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トリーズの
高木芳徳
(東京大学
非常勤講師)
• 基礎編(6マス利用)
– ワンポイント自己紹介(WhyとHow)
– 場面メモ
– 場面メモ+感想メモ
• 応用編(希望者。9マス利用)
– 場面メモx2+感想メモ
• 上級編(中学受験者想定)
– 論説文の要約のコツ(感想文)
2
読書感想文 = あらすじ + 感想
読書感想文
• 感想を書く
• あらすじを書く
• 起承転結
読書感想説明文
• 感想を伝達する
• 伝達に必要な分、
本の内容を要約する
• Why(なぜ?)と
How (どれくらい?)
4
起承転結は文章術ではなく、五言絶句という
わずか20字の漢詩を作る際のテクニック
今日やること
• 「自分の感想までの階段を作る!」
• Why(なぜ、そうなる)?と
How xx(どれくらい)
• の繰り返し
7
Why
How xx
Why
How xx
Why How xx
↑ How much, How far, How big…
How
どのくらい
登場人物の
気持ち
Why
なぜ?
How
どのくらい
感想
Why
なぜ?
自分の意見表明本の対応部分の要約
メ
リ
ッ
ト
トリーズの9画面法で読書感想文の骨子を作ろう
・要素②
学ぶこと①
要素①
本から触発された「感
想」と「対象となる本の
場面」を一致させよう
要素③
・Why/What/How
・入力→処理→出力
・状況→気持ち→言動
・自分の感想
・対比構造
・感想の裏に体験/
自分ならどうする?
学ぶこと② 学ぶこと③
・サビ=心情変化
・文章要約6画面
・中学受験の問題文
(過去問)
学
ぶ
こ
と
具
体
的
手
段
本
日
の
内
容(
基
礎
編)
ワンポイント自己紹介
と場面メモ
気持ちのWhyとHowを
意識すると自分が紹
介したいものが伝わり
やすくなる
書感6画面 読書感想9画面
必要なあらすじを補充
し1200字にするため
のメモが残せる
と、裏ワザ
ワーク:ワンポイント自己紹介
Why-What-Howに分割
• まず、中段(What)の欄に、
自分が好きなモノ/コトを書いて下さい
• 上段(Why)の欄に、なぜ
それが好きか書いて下さい
• 下段(How)にそれをどれくらい好きか
自分の「行動の列挙」で示して下さい
このスライド作っている時も飲んでました。 他にもWhyに「安い」、Howのためクエン酸と重曹持参もあり 27
What(なに)?
How xx(どれくらい)?
Why(なぜ)?
炭酸水
(を飲む)
・シュワーっとして
気持ちいい
・カロリー0
・身体にもいい
・毎日1杯は飲む
・自分で作る
・クエン酸と重曹を薬
局で500gずつ購入
34
登場人物の気持ちとWhyとHow探し
• 登場人物の気持ちを場面ごとに
– Why : なぜ、そうなったのか?(状況)
– 人物の気持ち
– How : どれくらいそうなのか?
気持ちの結果どうした?(言動=言葉や行動)
• を「縦3マス」で説明できるWhyとHowを探す
– 「探す順」 は「説明する順」と同じでなくてよい
• 昔 昔 浦島は
助けた亀に連れられて
龍宮城へ来て見れば
絵にもかけない美しさ なぜ
乙姫様のごちそうに なぜ
タイやヒラメの舞い踊り なぜ
ただ珍しくおもしろく 気持ち
月日のたつのも夢の中 どれくらい
遊びにあきて気がついて
お暇(いとま)ごいもそこそこに
帰る途中の楽しみは
みやげにもらった玉手箱
帰って見れば こは如何に
元居た家も村も無く
道に行きあう人々は
顔も知らない者ばかり
心細さにフタとれば
あけて悔しき玉手箱
中からぱっと白煙
たちまち太郎はお爺さん
39
珍しい、おもしろい
・月日のたつのも夢
の中
・竜宮城の美しさ
・乙姫様のごちそう
・タイやヒラメの舞い踊り
○人物の気持ち
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
• 中段の欄に登場人物の気持ち
• 下段(How)にその気持ちの「度合い」を
示す登場人物の言動
• 上段(Why)の欄には登場人物がその気
持ちになった背景・理由
43
▽How(どうした)?▽How(どうした)? ▽How(どうした)?
