freee 株式会社

freee API のプロダクトマネジメント

2020.02.05
EC、ロボティクスによる物流、検索エンジンのプロダ
クトマネジメントを経験した後、freeeでPublic API、
銀行やクレジットカードなどの他のアプリケーション
との連携を行うエリアのプロダクトマネジメントに従
事。



週末はサッカーコーチ、審判で走り回る日々。

Hayato Mizukami
水上 勇人

freee株式会社 Product Manager

2
学生時代に、ロボット制御の開発を担当。オンライ
ン決済サービス、マーケティングツールの開発を経
て、freeeでPublic APIの開発を担当。



2020年は、ブロックチェーンを活用したプロダクトを
生み出すことが目標。

Ryo Hashimoto
橋本 涼

freee株式会社 Engineer

3
01 freee API登場人物

4
Section
あらゆるシステムが自動でつながるプラットフォーム

freee APIプロダクトビジョン

外部連携をユーザーが当たり前につかう。拡張性でfreeeが選ばれる



1. 開発者に選ばれる・誰でも開発できる

2. アプリストアを中心とした連携ソリューションの提供




 freee Developer Community

API仕様公開

freeeアプリストア

freee拡張機能

ユーザーニーズを幅広く解決していくために、さまざまなサービスとのAPIでの連携
は必須
ユーザーの課題と、開発者・サービス提供者からのソリューションをマッチン
グするプラットフォーム
開発者
アプリユーザ
このソリューション、freeeのAPI開発でつくれるんです
1. 開発者に選ばれる・誰でも開発できる

こんな世界

私、開発マネージャでチームメンバーの勤怠管理が必要でメンバーにもれなく入力してもらって週次、
月次で最終チェックするんです。それはまあ、大変で。

打刻や入力漏れ多すぎ問題。10名前後のチームですけど、皆だいたい入力してくれないんですよ。
で、個別にチャットして確認とった後にまとめて入れてくれるんですが、すべて同じ時間に出勤、退勤
してるんですね。ちゃんと思い出して全部入れるの無理だしね。

それで思いついたのが、メンバーはスマホが社内WIFIにつながったら勤怠打刻ができて、私は変更
通知が静かにうけとれたら嬉しいなって。だれが入力していないかがすぐわかる。freeeにログインし
なくても状況わかるんです。これを作ってトライアルをしました。そしたら入力漏れがなくなり、その確
認とコミュニケーションもなくなり定型業務がだいぶ効率化して、エンジニアリングマネージャとして本
来の役割の、よりよいテクニカルデザインを考えるほうに時間を使えるんですよね。
開発者
2. アプリストアを中心とした連携ソリューションの提供

こんな世界

私、プロダクトマネージャをしているのですが、7人のチームメンバーの経費申請のチェックと承認を担
当しているんです。それはまあ、大変で。

申請タイミングがバラバラなんですよ、そして数が多い。で、個別にチャットして確認とった後に差し戻
して訂正をお願いするとしばらく滞留。いつ戻ってくるのかわからなくて、忘れるんです。ログインする
のもメールをしっかり全部見るのも面倒だしね。

それで思いついたのが、経費申請の依頼をうけて、承認をぜんぶSlackでできたら嬉しいなって。やり
とりもSlack上で完結する。freeeにログインしなくても添付ファイルも見れてめくら承認もない。そしたら
定型業務がだいぶ効率化して、プロダクトマネージャとして本来の役割の、よりよいテクニカルデザイ
ンを考えるほうに時間を使えるんですよね。
このソリューション、freeeのアプリストアにあるんです
アプリユーザ
9
freee APIプロダクト戦略

誰に対してどのような価値を提供していくのか

開発者
アプリユーザ
APIを利用して容易にfreeeを拡張していくことができる



● すぐ試せるAPIでfreeeをパワーアップするアプリがすぐ作れる

○ 使いたいAPIがそろっている

○ 主要言語のSDKでジャンプスタート

● GAPなく、Webにない機能まで

○ Public APIでないとできないことがある

○ 会計freee、人事労務freee Web/Mobileで実現できていることはPublic
APIでもできるように







アプリおよび連携を通じたfreeeの拡張性で業務効率化ができる



● すぐみつかる、試せるアプリでfreeeをパワーアップ

○ 特定の業務で困っている、課題がある

■ キーワードやカテゴリで探す、レコメンデーションでみつかる

○ すでに使っている他のSaaSがある





10
freee API ステークホルダーとタッチポイント

freee platform(アカウント, セキュリティ,データ, ...)
アプリユーザ
開発者

freee APIをつかって
アプリケーションをつくる
アプリケーションをつ
かう
APIをつかうための情報をあつめる
アプリストアで選ぶ
アプリユーザに必
要な情報渡す
Web/Mobileアプリ
ケーション
Public API
アプリに必要な情報をわたす
アプリストア
Client ID
Secret取得
11
freee API 要件の流れとステークホルダー

