Unity + iOS/Android VR ことはじめ

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Unity+iOS/Android VR
ことはじめ #1
Gaprot

注意事項

• 本スライドは「2017/03」時点の情報を元に作成さ
れています
• 古い情報になっている場合もありますのでご了承く
ださい
• 記載のバージョン以外の組み合わせでの動作保証は
しておりませんのでご注意ください

作成環境

Unity 5.6 が出ていますが…
• Unity
• 5.5.2f
• GVR SDK
• 1.30

Unity
• 5.6 に Unity 謹製の VR SDK が同梱されている
• まだ出たばかりなので安定版を
• そういう理由で今回は 5.5 を使います

Google VR SDK
• ダウンロードはここから
• https://developers.google.com/vr/unity/
download

使うモデルの読み込み

Unity ちゃん
• と思ってたのですが…

Amane Kisora-chan
• こっちのほうがモダンと聞いたので
• https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/
content/70581
• Asset Store にて無料で配布されています

Asset Store
• Unity を立ち上げるとこんな画面

Asset Store
• ここのタブを押すと AssetStore が出て来る

Asset Store
• こんな感じです

Asset Store
• ここで検索しましょう

Asset Store
• 検索結果です

Asset Store
• インポートを押すとデータを取得できます

Asset Store
• こんな感じの確認画面が出ます

Asset Store
• 右下の Import を押しましょう

モデルを配置
• Import を押してしばらく待つと Assets に
SapphiArt というデータが追加されます
• この中を見てみると色んなデータが入ってるのがわ
かると思います。
• 配置するべき物は大概 prefab か model という
フォルダに入ってることが多いです

モデルを配置
• 今回はこれを使います

モデルを配置
• OBJ フォルダに入ってましたね

モデルを配置
• 使うモデルをドラッグアンドドロップで直接 scene
か Hierarchy と書かれた部分へ配置します
• そうするとモデルがシーン上に表示されます

モデルを配置
直接持っていく

モデルを配置
こっちに持っていく

モデルを配置
無事配置完了！

シーンの作成

シーンを整える
• 見ての通りまだシーン上にはモデルがぽつんと佇ん
でいるだけになってます
• なので地面とかそういうのを置いてシーンを整えま
しょう

その前に…

Unity での操作
• シーンでのUnity の操作を覚えましょう。

視点移動
• 基本的にマウス+キーボードで視点を移動します
• マウスホイールでズームイン・アウト
• オプションキー+ドラッグで視点移動
• オプション+コマンド+ドラッグで水平移動

視点移動
• とりあえずグリグリしてみましょう
• ちなみに Hierarchy のところにあるモデルをダブ
ルクリックすると視点がそこに移動します

地面の作成
• 地面を作るにはメニューにある GameObject から
3D Object > Plane を選択します
• Terrain というのもあるのですが、スマホでは重い
ので Plane を地面にします。

地面の作成

地面の作成
地面ができました

地面の作成
これでは地面とはいえませんね…

地面の作成
ここの値をいじって調整しましょう

地面の作成
Position の y を0
Scale の x と z を 200 にしました

地面の作成
真っ白だと味気ないので
テクスチャを張りましょう

地面の作成
とりあえずこれを使いましょう

地面の作成
ここにドラッグアンドドロップで

地面の作成
無事(?)地面ができました！

地面の作成
• 今回はたまたまアセットに入っていた地面に使って
も問題無さそうなテクスチャーを張りました
• 本当はもっと地面っぽいものを張ったほうがいいで
す

配置とVRモード設定

モデルを配置
• 今モデルと地面それからカメラがデフォルトの位置
に置いたままになっています
• これでは配置したといえる状況ではないのでいい感
じの場所に置きましょう。

モデルを配置
配置後のものがこちらになります

GVR SDK
• 最初に紹介した GVR SDK をインポートしましょう
• Unity を開いている状態でダウンロードしてきた
GoogleVRForUnity.unitypackage を 
ダブルクリックするとインポートされます。

GVR SDK
Import をクリック！

GVR SDK
無事インポートされました

VR 化
• SDK のインポートもできたのでいよいよVRにしま
す！

VR 化
GoogleVR > Prefabs のこれを…

VR 化
ここに持っていきます

すると…

VR 化

できちゃいました！

VR 化
• このように Google VR SDK を使用するとVR 化する
ことは非常に簡単です
• ゲーム画面でオプションキーを押しながらマウスを
動かすと視点をぐるぐる動かすことができます

アニメーションを追加

アニメーション
• 今回使用したモデルではデフォルトで色々と用意さ
れています
• これを理解していくのもいいのですが今回は簡単な
ものを作ってみたいと思います

mecanim
• Unity でアニメーションを簡単にコントロールする
ことが出来るツールが mecanim です
• これを利用することで簡単にアニメーションどうし
の遷移などを簡単に制御することができます

作ってみよう！
• まずはじめに AnimatorController を作成します
• メニューの Assets > Create >
AnimatorController を選択すると今いるフォルダ
に作成されます。