○人物の気持ち
△Why(なぜ)?
○人物の気持ち
△Why(なぜ)?
○人物の気持ち
△Why(なぜ)?
54
(遊びに)あきた
& 気づいた
・帰りのアイサツもそこ
そこに帰ることにした
・竜宮城の美しさ
・乙姫様のごちそう
・タイやヒラメの舞い踊り
がそのまま続いた
○人物の気持ち
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
珍しい、おもしろい
・月日のたつのも夢
の中
・竜宮城の美しさ
・乙姫様のごちそう
・タイやヒラメの舞い踊り
○人物の気持ち
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
○人物の気持ち
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
浦島太郎は心細く
なった。
・(開けることを禁じら
れていた)玉手箱を
開けてしまうほど
・場所は同じなのに、自
宅も村も無い
・見覚えのある人が居な
い
日常からかけ離れた話だが、WhyとHowの描写があるから話が成り立つ
69
自分の読書感想にもWhyとHowを
• では、感想メモを作っていきましょう
• 先ほど作った「場面メモ」も活用
– 他の人の「場面メモ」を写させてもらってもよい
• 本(orメモ)を読んで思った「自分の気持ち」を中段に
– その上段に「Why:なぜそう思ったか?」
• 自分自身の体験が絡むと◎
– 下段に「How:自分だったらどうするか?」
• 自分が登場人物の立場だったら・・・(想像)
• 自分はこの実際の世界で・・・(行動変容)
70
感想メモと、場面メモ
• 方法1:感想メモ→合う場面メモを選択
– 1)感想メモを書く
– 2)書いた感想メモに一番近い場面メモを選ぶ
• 方法2:場面メモを選択→感想づくり
– 1)最も印象に残った場面メモを選ぶ
– 2)そこから感想メモを作る
方法1の方が後が楽(場面を複数選べる)
書感6画面(物語文: トロッコ)
①考えや感想
②↓と考えた理由・背景
③自分ならこうする
・これからは、ピンチの際に
は、きちんと周囲に相談する
・予備のお金は常に持つ
・親には電話する
・自分も、幼稚園の時、き
ちんと状況を確認せず、
連絡もせず暗い中を一人
で帰り、親をとても心配さ
せたことを思い出しました。
・2駅先のスイミングに通って
いた。財布を無くした
・車で通った道だったが歩
くのは初で内心怖かった
・だが涙はこらえた
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
○人物の気持ち
(場面) (感想)
人物の気持ち
How xx(どれくらい)?
Why(なぜ)?
・取ってつけたようなおじぎ
・菓子包みを放り出す
・板草履を脱ぎ捨てる
:
・一瞬呆気にとられた
・泣いている場合ではなく
自力で帰らなければ
・命さえ助かれば・・・
・土工は泊まり先があり
今日帰らないことが判明
・経験の3~4倍距離を
独力で帰る必要
・あたりは暗くなる一方
対応する場面メモを
選択して対応付ける
この6マスのメモがあ
れば、読書感想文書
きはバッチリ!
(あとで)
書感6画面(物語文: トロッコ)
①考えや感想
②↓と考えた理由・背景
③自分ならこうする
・これからは、ピンチの際に
は、きちんと周囲に相談する
・予備のお金は常に持つ
・親には電話する
・自分も、幼稚園の時、き
ちんと状況を確認せず、
連絡もせず暗い中を一人
で帰り、親をとても心配さ
せたことを思い出しました。
・2駅先のスイミングに通って
いた。財布を無くした
・車で通った道だったが歩
くのは初で内心怖かった
・だが涙はこらえた
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
○人物の気持ち
(場面) (感想)
人物の気持ち
How xx(どれくらい)?
