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Backlog 事例と情報を残す活動
株式会社ドリーム・アーツ
CT サービス本部 上谷
2024 年 09 月 07 日
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1. 自己紹介
2. Backlog 活用事例
3. 情報を残す活動とは
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1. 自己紹介
2. Backlog 活用事例
3. 情報を残す活動とは
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業務
利用ツール等
保有資格
自己紹介
職業
設計
実装
調査
Backlog
GitHub
M365
データベーススペシャリスト
プロジェクトマネージャ
SJCP
提案資料作り
顧客環境整備
特定案件保守、開発
DokuWiki
Mantis
Teams
システムエンジニア
Oracle Bronze
中学校教諭専修免許状 ( 数学 )
高等学校教諭専修免許状 ( 数学 )
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自己紹介
補足 資格はあるがあまり意味無く、 PM 経験も浅い ( 苦手 ) 。
施策を推進する責任者ではなく、担当者としての立場が多い。
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自己紹介
趣味 吹奏楽
ここ 6 年ほとんど活動していませんが、昨年 (2023 年 04 月 ) 、母校の高校で OB として出演しま
した。
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1. 自己紹介
2. Backlog 活用事例
3. 情報を残す活動とは
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Backlog 活用事例
事例を大別すると 4 つ
お客さんとのやり取り
a
b
c
社内に閉じた使い方
業務に直接関係ない情報
d 他システムとの連携
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既存システムの軽微な改修
a お客さんとのやり取り
プロジェクト概要
体制
概要
PM として顧客調整、プログラム設計、改修など
配下にメンバ 1 人の 2 人体制 ( 営業も別にいた )
期間 2 か月程度
工数 1 人月未満
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課題を使い質疑を行う。
メールは極力利用しない。
エクセルは利用しない。
設計書、議事録は wiki に記載し、お客さんには URL を案内する。
a お客さんとのやり取り
抵抗なくお客さんに利用してもらえた
ルール
結果 特に問題なく受け入れて貰えたよう。
質問があるとき、お客さん自身が課題登録してくれていた。
設計書の受け渡しも wiki でよさそうだった。
所感 たまたまお客さん自身いわゆる SIer であるので、抵抗なかったのかもしれない。
陰で営業の人が頑張ってくれていたのかもしれない。
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製品の上で動作するプラグインの開発
b 社内に閉じた使い方
プロジェクト概要
体制
概要
メンバ 3 名程度 ( 開発者以外含めると 10 名程度 )
開発者として参加
期間 3 か月程度 ( 提案含めると 1 年近く )
工数 10 人月程度 (3 か月の間の開発のみの工数 )
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相談したいこと
疑問点
不具合
b 社内に閉じた使い方
Backlog の利用方法
課題
W iki 議事録
仕様書
環境情報 他
課題はやり取りが発生するもの等を記載
Wiki は比較的変更頻度が低いものを記載
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検知したエラーを登録
エラーの影響調査などを追記
その他方針相談
b 社内に閉じた使い方
リリース後も利用継続中
課題
W iki 仕様書 ( 改修内容を記載 )
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エラー検知を通知してくれる部署が、自ら課題を登録し対応、連絡してくれる。
b 社内に閉じた使い方
リリース後も利用継続中
良い点
悪い点 やり取りが長引くことがある。
課題の登録は 2023 年 12 月 13 日
ころ
最後のコメントは 2024 年 05 月 31
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b 社内に閉じた使い方
工夫 - 課題のコメントが多い場合の解決策
課題に目次 ( コメントへのリンク ) を作る
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b 社内に閉じた使い方
工夫 – Wiki では複雑な図を表現できない
画像を貼り付ける
ER 図など複雑な図は画像を貼り付ける。併せて作成する元となったファイルも添付。
画像の元ファイル (.pu) を添付
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c 業務に直接関係ない情報
広島オフィスの情報をまとめた
個人的に始めた。 Wiki は比較的変わりにくい情報を記載。
ごみの捨て方
プリンタの設定
備品の場所
会議室の予約の仕方
議事録 ( 広島オフィス運用 )
Wiki
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c 業務に直接関係ない情報
広島オフィスの情報をまとめた
個人的に始めた。課題は日付に関係ある内容について利用。
オフィスのビルの維持管理業務
フリースペースの利用
社内外イベント
課題
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c 業務に直接関係ない情報
後に社内の別システムに移行
Backlog のアカウントを持っていない社員も居る、などの理由で弊社システムに移行