freee技術基盤・技術動向
(Strategic) パートナーシップ、アライアンス
freee プロダクトロードマップ
ユーザーフィードバック
ユーザーリクエスト
freee外

パートナー、事業開発

freee & API team

freee API ユーザ(開発者)

freeeアプリユーザ 

技術動向
法制
freee API
マジ価値アイディア
マジ価値アイディア
アプリユーザ、開発者
02 freee API teamはユーザー課題や要
件をどう解決しようとしているのか

12
Section
freee API product management

多くの関係者、多くの要件をどう整理してプロダクト開発していくか

Backlog(やることリスト)の管理からリリースまで
14
Public API関連要件、カテゴリ別分類

リクエストオーナーがカテゴリ別に入れて、順位も提案(One list:優先順位あり)

App store
 freee add-on

APIs

(new/improve)

Platform

(SDK, Performance,
Security, Stability)

Happy
 One list

#1
 #1
 #1
 #1
 #1
 Growth A

#2
 #2
 #2
 #2
 #2
 freee add-on A

#3
 #3
 #3
 #3
 #3
 APIs A

#4
 #4
 #4
 #4
 #4
 Happy A

#5
 #5
 #5
 #5
 #5
 Happy B

各リクエストは”ユーザーストーリー”で表現されている
WHO, WHAT, WHYでユーザーストーリーを書く

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WHYは粗いPriorityつけに役に立ち、第三者がみてもわかるように書いておくと話がはやい&混乱が減る。言い換え
ると、WHYが弱い=Priorityがつかない。

● WHO:経費申請支払い業務担当者

● What:経費申請一覧の取得時に、申請者情報を取得したい(現状はAPI経由で取得できない)

● Why:申請者別の申請一覧を取得して申請者別にチェックをしたいため。月次で申請者別に申請とステー
タスをチェック、支払いや再提出依頼などの管理をしている。



● WHO:私

● What:XYZのAPIが欲しい

● Why:現状未対応なため



シンプルに書こう、現状の課題やGAPを語ろう
16
OKR & Vision

OKRやProduct VISION, Roadmapを加味して整理していく

Objective

目標

Key Result

成果指標

Key Result

成果指標

Key Result

成果指標

Objective

目標

Key Result

成果指標

Key Result

成果指標

Objective

目標

Key Result

成果指標

Key Result

成果指標

Objective

目標

Key Result

成果指標

Key Result

成果指標

Product Vision
企業

チーム

1. アプリストアを中心とした連携ソ
リューションの提供

2. 開発者に選ばれる・誰でも開発でき
る

OKR(年間、4半期)
Product Roadmap
定性
定量
機能やプロジェクトなど大きな固まりで
の優先順位

17
一つの優先順位のついたリストを作成する

One listを作成し、Sprint planningに向けて要件をクリアにしていく

App store
 freee add-on

APIs

(new/improve)

Platform

(SDK, Performance,
Security, Stability)

Happy
 One list

#1
 #1
 #1
 #1
 #1
 Happy A

#2
 #2
 #2
 #2
 #2
 APIs A

#3
 #3
 #3
 #3
 #3
 Happy B

#4
 #4
 #4
 #4
 #4
 freee add-on A

#5
 #5
 #5
 #5
 #5
 Growth A

OKRやProduct Vision、Roadmapを加味して整理していく
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開発プロセスをザックリと





リクエスト
~リクエストする先は一か所、ストーリーで~
[ユーザーストーリー]
誰が何できる、何のために?
◯ 申請
◯ 承認
◯ 登録
◯ 申請
✕ 承認
✕ 登録
◯ 申請
◯ 承認
✕ 登録
1
開発
~然るべきプロセスを経て~
[優先順位順に]
細分化されたこのストーリーで
やることは何?、やらないことは?
3
リリース
~必ずレビュー、プロダクトデモも~
正常に動くもの?品質OK?
4
優先順位更新
~定期的に複数の要素を加味して~
どのストーリーから先に?
不具合、緊急対応がきたら?
2
リクエストは随時受付、大きなストーリーの固まりの優先順位は2週ごと、詳細化されたストー
リーは週次で新規開発着手アイテムが更新->実装->リリースされていく