Why(なぜ)?
・取ってつけたようなおじぎ
・菓子包みを放り出す
・板草履を脱ぎ捨てる
:
・一瞬呆気にとられた
・泣いている場合ではなく
自力で帰らなければ
・命さえ助かれば・・・
・土工は泊まり先があり
今日帰らないことが判明
・経験の3~4倍距離を
独力で帰る必要
・あたりは暗くなる一方
方
法
1
と
同
様
、
感
想
の
Why
と
How
を
書
く
方法2:
場面メモを選択→感想づくり
1)最も印象に残った場面メモを選ぶ
2)そこから感想メモを作る
方法2 ① 「感想をWhyとHowで説明」
(方法1とほぼ同じ)
1)印象に残った場面にたいして
持った感想を右マスに書く
2)その感想を持った理由を、
自分のこれまでの思い出から
理由となる場面を探す
3)自分ならこうする
パターン1:自分のこれからの生活で
この本からの学びをもとに
何か行動を変化することを宣言
パターン2:本の中の状況下で
自分ならどうしたかを考えて提案
書感6画面(物語文: トロッコ)
①考えや感想
②↓と考えた理由・背景
③自分ならこうする
・これからは、ピンチの際に
は、きちんと周囲に相談する
・予備のお金は常に持つ
・親には電話する
・自分も、幼稚園の時、き
ちんと状況を確認せず、
連絡もせず暗い中を一人
で帰り、親をとても心配さ
せたことを思い出しました。
・2駅先のスイミングに通って
いた。財布を無くした
・車で通った道だったが歩
くのは初で内心怖かった
・だが涙はこらえた
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
○人物の気持ち
(場面) (感想)
人物の気持ち
How xx(どれくらい)?
Why(なぜ)?
・取ってつけたようなおじぎ
・菓子包みを放り出す
・板草履を脱ぎ捨てる
:
・一瞬呆気にとられた
・泣いている場合ではなく
自力で帰らなければ
・命さえ助かれば・・・
・土工は泊まり先があり
今日帰らないことが判明
・経験の3~4倍距離を
独力で帰る必要
・あたりは暗くなる一方
似
た
体
験
→
そ
の
時
の
気
持
ち
→
自
分
な
ら
方法2:
場面メモを選択→感想づくり
1)最も印象に残った場面メモを選ぶ
2)そこから感想メモを作る
方法2②「場面連想型」
1)印象に残った場面と
自分に似た経験を思い出す
2)その時の気持ちを思い出す
(可能なら、本の人物の気持ちと
寄り添う)
3)自分ならこうする(同じ)
パターン1:自分のこれからの生活で
この本からの学びをもとに
何か行動を変化することを宣言
パターン2:本の中の状況下で
自分ならどうしたかを考えて提案
書感6画面(物語文: トロッコ)
①考えや感想
②↓と考えた理由・背景
③自分ならこうする
・これからは、ピンチの際に
は、きちんと周囲に相談する
・予備のお金は常に持つ
・親には電話する
・子供のうちは連絡が取
れないと親が心配する
・ピンチの時には頭が働
かない
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
○人物の気持ち
(場面) (感想)
人物の気持ち
How xx(どれくらい)?
Why(なぜ)?
・取ってつけたようなおじぎ
・菓子包みを放り出す
・板草履を脱ぎ捨てる
:
・一瞬呆気にとられた
・泣いている場合ではなく
自力で帰らなければ
・命さえ助かれば・・・
・土工は泊まり先があり
今日帰らないことが判明
・経験の3~4倍距離を
独力で帰る必要
・あたりは暗くなる一方
な
ぜ
か
?
←
な
ぜ
か
?