Backlog 弊社システム
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c 業務に直接関係ない情報
PMBOK 勉強会
社内勉強会で活用
勉強会の議論内容
運営側議事録
議論した内容
発表資料
Wiki
特別議論したいこと
勉強会主催側の議題
勉強会スケジュールの議論
課題
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d 他システムとの連携
作業項目管理改善 ( 保留 )
作業項目を管理するため Backlog を利用。自動で課題を作る仕組みを検討したが保留。
弊社システム
定期的に監視
参照
登録
Backlog に課題を自動登録
登録データがあれば Backlog に連携
データを登録
Backlog
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1. 自己紹介
2. Backlog 活用事例
3. 情報を残す活動とは
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情報を残す活動とは
説明
社内で有志数名が行っている活動。
公式にやっているわけでもなく、特別なプロジェクトがあるわけでもない。
具体的な活動は以下。主に Backlog を使う。
A
B
調査結果や議事録、仕様を残す
気づいたときに修正、削除
C 残し方を常に工夫する
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理由 後から確認できる状態を作るため。人の記憶に頼らない。余計な調査をしない。
A 調査結果や議事録、仕様を残す
具体例 ( 実行しているプロジェクトがある )
お客さん相手だと「そういうつもりで発言したわけではない」と後から覆されることも
あるが、残っていないことはもっと問題。
社内の打合せも残す。
議事録
なぜそういう仕様であるか、などを残す。
細かいプログラムの動作は残さない。 ( 正しい状態を維持できない )
仕様
誰もが後から確認できるように残す。
調査結果
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B 気付いたときに修正、削除
気付いたときに行う事が重要
完璧を目指すのではなく、 8,9 割程度正しい状態を維持する、というつもりで臨む。
少し誤っていても良い。完璧でなくてよい。
思想
後からやる、纏めてやるではなく、気付いたらすぐに行う。
間違っている、足りない、不要であると気づいたら修正、削除をすぐ行う。
間違った修正をしてしまってもよい。後で直せばよい。
通常 Wiki であれば履歴から修正内容が追えるので戻せる。
悪意ある人が意図的に誤った情報に更新する可能性は低い。
概要
理由
最新の状態を維持できていないと認識されてしまう方が危険。
参照もされなくなり、誰も更新しなくなる。
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C 残し方を常に工夫する
常に工夫することが大切
残し方は厳密な規則はなく、必要あれば変更してよい。
規則は明文化しない。規則より目的が大切
目的 ( 情報を残す ) を達成するために必要であれば残し方 ( 規則 ) は変えてよいという
思想。
概要
理由
この活動の目的は情報の残し方を統一するわけでも、残すこと自体でもなく、後で活用で
きる状態にする ( 不要な工数をかけない ) こと。
情報の残し方に拘らない。
情報を残し続けられれば良い。
思想
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CMMI の真似
CMMI を真似て考えていることを表現
CMMI とは組織のプロジェクトマネジメントの能力を 5 段階で評価する指標。
Capability Maturity Model Integration の略
CMMI
頭の中でこういうことを考えて活動しているということを表現するためのもの。
個人で考えた情報を残す活動の状態を評価する指標を掲載します。
他の人に強要するようなものではなく、こういった内容を意識して日々情報を残す活動
をしているということです。
単に CMMI を真似ているだけなので、厳密な定義となっておらず、完全な上位互換は
なく、矛盾もあると思います。
概要
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CMMI を真似た 6 段階
情報を残す状態を 6 段階で表す
Level 概要 備考
0 情報を残さない。
悪意がない場合、この状態にな
ることはまれ。
1 無法地帯。個人の PC や頭の中にのみあり、聞かれると出てくる。
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存在はする。残す ( 共有する ) かどうかは個人の裁量による。残
す場所もまちまちであり、規則は明確にはない。
この状態が多いのではないか。
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厳格な規則がありそれに従い残す。規則から外れたものは残らな
い。基本的には上からの指示 ( トップダウン ) で行われる。
一般的にはここに落ち着くので
はないか。
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各メンバが主体的に残す。残し方に問題あれば自発的に改善。規
則は存在するが変わることもある。通常ボトムアップ
ここを目指す。
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Level3 または Level4 の状態に加え、完璧な状態で情報が残され
る。
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最後に
自宅の床に落ちているごみを拾いますか?
調べたり、人に聞いたりして、必要がある、気になると感じたら残す。
誤っている情報に気付いたら直す。
役割を決め強制して行う活動ではなく、関係者全員で実施する活動。
情報を残す活動も同じだと考えている
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ご清聴ありがとうございました

Backlog事例と情報を残す活動。jbug広島#14 〜1人で解けないパズルは皆で解こうの会〜