• 作ったアニメーションコントローラはこんな感じ

• その上で右クリック

• 出てきたメニューの CreateState > Empty

• 新しいステートができました

• Wait という名前をつけておきました

• もう一つ作成しておきましょう

• こっちは Walk にしておきました

• アニメーションアタッチのためにここをクリック

• 左上の方にメニューが出てきます

• 今回は idle を選択しましょう

• もう一つの方は walk を設定しておきます

ステートマシン
• これら一つ一つをステートとして扱い、それにより
アニメーションの状態を管理します
• あくまでアニメーションの状態の管理をするもので
あり、モデルの状態を管理するものではありません

ステートマシン
• ステートが切り替わる条件などをこのアニメーショ
ンコントローラへ書いておきます
• それによりスクリプトから簡単に制御することがで
きます

ステート遷移
• 関係性を作るために右クリック

ステート遷移
• 出てきた Make Transition をクリック

ステート遷移
• それを上のステートにつなげるとこうなります

ステート遷移
• 反対方向もやっておきましょう

アニメーションの適用
作成したコントローラをモデルへ適用します

これを

ここに

適用できました

ステート制御
• ステートが勝手に切り替わってくれるようになりま
した
• 次はこのステートの切り替わりを制御しましょう

パラメータ作成
• 制御するためのパラメータを作成しましょう

• ここをクリックします

• こうなるので + ボタンを押します

• 今回は時間をトリガーにしたいので float にしま
す

• 作ったパラメータには適当に名前をつけましょう

• ついでにパラメータを設定するとこうなります

パラメータ適用
• 作成したパラメータを設定しましょう

• 矢印をクリックするとこうなります

• 右側の inspector というところに情報が出ます

• ここが遷移条件になります

• + ボタンを押すとさっき作ったものが適用されます

• ここで以上、以下、等しい、等しくないを選び

• ここに条件となる数値を入れます

• 今回は 2 より大きいという値を設定します

• 反対の矢印も似たように設定します

ステート制御
• これでとりあえずステート制御の準備が整いました
• 後はスクリプトを作成し、作成したパラメータを変
更してあげるとアニメーションがそのパラメータに
従い動作します

スクリプト作成
適当なフォルダで
右クリック

適当な名前をつけておきましょう

ダブルクリック

MonoDevelop が開きます

とりあえずこういう
感じになります

作ったパラメータを指定

時間を進めて
パラメータへ設定

スクリプト適用
出来たスクリプトをアタッチします

これを

ここに

これでアタッチが出来ました！

動かしてみよう

アニメーションはしたけど…
• その場で足踏みしかしてくれませんね
• これではせっかくVRにしても前しか見る場所があり
ません
• なので自分の周りを回ってもらいましょう

モデルを動かす
• ターゲットとしてカメラを使用する
• その周りを歩きのアニメーションの時に移動
• 待機のアニメーションのときは止まる
• というスクリプトの作成

先程作ったこれを…

こうします！

public で変数を宣言すると 
inspector に表示されます

回転変数の初期設定

歩きアニメーションの間 
一定速度で動かす

周りを回る予定なので
モデルの向きを変えます

回転させるときは
ここをクリック

球体が出てきてモデルを
回せるようになります

今回は進行方向に向けて 
y軸を回転させました

y軸を回転させたいときは 
緑の線をドラッグ！

先程作成した
publicな変数がこちら

ここにターゲット予定の
カメラを持っていくと

こんな感じになります

動かしてみましょう！

• 今回はちょっと条件等が雑なので動きに少しおかし
い部分もあります
• しかし簡単なスクリプトでここまで動かせるのが
Unity の強みだと思います

実機で動かす

ビルド
• ここまで作ったけどせっかくなら実機で試してみた
いですよね？
• なので Android や iOS でのビルド方法について説
明します。

Android

Androidフロー
• プラットフォームを切り替える（時間かかります）
• プラットフォームの設定
• ビルド

• File > Build Setting
Android
プラットフォームを切り替える

Android
• 切替時にプラットフォーム用のライブラリ導入につ
いて聞かれます

Android
プラットフォームの設定

Android
• 画面向きの設定をランドスケープレフトにする

• APILevelを19以上に設定
• Bundle Identifierを設定
Android

Android
ビルド（APK出力）
デバッグKEYで
ビルドする場合ONに

Android
ビルド（APK出力）
• 注意点
• Android Studio2.3
• 必要なtoolsが足りないため
• コマンドラインツールのみ入手するよりtools
を入手

iOS

iOSフロー
• プラットフォームを切り替える（時間かかります）
• プラットフォームの設定
• XCODEプロジェクトの吐き出し
• ビルド（時間かかります）

iOS

iOS
• 切替時にプラットフォーム用のライブラリ導入につ
いて聞かれます

iOS

iOS
• 画面向きの設定をランドスケープレフトにする

iOS
XCODEプロジェクトの吐き出し

iOS
ビルド
• XCODEで開いてビルドをする

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