←
行
動
提
案
方法2:
場面メモを選択→感想づくり
1)最も印象に残った場面メモを選ぶ
2)そこから感想メモを作る
方法2③「行動案→なぜなぜ型」
1)自分ならこうする
パターン1:自分のこれからの生活で
この本からの学びをもとに
何か行動を変化することを宣言
パターン2:本の中の状況下で
自分ならどうしたかを考えて提案
2)上記の行動案がなぜよいと思った
のか?自分の気持ちを問うてみる
3)自分がなぜそのような気持ちに
なったのか?自分の思い出の中から
理由となる出来事を探す
・自分も、幼稚園の時、き
ちんと状況を確認せず、
連絡もせず暗い中を一人
で帰り、親をとても心配さ
せたことを思い出しました。
83
「教え合い」は「学び合い」
• では、この段階で、自分の感想について
お互いに2人組で話し合ってみましょう
まず、印象に残った場面を話し、
Why→気持ち→How)
次に、自分の感想を話します
背景→感想→自分なら
6マスを約200字ず
つ=1200字
• 後半から下書き(目標600字)
– 自分の感想に共感を持たせる下地
として感想の理由(Why)をしっかり
– 自分の感想本体
– その感想の度合いを示す「行動(宣
言)」を書く
• 後半の長さに合わせて前半部に対応
する場面の要約を書く (400~800字)
86
下書きから
原稿用紙に清書
• 約1200字準備して、原稿用紙に書く。
• 場面の要約 → 自分の感想本体
– 小技「一番印象に残った登場人物のセリフ
から始める」
• 1200字に足りないときの方法
– 正攻法、小技、大技
87
場面の要約
感想本体
1200字に足りない
ときの方法
• 正攻法:感想メモを1~2個追加する
– “パラグラフライティング”(既存)
• 小技「本を選んだ理由を書く」
• 大技(受験にも役立つ)
「もう1つの場面メモを加え、対比して、
登場人物の単体の“気持ち”ではなく
“心情変化”にして人物を際立たせる
(応用編)
88
場面の要約
感想本体
本を選んだ理由
場
面
追
加
し
正
攻
法
心情
変化
メ
リ
ッ
ト
トリーズの9画面法で読書感想文の骨子を作ろう
・要素②
学ぶこと①
要素①
本から触発された「感
想」と「対象となる本の
場面」を一致させよう
要素③
・Why/What/How
・入力→処理→出力
・状況→気持ち→言動
・自分の感想
・対比構造
・感想の裏に体験/
自分ならどうする?
学ぶこと② 学ぶこと③
・サビ=心情変化
・文章要約6画面
・中学受験の問題文
(過去問)
学
ぶ
こ
と
具
体
的
手
段
本
日
の
内
容
ワンポイント自己紹介
と場面メモ
気持ちのWhyとHowを
意識すると自分が紹
介したいものが伝わり
やすくなる
感想3画面と
書感6画面
読書感想9画面
必要なあらすじを補充
し1200字にするため
のメモが残せる
と、裏ワザ
応用編
• 2つの場面を対比することで
「心情変化」を際立たせる
• (中学受験向け)論説文の要約
6画面
91
ギャップが物語になる(記憶に残る)
• 慶応に現役合格
• 最難関中学(桜蔭)を目指す
96
東大の非常勤講師
メーカーの一社員(エンジニア)
なのに
Amazon
で1位
(発明・特許)
(前場面) (場面) (感想)
(
環
境・
前
提・
背
景)
上
位
シ
ス
テ
ム
(
人
物
の
気
持
ち)
シ
ス
テ
ム
(
具
体
的
要
素
)
下
位
シ
ス
テ
ム
心情変化6画面(物語文: 浦島太郎)
▼具体的言動・比喩
▲↓の背景
●気持ち1
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
◎気持ち2
大勢に囲まれ
楽しい
(言外の)気持ちのくみ取り
浦島太郎は心
細くなった。
・(開けることを禁じら
れていた)玉手箱を
開けてしまうほど
・場所は同じなのに、自
宅も村も無い
・見覚えのある人が居な
い
ギャップ
単に「心細くなった」
よりもギャップで心
情が伝わりやすい
・竜宮城の美しさ
・乙姫様のごちそう
・タイやヒラメの舞い踊り
・月日のたつのも夢
の中
国語の設問
易:答えの文章が問題文に
そのまま書いてある
難:答えの推測が必要
(前場面) (場面) (感想)
(
環
境・
前
提・
背
景)
上
位
シ
ス
テ
ム
(
人
物
の
気
持
ち)
シ
ス
テ
ム
(
具
体
的
要
素
)
下
位
シ
ス
テ
ム
心情変化6画面(物語文: トロッコ : 正攻法)
▼具体的言動・比喩
▲↓の背景
●気持ち1
▽How(どうした)?
