4. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
技術にDeep Diveする話しではないです
DeNAの次世代インフラの”構想”のお話です
⁃ 妄想ではなく絶賛取組中です
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5. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
どうしてオンプレの環境が必要なの?
AWSでいいのでは?
本題の前に、
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6. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
AWSはとてもいいサービス
データを社外に出したくない?
クラウドは不安?
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自分がスタートアップ始めたら、まず使うと思います
海外でサービスローンチしたい
初期投資抑えたい、でもサービスヒット時にはしっかりスケールさせた
い
そんなこと言うひと、
もうあまりいませんよね
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ネックは?
コストです
OPEXで考えれば、、、、
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全く無視出来ないコスト差があるので、
DeNAでは当面オンプレが主力です。
考えても、
ペイしません。
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サーバ運用とネットワーク運用の統合
取り組みたいこと、その1
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9. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
DeNA IT基盤部の体制
IT基盤部
Network G 1G 2G
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他部門
依頼
依頼
依頼
依頼
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これでも運用できるけど、
スピード感高める為に、
⁃ Network担当ヘの“依頼業務”をなくしたい
⁃ アプリケーション、サーバ、ネットワーク one stopで対応出来る人
材増やしたい
• 敷居が高い? そんなことはない
• 会社、個人のキャリアパス双方にwin/winのはず
どうやる?
⁃ SDN、LBaaS/FWaaSの活用
⁃ LinuxベースのネットワークOSの導入
• 必然的にwhite box switchの導入になる
• 従来のアプライアンス機比でコストダウンも狙えるかもしれない
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サーバ管理者にとってのメリット
SDN、LBaaS/FWaaS
⁃ VLAN作成、Network ACL設定の敷居を下げてくれる
⁃ ロードバランサー設定の敷居を下げてくれる
• DeNAでは実現済
⁃ NAT設定の敷居を下げてくれる
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LinuxベースのネットワークOS
⁃ Configuration管理がサーバと一元化できる
• By chef、ansible、pupetなど
• アカウントをLDAP,ADで管理など
⁃ トラブルシューティングのとっかかり敷居を下げてくれる
• 慣れ親しんだLinuxコマンド
• Scriptさくっと書いて障害調査
AWS likeはGood
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ということで、
BigSwitch
Cumulus Linux
White box switch
HAProxy,BIG-IP,NetScaler
こんなところを(今は)具体的に考えています。
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13. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ストレージサービス
取組みたいこと、その2
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14. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
仮想環境での運用上の課題
再セットアップして追加
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VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM
VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM VM
・・・
✖
✖
VM VM VM VM VM VM
1hostに大量のguestを積んでいると、
これが非常に面倒くさい。。。
15. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
こうしてなくしたい
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VM VM VMVM VM VM
✖
Servers
Storage pool
再構築作業自体なくなる
可用性もN+1で済む
Guestのイメージと重要なデータを配置
VM VM VM
16. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
ということで、
Ceph使えればと思ってます
⁃ 実は性能はそこまで求めてない
⁃ IO incentiveはmysqlくらい。そこは外してスタートかも
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17. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
仮想サーバの性能アップ
取組みたいこと、その3
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18. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
DeNAではハードウェアリソースの有効活用を追求
通常VM単位で分けそうなケースでもプロセス単位で運用
⁃ ゲーム用WAFは1つのappサーバで複数ゲームに対応
⁃ mysql,memcachedなどをマルチプロセスで管理
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VMによるOverheadを避ける
デメリットもなくはない。
例えばセキュリティ観点
運用担当のアクセス範囲を制限し難くなる
例えば運用観点
ポータビリティがない
コンテナで解決を?
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ということで、
Docker? 多分違いそう
⁃ アプリケーションコンテナよりOSコンテナがいいのかな、と思って
ます
• 運用を考えるとvm likeに扱えるメリットが大きそう
知識不足感が強く要リサーチです
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20. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
やっぱりOPENSTACKを使おうと思ってます
これらはそれぞれでも取り組めますが、
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21. Copyright (C) DeNA Co.,Ltd. All Rights Reserved.
単なるIaaSならなくてもいい
DeNAでは以前からインフラ管理をソフトウェア的に扱い、運用効率を
高めてきた
⁃ IaaSという発想は以前からあり、実践されている
代表例、mbgaclone。通称モバクロ
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