プランニング

レトロスペクティブ

03 最近のHOT TOPIC

19
Section
Developer first WoW

freee APIが初めてのエンジニアの方へ!クイックスタートできますよ

スタートガイドとAPIリファレンスであっという間にAPIコールまで
21
Developer first WoW

最初のAPI callまでをシンプルに、ものすごく早く 

APIの利用に必要な情報を3クリック、10分で取得
freeeアカウント・開発用テスト事業所・開発用テストアプリの作成をまとめて
APIコールが可能なAPIリファレンス
上記の開発により、さらに簡単・はやくAPIコールができる世界へ
22
ノーコードでのfreee API連携

サービス連携がブラウザから作れる世の中へ
zapierを使うと、Triggerと通知方法の選択で簡易通知ツールをつくれます

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ノーコードでのfreee API連携

zapierを使うと、Triggerと通知方法の選択で簡易通知ツールをつくれます

会計freeeで新しい収入明細(入金)が作成されたら
会計freeeで新しい未確定取引が作成されたら
メールする、Slackする、LINEする、GoogleSpreadsheetに行追加する
「こうなったら、こうする」をウェブブラウザで
経費申請の承認待ちリスト(前日23時時点)が承認者の”カレンダー”に合計
件数、申請名、申請者とURLがまとまって15分の予定で登録されている。
承認者は、帰る前に申請のチェックと承認をまとめて実施。
こんなしくみ、freeeのAPIで作れる日が
ワークフローAPI&通知(Webhook)

経費精算の申請に加え、各種申請や経費精算の申請や承認もできるように

25
ワークフローAPI&通知(Webhook)

経費精算の申請に加え、各種申請や経費精算、支払い依頼の申請や承認もできるように

各種申請の申請と承認
申請に必要となる申請経路の取得の取得
支払い依頼の申請と承認
Webhookによる新規申請通知、承認ステータス変更通知など
経費精算の承認
Webhook
ウェブフック

27
これからのfreee API連携

freee Web/Mobileアプリ
Webhook通知
経費精算 新規申請
28
これからのfreee API連携

freee
何度もfreee API をcall する
経費精算 新規申請
Web/Mobileアプリ
29
これからのfreee API連携

freee Web/Mobileアプリ
Webhook通知
経費精算 新規申請
ユースケース
経費精算の問題

31
申請者 承認者
32
Google カレンダーと連携

33
申請者が経費精算の申請

申請者
34
承認者のGoogleカレンダー

承認者
35
承認者のGoogleカレンダー

承認者
36
承認者が経費精算を承認

承認者
37
Google カレンダーに予定を入れる

Webhook通知
Web/Mobileアプリ
Webhook開発
39
設定画面

Webhook通知用のアクションとURLを設定



40
開発に便利なツール

41
開発に便利なツール

https://1234.ngrok.io
 http://localhost:3000

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セキュリティ

● リクエストヘッダーに共有トークンを追加



● リクエストヘッダーにリクエスト毎に異なるシグネチャを追加

こちらを採用
04 freee APIのマジ価値をより早く産み
出すために

43
Section
2つのお願い

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API開発者インタビュー参加のお願い

freee APIをさらに良いものにしていくために、一般的なAPI開発に関するインタビューに参加
いただける方を募集しています。



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APIマジ価値フィードバックグループ参加のお願い

freee APIをさらに良いものにしていくために、継続的にフィードバックや意見交換に参加いた
だける方を募集しています。

1)ユーザーストーリーとニーズ



ユーザーストーリーとそのニーズをクリアにして
いくための場

● 誰が何をできるのか

● なぜ必要なのか(これがなくて何が起きてい
るのか、ないと何が起きるのか)

2)ユーザーストーリーの分 割や詳
細化



ユーザーストーリーの”なぜ”、”実は”、の部分を
より詳細な背景も合わせて共有して話せる場

3)新API設計完了時のレビュー



SwaggerベースのSpecを 共 有 させていただき、
フィードバックをいただく

47
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API開発者インタビュー APIフィードバックグループ
スモールビジネスを、

世界の主役に。

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