△Why(なぜ)?
◎気持ち2
・「もう帰ってくれれば好い」
・駄菓子くれた際に冷淡に「有
難う」
・一人でもトロッコを押してみ
るそぶり
・土工は優しい人だ
・そろそろ「帰る」と
言ってくれないかな…
・トロッコは押したら来た山
に戻るもの
・遠くに来すぎた
・そろそろ暗くなってきた
・取ってつけたようなおじぎ
・菓子包みを放り出す
・板草履を脱ぎ捨てる
:
・一瞬呆気にとられた
・泣いている場合ではなく
自力で帰らなければ
・命さえ助かれば・・・
・土工は泊まり先があり
今日帰らないことが判明
・経験の3~4倍距離を
独力で帰る必要
・あたりは暗くなる一方
この6マスを
800字で要約する
長すぎたら
右場面優先
気持ちとWhy優先
「呆気にとられた」
理由は「戻るもの」
だと思っていたから
要約を水増しではなく増やす「対比」
• 前半部は800字あっても可(某塾国語教師)
• 気持ちを対比することで際立たせる(ギャップ)
– 気持ち(心情)変化は楽曲でいう「サビ」のようなもの
• 実は、国語の問題(物語文)には
必ず1つ以上の心情変化があり、
その読解の成否が設問の核
111
上級編
• 2つの場面を対比することで
「心情変化」を際立たせる
• (中学受験向け)論説文の要約
6画面
112
▲背景 △背景
●定説 ◎主張
▼要素 ▽要素
国語が苦手 → 得意に
小学生~高校2年生
• 国語のテストとは
「問題文を読んで、登場人物が
どのような気持ちであると、あな
たはどう思うか?」
を答える想像力の教科
高校3年生~現在
• 国語のテストとは
「問題文を読んで普通に考えると、
登場人物がどのような気持ちで
あると読み取れるか?」
を答えるクイズ的な教科
113
答えが問題文に載って
いるわけない。
それじゃ全員100点だ
解き方が分かると答えが
問題文に書いてある!
