12年11月13日実施．

1. 日本の自殺率を低下
させるには
スタディースキルセミナー４組
Aグループ

2. 目録
＊現状について
＊私たちの主張
＊反論
＊再反論
＊参考資料

3. 日本の自殺率の推移

4. 子供の自殺件数

5. 子供の自殺に焦点を絞る

6. 子供の自殺率を低下させるに
はどうしたらよいのか？

7. 『報道の仕方』
に着目！

8. 現在の報道の仕方
O 自殺が起こる
O ↓
O ワイドショーなど、ニュース番組などが
大きく放送
O ↓
Oいたずらな、自殺の誘
発

9. ウェルテル効果

10. ウェルテル効果とは
O マスメディアの自殺報道に影響されて自
殺が増えることを指す
O とくに若年層が自殺報道の影響を受けや
すい
O ゲーテの名著『若きウェルテルの悩み』
から由来

11. 自殺をした原因よりも
「したこと」に
注目が集まってしまう

12. 現在の報道の流れに反対！

13. ワイドショーやニュース番組
での取り上げ方の特徴
①引責自殺をセンセーショナルに報道
②極端な一般化
③過剰な報道
④ありきたりのコメント
⑤短期間の集中的な報道
⑥自殺の手段を詳しく報道
⑦メンタルヘルスが十分でない
⑧危機を乗り越えるための具体的な対処
の仕方を示さない

14. 自殺した子供の背景などについ
て、一切触れられていない
→自殺した事実だけがひとり歩き

15. 自殺報道賛成するならば
・メディアによる多大な放送
↓
・加害者(いじめた側)の個人情報などが広ま
る
↓
・いじめがあるという
こと
を知ってもらえる

17. しかし・・・

18. 現在の自殺報道に反対！

19. 報道されるのは
加害者だけではない！

20. 理由
O 被害者(いじめを受けた側)やそ
の家族の個人情報が広がってし
まう
↓
O 結果、被害者側が二重被害を被
る

21. 例 大津いじめ自殺事件
O いじめの様子が克明に放送される
O 自殺方法を詳しく報道
O 自殺直前の様子などについても詳しく報道
→残された被害者家族
を
二重に傷つける
だけ

22. 解決策

23. 自殺報道のあり方
１）やるべきこと
・自殺に代わる手段（alternative）を強調す
る。
・ヘルプラインや地域の支援機関を紹介す
る。
・自殺が未遂に終わった場合の身体的ダ
メージ（脳障害、麻痺等）について記述す
る。

24. 自殺報道のあり方
２）避けるべきこと
・写真や遺書を公表しない。
・使用された自殺手段の詳細を報道しな
い。
・自殺の理由を単純化して報道しない。
・自殺の美化やセンセーショナルな報道を
避ける。
・宗教的、文化的固定観念を用いて報道し
ない。

25. 参考資料
O 自殺統計（警察庁リンク）―内閣府
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/H22jisatsuno
gaiyou.pdf
O いじめ報道によるいじめに対する関心の高まり
http://research.goo.ne.jp/database/data/000388/
O 「自殺を予防する自殺事例報道のあり方につい
て」のWHO勧告
http://www.lifelink.or.jp/hp/Library/jisatsuhoudou_
who.pdf