1. そとめし生活ラボ
東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
～2012年12月15日（土）～21日（金）の間に「東京チカラめし」を利用した人の71％が満足
 聞く技術研究所は、30年にわたり「聞く技術」を背景にマーケティング支援を行ってきたドゥ・ハウスのソーシャル時代のリサーチと
プロモーションの最新事例を紹介しています。
 ブログ｜http://kikulab.jp ／ Facebookページ｜https://facebook.com/kikulab
 ローデータおよび無料集計ソフト「my集計アプリ」は法人・個人問わず無料で利用できます。属性別等の結果もご参考ください。
 ローデータ：http://e3.enqweb.net/up/t13/kikulab/rawdata_130116.zip
 my集計アプリ：http://www.myenq.com/service/application.php
 Myアンケートは、より使い易く、よりお手ごろな価格で、より充実したサポートをご提供するネットリサーチサービスとして「市場を
読み解くサポートツール」を目指しています。コンセプトは「ネットリサーチをもっと簡単に、もっと身近に」
 myアンケート｜http://www.myenq.com
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.

2. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
■ 調査目的
 「東京チカラめし」に関する調査を継続的に実施することで、生活者の意識や行動、「東京チカラめし」に対する評価の変化を把握する
事象 調査課題 調査項目
 チェーン数の急増  チェーン数が増加し、「東京チカラめ （牛丼チェーンにおける変化）
し」との接触機会が増加する中で、生活  牛丼チェーンの印象、期待
者の意識や行動は変化するのか？どのよ
うに変化するのか？
（「東京チカラめし」における変化）
 認知率
 フランチャイズ加盟店の募集開始  フランチャイズ加盟店が誕生する中で、  利用経験率
「東京チカラめし」に対する生活者の評  満足度
価は変化するのか？どのように変化する  再来店意向
のか？  項目別満足度
□東京チカラめし
・三光マーケティングフーズが運営する牛丼チェーン店 ・2011年6月に第１号店がオープンして以来、1年半で132店を出店。更に出
・「松屋」、「吉野家」、「すき家」に次ぐ第四の勢力とされる 店を継続する予定
・従来の牛丼チェーンが牛肉を煮ていたのに対して、焼いて提供する点に特 ・2012年8月からフランチャイズ加盟店の募集を開始。スーパーバイザーの
徴がある 定期的な臨店指導がないという点に疑問を呈する者もいる
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 1

3. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
■ 調査スペック
 2012年12月～2013年11月の間、毎月第3週末に調査を実施する
 牛丼チェーンの印象や期待、「東京チカラめし」の認知率や利用経験率、満足度に関する設問は固定し、それ以外に毎回数問を聴取する
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回
■ 回答者プロファイル
 性別 ：男女  有効サンプル数割付
 年齢 ：30～59歳 男性30代 ：500ｓ 女性30代 ：500ｓ
 未既婚 ：不問 男性40代 ：500ｓ 女性40代 ：500ｓ
男性50代 ：500ｓ 女性50代 ：500ｓ
 居住地 ：首都圏
 調査期間 ：2012年12月22日（土）～25日（火）
 調査機関 ：株式会社ドゥ・ハウス
 調査手法 ：インターネットリサーチ（myアンケート）
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 2

4. そとめし生活ラボ
０．総括
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.

5. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
評価 対応
認知率は91.1%、利用経験率は61.6%。他の牛丼
認知率・ 認知率は十分なので、コンバージョンレート（認知者に占める利用経験者の割
チェーン店と比べて認知率は同程度だが、利用経
利用経験率 合）を上げる施策が求められる
験者数が少ない
総合
「総合満足度」は7.1pt、「再来店意向」は7.9pt -
評価
「清潔さ」は総合満足度との相関性はあまり高くないが、牛丼チェーン利用時に
入店前
「清潔さ」が6.7ptとやや低評価 重視される割合が高い。初回利用者を増やし、コンバージョンレートを向上させ
評価
るためには、重要な改善項目といえる
店内
「トイレの清潔さ」は課題の1つといえるが、総合満足度との相関性は低く、喫
クリンネス 「トイレの清潔さ」が6.2ptとやや低評価
緊の課題ではない
評価
利用者
評価 「東京チカラめし」では注文を受けてから肉を焼いて提供するシステムを採用し
「全体的な接客態度」は6.3ptと低め。個別項目
接客 ており、「メニュー提供までのスピード」の評価が低くなるのは致し方がないと
としては、「メニュー提供までのスピード」が
評価 もいえる。但し総合満足度との相関性が高い項目であり、スピードを速める工夫
5.6ptと低評価
をする、提供までに時間を要する理由を説明するなどの対応が求められる
「全体的な味わい」は7.9pt、「全体的なボ
味わいと 牛肉を煮るのではなく焼くという「東京チカラめし」のこだわりは高く評価され
リューム」は7.0pt。「肉の味わい」が8.1ptと高
ボリューム ていると考えられ、課題はみられない。一方、白米については改善の余地がみら
評価である一方、「白米の味わい」が5.7ptと低
評価 れる
評価
※pt：10人中満足した人の割合（10点満点）
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 4

6. そとめし生活ラボ
１．牛丼チェーン店利用実態
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.

7. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
１－１．牛丼チェーン店利用頻度
 牛丼チェーン店利用頻度は性年代差が大きく、女性と比べて男性、50代と比べて30代の利用が多くなっており、比較的若い男性が利用する
業態であるといえる
週1回以上
利用率
20.0
16.4
10.6
3.0
3.2
1.0
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 6

8. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
１－２．「東京チカラめし」認知率、利用経験率、コンバージョンレート
 「東京チカラめし」の認知率は91.1％、利用経験率は61.1%、コンバージョンレート（認知者に占める利用者の割合）は67.6%
 他の牛丼チェーン店と比べると、コンバージョンレートの低さが目立つ
認知率 利用経験率 コンバージョンレート（認知者に占める利用経験者の割合）
東京チカラめし
（n=271）
すき家
（n=271）
吉野家
（n=271）
松家
（n=271）
※牛丼チェーン店の利用頻度が週1回以上の人ベース
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 7

9. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
１－３．牛丼チェーン利用時重視点
 牛丼チェーンを利用する際に最も重視されているのは「入店前評価 清潔さ」の89.7%。次いで、「味わいとボリューム評価 全体的な味わ
い」88.2%、「味わいとボリューム評価 肉の味わい」86.0%
※牛丼チェーン店の利用頻度が週1回以上の人（n=271）ベース
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 8

10. そとめし生活ラボ
２．「東京チカラめし」店舗評価
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved.

11. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
※pt：10人中満足した人の割合（10点満点） ※8pt以上で赤丸、6pt未満で青三角を表示
２－１．総合評価
 「総合満足度」は7.1pt、「再来店意向」は7.9pt
※2012年12月15日（土）～21日（金）の間に「東京チカラめし」を1回以上利用した人（n=70）ベース
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 10

12. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
入店前評価
入店
清潔さ
しやすさ
7.6
店舗外観 6.7
※pt：10人中満足した人の割合（10点満点） ※8pt以上で赤丸、6pt未満で青三角を表示
２－２－１．項目別評価（入店前評価）
 「入店しやすさ」は7.6pt、「清潔さ」は6.7pt
※2012年12月15日（土）～21日（金）の間に「東京チカラめし」を1回以上利用した人（n=70）ベース
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 11

13. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
入店前評価 店内クリンネス評価
入店 テーブルや 照明の
清潔さ トイレ
しやすさ 座席 明るさ
7.6
店舗外観 6.7 6.6
店舗外観 6.2 7.0
※pt：10人中満足した人の割合（10点満点） ※8pt以上で赤丸、6pt未満で青三角を表示
２－２－２．項目別評価（店内クリンネス評価）
 「テーブルや座席の清潔さ」は6.6pt、「トイレの清潔さ」は6.2pt。テーブルや座席と比べると、トイレの清潔さにやや課題があるといえる
 「照明の明るさ」は7.0pt
※2012年12月15日（土）～21日（金）の間に「東京チカラめし」を1回以上利用した人（n=70）ベース
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 12

14. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
入店前評価 店内クリンネス評価 接客評価
入店 テーブルや 照明の 入店時の 退店時の メニュー提供
清潔さ トイレ 全体 身だしなみ
しやすさ 座席 明るさ 挨拶 挨拶 までのスピード
7.6
店舗外観 6.7 6.6
店舗外観 6.2 7.0 6.3
店舗外観 6.7 7.1 6.4 5.6
※pt：10人中満足した人の割合（10点満点） ※8pt以上で赤丸、6pt未満で青三角を表示
２－２－３．項目別評価（接客評価）
 接客評価の中では「入店時の挨拶」の評価が最も高く7.1pt
 一方、最も評価が低いのは「メニュー提供までのスピード」で5.6pt
※2012年12月15日（土）～21日（金）の間に「東京チカラめし」を1回以上利用した人（n=70）ベース
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 13

15. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
入店前評価 店内クリンネス評価 接客評価 味わいとボリューム評価
入店 テーブルや 照明の 入店時の 退店時の メニュー提供 全体的な 肉の 肉以外の 白米の 全体的な 肉の 肉以外の 白米の
清潔さ トイレ 全体 身だしなみ
しやすさ 座席 明るさ 挨拶 挨拶 までのスピード 味わい 味わい 味わい 味わい ボリューム ボリューム ボリューム ボリューム
7.6
店舗外観 6.7 6.6
店舗外観 6.2 7.0 6.3
店舗外観 6.7 7.1 6.4 5.6 7.9
店舗外観 8.1 6.8 5.7 7.0 6.3 5.8 6.0
※pt：10人中満足した人の割合（10点満点） ※8pt以上で赤丸、6pt未満で青三角を表示
２－２－４．項目別評価（味わいとボリューム評価）
 味わいとボリューム評価の中では「肉の味わい」の評価が最も高く8.1pt
 一方、最も評価が低いのは「白米の味わい」で5.7pt。次いで、「肉以外のボリューム」5.8pt
※2012年12月15日（土）～21日（金）の間に「東京チカラめし」を1回以上利用した人（n=70）ベース
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 14

16. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
単相関係数とは、二つの変数間における直線的な関
係の強さを表した指標。-1から1までの値をとり、絶
対値1（+1もしくは-1）に近づくほど、関係が強い
といえる
絶対値0.4以下であると「関係がない」、絶対値0.4
以上0.7未満「やや相関がある」、絶対値0.7以上
「強い相関がある」といえる
２－３．単相関係数（総合満足度との相関性）
 総合満足度と相関性が強い項目（相関関係数0.7以上）は、「肉の味わい」「メニュー提供までのスピード」「全体的な味わい」「全体的な接
客態度」「肉のボリューム」。
※2012年12月15日（土）～21日（金）の間に「東京チカラめし」を1回以上利用した人（n=70）ベース
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 15

17. ■東京チカラめし継続調査１回目（12年12月）
そとめし生活ラボ
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回
２－４．評価の変遷
12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
チェーン数 117
総合満足度 7.1
総合評価
再来店意向 7.9
入店前 入店しやすさ 7.6
評価 清潔さ 6.7
テーブルや座席の清潔さ 6.6
店内
クリンネス トイレの清潔さ 6.2
評価
照明の明るさ 7.0
全体的な接客態度 6.3
身だしなみ 6.7
接客
入店時の挨拶 7.1
評価
退店時の挨拶 6.4
メニュー提供までのスピード 5.6
全体的な味わい 7.9
肉の味わい 8.1
肉以外の食材（玉ねぎなど）の味わい 6.8
味わいと
白米の味わい 5.7
ボリューム
全体的なボリューム 7.0
評価
肉のボリューム 6.3
肉以外の食材（玉ねぎなど）のボリューム 5.8
白米のボリューム 6.0
※各調査期間中に「東京チカラめし」を1回以上利用した人ベース ※グラフは「総合満足度」 ※pt：10人中満足した人の割合（10点満点） ※8pt以上で黄色着色、6pt未満で青色着色
2013年1月16日 ／ 株式会社ドゥ・ハウス（リサーチ１部） ／ 聞く技術研究所 ／ (c) 2013 DO HOUSE Inc. All rights reserved. 16