過去(定説) 現在(主張) 未来(感想)
(
環
境・
前
提・
背
景)
上
位
シ
ス
テ
ム
(
主
張
)
シ
ス
テ
ム
(
具
体
的
要
素
)
下
位
シ
ス
テ
ム
読書感想9画面(論説文・説明文)
▼具体的要素・比喩
▲背景・(読者の)前提
●定説・通説
▽具体的要素・比喩
△背景変化・(著者の)前提
◎筆者の主張
③なぜ②が普通と捉えられ
ているか、その前提を見つけ
る(ただし、あまりにも常識的
で文中にない場合は補足し
て書く)
②①と対比される定説・通
説、ないし読者が「普通なら
そう考える」こととして述べ
られている意見を探す。
(大抵先頭にある)
①最初にこれを見つけ
る(大抵、文章の先頭か
末尾にある)
④筆者が主張する背景や、
主張の前提を見つける。前
提に変化のない場合、▲と
同じ場合もある。
⑥ ●を説明している要素
や、分かりやすくしている比
喩を挙げておく。特に⑤と
の対比を意識
⑤◎を説明している要素や、
分かりやすくしている比喩
を挙げておく
文章要約6画面で要約する
長い文章を要約するスキルとい
うものは、知識を習得するにあ
たっても、またそれを他者に伝達
するにあたっても非常に有効な
方法です。
しかし、私の知る限り、文章の要
約を単に「対比」して説明するも
や、「背景-主張-根拠」の3層
に分ける。ここまではありますが、
なぜかその両者を組み合わせて
2x3=6つのマスに「文章を構造
化して」学ぶ方法にお目にか
かったことがありません。
ここでは論説文として寺田寅彦
の「科学者とあたま」を題材に、6
画面を用いて要約していきます。
例えば、下記のように文章から
▲●▼△◎▽の6要素を見つけ
ては印をつけていきます。
(前略) ●「科学者になるには『あたま』がよくなくて
はいけない」これは普通世人の口にする一つの命題
である。これはある意味ではほんとうだと思われる。
しかし、一方でまた◎「科学者はあたまが悪くなくて
はいけない」という命題も、ある意味ではやはりほん
とうである。そうしてこの後のほうの命題は、それを
指摘し解説する人が比較的に少数である。
▲論理の連鎖のただ一つの輪をも取り失わないよう
に、また混乱の中に部分と全体との関係を見失わな
いようにするためには、正確でかつ緻密な頭脳を要
する。紛糾した可能性の岐路に立ったときに、取るべ
き道を誤らないためには前途を見透す内察と直観の
力を持たなければならない。すなわちこの意味では
たしかに●科学者は「あたま」がよくなくてはならない
のである。(中略)
いわゆる頭のいい人は、言わば▼足の早い旅人の
ようなものである。人より先に人のまだ行かない所へ
行き着くこともできる代わりに、途中の道ばたあるい
はちょっとしたわき道にある肝心なものを見落とす恐
れがある。 ▽頭の悪い人足ののろい人がずっとあと
からおくれて来てわけもなくそのだいじな宝物を拾っ
て行く場合がある。
▼頭のいい人は、言わば富士のすそ野まで来て、そ
こから頂上をながめただけで、それで富士の全体を
のみ込んで東京へ引き返すという心配がある。 ▽富
士はやはり登ってみなければわからない。
頭のよい人は、あまりに▼多く頭の力を過信する恐
れがある。その結果として、自然がわれわれに表示
する現象が自分の頭で考えたことと一致しない場合
に、 ▼ 「自然のほうが間違っている」かのように考え
る恐れがある。まさかそれほどでなくても、そういった
ような傾向になる恐れがある。これでは自然科学は
自然の科学でなくなる。(略)
頭の悪い人は、頭のいい人が考えて、はじめからだ
めにきまっているような試みを、一生懸命につづけて
いる。やっと、それがだめとわかるころには、しかした
いてい何かしらだめでない他のものの糸口を取り上
げている。そうしてそれは、そのはじめからだめな試
みをあえてしなかった人には決して手に触れる機会
のないような糸口である場合も少なくない。自然は書
卓の前で手をつかねて空中に絵を描いている人から
は逃げ出して、自然のまん中へ赤裸で飛び込んで来
る人にのみその神秘の扉を開いて見せるからである。
頭のいい人には恋ができない。恋は盲目である。科
学者になるには自然を恋人としなければならない。
