名古屋