1. InDesignCS
簡 易 マ ニ ュ ア ル
出 版 メ デ ィ ア デ ザ イ ン 授 業 資 料

2. 《InDesignCS 簡易マニュアル》
出版メディアデザイン授業資料
■起動
■ドキュメント設定
・
【ファイル→新規→ドキュメント】（command-N）
※【ファイル↓ドキュメント設定】であとからでも変
更可能
ページ数 8、見開きページ、ページサイズを B5 の短
辺 128mm の正方形に、
方向を横置き、綴じ方を左綴じに設定する。
初期設定
○レイアウトグリッドの場合→文字数・行数で設定／
原稿用紙のようなイメージ
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3. ○マージン／段組の場合→余白で設定 ※【レイアウ ●マスターページ すべてのページに同一の要素
： （ペー
ト↓マージン／段組】であとからでも変更可能 ジ番号やタイトル、ロゴなど）を入れる場合に使用す
天・地・ノド・小口すべて 12mm に。段組みは仮に る。
段数 2、間隔 0mm、組み方向を横組に設定する。 ページパレットの「A- マスター」で設定する。 ※
複数のマスターページを使用することもできる。
●ノンブル（ページ番号）：マスターページにテキス
■単位設定
トボックスを作り、
・
【環境設定→単位と増減値】で、
「他の単位」欄を「ポ
【書式↓特殊文字の挿入→自動ページ番号】を選択。
イント」に変更
※「A」は「A- マスター」の「A」に対応している
●マスターアイテム：各ページ共通のロゴなどが配置
できる。
・ページパレットを利用して、ページ番号が正しくつ
いているか？共通アイテムが配置されているか？確認
■テキストフレーム できる
・テキストツールでドラッグして ←ドキュメントの状態
作成。文字パレット・段落パレッ
トで設定。 マスターページの状態↓
■ページパレット：【表示↓ペー
ジ】で表示
表１（表紙）・表 4（背表紙）を
含めて 8 ページのドキュメント
がのドキュメントができている。

4. ■テキストの流し込み
・テキストエディットを使用する（InDesign 内では処
理が遅い：特に大量の文字を使用する場合）。テキス
トエディットを起動して、【フォーマット↓標準テキ
ストにする】 としてから、文字入力する。
テキスト
・テキストフレームをつくり、カーソルが点滅するの
で、テキストエディットで入力した文章を配置で流し
込む。
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5. または、コピー＆ペーストする。 ■ Illustrator 画像配置
・ テキストフレームの右下に赤い「□＋」が表示され ・Illustrator の画像は、
CMYK で作成。 または EPS 形式。
AI
る場合には、文章がテキストフレームをはみ出してい ・
【ファイル↓配置】で選択して、配置したい場所でク
るので、別のテキストフレームを作ってから、赤い「□ リックする。または事前にフレームを作成、フレーム
＋」をクリックして、あとから作ったテキストフレー を選択して【ファイル↓配置】で取り込む。
ムでクリックすると、はみ出した文章の続きが流し込 ・Illustrator のデータは、InDesign 内で拡大・縮小な
どしても画質が変わらない。
・なお、配置ではなく、Illustrator から画像を直接ドラッ
グ＆ドロップすると、パス情報を保ったまま画像を取
り込むことができる。※ Illustrator の【環境設定→ファ
イル管理・クリップボード】で、コピー形式が「AICB」
まれる。これを、テキストフレームのリンクという。 となっている必要がある
■画像の表示画質 ■ Photoshop 画像配置
・【表示↓表示画質の設定→最適化／一般／高品質】で ・Photoshop の画像は、CMYK-TIFF（クリッピングマ
設定できる。処理が遅いマシンの場合には、
「一般」 スク使用時は CMYK-EPS）形式で作成。
にしておき、必要なときだけ「高品質」にするとよい。 ・
【ファイル↓配置】で目的の画像を選択して、配置し
■回り込み たい場所でクリックする。または事前にフレームを作
・配置した画像と文章が重ならないようにする処理を 成、フレームを選択して【ファイル↓配置】で取り込む。
テキストの回り込みという。 ・黒矢印ツールで画像のフレームを、白矢印ツールで
【ウィンドウ↓書式と表→テキストの回り込み】でパ 画像自体を編集できる。
レットを表示しておく。 ・なお、配置ではなく、Photoshop から画像を直接ド
ラッグ＆ドロップすると、レイヤーの透明情報を保っ
たまま画像を取り込むことができる。
・Photoshop 画像はできるだけ印刷サイズで作成し、
InDesign 内で大幅な拡大・縮小をしないようにする。

6. ■オブジェクトサイズの調整
・フレームと画像の大きさが異なる場合には、【オブ
ジェクト↓オブジェクトのサイズ調整→○○○○○】
で調整できる。
サイズ調整の方法
１）内容をフレームに合わせる 画像の大きさをフレー
：
ムにフィットさせる。縦横比が変わる場合がある。
画像
初期状態（画像の一部が表示）
↓
調整後（縦横比がゆがんでいる）
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7. ２）フレームを内容に合わせる：フレームを画像の大 ４）内容をフレーム内に収める：縦横比を保ったまま
きさにフィットさせる。フレームのサイズが変わる。 画像をフレームにフィットさせる。
初期状態（画像の一部が表示）
↓
修正後（フレームのサイズが変
わる）
初期状態（画像の一部が表示）
↓
調整後（フレームと画像の大きさは一致しない）
３）内容を中央に揃える：フレームと画像の中心を一
致させる。大きい画像はフレームからはみ出る。
初期状態（画像の一部が表示）
↓
調整後（フレームのセンターに画像のセンターが来る）

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