20161014デジタルペンを使った災害診療記録システム
Editor's Notes
- 電子ペンを用いた災害標準診療記録の実運用のレポートです。
- COI開示です。
- 電子ペンを用いた災害カルテを用いることで、改善できる問題点を提示しています。
- 災害時のステージごとに使える災害診療記録をコンセプトとして提示。
電源を失った状態。やはり紙カルテしか使えそうにない。
- 電源は確保できれば、ローカルで使える電子カルテは成立する。
デジタルペンも、もちろん使える。
- インターネットが開通すれば、医療情報を共有できる。
- 災害収束後も、クラウド型電子カルテを参照できる。
- 電子ペンの仕組みについての解説。
専用用紙を使用する。
専用用紙は、格子状のドットで形成されているが、微妙にずれていて、そのズレ具合が用紙のIDとなっている。
電子ペンで文字を書くと、その軌跡をペンのカメラでペンに記憶し、記録用紙の特定部分をチェックすると、Bluethoothで送信される仕組み。
- エマルご研修での電子ペンの使用状況。
- ローカルサーバへの登録状況。
- クラウドサーバーに登録したときの画面とカルテの記載の比較。
- 熊本地震災害時の使用状況。
- 電子ペンシステムのメリット
- J-SPEEDについて
- J-SPEEDのレポーティングフォーム
- J-SPEEDの熊本地震でのレポート例
- 実運用で起こった問題
- 将来展望について