自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるもの
である。
以上で埋まった6マスが計320字ですので、これらの
箇条書きを適度に文章にすれば400字になります。
また、200字の場合には、中段の内容が最優先。次
に上段の内容を盛り込み、下段の内容を取捨選択し
て作っていきます。
119
文章要約6画面で要約する
以上から、「科学者とあたま」を400
字に要約してみたものが以下です。
◎科学者には頭のよさと悪さが双
方必要だ。 ▲論理の連鎖に欠落
が無く、部分と全体の関係が把握
でき、紛糾した岐路で誤らないため
には、 ●正確で緻密、前途を見通
す内察と直観の力という「頭の良
さ」が大事だ。しかし、その反面、
▼前途の難関が見渡すことができ、
あまりに多く頭の力を過信する恐
れがあること、そして「人間は過誤
の動物である」ことを忘却しがちで
ある。そのため、研究しないか、し
ても公表せず、無為に終わる。
一方、 △科学の歴史は迂愚者の
錯覚と失策の歴史であり、誤りは
上書きされ真実が残る。そのような
中では批評よりも行為が大事。 ◎
あたまの悪い科学者は、 ▽先を見
通せないことが幸いし、楽観的で
存外難関も切り抜け、失敗しても、
考えてもなかった自然の秘密への
糸口を見つける。そして大胆な理
論を公にし百の過ちに1,2の真で
貢献する。
◎最後に、科学は強力だが人間の
知恵の全てではない。そのことも念
頭に置いておくべきである。
(393字)
また、200字の場合には、まず、中
段の内容が最優先。それに最低限
必要な上段の内容を盛り込み、余
裕があれば下段の内容も取捨選
択して作っていきます。そして全般
的に定説である左列(▲●▼)より
も主張にかかわる中列(△◎▽)を
優先して残します。
●▲科学者には論理的、正確で緻
密、前途を見通す「頭の良さ」が必
要だ。しかし、その頭の良さが ▼
難関の予見や過信から研究の中
断や非公表を招くこともある。
一方、 △科学の歴史では誤りは上
書きされ真実だけが残るので批評
よりも行為が大事。 ◎あたまの悪
い科学者は ▽地道な研究の継続
から、従来にない自然の秘密の糸
口を見つけ貢献する。
◎以上、科学者には頭のよさと悪
さが双方必要だが、科学は人間の
知恵の全てではないことも肝要で
ある。(199字)
120
過去(定説) 現在(主張) 未来(感想)
(
環
境・
前
提・
背
景)
上
位
シ
ス
テ
ム
(
主
張
)
シ
ス
テ
ム
(
具
体
的
要
素
)
下
位
シ
ス
テ
ム
読書感想9画面(論説文・説明文)
⑦自分の感想
⑧感想の前提
⑨行動変容(宣言)
・中学に入り自分は頭が悪
いと思った
・でもそのことで勉学以外の
新しい世界のことを知れた
・大学で「委員会室」に常駐
することだけで変化あり
・自分もそうありたい
・同僚や後輩たちにもそうで
あってほしいと思った
・実はデザイン思考と共通
のことを言っている?
・この文章を同僚・後輩たち
に配る
・複数の観点から考えた時
の直感が、先人から見て愚
かに見えそうでも恐れない
・内なる声を大事にする
▼具体的要素・比喩
▲背景・(読者の)前提
●定説・通説
▽具体的要素・比喩
△背景変化・(著者の)前提
◎筆者の主張
科学者には
・論理の連鎖に欠落なし
・部分と全体の関係把握
・紛糾した岐路で誤らない
ことが必要
・科学者はあたまがよくな
ければならない。(正確で
緻密、前途を見通す内察と
直観の力)
・科学は正しい
・科学者はあたまがよいと
同時に、あたまが悪くもな
いとならない(愚直、行動)。
・科学は人間の知恵の全て
ではない
・科学の世界では誤りは
上書きされ真実が残る
・批評より行為が重要
・科学の歴史は迂愚者の
錯覚と失策の歴史
・あらゆる道筋の前途の難
関が見渡される
・あまりに多く頭の力を過信
する恐れ
・「人間は過誤の動物であ
る」ことを忘却し公表せず
・楽観的で存外難関も切り
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・考えてもなかった自然の
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