学生と地域との連携によるシャレットワークショップー小田原のまちづくりデザインを考えるーA班プレゼン

1. 小田原シャレットワークショップ
〜最終発表 A班〜
東北大学大学院 松尾
/
大阪大学大学院 門田
広島大学 梶家
/
弘前大学 澤田
横浜市立大学 島田

2. 街道のある街

3. 小田原市
立地：神奈川県南西部
面積:113.8㎢
人口：194,401人(H26.5
推計人口）
高齢化率:25%(H25)
北から東に酒匂川が流れ、南には相模湾、
北西からのびる箱根山の裾野は市街地に多様な地形をもたらす。
酒匂川
相模湾
箱根山
nature
中心市街地
小田原駅

4. 小田原市
立地：神奈川県南西部
面積:113.8㎢
人口：194,401人(H26.5
推計人口）
高齢化率:25%(H25)
中心市街地
市街地には国道１号線が貫き、相模湾沿いには西湘バイパスが走る
鉄道は東海道新幹線をはじめ５社６路線が通り、都心へのアクセス性高い。
小田原駅
transportation
西湘バイパス
国道255
国道１号
東海道本線
東海道新幹線
国道・高速道路
鉄道

5. 城郭跡地
エリアごとに特色を持った魅力的な資源が点在
街の分析（資源）
駅前で楽しめる
地元料理
地域資源を売り出す
街角博物館
隙間から見える海
報徳神社の静寂さ

6. 分かりにくい町の構造
（三角形の町角が多い）
歩行導線が分かりにくい
駅前空間
道や方角、目的地の把握が難しいなど“分かりにくい”が多い
街の分析（課題）

7. 小田原の複雑さ
道路網の複雑さ
多極分散的な街の構造
歴史的背景から読み解く

8. 7c-
足柄峠越えの官道として東海道が整備され、宿場町が発生

9. 小田原城が築城され、城下町として甲州街道、東海道による軸線が明確化
城の防御のために複雑な道路網が形成
15c-

10. 明治２２年に小田原駅ができ、街道としての機能が消失
軸を失った小田原宿は衰退し、地区同士のつながりが希薄化
明治-現在

11. 江戸期になると地区ごとの役割が明確化
街道沿いであり、かつ城下町として発展を遂げる
17c-

12. 街道の軸性を再構築し、街を繋ぐ
Concept

13. Concept
軸を中心に面的広がりのあ
るネットワークを目指す
軸である街道を
再構築する
エリア同士の繋がり
が希薄
＝複雑さを増長
＝街に分かり易さを
付加
＝エリアごとの独自性を
生かしながらも繋がり
のある街へ

15. 街道のあるまち 小田原の軸としての甲州街道の再構築
街道の流れを繋ぐノード
街道を歩いてきたときに目に入る場所。
アーケードを取り外し、空き地を自由な交
流の場へ。低層部を町家風に設える提灯や
椅子で道の賑わいを演出
曲がり角に小広場をつくる

16. 現在
提案
空き店舗
○空き店舗は連担制
度を適用するなど、
自由度を高め、店舗
だけでなく、様々な
テナントが入るよう
にする。
○駅前の商業エリア
と差別化するために、
アトリエなどモノづ
くりの活動の受け皿
となるようにする
凡例
住宅
店舗
空き店舗
街道のあるまち 小田原の軸としての甲州街道の再構築
アトリエ
既存の建物を利用しながら、新しい価値を生み出す地域を目指す

17. アーケードをとりはずし、明るい通りとする
街道としてのしつらえを定めて
一体感をつくり軸線を感じさせる通りへ
提灯やいすで道の賑わいを演出
空き店舗の利用
街道のあるまち 小田原の軸としての甲州街道の再構築

18. 祭りの似合う空間をつくる
現在の国際通りでも、北條五代祭りで甲冑をきた
人々やみこしがにぎやかに通っていく。
多くの人が集まり、道を通る祭りの日は甲州街道
の軸線が最も強まる時期である。
普段
祝祭日
街道のあるまち 小田原の軸としての甲州街道の再構築

19. ありがとうございました。
街道のある街