地域・市民活動とGis
- 2. お話したいこと
• 自治体向けGISの重要性
– 単純な仕事に使う
– あると便利なしごとに使う
– なくてはならない仕事に使う
• 暮らしの中でのGISの重要性
– 市民の中で理解が進まないと・・・・
• 事例紹介
– 豊島区の取り組み
– 島根県での取り組み
2
- 3. 自治体向けGISの重要性
• 身近な地理空間情報の活用
– 市民の情報:住民基本台帳,住居表示台帳
– 土地・家屋の情報:地籍台帳,固定資産台帳(土
地・家屋)
– 施設の情報:道路台帳,公園台帳,河川台帳,国
有資産台帳
– その他:災害時の各種台帳,許認可の台帳・・・
紙の台帳,地図 GISで情報管理
3
- 4. GISによる情報管理
• 単純な仕事に使う
– 情報管理,印刷図出力
• あると便利な仕事に使う
– パトロール,巡回の目的地検索,ルート検索
– 面積・延長計測,集計,色塗り
• なくてはならない仕事に使う
– 迅速:消防・警察の緊急指令
– 高度:固定資産税の評価業務
– ??(この前視察した西粟倉村)
4
- 5. これからの自治体業務での活用1
• 対象業務の拡大
– 5大分野(都市計画,道路,上下水道,固定資
産)で培ったノウハウを全ての業務へ
– 教育,福祉,まちづくり,防災といった身近で,各
課が情報連携を必要とする分野
– 現場業務を持つ全ての業務
– 緊急対応の必要な災害時の活用
– 市民の窓口・相談対応で場所の確認し,たらい回
しの排除
– 市民へのわかりやすい情報提供
5
- 6. これからの自治体業務での活用2
• 政策立案の支援(庁内向け)
– 事業進捗の可視化により進捗調整,優先度の検討に活用
– 時事ネタに対応した可視化により,トップの判断支援
• 待機児童問題,避難場所問題,・・・・・・・
• 市民との双方向の情報提供場面
– 現場説明会の場面
• 数字や図面だけでなく,その場で質問に応じて,表示を変化させ,宿
題を減らす
– ネット上の情報交換
• 街路整備の市民意向調査など,定常的な意向調査
• 役所に対する苦情,要望対応
– 現地での情報交換
• 災害時など,現場で必要な情報をリアルタイムで取得,地図表示し
• 現地情報の情報発信
6
- 8. 事例で考える
• 豊島区朋有小学校での取り組み
– 交通安全気づきマップ
• データに基づき交通事故を削減
– 通学路安全点検
• 課題の共有と合意形成
• 島根県中山間地域研究センターでの取り組
み
– カントリーウォークの記録
– 地域資源マップとその活用
8
- 9. まとめ(これからのGISに向けて)
• どうしてGISを使うのか
– 便利だから メールと手紙との比較
• カーナビ,携帯電話地図
– 決められているから
• 固定資産税管理システムとか道路台帳管理システム
– 他の道具もシステム化されているから
• 住基と結びついた窓口業務支援システム
– 必要だから
• 消防・警察の緊急指令システム
• お金に結びつくマーケティング・システム
9