SCUGJ 第29回勉強会
2022/03/19
Windows Server and Cloud User Group Japan
後藤 諭史(Satoshi GOTO)
 後藤 諭史( Satoshi GOTO )
 国内SIerに転職しました(from 2021/03)
9月からプリセールスに異動になりました
 仮想化製品が主な専門分野です。
が、基本的には雑用係
 Microsoft MVP - Cloud and Datacenter Management
(Jul.2012 - Jun.2022)
 Twitterはこちら
◦ Twitter:@wind06106
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本セッション資料ですが、個人で準備した環境において、個人的に実施した検証/結果を基に記載しています。
あくまで個人の意見/見解であり、所属する会社/組織及びマイクロソフト社とは『まったく/なにも/全
然』関係がございません。
所属する会社/組織/マイクロソフト社の正式な回答/見解ではない事に留意してください。
また、本資料を閲覧した事により問題が生じた場合、または問題が発生しかけた場合、または生じた一切の不
利益について、発表者は一切の責任を負う事はできませんのでご了承ください。
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本セッション で紹介する機能はPreview機能となっており、その検証結果を基に記載しています。
今後、仕様および機能は変更される可能性があります。
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 ハイブリッドクラウド/マルチクラウド管理ソリューションである
『Azure Arc』で、VMware vSphere環境を管理可能とするソリューション
 AzureとvCenterが接続され、Azureポータルから限定的ながらESXiホスト
上の仮想マシン群を操作可能
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 仮想マシンの展開/削除
◦ テンプレートベースでの展開
 仮想マシンの管理
◦ 電源オン/シャットダウン/再起動
◦ ネットワーク構成変更
◦ ディスク追加/削除
◦ サイズ変更(CPU/メモリ)
 Azureならではの管理
◦ Azure Policy
◦ Log Analytics
◦ Azure Monitor
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 コンソール接続
 ESXiホスト管理
 ISOイメージマウント
 テンプレート以外の方法での仮想マシン展開
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【サポートされる環境】
 VMware vSphere 6.7
→ リソースブリッジが仮想マシンバージョン14で展開されるため、
VMware vSphere 6.5は非対応
【必要な環境】
 リソースブリッジ展開用の作業端末
→ Windows端末ないしはLinux端末
→ Python等がダウンロード/インストールされるので、それなりな端末が必要
→ 管理上必要なファイルが作成されるので、適当な端末は避けた方がいい
 インターネット接続環境
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VMware vSphere環境
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ESXiホスト群
VMware
vCenter Server
Azure Arc
Resource Bridge
Azure Arc Resource
Azure サービス
Azure ポータル
Azure リソースマネージャー
Azure Arc
vCenter Server
Resource
Connected VMware vSphere ARM Resource Provider
Azure Arc
VM Template
Resource
Azure Arc
Virtual Network
Resource
Azure Arc
Datastore
Resource
Azure Arc
Host
Resource
Azure Arc
Virtual Machine
Resource
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 仮想アプライアンスとして実装。OSはLinux
 リソースブリッジ自体はコンテナアプリケーションとして実装され、仮想
アプライアンス上のコンテナで稼働
 コンテナそのものを管理する必要はなく、操作はAzureポータルもしくは
Azコマンドにて実施
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 リソースブリッジ経由で、vCenterのリソースを吸い上げ
 Azureポータルで認識が必要なvCenterリソースでAzure対応を有効化する
と、リソースグループにリソースが作成される
 作成されたリソースを使用して、ポータルからvCenterを操作
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 「Azure Arc」→「VMware vCenters (プレビュー)」
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 Azureポータルでスクリプトを作成し、オンプレミスの端末でスクリプト
を実行することで、リソースブリッジを展開
 作成可能なスクリプトはWindows用とLinux用
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サポートされている組み込みロール 詳細
Azure Arc VMware 管理者 リソース プロバイダーに対して使用できるすべての操作を実行するアクセ
ス許可を提供する組み込みロールです。
このロールは、Azure Arc 対応の VMware vSphere のデプロイメントを管
理する管理者であるユーザーまたはグループに割り当てます。
Azure Arc VMware プライベート
クラウド ユーザー
Azure 経由でアクセス可能な VMware vSphere リソースを使用するための
アクセス許可を提供する組み込みロールです。
このロールは、VM をデプロイ、更新、または削除する必要があるユー
ザーまたはグループに割り当てます。
Azure Arc VMware VM 共同作成者 すべての VMware 仮想マシン操作を実行するためのアクセス許可を提供す
る組み込みロールです。
このロールは、VM をデプロイ、更新、または削除する必要があるユー
ザーまたはグループに割り当てます。
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 Azコマンドが用意されているので、そちらを利用
◦ az connectedvmware
https://docs.microsoft.com/en-us/cli/azure/connectedvmware?view=azure-cli-latest
◦ az arcappliance
https://docs.microsoft.com/en-us/cli/azure/arcappliance?view=azure-cli-latest
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 展開時に「ゲスト管理を有効にする」を有効化するためには、DHCP環境
であることが必要(静的IPだとエージェントインストールに失敗)
 静的IPを指定する場合、DNSの指定がポータルでできないため、展開後
手動でDNSの設定を行う必要あり
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 展開後、OS上でDNSの設定を行ってインターネットへの疎通を確認した
うえで、Azureポータルから「ゲスト管理を有効にする」を実行
 OS上の管理者権限を持つアカウントを求められるので、ID/Passを指定
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 リソースブリッジを管理するための重要なファイルが置かれています
 トラブル解析時に必要なリソースブリッジのログを回収する際に
kubeconfigファイルが必要
【ログ回収コマンド】
az arcappliance logs vmware --kubeconfig < kubeconfig path>
 このファイル群が失われると、リソースブリッジへの管理アクセスが一切
できなくなるため、要バックアップ
スクリプト設置フォルダ 展開時に作成された「kubeconfig」ファイルを保持
K8sクラスターへ接続するための設定ファイル
C:ProgramDatakva.ssh リソースブリッジにssh接続するための秘密鍵を保持
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 リソースブリッジ展開後、vCenter配下のリソースがすべて表示されないこ
とがあります
 一晩経つと表示されたりするので、まずは寝ましょう
Azureポータルに表示されていない
Azureポータルに表示されていない
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 必要なvCenterリソースのAzure対応を有効化しても「はい」に遷移しない
ことがあります
 一晩経つと遷移したりするので、まずは寝ましょう
「Azure対応」が「いいえ」なのに
リソースができている
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 AzureポータルからESXiホスト上の仮想マシンを操作可能です。VMware環境のセルフ
サービスポータルとしてAzureポータルが使えます
 あくまでも仮想マシンの管理が主体です。ESXiホストまでは操作できません。
できること/できないことの把握が必要
 まだ Preview 機能です。さらなる改善、機能向上に期待しましょう
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 Azure Arc 対応 VMware vSphere
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-arc/vmware-vsphere/
 Azure Arc リソース ブリッジ (プレビュー) とは
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-arc/resource-bridge/overview
 Azure Arc for PrivateClouds -> az connectedvmware
https://docs.microsoft.com/en-us/cli/azure/connectedvmware?view=azure-cli-latest
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SCUGJ第29回勉強会:Introducing Azure Arc enabled VMware vSphere