福岡IoTLT Vol.4 登壇資料

1. IoTの見える化について
そしてHoloLens
九州IoT/M2M勉強会（休眠中）代表 ／ Microsoft MVP
中田 佳孝

2. 自己紹介
 某中堅IT企業に勤務
 Microsoft MVP –Windows Development
 大阪生まれ、福井育ちのエセ関西人。
 ３年前まで神奈川でいろんな機器のソフトを開発してました。
 ３年前から北九州に。なぜかクラウド製品の開発部門に移る
⇒機器向けソフトからクラウドまでこなせるようになってきた、
雑食系システムエンジニア！
現在はマーケティング本部IoTコンサルティング部所属
・・・開発者ですらなくなりました

3. それはさておき

4. 今日はIoTの見える化の話

5. ・・・なんですが、
そも、IoTってどう取組むの？

6. IoT取組みの
流れ
何が起きた
／報告
分析 予測
オートメーション
／対処
難易度、付加価値：低 難易度、付加価値：高
モノをネットワークに接続して『見える化』することは入口でしかない
ただ、 『見える化』しないことには始まらない
見える化

7. 現状の見える化は？

8. SORACOM社
SORACOM Harvest ウフル社
enebular 『INFOMOTION』
NSW社 Toami
（PTC社Thing Works）
収集した
データの
見える化
Wing Arc 1st社
Motion Board
Microsoft社
Power BI
IoTデータの見える化ツールは
コモディティ化
（セルフBI等）分析ツールが進出

9. 収集した
データの
見える化
 IoTシステムはPoC（Proof of Concept：概念実証）から始める
ことが多い。
⇒Small Start、Scrap & Build
 IoTシステム自体が、PaaSやSaaSの組み合わせ
検証のための見える化に
時間やコストをかけない

10. Microsoft
Azureでの
IoTデータ
見える化
デバイス
IoT Hub Stream
Analytics
Power BI
Azure SQL
Database
① Azureの各種サービスを使用した
IoTシステム構成例
IoT
デバイス
IoT Hub Time Series
Insights
②Time Series Insightsでの
IoTシステム構成例
Event
Hubs
IoT
デバイス
Time Series
Insights
または
Webアプリ
または

11. TimeSeries
Insights
 MicrosoftがAzureで提供している、IoTデータ可視化用SaaS
※2017年7月現在、プレビュー提供
 時系列データの表示に特化
 IoT Hub、Event Hubs経由でJSON形式のデータを突っ込むだけ
 SaaS側でJSONフォーマットを自動解析
（表示するパラメータを選ぶだけ）

12. TimeSeries
Insights
 企業向けでは安いが、個人向けではないコスト感
（約15,000円 or 約150,000円）
 データ保持期間がある
（データの永続化は別手段が必要）

13. IoTと
見える化の
今後
■IoT
 現在はモノがつながることがメイン
 ウェアラブル端末により、人もどんどんつながる
⇒バイタル、位置情報等のセンシング
⇒人の作業の把握
■見える化
 多様なデータに対応した見える化
 より効率的な見える化
⇒NextComputing、3D

14. ということで、

15. HoloLens

16. IoT by
HoloLens ?
 HoloLens自体がセンサーの塊
 WiFi経由でのインターネット接続
※Commercial Suiteではドメイン参加も可能
 Bluetooth Low Energyによる各種センサーとの接続
⇒環境センサー、BLE Beacon、etc…
 効果的な表示
⇒ホログラム、Windowsアプリ（※UWPのみ）

17. まとめ
 IoTの見える化の現状
⇒コモディティ化、PoCでは時間をかけずに見える化
 Time Series Insightsの紹介
⇒MicrosoftAzureで新しく提供され始めたSaaS
 IoTと見える化の今後
⇒Internet of HumanとしてのHoloLensの可能性

18. Fin.