Computational Design 第5回

1. コンピュテーショナル
デザイン
第五回
2018.10.19
20181019 1Computational Design

2. 20181019 2Computational Design
今週の流れ
先週までのおさらい
• ベクター
• シリーズ
パラメトリックなフェンスを作る
ライノの要素をグラスホッパーで使う
• ベクター
• シリーズ

3. 20181019 3Computational Design
ベクターの概念
物理の中で出てきたベクトル。力を現す方法として使われますが、グラス
ホッパーでは移動の時などに必ず使います。
ベクターは「向き」と「距離」の両方をもった『矢印』です。
「向き」と「距離」の両方が分かれば、何かを移動する事はすぐに出来ま
す。このことから、グラスホッパーではベクターを基本要素の一つとして
います。

4. 20181019 4Computational Design
ベクターの合成・分解
「向き」と「距離」
東へ○○km
北へ○○km

5. 20181019 5Computational Design
シリーズを使った複製
実際にシリーズで数列を作り、一度に幾つかの複製を作りましょう。
[100,150,200,250,300]
という数列があれば、これをｘ値として使い5つのベクター、
[ [100,0],[150,0],[200,0],[250,0],[300,0] ]
を作ることができます。これを使えば5つの複製を作ることが出来ます。

6. 20181019 6Computational Design
シリーズを使った複製
スタート：数列の一つ目の値
ステップ：数列の増減値
カウント：数列の数
スタートを一つ目の数と
し、ステップずつ増加ま
たは減少するカウント個
の数列を生成。
コンピューターの中では
一番目は「0」番目となる。

7. 20181019 7Computational Design
高さ1000mmの直径30mmの円柱を
120mmのピッチで並べてください

8. 20181019 8Computational Design
パラメトリックな
フェンスを作る

9. 20181019 9Computational Design
横材も入れ、高さや部材の大きさ、ピッチ
が自由に変えられるパラメトリックなフェン
スをモデリングしてください

10. 20181019 10Computational Design
ライノの要素を
グラスホッパーで使う

11. 20181019 11Computational Design
ライノの要素をグラスホッパーで使う
これまで「ベクター」と「シリーズ」を使い、すべてを０からグラスホッ
パーの中で作ってきましたが、ライノの中でつくった点やカーブといった
要素をグラスホッパーで参照することもできます。
例えば、ライノで描いたカーブに等分割で点を作り、その点を各部材の
基準点としてつかうこともできます。

12. 20181019 12Computational Design
ここまでにつくったフェンスを、ライノで描
いた曲線に沿って展開してください